第十五回ROBO-ONE観戦記【準々決勝】
さあ、いよいよ出そろいましたベスト8、準々決勝の開始となります。
この三回戦目からは総合格闘技ルール。打撃・投げ、両方が認められると言う通常ルールの試合となります。
ここで審査員から発表。Bi-Maはなんと、ここまでノーダウンで勝ち進んでいるとのこと。どこまで上り詰めてゆくのか、注目してみたいと思います。
準々決勝第1試合
キングカイザー (マルファミリー) vs rsv3 (チームさくさく)
先陣を切って登場はキングカイザー。対するはrsv3との対決。年少パイロット同士の勝負となりますが、これはいっかな勝負となるでしょうか。
まずいきなり旋回したカイザー、横向きに接近してrsvに仕掛ける。、rsvが腕を引っかけますが、これはrsvがダウンを奪った格好、捨て身技の投げと言う形になります、今度はキングカイザーが掴んで投げ捨て、しかしこれも捨て身技。つごう星を分け、1-1となります。
投げで絡めて1-1、今度は打撃を繰り出すキングカイザー、間合い遠いところから引っかけていこうとするrsv3、一方のキングカイザーも慎重な攻め、腕を伸ばしての攻撃、しかしrsvには当たるものの倒してはいけない。引っかかって自分が倒れてしまう。下がったカイザー、しゃがんだところをrsvにめくり倒され、キングカイザーが2ダウンを奪われる、今度はキングカイザー、同じ攻撃を再び同じパターンで食らうが踏みとどまる、復帰したところにrsv、なにか腕先から部品が飛ぶが踏みとどまった、リングアウトの危機から復帰したキングカイザー、rsvからダウンを奪い返す、これで2-2。キングカイザーの伸ばした腕がrsvのフックに絡まった、今度はその腕をrsv3絡め取って倒す、長い腕を生かしてカウンターを生かし、3-2でrsv、キングカイザーを沈めて準決勝へと進みます!
なんとマルファミリーの皆さん、表彰台に進めなかったのはこれまでで初とのこと。キングカイザー自身の力をうまくいなしたrsv3、見事な勝利を収めました。
準々決勝第2試合
Bi-Ma (ROBIT) vs ガルー (kumama)
さあ、ここまで無傷で勝ち進んできたビーマー。対決するのは激戦を制して勝ち登ってきたガルー。この対決となります。始め、まずは両者横を向いて接近、長い腕のパンチをぶつけ合う。ビーマーの攻撃を凌ぐガルー、投げを打つ、ビーマーは圧力をかけてガルーをリングサイドに押し込んでいく、さらに正面からダウンを奪う。1-0、復帰したガルー、しかし爪の先で引っかけて倒し、これで1-1、ビーマーの必殺の投げをしかしガルー躱す、背中側に構えたガルー、今度は綺麗に投げた、がしかし歩いていないと言うことで、これは有効にならず。
1-1のまま試合続行、ロボット同士を分けて再開。再び横での睨み合い、ガルーの間合いを躱すビーマー、しかし交錯で位置の入れ替わった処からビーマーの攻撃、ガルーを追う、追い込まれた、バランスを崩し駆けるが踏み留まる。ガルーの投げを躱してビーマーも投げるがこれは回避、さらに今度はビーマーの攻撃を回避し、ガルーが打ち返す。両腕を伸ばしての攻撃が両者クロスカウンター気味にぶつかった、ビーマーの腕を投げに掴むようにしますが、最後は横に交わしかけたガルーの胸を、ビーマーが伸びきった腕先ぎりぎりに捉えた、ゆっ、くりと後ろに倒れ込むようにして、ガルーが後ろに崩れ落ちる! 高い練度と多彩な技を繰り出す、同タイプの機体同士の対決、ビーマーがガルーを3-2で下し準決勝に進みました。
準々決勝第3試合
サアガ (イガア) vs Stormwaves Light (Robotfactory)
投げのエキスパート、サアガの登場。ストームウェーブとの対決となります。リーチの差ではサアガがかなり不利ですが、この試合は果たして、打撃メインで行くか、投げメインで行くんでしょうか。まずは横に構えたストームウェーブ、サアガは投げの構え、ストームウェーブは小さく体を畳んで回避、しかしこれは捨て身扱いと言うことで、一回限定となりつつもサアガがダウンを奪います。
背後を狙いに行くサアガ、しかし、こちんと言う音と共に、ストームウェーブのパンチがサアガの頭にぴったりヒット、これでサアガがダウン。1-1、同じ角度での攻撃をストームウェーブが連続で放ちますが、サアガはしゃがんでこれを回避していく。しゃがみ回避で隙をうかがうサアガ、ストームウェーブは三点攻撃を繰り出し続けます。これはどうした、ちょっとバランスが悪くなったか、ストームウェーブ倒れしてしまう、サアガが後ろから回転して隙をうかがうも、これは読まれたか。一回、二回と、流し打ちの打撃を当てられて連続で崩れ、3-1でストームウェーブの勝利となりました。
「投げ技を最初に使っちゃたので、あとでやることがなかったので。妥当というところでした」とイガアさんでした。
準々決勝第4試合
automo 5 (holypong) vs クロムキッド (kupapa)
さあ準決勝最後の試合、オートモとクロムキッドとの対決で締めくくりです。
まずはいきなりの突きから突っ込むオートモ、両者攻撃を放ちながら位置を入れ替える、今回は打撃技中心の構えで両者望むのか、しかし隙を見れば投げを出すのがクロムキッドだ。位置を取り、ゆっくりと打ち合い。オートモ倒れてしまう、大丈夫なのか、しゃがんでクロムの攻撃を躱した、オートモ、位置を取りつつ横っ飛びに突っ込んでの突き、これはリングサイドに飛んでいってしまう。オートモしゃがんで横っ飛びの攻撃を躱す、これはどうした、危ない、腕が絡んでしまったのか。何かがからんだ、クロムキッドが起き上がれない。ここでタイムを申告し1ダウン。1-0、オートモ優勢。横っ飛びに突っ込んだオートモの攻撃にクロムが投げを打ちますがが、姿勢を落としたオートモの攻撃にかわされる。両者打撃と投げを打ち合う攻勢、オートモの攻撃もあと一歩というところまで行ってますが、あっとしゃがみが続いたと言う事でオートモにイエローカード。リング脇に行ったオートモに、クロムキッドが仕掛ける、パンチの打ち合い、しかし打点がうまく当たっていかない。リング中央に戦場は戻る、残り30秒。押したオートモ、クロムキッドに連続で攻撃を打ち込みリングの外へと落とす、これで2ダウン。残り10秒を切ったところで投げを打ったオートモ、しかしこれは決まらず。復帰したところで試合終了。2-1でオートモの勝利となりました。
さて、これでベスト4が決定。
続いては協賛企業PRのあと、準決勝となります。
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