第2回ヒューマノイドヘルパープロジェクト観戦記【入場編】
生まれて初めて市営地下鉄、やってきました中川へ。
なんだかむやみにかっこいい駅前の石橋を渡ると、と言うか登ると見えたのは、なんだか現実感が沸かないくらい大きい…… これはなんでしょう。巨大住宅展示場エリア? 横浜ハウスクエアです。
本日は、昨日からですが、ここで行われていますのは、ROBO-ONE委員会による「ロボットによるおもてなしプロジェクト」。第2回ヒューマノイドヘルパープロジェクトです。
前回第一回はオープンフィールド、川崎の実際の地下街を使用し、ロボットを遠隔操縦してお買い物を行う、と言うプロジェクトでした。今回第2回はモデルハウスの内装を利用し、実際の屋内環境の中でロボットを操縦し、生活環境の中にロボットを放り込んだらどうなるのか、どうなってしまうのか、を競技形式で調査する、と言うイベントになります。
開場時間にもぐりこんだので、現在周囲は設営と準備の真っ最中。会場は夜長に広い会場。今日は最後に出番が回ってくると思われるリングが設営されています。
会場からはプロジェクタで、モデルハウスの内部らしき様子が映し出しているようです。恐らく、あのプロジェクタにはロボット視点の映像が投影されて、操縦者と審査員、観客は、この会場からロボットの視点を見守りながら操縦や評価を行うようですね。
つまりロボット実体ではなく、操縦している画面を見る事になるみたい。はてそうなると、実機はどこにあるのやら。隣の部屋かなにかでしょうか?
現在、プロジェクタの位置を直したりと鋭意準備中。なんか漏れ聞く情報によればドカはるみを三つ編みにするために皆さんが叡智を結集されているみたいです。競技開始までは、まだ30分ほどありますよ。
さて、時間がちょっと伸びて11時20分から開始です。ちょっとおしゃべりしているあいだにオープニングジングルが始まりました!
第2回ヒューマノイドヘルパーロボットプロジェクト、ハウスクエア横浜で開催となります。本日登場ロボットは三体とのこと、控え室の風景がちょっと見えますね。三体のうちの二体はなにやらメイド服っぽいです。メイド率65%を突破しました。危険水準です。
まずは審査員の紹介から、レフェリーは小林さん。解説はおなじみ先川原先生と西村委員長、三条さんの司会でお送りします。
まずは西村委員長からROBO-ONEの紹介から。3月6日と7日に、テクニカルカンファレンスとROBO-ONE on PCが開催されます。今回のROBO-ONEは竹馬ロボットのシミュレーション、テーマは「竹馬」で、一本足のいわゆる天狗下駄から、さらに一点着地のピンフットって言うんでしょうか。実機を作ってもこれはいいそうですよ。
さらに20日はJrクラスの再来、市販ロボットによる競技会ROBO-ONE light、そして21日には今年上半期の二足オブ二足を決める大会。第17回ROBO-ONE軽量級バトルが開催されます。
そしてここで第18回の大会の開催日程が発表となります。8月28・29は、新潟大会とのこと。長井、富山、飛騨と、あのへんをカバーしたことになるので、徐々に北進していきたい、との今後の野望でした。
翻って今日のヘルパーロボットプロジェクト、これは川崎市の団体と一体になっての競技会開催となります。実際の会場となるキッチン、これは自分もさっき見に行ったんですが、会場のキッチンルームそのものが、ロボットを環境に入り込ませる事を前提に、環境を改造した…… 二次元バーコードを張り込んだりマーカーを取り込んだりした…… 空間です。普通は研究などに使われているこの空間に、ホビーユーザーの作成したロボットを放し飼いにしてみよう、と言う計画です。
今回の目標は「おもてなし」。ロボットを使っての人間とのコミュニケーションの実例として、また操縦者とロボットとのマンマシンインターフェースとしての可能性を実証してみることになります。
まずは競技。まずはロボットファッションショー。ひとり二分の持ち時間を出場者が自由きままに使いパフォーマンスを行います。
おもてなしロボットは、隣のキッチンスペースを使ってロボットがお客様(司会の三条さんだそうです)をおもてなしする、と言う企画。ロボットはもちろん自律ではなく人間が操縦しますが、オペレーターはキッチンの様子が視認できない会場から遠隔操作することになります。
続いては要素技術大賞。ロボットの一部の要素技術をアピールする、PRの大会となります。上手く認められたら商品化されるかもしれない、とのこと。将来のロボット産業の振興化と、翻ってのROBO-ONEへのスポンサーとしての還元を見たい、とのことでした。
「おもてなし会場で何があるかわかりませんので、今日は着替え一式を持ってきました」と三条さんでした。
ロボットファッションショーに先立って、昨日の競技の結果を振り返ります。昨日は水くみや30分耐久走などの
一位はマルファミリーのムサシ、二位がTHKR-4、三位はドカはるみの結果、とのことでした。
ここから、いよいよ競技となります。
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