法政大学小金井祭第2回ロボット大会観戦記【Battle 三回戦~決勝】
休憩のあとは第三試合。
今回は参加機体数の関係で、通常とはちょっと違う変形トーナメントとなっています。
そのため、このあとマンボーとギンかじろう戦の勝者がクロムキッドと準決勝を行い、その勝者が決勝に。
ガルー対で・かーる戦の勝者と闘う事になります。
三回戦第1試合
NO.9 マンボー(東京理科大学ロボットクリエーターズ) vs NO.17 ギンかじろう(なべ☆けん)
三回戦はまずマンボーとギンかじろうの対決から。ギンかじろうにスリップルールが適用される事になります。横に構えて、体格差では圧倒的に劣るマンボーを迎え撃つ構え、しかし肩に引っかかったパンチで姿勢を崩してしまい、1スリップ。足下に駆け寄って攻撃を仕掛けるマンボー、しかし上からパンチを振り下ろされ崩れてしまう。
離れたところから近づこうとしたところに横から貰い、これで2ダウン。さらに距離を置いての睨み合いとなりますが。やや離れたあと回り込み駆けたところに、狭い間合いからパンチを一閃。3回続けての打撃の応酬に沈み、マンボーを下してギンかじろうが勝利を治めました。
三回戦第2試合
NO.16 ガルー(くまま) vs NO.6 で・か~る(道楽、)
次の試合はガルーとでかーるの勝負。手数で攻めるガルーと躱すでかーると言う展開になりそうですが。いきなり折れ曲がったでかーる、ガルーが腕を横に伸ばした、屈んだままのでかーるを強引にめくり倒し、しゃがんだ姿勢から一気にひっくり返してダウンを奪う。そのままリングの外まで飛び出していくでかーる、しかしこれは1-1。
再開直後、足下から再び横から強引にめくり上げる一撃、ガルーの攻撃にひっくりかえされる、素一途が外れ抱えたところから復帰、でかーるを待ちかまえるガルー、一方のでかーるはガルーを変形ダッシュで追いかける構え、距離をおいて腕を伸ばすガルー、しかしでかーるはめくりきれない。ガルーの後ろに突っ込むでかーる、これはちょっと気持ちが悪いか。最後はでかーるの胴体と足の間に強引に腕を突っ込み、なんだかんだお構いなしにひっくり返す。ガルーが一気にでかーるを弾き、3-0で勝利を収めました。
準決勝
NO.15 クロムキッド(くぱぱ) vs NO.17 ギンかじろう(なべ☆けん)
続いてはクロムキッドとギンかじろう、強打で勝ち進んだ先取同士の勝負です。横から背中を見せて横切ろうとしたギンかじろう、しかし背中を見せたところにクロムの打撃が見事に入り1ダウン。
再開、距離を置いたところにクロムが斜め上に突き上げる一撃、これで連続でダウンを奪う、最後はコーナーに構えたところにクロムキッド、回り込んで腰のあたりをどん、と押していくような一撃、これで3-0、速度の速さを生かし切った速攻で、クロムキッド一気に勝利を収めました。
決勝
NO.16 ガルー(くまま) vs NO.15 クロムキッド(くぱぱ)
さあ、こうなりました夫婦対決、クロムキッドとガルーの対決がここで行われます
。ややチューニングが違う調整をしている両者ですが、さあ試合開始、まずクロムキッドが突っ込む、ガルーは打点ぎりぎりで躱していく、ガルーの方が間合いがやや短いか、めくろうとする一撃をクロムキッドがのけぞって躱した、背後を取ったクロムキッド、ガルー掴んだ、掴みに行った一撃がクロムの腕を掴んだが、これはノーカウント。絡んだ扱いで分ける。
試合再開、のしのし近づくガルー、今度は投げの構え。しかしクロムキッドを抱えきれない、クロムの伸ばした腕はガルーの胸板の上を微妙に通過していく。クロムキッド、攻撃の間合いから連打、ガルーを押し出そうとしますが押し出しきれない、ガルーは片腕が動かなくなった状態での試合です、投げのめくる攻撃をとっさにしゃがんで躱す、応酬を打ちつけ続けましたがガルーがダウンを奪われた、片腕のせいで起き上がりが心配されましたが、足だけで起き上がった。
1-0、ガルーが真横にダッシュしていくがそこにクロムはもういない、クロムキッド、スリップ。真横にぶつかっていったガルー、クロムはスリップが多くなってきた、動かない腕をクロムと反対側に向けるガルー、頭上から振り下ろしした一撃を凌ぐ、あと30秒。両者、距離を置いて離れての連打。一気にめくり上げるパンチですが決まっていかない、しかし時間ぎりぎりのところでクロムの背中から一撃を入れてリングアウトを奪った、両者1ダウン、1-1のまま時間は終了。延長戦に入ります。
調子の壊れたガルーの腕をくぱぱさんが直しに行きます。会場へのインタビューでは、ちびっこにはクロムキッドのほうが人気のようです。やはりかっこいい頭部の効果が大きいのではないでしょうか。バックヤードにバッテリを取りに行くくぱぱさん。
さあ、延長戦開始です。ここからはサドンデスマッチ。横を向いて構えたクロム、ガルーと長いパンチを打ち合う、旋回して背中を向けたガルー、背中あわせに攻撃を打ち出す構え、クロムキッド離れたあと距離を取り直した、両者位置の取り合いの構え。パンチをしゃがんでガルー凌ぐ、しゃがんで攻撃を繰り出しあう構え、クロムキッドスリップ、直後に離れた処から、駆け抜けざまに伸ばした一撃を背中から貰ったガルー、これにダウンが宣告され、1-0。クロムキッドが延長戦を制し優勝を治めました。
これにてトーナメントは全試合終了。
このあとは30分後、15時10分からタッグマッチの開催となります。
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