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2009.11.23

ニソコンmini観戦記【ロボマッチ】

 続いては第二試合のロボマッチ。
 4機の機体がひとつのリングに登り、3ダウン選手のカウントランブルマッチを行う格好になります。
 第一試合・第二試合を生き残った上位二機による決勝戦を行い、その勝者が総合優勝となる格好です。

第1試合
サアガ (イガア)・デュミナス (ビスコ)・ファントム (ブラック)・デンダイン (マスクの人)

 4機マッチと言うのも珍しいですが、第一試合からなかなか強烈なカード。デュミナスとファントム、そしてサアガとデンダインとの対決と言うカードです。中央の回転台には回転棒が設置、これが試合を掻き回す存在となります。デンダインはどうやら普通に立っているだけで回転棒の下に滑り込める格好の様子。そこに隠れる戦術を選ぶようですが……。

 さあ試合開始、中央に一斉に寄っていった、まずはファントムとサアガの対決、デュミナスが躱したサアガの後ろに近づいた、デンダインは棒の下に滑り込みましたが、ぎりぎりで引っかからないところ。だがちょっとラインを踏んで姿勢が上がると引っかかってしまうか、倒れてしまう。デュミナスとファントムがデンダインを狙う、ファントムのしゃがんだ脚にデュミナスが転んでしまう、サアガが投げにかかった、しかしこれは効ききらなかった。デュミナス、体で回転棒を止めて、デンダインからダウンを奪う。
 デンダインが中央を離れて動き出した、ファントムの投げをサアガが凌ぎ、逆に投げにかかる。デュミナスがデンダインを追い回す。2対2のカード、デンダインが投げ飛ばされて2ダウン、サアガがファントムを掴んだ、手首がもげたところを頭から投げ落としファントム1ダウン、乱戦模様になってきた。サアガはあくまでファントムを狙う構え、これは崩した、2ダウン。絡まってしまったが分けた、デンダインをリング脇に追い詰めたデュミナス、ファントムがそこに介入する。団子状態の一歩後ろでサアガは投げるか投げないか、むしろどこから投げるか悩んでいるような構え、デュミナスに掴みかかった、これは掴みきれず投げきれないところ、というところで時間修了となりました。

 さて試合の終了後。審判団が集まって競技。ここでダウン数を集計し、ダウン数のより少ない機体が、勝者として決勝に進む格好となります。
 サアガ・デュミナスは0ダウン、ファントムとデンダインが2ダウンとなり、サアガとデュミナスが決勝に進出しました。

第2試合
暁丸 (WAO)・サイコログレート (超二足)・で・か~る (道楽、)・竜鬼II (AZM LAB)

 さて、続いては第二試合。ビジュアル的にカラフルな機体の多い対戦カード。この乱戦模様の中にで・かーるがどんな暴れっぷりを見せつけてくれるか、大変楽しみです。
 さあ、試合開始。いきなりでかーるがリングサイドぎりぎりから突っ込んだ、回転台の下を通過して戻ってきた、当たってしまう。やばい、の声とともに竜鬼Ⅱの正面に突っ込んだ、両機もみあう構え、どちらも投げが打てない、暁丸とグレートは叩き合い、グレートが倒れてダウンを奪われる、突っ込み続けるでかーるを、ばちばち竜鬼Ⅱが叩きますがどりちらも崩し切れない、竜鬼Ⅱ、押し切られて後ろに転んだ、これはダウン認定。
 リングサイドぎりぎりの危険なでかーる、中央に戻った、微妙に曲がったが・うぉーく形態のまま、リングサイドぎりぎりを歩いていくでかーる、背後を取ったでかーる、しかし竜鬼Ⅱは背後に攻撃を仕掛けていく、あっと、押し出しだ、竜鬼Ⅱ、でかーるに押し切られてリングアウト、これで2ダウン。
 一方グレートと暁丸の叩き合いが続いている、でかーるは目玉が取れてしまって、いかさま不気味なことになっている、起き上がりかけたところをべちっと殴り倒した竜鬼Ⅱ。暁丸、ダウンを奪われた。どうやらこれが2ダウン目のようです。
 グレートはどうした、倒れたままガッツポーズ、起き上がった。でかーる、曲がったまま回転台を凌ぎましたが、なにやらばきべきとイヤな音がしている、立ち上がれるのか、足首が異常な方向に曲がっている、バッテリ切れの様子。相手を失った竜鬼Ⅱ、暁丸とサイコログレートの対決に介入した、暁丸、グレートを投げにかかりますが掴みきれない、グレートあおむけに倒れたところで残りテンカウント、これで試合終了。集計に入ります。

 結果は暁丸・竜鬼Ⅱが2ダウン、でかーるが3ダウン。グレートが1ダウン…… あっと、「なんだこれ、なんだこれ」といいながら、道楽、さんが電池を抱えて走っていってしまいました。バッテリトラブルの様子。かなりまずい感じの様子。戻ってきましたが、またすぐに走っていってしまいました。

 とりあえず第三試合はグレートが1ダウンで進出、暁丸と竜鬼Ⅱは同カウントのため、一対一での延長戦を行い、そのサドンデスマッチで決勝進出機体を決める、と言う事になりました。

 さて延長のサドンデスマッチ。この広いリングで一対一だと、だいーぶ広い感じです。
 まずは両者、中央に寄っていく。回転棒を躱して、1/4のリング上に両者が乗った。真横を向けた竜鬼Ⅱ、暁丸に攻撃正面を向けた、レンジに入った瞬間に竜鬼Ⅱの腕が伸びる、鞭の一撃で暁丸が軽く崩れてダウン、サドンデスマッチのため、これで延長戦修了。竜鬼Ⅱが決勝戦に進みました。

第3試合
サアガ (イガア)・デュミナス (ビスコ)・サイコログレート (超二足)・竜鬼II (AZM LAB)

 さてカードが決まって第三試合、サアガとデュミナス、グレートと竜鬼Ⅱの対戦となります。どうしても注目はサアガの暴れっぷりとなりますが。
 開始、素早く竜鬼Ⅱに突っ込んでいったサアガ、デュミナスは中央へ、グレートに攻め込んでいった、グレートがのけぞって躱しますが、デュミナスの一撃で二回転近く素歩inして出烏名、竜鬼Ⅱはサアガがタックルして捕まえた、しばらく粘って凌ごうとしますが、サアガが切られず離れずそのまま持ち上げ、叩きつけてダウン。一方のグレートも投げつけられてダウンを奪われる。叩きつけ合いの勝負、竜鬼Ⅱはグレートのサイドに持っていく、しかし後ろからサアガが迫ってくる。なにが飛んだ、グレートはリングサイドへ、転ぶたびにネジがぼろぼろ落ちていきます。リングアウトとならずグレートは復帰。竜鬼Ⅱも発言しつつ復帰。
 戻ったばかりの竜鬼Ⅱをしかしサアガがいきなり投げつけに行く、脚の発光コードを掴んで一気に持ち上げて崩したサアガ、これでダウンを奪う。そのあいだにグレートがデュミナスに沈められてダウンを奪われる。
 無傷のサアガとデュミナスが、距離を置いて睨み合い、三体が絡んだ、なおも竜鬼Ⅱにかかるサアガ、掴んで持ち上げるが投げられた竜鬼Ⅱはデュミナスの上に落下、これはダウンとならず。
 サアガはあくまで竜鬼Ⅱを攻め続ける構え、掴んで崩した、これはダウンとはならず。デュミナスは背後に躱して傍観の構えです。竜鬼Ⅱどうした、起き上がりで転倒してしまう。ぴかぴかしながら沈黙して、あっと復帰しました。サアガが胴体を掴んで、横に持っていった、これがダウン、竜鬼Ⅱ、3ダウンでリングからリタイア。

 さあ、直接対決となりました、サアガとデュミナス。掴みにいくサアガ、掴んで持ち上げた、これは投げとは認定されていない、あっと、デュミナスの脚が極めて変な方を向いた、腕が引っかかってしまった様子。ブラックさんが急遽ヘルプに入りますが、起き上がりでリングアウトしてしまう。デュミナス、フレームが破損のため歩行で転んでしまう、これでリタイアとなり、TKOでサアガが勝利となりました。

 最後に回転棒ぎりぎりをかすめてサアガが走って自コーナーに戻っていったんですが、回転棒のスピードよりサアガが走るほうが早いので、背が高いのに棒に全然絡まずに走っていったんですよね。地味にすごい事もやりつつ、試合終了となりました。

 一位はサアガ、二位はデュミナス、竜鬼Ⅱが3位、そしてサイコログレートが4位となります。

 このあとは12時10分からお昼の休憩となります。

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