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2010.01.16

チキチキロボマッチミニ!2回目♪観戦記【物運び競争】

 最終競技は物運び競争。
 リングの一角に設けられたコーナーに、大きなキューブ小さなキューブ、そしてサイコロを持ち上げて総数を競います。

 大きなキューブは1個10点、サイコロは出目(一回上げたあと出目を無理やり変更するのもOK)、そして小さなキューブは一個一点ですが、リング上の総数実に50個(とさっき言ってました)。
 いろいろな作戦の立てようがありそうなこの競技、皆さんどういう策に出てくるでしょうか?
 リング上で最終調整を繰り広げていた皆さんも撤収し、いよいよ最終競技の準備です。

 この時点で、ソウガとブラックラビットが同率一位、これを同率三位のイカです・ウィングと虎次朗Gが追う展開となっています。
 物運び競争、ルールが変わったそうです。……あ、サイコロルールが今回増えて、前回とは変わった、と言う事ですね。

No.1 ソウガ (イガア)

 「最後に出目調整ができれば」と狙う気まんまんのイガアさん。さあ、競技開始です。時間は3分、まずはドリブルの構えでキューブを運んでいくソウガ、手前まで運んで、段差の縁まで持ってきたここでまず持ち上げてキューブを載せた、これでまず10点。のけぞって離脱したソウガ、二つ目はサイコロに狙いをつけた、蹴って大きく転がした、縁から蹴り上げて、出た目は見事に6! 運を味方につけて三つ目に取りかかります。しかし蹴り上げたサイコロの目が、6の目が出ていたサイコロにぶつかってしまって出目が減ってしまった、2の2で14点、調整しようとした出目のサイコロを落としかけるも、なんとか戻して、出目は3の2に。しかしさっきから見れば減っている、出目は3の3の2、残り30秒、段差を登ろうとするソウガ、登れるのか、キューブを叩いて出目を変えようとする作戦か、残りもうちょっと、前転で登ろうとしますが登り切れず、ここで時間修了。大きめを全て載せて、10点にサイコロが8点、18点となりました。

「6点のサイコロの出目が変わってしまったのはショックでした」とイガアさんでした。出目が減る、と言う、誰もが想定外の事態におののいた第一戦でした。

No.5 震雷(しんらい) (ユウ・ヒロヒト)

 さあ衝撃さめやらぬ第二競技。震雷にはキックモーションが急遽仕込まれたとのこと、これを上手く使いこなしたい、競技開始です。
 いきなりのキックでキューブを前に進める、ドリブルのような構えで進めようとしますが、ちょっと中盤で足踏みになってしまった、横歩きで順調に押していきます、狙いをサイコロに切り替えた。「後ろ歩行を作っておけば良かったな」と言う、ぽそっと言う声に突っ込みが入りますが、まずはサイコロの出目は2となります。続いて二つ目のサイコロに向かい、ポールに引っかかってしまう、ここで残り1分30秒。スタートコーナーへ戻って、今度は大きく旋回してキューブのところへ到達する。残り1分でキューブを押し始めた、蹴りましたが段差の上までは載せられない、あ、進みすぎてキューブの横に並んでしまった、横歩きの構えでなんとか戻り、キューブの手前に姿勢を戻した、残り30秒、あー、ポールに引っかかった。なんと小キューブに脚が乗って転んでしまう、時間ぎりぎりのラストキック、これも載せきれず点数は2点。
「後ろ歩きの重要性に気付きました」とうっちーさんでした。

No.10 虎次朗G(こじろう) (軍曹さ~ん)

 続いての登場は、先程軽快な運動性を見せた虎次朗です! しかし物運びはモーションではかなり難しい、蹴る位置の高さもあって、ちょっと苦戦しそうな状態とのこと。
さあ、慎重な歩行から、キューブを無視して一気に前進、サイコロに狙いを定めて突っ込んでいく、ミニキューブに絡みつつも起き上がり、サイコロの手前に戻る。一蹴りで飛ばして段差の下へ、さあ、このまま上に載せられるか。後ろ向きの突進でサイコロを押し上げにかかりますが、ちょっと横に弾かれてしまう。ゆっくりと歩いて脚を突っ込ませる。後ろに取ったサイコロ、ぎりぎりに陣取って前転を繰り出します。前転に巻き込んでサイコロを蹴り上げようと言う作戦ですが、これは残念ながら不発。残り1分、もう一度繰り出せるか、にじり寄った、さきほどの技の体勢だ。足裏にサイコロが乗った、ものの、前転の瞬間に腕がサイコロに触れて弾き飛ばしてしまう! 成功をぜひ見たい、と言う声は集まるものの、非常にも残りは10秒を切り、ラストキックがポールに嫌われたところで競技終了、残念ながら0点となりました。

 最後に技の実演が。落ちかけたサイコロを、もう一度脚で引っかけて蹴り込む二段蹴り、しかも蹴り上げた出目は6、と言う美しいフィニッシュ。残念ながら本戦では繰り出せませんでしたが、見事な試技で修了となりました。

No.7 梅小鉢 (c4crono)

 続いての登場は梅小鉢。「いきあたりばったり」と言う作戦だそうです。暴れを入れて弾き飛ばすだだっ子モード作戦だそうですが、どうなりますか、軽快な動きでの走り出しですが、ポールに引っかかっていきなり倒れてしまう。狙いはサイコロみたいです。蹴り出そうとした瞬間、足首からごろんと転がってしまう。この転がりを「だだっ子モードにしてみた」とのこと。そうこうしているうちに、サイコロは段差の足下、蹴り上げるポジションに梅小鉢がつけた、ちょっとつるっとサイコロに嫌われてしまい、後退して位置を取り直す。キックで持ち上げられる位置ですが、突きを繰り出すも上げきれず、ちょっと打点が高いのか、サイコロを打ち上げられません。残り1分、ポールがいいところで邪魔をしていきます。サイコロはちょっと横に滑った、残り30秒。梅小鉢、倒れ込んでの横突きですが、サイコロを跳ばせない、残り10秒、いけるか、ラストショット、しかし腕先はサイコロの横ではなく上に乗ってしまう、ここで時間切れ修了、0点でした。
 横突きのモーションは、2分前に完成したのだそうです。

No.6 Emilio (電気通信大学ロボメカ工房チームエミリオ)

 続いての登場は、可変アームがいよいよ本領を発揮のEmilio。ぱちんぱちんと言う音とともに、まず腕を弾くデモのあと、キューブを押してのドリブルにかかります。Emilioのアームの一撃、小さいキューブに穴が空くほどの威力があるとのこと。ちょっと高さがありすぎたか、膝を畳んで高さを調整し、横歩きで位置を取った、位置を順調に調整していくEmilio、弾き飛ばしましたが、段差に載せていく事が出来ない。若干遠い位置で転んでしまった、残り1分。角度を慎重に調整し、キューブを打ち出したものの、反動でEmilioが後ろに吹っ飛んでしまう。転倒、起き上がる、しかし電池が背中からこぼれ出てしまう、最後はパンチアームを連打し、剣を振り回して押しにかかるものの、押し切れないまま修了となりました。

 最後に、アームパンチのデモンストレーション。きちんと当たるとすごい威力です、サイコロが放物線を描いて跳ねた! 前回Emilioの開けた穴がもう一度紹介され、修了となりました。

No.2 Black Rabbit (クボ)

 さあ、先程の競技までで暫定一位のブラックラビット登場。腕に長いオプションをつけての登場です。
 まずはキューブをガイド的にひっかけ、体の前に持ってきて運んでいきます。大きくリングの脇を廻って向こう側のコーナーまで行ってしまいますが、ロープに引っかかりつつもキューブを運び、段差の縁へ。キューブを持ち上げようとしますが、持ち上げきれない、段差を上げられず反動でブラックラビットが倒れてしまう。ここで標的を変更、ブラックラビット、サイコロを狙いにかかります。一つのサイコロを脇まで大きく転がし、弾いて運ぼうとしますが嫌われてしまう。横歩きでサイコロの前に回り込もうとするブラックラビット、長いアームがちょっと嫌われています。大きく飛ばしたサイコロは出目2、しかしキューブを何気なく弾いてこれも載せます、これで10+2の12点。二つ目のサイコロを載せますが、これは出目1。出目調整にかかったブラックラビット、1の目のサイコロを弾いて転がしますが………… 転がったサイコロの出目は、やっぱり1! 出目変更失敗の展開に、おいしい展開とくぼさん大喜び。合計13点となりました。

No.3 ツノックス (KENTA)

 残念コメントの入る中、ツノックス登場。パワーはある、と言うツノックス。ここで巻き上げて上位を狙いたいところです。
 まずはキューブに取りかかった、このキューブもあぶなげなく押していきます、ポールにやや引っかかったりもしていますが、なんとここでサイコロとキューブを一気に押しにかかってきた、ポールがかなり邪魔になりますが、サイコロを蹴って進め、キューブに再び戻る。やや脇を通ってキューブを慎重に押していく構え、なんと同時に蹴り上げそうな勢いです。サイコロを蹴り上げるが、ぎりぎりで戻ってしまう。さあ、ここからどうやって押していく。まずはサイコロを蹴り上げた、3点。続いてはキューブですが、位置を慎重に取って、掴みにかかりましたが、これは不発、残り1分。もう一回掴みに行って持ち上げた前進してサイコロが邪魔ですがどうか、すとんと置いた。これで13点。残り30秒、遠距離から小キューブを蹴り上げ、ドリブルで縁から蹴り上げた。1点追加で、これで14点となりました。ここにきて、ようやく小キューブがスコアに絡みました。大小サイコロと一個ずつ段上に載せて、綺麗な修了となりましたよ。14点はこの競技の二位です。

No.9 イカです・ウィング (イカロス)

 最後の登場はイカです・ウィング。いきなり「おう、やばい!」とイカロスさんの声が。現在電池の交換中だったそうです。この時間に、ソウガがバックドロップで段上に上げるデモンストレーションが行われます。危なげなく蹴り上げるソウガ。さすがです。
 7点以上を取れば、三位が確定する計算。まずはキューブを無視して、サイコロの方に取りかかります。一個目のサイコロをドリブルして段差の下まで運んだ、掴みに入りますが、サイコロが擦り抜けて不発になってしまう。「ここで出目を変えたんですね」そうでしたか! 持ち上げて入れたサイコロは5点。続いて二つ目のサイコロに向かいます、次回は残り2分、コーナーに追い込めてしまったサイコロ、これは掴めないか、掴みにかかりますが、ロープに腕が当たってしまって掴めない。ここで諦め…… 蹴ったらどうか、と言われて、「作ってませんでした!」と言う声が。諦めてもうひとつのサイコロに向かいます。ドリブルでサイコロを運んでいく、あ、ちょっと横に嫌われた、サイコロはロープに嫌われてしまった、残り30秒でいい位置につけた、投げ上げられるか、サイコロは段差の真下。前に出て、あっと、転んだ。「モーションを間違えました」と言う声が! 最後は掴みにかかったところで時間修了、これで5点となりました。

 これにて全ての競技は終了。このあとは表彰式となります。

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