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2009.04.30

第2回わんだほーろぼっとか~にばる・ぷち観戦記【ダッシュ!2000】

 さあ、お時間となりました。いよいよダッシュ2000からの開幕です。ぴしいさんの実況による臨時体勢、まずはいしかわさんの競技説明から入ります。2000の2000はミリです。ミリメートルです。

 競技のルールは、基本的にはいつもの通り。1m先のパイロンを回って戻ってくる、それまでのタイムを競う競争となる競技です。ただし、パイロンが蹴飛ばされるケースが多いため、今回はパイロンの下にもマーキングを施し、上位機体には厳密にコースを取って貰う事になっています。

 まずはガルーと新式オートモの対決からの開幕ですよ。くままさんがインタビューされています。
 
No.1 ガルー (くまま)
No.2 automo 05(Go-Wan) (holypong)

 まずはいきなり、パイロンを蹴り倒しながら高速で回ってきたガルー。戻ってきたオートモを弾き飛ばすような動き、ゴールはほぼ相前後。パイロンどころか、オートモまで蹴飛ばされてのゴールとなりました。

No.3 ストライカー (ひろき)
No.4 で・か~る (道楽、)

 軽量級ストライカーと、毎度おなじみで・かーるの対決です。で・かーる、何かしてくれるんでしょうか。とても楽しみにしたいと思います。横向きに構えるで・かーる、正面からダッシュしたストライカー、そしてそのコースに突っ込んでいってしまうでかーる、ストライカーは横に大きく回ってゴールしますが、で・かーる転倒してロープに引っかかってしまう。神の手入ってなんとか復帰そしてゴール、ストライカーの勝利となりました。

No.7 まりん (かつ)
No.8 マヌイ (カイン技師)

 一組飛ばして、ここはビジュアル対決。まりんとマヌイの勝負です。熊モード全開のまりんと巫女モード臨界のマヌイ。横構えのまりんに対し、正面のマヌイ。軽量に走ったまりん、コースを修正してパイロンを回る。ちょっとおしりが引っかかりましたが軽快にゴール。一方のマヌイは立ち止まって慎重にコースを修正しますが、コーンに袴がひっかかってしまいます。方向転換しつつ進むマヌイ、倒れてしまう。神の手が貼って起き上がり、ここでゴール。まりんの勝利となります。

No.9 ガシャペリオンMk-II (SLAN(すらん))
No.10 NOVAGON (KENTA)

 続いてはガシャペリオンとザウラー、もといノバゴンの対決。「いつもいろいろあるので今日は無事にやりたい」とSLANさんのコメント。
 横歩きで突っ込んだガシャペリオン、大きく回って反転し、戻るところで転倒してしまう。孤を描きながら走ったノバゴンが危なげなくゴール、転倒が絡んだガシャペリオン惜しくも遅れてゴールとなりました。

No.11 ローリング・ピラニ (法政大学電気研究会)
No.12 サイコログレート (東京理科大学Ⅰ部無線研究部)

 続いて登場はROBO-ONEに登場予定のサイコログレ…… いや、普通にサイコロ1号に見えますが、どうパワーアップしているんでしょう(あとで確認したら、グレートは完成しなかったためサイコロ1号だったそうです)。赤いマッシブなピラニと並び立ちます。
 スピンして曲がっていってしまうピラニ、一方のサイコロ1号は小刻みな歩きでくるっと回りすぎてしまう。まっすぐ回れない感じでスピンしながら進むも、なんとか先にサイコログレートがゴール。ピラニが遅れながらゴールしました。

No.13 竜鬼Ⅱ(リュウキツー) (コイズミ)
No.14 BLACK TIGER NEO (IKETOMU)

 さてさて中盤戦、次なる対決は、光りまくる竜鬼Ⅱと隻眼輝くブラックタイガーの対決となります。竜鬼Ⅱが自分で喋って自己紹介。観客席から拍手が飛びます。今日は自律ができないので、ブラックタイガーは自律を封印しての手動勝負となります。
 先に出たのは、いやほぼ同時。ブラックタイガーがパイロンを回るのは早かったが、姿勢が崩れた瞬間に竜鬼Ⅱが追い抜いて先に出た。追いすがったブラックタイガー、しかし動き出した瞬間には竜鬼Ⅱはゴールラインに。竜鬼Ⅱが安定性で勝利を得ました。

No.15 メリッサ・ヘカトンケイレス (クラフトマン)
No.16 鏑(かぶら) (mota(もた))

 さて、次なるはメリッサモデル対決と言う面白いカード。メリッサ・ヘカトンと鏑の勝負です。ヘカトンはチューンされていないメリッサ、一方の鏑はセッティングでパワーを重視してくみ上げたモデル、ということみたいですどうも。徒競走にパワー関係ないですよね、とか言われてますが、スタート。鏑がもたついているあいだに、あっと言う間にヘカトンが先に出た。あっと言う間にコーンの周りをスピンしてゴール、一方の鏑は行動の安定性に難があるのか、やや迷走しながらコーンの周りを回りゴール。操作慣れの差が出たものか、メリッサ・ヘカトンの勝利となります。

No.17 虎華(こはな) (軍曹さ~ん)
No.18 メカボンBRX (平野 康博)

 続いては、これはまた変わった機体が登場してきました。車椅子に乗ったと言う姿とロボット、虎華の登場。これはわんだほーぷち特殊ルールで、二足じゃないものや二足とは言い難いものが登場してもOKです。車輪で突っ込む気まんまんと見える虎華、Uターンできないそうですがどうなるんでしょう。大きな頭にアルカイックな笑みのメカボンBRXが挑みます。
 虎華がモーションを繰り出す。腕で車輪を押して、車椅子ががりがり進みます。が、車椅子を降りた。自分で歩いて行くようです。なくてもいいのか。
 そしてスタート、早いスピードで突っ込んだ虎華、勢い良く回りすぎてコーンを吹き飛ばし、前向きに転倒。これも勢い余って後ろ転倒しますが、さらに起き上がってわしわっしとゴールを目指す。メカボンBは慎重な脚捌きで小刻みに前進、途中で姿勢の揺れを戻しつつゆっくりゆっくり前進していきます。最後は爪先がラインに入ってゴール、予想外の歩行性能を見せた虎華の勝利となります。

No.19 GAT(ガット) (クボ)
No.20 ダイガック (アキツカ)

 続いてはちょっと混乱がありましたが、ガットとダイガックが登場。中部関西を荒らし回るダイガックに、むやみと大きいガットの対決です。まずは大きな歩幅で先に出たのがガット、勢い良く進みますが勢いが出過ぎて向こう側から落ちそうになる、ダイガックはジャンプ旋回をしながらコーナーを目指す。その間にガットは後ろに戻る格好でゴール、余裕で手を振っていますが背中のフタ的なものが開いたままだ。その間にダイガックもゴールに戻り、このカードはガットの勝利となります。

No.21 シグマ (しまけん)
No.22 サアガ (イガア)

 さあ、これはちょっと注目のカード。韋駄天サアガと対決するのは、もはや二足とかそういうカテゴリから自由になってしまったロボット。六足メカ・シグマの対決です。どの方向にも進めるのが強みのシグマに対し、決勝で投げ技を見せてほしい、とサアガ。さあ、こりゃきっと、あっと言う間に両者完走のタイプですよ。
 すごい勢いでコーンを回ったサアガ、コーンを綺麗に吹っ飛ばして戻ってきたサアガ、回っていないと言う判定を受けていったんサアガがコーナーまで戻る、コーナーまで戻ったのに、普通に回ってきたシグマとほぼ横に並んだ、距離を自分で伸ばしたサアガとシグマが互角の勝負、しかしゴールはぎりぎりシグマの脚が勝った、この勝負シグマの勝利となります。

No.23 MAN01 (酉旦那)
No.24 たかろぼ (原毅)

 派手な、というかエイリアン的な外見のMAN01に対し、脚が非常に長くなったたかろぼの勝負。しかし脚の付け根の角度がちょっと変わった瞬間に前に倒れてしまう。大丈夫でしょうか。
 非常に平べったい、大きな膝下が特徴のたかろぼ、それに対しMAN01は走るモーションしか入っていないとのこと。
 まずは先に出たのがMNA01、たかろぼその場で脚を上げますが滑ってダウンしてしまう。MAN01、スラローム的な走行を行います。やや迷走しますが素早いうごきでゴール、一方のたまろぼがダウンを繰り返します、がーん、と言う激しい音が響いて倒れるたび、とうとう頭がもげてしまいます。審判の判断でターンと見なされたたかろぼ、最後はダウンした頭がゴールラインを、と言うかリングの端をも超えて、ゴールとなりました。たかろぼから飛び散った部品の捜索が行われています。

No.25 Battistrada Ⅲ(ばてぃすとらーだ てるつぉ) (あっきー)
No.26 小雪 (シムカ)

 続いての対決はダイリストラーダと小雪、ダイリストラーダが微妙にロープにかんでしまっているあいだに、小雪が危なげなくコーンを回ってゴール、先に到達します。一方のダイリストラーダは小刻みに安定性を取り戻し、コーンを回って今度はやや逸れ、ゴールで待機する小雪の足下あたりを通過。ゴールラインに到着しました。

No.27 おふじゃんびぃZ (B作)
No.28 オサル1号 (オサル)

 名札の印刷が間違っていたことが判ってちょっと混乱がありましたが、なんとか気を取り直して再開です。すいませんすいません。続いては、背中になにやら剣的なものを追加装備してきたおふじゃんびぃZと、今度は最年少11歳の機体、オサル1号の対決。二足ではなく車輪タイプの有線操縦機体です。なんとタミヤのキットで自作した機体とのこと。抜刀モーションを繰り出して気合い十分のZとの対決です。
 踏み出したおふじゃんびぃ、倒れてしまう。刀を持ったまま起き上がりは地味にすごいことの気がします。一方のオサル1号、これは8足くらいでしょうか、危なげのない歩行で綺麗にゴール。オサル1号、勝利を収めます。

No.29 マノイオー (アニメイダー)
No.30 Cavalier(キャバリア)(仮) (えまのん)

 続いては、エントリーチャート上では最後の対決。マノイオーとキャバリアの対決です! お子さんがもうマノイオーを見る見る。キャバリアの凶暴な大きさにも注目が集まります。マノイオーはメイド号からまたマノイオーに戻ってきております。外装を外して軽くした、と言うアニメイダーさん。一方のキャバリアはサイズは大きいけれども3kg以下級ではいまだ無敗、と言うロボットの対決となります。
 まずは大股に先に出たキャバリア、大きく回って後ろ向きにコーンを周り、横歩きから回って正面向きににゴールを果たします。一方のマノイオーもなかなかの安定性を発揮、これも従来のマノイオーとしては考えられない安定性で、綺麗にゴールを果たしました。

No.5 ファントム (ブラック)
No.6 Kinopy(キノピイ) (小田 利延)

 さあ続いては、遅れて登場したので順番を一部入れ替え、ファントムとキノピーの対決です。これがだダッシュ2000、最後の対決のカードとなります。特徴がない、と言われているファントムと、おなじみ自己紹介から入るキノピーの対決です。
まず飛び出したのはファントム、しかしロープ際で転倒してしまう。起き上がりに手間取っている隙に、ちょっと足首がおかしい感じを受けはするものの、キノピーが危なげなく回ってゴール。立ち直ったファントムも追いすがりますが、ゴールはキノピーが先に到達。ファントム惜しくも敗れ、これでキノピーの勝利となりました。

 さて、これでダッシュ2000は終了。つづいては15分休憩のあと、ボトルトラクションが行われます。

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