遠くて近い思い出の近所へ。(☆)
用事があって。20年近く前に亡くなった父の、親友だった方を訪ねていくことになりました。母と一緒に。
訪ねて行ったのは、父が子供の頃から住んでいた町。電車で20分かそこいらと、それほど遠くではありません。
各駅停車の電車を降りた先は、どこか懐かしさを感じる商店街。ここに自分自身は住んでいた事はないのですが、知り合いが多い関係で、祖母や父についていった事が多かったのでしょう。確かこっち側に行って、ちょっと曲がるとバス溜まりが…… と、しばらく回想に浸ります。控えめに活気のあるアーケードに、行き交う人出の多さ。いい町です。
その方に会うのは、父の葬儀の時以来なのでかれこれ20年ぶりくらい。小さい頃から顔が変わらない、と言われ、喋り方や笑い方が父に似ている、と言われて。あれこれと、その人と母が、父の思い出話を繰り出すのを、興味深く聞いていました。
なにしろ、父が小学校の時以来の友人と言う方です。つるんだ話や喧嘩をした話、母も驚いた、若き日の父のダメっぽい一面。あれこれと話し込んで、気がつけば数時間、と言う有りようでした。
懐かしく目新しい商店街で、懐かしく目新しいお話を伺った日。
自分が生まれた時の父の年はとうに超え、自分ももう、だんだんと父の亡くなった年に近づいています。いつか友人知人に懐かしく語り継いで貰えるような、父のような人間になりたいものだと。そんなふうに思った次第です。
お茶請けで貰った煎餅がおいしかったので、駅前にあると言うお店に帰り道に寄ったら日曜定休でした。
ざんねーん!
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