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2009.11.29

2009国際ロボット展スペシャルステージ観戦記【SHRB決勝・GP決勝・RGCタイトルマッチ】

 さて、ええと、なんでしたっけ。僕なんでここにいるんでしたっけ。
 そうそう、なにごともなかったかのように決勝戦ですよ。まずはSHRBからです。

Automo 06(HOLYPONG) vs MS-06 ザクII(くまま)

 さあ、最後の舞台は最初の勝負、ザクとガンダムと言う永遠不滅の対決、いまここにふたたび。
 再び第一話の完全再現のデモから開始のオートモ、ビームサーベルをつけるところまででデモはいったん修了。このあとザクを見事に倒しますよ、と云う意思表示ですね。
 さあ試合開始です。モノアイを正面に向けたザクに対し、サーベルを振り下ろしたオートモ、サーベルを構えてて逆に突きだした、そしてサーベルを手から離し、ここから本当に試合開始です。
 オートモ腕を伸ばして引っかけた、これは倒しきれなかった、ザクも伸ばしたホークに引っかかりかけますがこれは当たらない、がちん、ぼごん、と、金属と樹脂の外装に攻撃が当たるたび、すごい音が響きます。
 リング脇を歩いて移動していくオートモ、ザクは中央に構えてホークを振り回していく、腕を伸ばして攻撃した、めくりあげた一撃、しかし凌ぎ続けていたオートモですが、リング脇で一撃を浴びてリングから転落、ツノが取れてしまう。
 再開しかかりますが、ちょっと若干調子がおかくなってしまったか、ザクは中央でモノアイを動かして様子をみています。オートモ、ツノも戻した、試合再開、真横から詰めたザク、しかし足首がへたったガンダムがまた倒れてしまう、脚がどこかやられたか、時間が止まりました、何かトラブルか。おかしい感じだ。あ、いけない、バツ印が出ました。
 申告によりリタイア、TKOで勝者はザクIIとなりました。

「初めてザクがガンダムに勝ちました!」とくままさん。「第一話を完全再現できませんでした」とHOLYPONGさんでした。後で伺ったところでは、足のサーボが枠から外れてしまった、云うなれば関節が外れちゃったような状態になってしまい、立ち上がれなくなった、とのことでした。

 これにて第二回サンライズヒーローロボットバトルは終了。優勝はくままさんのザクIIでした。
「必ず次回はやります」と井上さん。「第一回はジム、第2回はザクが優勝しちゃったので、主役機が優勝するまでやりたい」とのこと。来年の夏頃くらいでしょうかね。

 さあ、次はGPの決勝戦です。

真グレートキングカイザー vs モンスター

 メタリックファイターを下し、決勝に進んだモンスターに対して登場するのは、復位せる鉄壁の皇帝、真グレートキングカイザー。デカい、強い、なのに細かい、と全方位揃った気配のある強豪新鋭です。
 両者やや横向きに構えての接近、モンスターが牽制しつつ近付く、カイザーの攻撃に自分の腕を重ねて弾き返した、いい勝負な感じだ。
 モンスターがしゃがんだ、攻撃を凌ぐ。モンスターの伸ばした腕が、カイザーの立ち上がりにバランスを崩しかかる、リング脇に追い込んでいったカイザー、モンスターはリング脇に追い込まれて逃げ切れない。
 カイザー、背後方向へのパンチなど、意外な攻撃で徐々に追い詰めていく、リングアウトぎりぎりの位置から戻してきましたが、相変わらずリング脇、危ない、モンスターが危険だ。ひょいひょい逃げた、逃げすぎて落ちそうになった。カイザー、あっとパンチで弾いた、モンスターがリングアウトして落下した、これで1-0。
 かなりの距離を飛んで床に落ちたモンスターでしたが、これは抱えられてひょいと復帰。さほどのダメージはなかったんでしょうか。パンチ一発、反撃されてバランスを崩し賭けるが、二発、三発と連打に耐えるモンスター。押されてバランスは崩しかけますが、倒れるまでには至らない、カイザーは相手を滑らせ押していく構え、モンスター背後に回りかけたところを叩かれて沈んだ、これで2-0。
 モンスターもよく動いているが、カイザーを振り切るには至らない、横にまた詰めていくカイザー、押されたモンスターが戻す、背後を通りかけたところに投げを出しかけるカイザー、これは外れた。カイザー、スリップ、初スリップだ。モンスターが離れたところで起き上がりにかかる、脚のカバーが取れてしまった模様。なるほど、脚のカバーが取れてしまった、挟まれない用にカバーを取れているんですね。
 最後はダウンカウントぎりぎりのところで、カイザーがもう1ダウン重ね駆けますが、これは時間切れで有効とはならず、2-0で時間切れ、グレートキングカイザーの勝利となります。

「つらい夏を過ごしましたが、リングにこの子が復帰できて嬉しい」と丸さんでした。「あとで分解しておく」とは、モンスターのBOSOの皆さんでした。

 さてこれで予定された全試合は終了、半分がた〆になりかけたところで。ここで先程の、GPタイトルマッチが開催なります。
 準備の時間中、ちょっといろいろな人のお話で繋ぎます。「プロレスは非常に面白かった。ROBO-ONE GPはそういう試合をやって欲しいと思っている」とは西村代表。
 そしてたくちゃんさんが舞台に一瞬出かかりましたが、すぐにバックヤードへ。扮装して登場になるそうです。リングはこのまんまだそうですけど、だいたい、これ、どういう対決になるんでしょうか。
 ここで驚きの発表。なんとそのまんまです。人間対ロボットのプロレス対決だそうですよ。

 5分1R。青コーナーより澤宗紀選手の入場。どうなってるんだ。吉川選手がセコンドに、特別解説に金八先生の格好をした人(HEY!たくちゃんさん)が入ります。代表の横の席。なんてすごい絵。
そしてグレートキングカイザーがリングの上に登場。…………………………で、これ。一体どうなっちゃうんですか。
 試合はROBO-ONEルール、3分1Rで行うんだそうです。やや腰が引けた姿勢で握手を求める澤選手に対し、これを拒否する、というか、そもそもできないカイザー。懸念と不安の渦巻く中、ゴングです。

RGC選手権タイトルマッチ

澤宗紀(本人) vs 真グレートキングカイザー(マルファミリー)

 試合開始…… 澤選手はリングの外のステージ、グレートはリングの上で勝負、と云う恰好になるようです。だいたい頭頂高は、これで同じくらいかそれくらいでしょうか。
 リングの外に居る澤選手に、カイザーが詰めていく、このルールはリングアウトとか気にしたら負けですよね、わかります、まずは掴みに散った澤選手、パンチを食らわす、腕が痛いとアピール。続いてローキックを打ち込みます、脚は微妙とのこと。さらにもう一撃強く、と言いかけたところに、松田さんと丸さんの掛け合いが。「制作費が400万くらい」と言われて、澤選手の腰が引けます。目に見えて引けます。
 「ささ、強めに」と言われて「できないよー!」と沢選手。続いては「力比べだ!」と始めたところに、会場の外からなにかが跳んでくる。別のブースで遊んでいた円盤(軽い)です。「授業中だぞ!」と金八先生の恰好の人が注意を飛ばし、それはともかく試合は続行。力比べから、澤選手がエアロープ主張でブレイクと言う事に。詰めるカイザーにパンチの構えで待機、カイザーが腕先を出して張った、澤選手が豪快に倒れた、これで1ダウン。
 1-0で再開、ドロップキックがヒットしてカイザーが後ろに倒れた、これで1ダウン。1-1。澤選手、大きく下がって再びドロップキックの構え、ダッシュして突っ込んでいくがリング上でカイザーが屈んだ、頭上を跳んでいった澤選手、勢い余って向こう側サイド、先川原さん達の居る解説席に思いっきり突っ込んでしまう。戻ってきて再開、腕をゆっくり振り上げたパンチで崩れて2ダウン、これで2-1。
 時間残り1分、カイザーが腕を上げる、がつんと眉間にパンチが入った、結構、なんか、固い感じの音がした。転がった澤選手、さらに勢い余ってステージから転がり落ち、そのへんで見ていた子供達が巻き込まれないようにわーっと逃げる勢いの3ダウン。
 3-1、なんと真グレートキングカイザー、まさかの展開にまさかの結末、人間澤選手を国際ロボット展のコンクリの床に沈めて、ロボットが初の対人戦(但しプロレスルール)勝利を収めました!

「いままでは息子が操縦していましたが、今は私がやってました。プロレスやってみたかった。あとマジでキックされるとは思わなかったので、あとで裏でご相談を」と丸さん。
「請求書とか勘弁してください、400万円って言われたらパンチ打てないですよー!」と澤選手でした。
 最後は金八先生の格好をした人の総評、と言うか歌と、カーテンコールで修了となりました。しまった、うっかり感動した。そしてこの歌がROBO-ONEスペシャルステージの、ひいては国際ロボット展全ての終了の合図となりました。
「気が済みましたー! 大満足です!」 と、松田さん。

 ……ふと気がつけば、回りは秋風五丈原。あれだけいたお客様もどこかに行ってしまい、どこのブースもすでに撤収ムード。解体の係の人がじりじりしながら待っている、と云う風情です。あれー?

 ……俺、国際ロボット展見に行ったら、プロレス見たんだぜ。それも人間とロボットの。
 信じてくれないかも知れないけど、本当なんだ。

 そんな11月最後のロボットイベントでのお話でした。

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