法政大学小金井祭第2回ロボット大会観戦記【Tag Match 二回戦~決勝】
さて、休憩後は第二試合から行われます。
いきなりさきほどの決勝戦、夫婦対決のカードから再開となりますよ。さきほどからスピーカーとかリングの上にあった首の説明とかがこっそり行われていました。なんか台座に載ってるぞ。
二回戦第1試合
NO.15 クロムキッド(くぱぱ)
&NO.1 ゼルファー(白風M)
vs
NO.16 ガルー(くまま)
&NO.12 Adel(千葉工業大学文化会総合工学研究会鶴岡)
お互い紐切りで一回戦を勝ち進んだ両者、壮絶な紐切り対決が繰り広げられそうな期待です。ガルーがクロムを押し戻し、両者の間に腕を突っ込む。これはさきほどと同じパターンだが、しかし足首ぎりぎりに紐があるので狙ってはいけない、アデルが倒れ、ガルーが前に出てクロムを突き飛ばす、紐がぐーんと伸びるが、起き上がりで危うくなるもこれは崩れない。クロムキッド、復帰。ガルーの正面に立って睨み合う、アデルが絡まって脱力した、大丈夫でしょうか。再開。クロムキッドが起き上がり、ガルーとアデルの間に割り込む構え、爪にロープを引っかけたが、いったん離れた、アデルは倒れた、なんかネジのようなものが飛んだ。
下がっていった、ガルーが自分でロープを踏んでしまった、これは危険だ。アデルが立ち上がってフォロー、直後にクロムが投げかかる。ガルー、掴んだが投げきれない、さっきからなにか小さな部品が飛んでいます、ガルーがリングサイドぎりぎり、後ろからクロムキッドを倒す、しかしカウントは取りきれない、ロープを絡んで四機が交錯している状況、これは大丈夫なのか、全体的に絡まっている。審判が止めてチェックしますが、ロープはまだ切れていない。
ガルーがロープを足に引っかけて断ち切ろうと言う構え、アデルが動けない、クロムキッド、コーナーぎりぎり、アデルを蹴り出そうとしたところで、クロムキッドがリングアウトしてしまう。ゼルファー、これはなんだどうした。両手を挙げた、お手上げだ、お手上げの構えだ、ガルーが近距離からなぎ倒す、ゼルファーとガルーの一騎打ちの構え、逆転を狙えるか。さっきから倒れていたアデル、ここで正式にリングアウト、ゼルファーとガルーの一騎打ち、紐の位置関係で言うとゼルファー不利、リングの外に出かかりますがセーフ、しかし片足が出てしまった。ここで復帰を行いますが、リングには戻れずにリングアウト。
踏みとどまったゼルファーでしたが力及ばず、ガルーとアデルのチーム、粘りきって勝利を収めました。
二回戦第2試合
NO.5 BLACK TIGER NEO(IKETOMU)
&NO.18 さくら2号(吉田ファミリア)
vs
NO.8 ザウラー(KENTA)
&NO.11 小雪(シムカ)
ピンク&ブラックのブラックタイガーとさくらのチームに、中量級の雄、ザウラーと小雪が挑みます。紐の長さがそれにしても極端に違う。すごく長いザウラー組に、すごく短いブラックタイガー組。ここまで長さが違う対決も珍しいですが、どう作用するでしょうが。
まず全機が突っ込んだ、ザウラーとさくらの対決に小雪が割り込む、小雪を投げ倒すさくら、さらにザウラーを殴り飛ばし、ロープを引っかけて走り回る、両者割り込んでの乱戦から、ザウラーが倒れる、ブラックタイガーを追い詰めるザウラー、一方の小雪もリングサイドの危ないところで…… おっと、交錯している最中にブラックタイガーチームの紐が耐えきれず切れてしまった。
混戦の最中の幕切れとなりましたが、これでザウラー&小雪チームが勝利、決勝へと進出します。
三回戦
NO.10 KSY(東京理科大学ロボットクリエーターズ)
&NO.17 ギンかじろう(なべ☆けん)
vs
NO.16 ガルー(くまま)
&NO.12 Adel(千葉工業大学文化会総合工学研究会鶴岡)
続いてはシードマッチの準決勝。KSYとギンかじろうのチームと、ガルー&アデルの対決です。なにやらドライバーを持ち出してかじろうの調子を見ていますが、大丈夫でしょうか? 調整しきれないままですが、ギンかじろうそのまま挑みます。「起き上がれないくらい大丈夫」とのことですが。子供達からガルーコールが始まっています。
さあ試合開始、いきなり紐を狙っていったガルー、絡まった状況から引き倒したガルー、倒れたギンかじろう、本体から部品がこぼれ落ちた。アデルは何気なく転んでいましたが立ち上がった。ぶつけ合い、ガルーが何気なくKSYを薙ぎ倒し、さらに歩いたところにぶつかってアデルまで薙ぎ倒してしまう。紐に爪を絡めてガルーが引っ張っていく、まとめて引っ張られ、KSYとかじろうが二機まとめて手前に倒される、倒れた拍子に頭が半分もげてしまうKSY。子供たちからガルーコール。吹っ飛んだかじろうがコーナーで倒れた、起き上がれないか、引っ張られたKSYも倒れてしまう、ここでスタンディングダウン、かじろうがリングアウト、最後はものすごい勢いの正面突き、本当に空中を吹っ飛んだKSYは一気にリング外へ。ここで試合終了、ガルーチームが勝利を収めました。
「メンテナンスするつもりが腕を壊してしまった」「やっぱりガルーは強かった……」と、なべ☆けんさんと東京理科大の皆さんでした。
5分間休憩の後、決勝戦となります。
決勝戦
NO.8 ザウラー(KENTA)
&NO.11 小雪(シムカ)
vs
NO.16 ガルー(くまま)
&NO.12 Adel(千葉工業大学文化会総合工学研究会鶴岡)
さあ、タッグマッチもいよいよ決勝戦。驚異的な人気と強さで勝ち進んできたガルーチームと、バランスの良さ(と紐の長さ)生かして勝ち進んできたザウラーチームの対決となります。
両者睨み合いから、ガルーがザウラーを吹き飛ばす、小雪が背後を取りますがこれを物ともしない。小雪、アデルを倒して紐に絡みに行く、ガルーチームのタッグを切ろうと言う構え、ガルー、自分と相手チーム、両方の紐を腕に絡めてしまう。なんとか解けた。
ここでザウラー、横に突きを放って、なんと味方の小雪をリングアウトさせてしまう。紐が伸びきっている、これは危ない。ザウラー、ガルーと正面から睨みあってぶつかりあい、アデルとガルーの間に割り込んで紐を切りにかかる、アデル立ち上がった、しかし半分くらいリングから出かかり…… リング側に倒れ込んだ、これでセーフです。ガルー、そのアデルの上に倒れてのしかかってしまう。立ち上がった、ザウラーの紐が伸びきっているのが危ない、引っかけてガルーが前進する、アデル倒れたまま位置を微調整、コーナーぎりぎりで全機絡まった体勢、ザウラーを薙ぎ倒したガルー、さらに突っ込んでいく倒しに行く、ザウラー、リング脇のガルーの背後に取った、ここでリングアウトさせてしまう。残ったアデルもすでにリングアウト寸前、ここから復帰を図りますが、ここで転がり出てしまう!
単機での厳しい戦いを凌ぎきったザウラーと小雪、強豪ガルーとアデルを沈めて、見事な逆転勝利となりました!
「長い紐を引いたと言う運が重要でした」「長い紐を引いたと言う運もありますが、二人で組んでの行動の制約などが面白い競技でした」とお二人でした。
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