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2010.03.22

第十七回ROBO-ONE観戦記【1回戦・第16~第23試合】

 実際には試合は続いていますが、このエントリは第16試合から。

1回戦 第16試合
アリモプレナ(スミイファミリー) vs rsv3(吉田ファミリア)

 続いては大型機体対決ですね。パワフルな牛頭大王アリモプレナと、長い腕を駆使する吉田ファミリアのrsv3の対決です。まずは中央に寄ったrsv、真横に沈み込む長距離砲のような一撃を立て続け、アリモプレナはしゃがんで立ち上がり…… あっと、どうした、起き上がれない、そのまま動かなくなった。棒立ちの隙にrsv、横からひょいと腕を伸ばしてダウンを奪い取った。ダウン中はタイム申請ができないため、これでタイムが申請できなくなった、そのまま復帰不能となってしまい、立ち上がれないままに試合終了となってしまいました…………あ、動いた。

 というわけで、ちょっとリング上で動き回るデモンストレーションが行われます。腕を短くして、胴体を着ぐるみなしにして、たぶん軽くしてきたいんでしょうね、機動性が上がってきたのと、上半身をくるっと回して攻撃してくる様をリング上で繰り広げています。残念ながらトラブルでのリタイア、アリモプレナがまさかの一回戦半棄権となりました。

1回戦 第17試合
ぺんと(チームあえろ) vs Stormwave Light 2(RobotFactory)

 続いては第17試合、なんだか体型的に逆立ちみたいな格好に見える、頭の小さくなった新型ぺんとの登場です。対するのは韓国選抜チームのストームウェーブライト。両者睨みあい、試合準備完了。
 はじめ、まずはひょこひょことペントが中央へ、リング中央をすでに支配したストーム、しかし何かいきなりネジが落ちてしまう、両者胴体を大きく横に歪めるような動作で、互いに横突きの打ち合い、まさかの両者スリップからペントが復帰できない、どうやらコネクタが外れてしまったようです。タイム、接続しなおして、復帰しました。
 1-0で再開、再開前にいきなりストームが突っ込んでいってしまい、もう一度仕切り直し。さあ再開。ペントが横に横に動き、ストームは狙いを定めている構え、移動中にモロに横から一撃を加え、ストームがダウンを奪った。2-0。
 ストームのパンチに一撃を打ち上げるが崩れない、ストームの攻撃はペントの下半身に当たりますが凌いだ、これはストーム、横からすれちがい違いザマに一撃を入れ、ペント1ダウンを奪い返した、2-1、ペント星を奪い返した。ちょっとよろけながらの移動、ペントと横突きの打ち合い、下半身に当たっているが倒れない、突きあい、ペント倒れましたが、これはスリップ。低い攻撃が当たっても耐えきります。立ち上がったペント、リング際だが大丈夫か、横突きで体が持ち上がったが、どっこいそこから持ち直した。真横からの一撃もモロに貰うがこれも踏ん張った、今度は腰をぐりっと回して、変な角度からの攻撃、逃げて逃げて稼ぎますが、最後はリングきわぎりぎりに追い詰められて一撃、3ダウン目を奪われてぺんと轟沈、修了となりました。

「投げ技に力を入れて来ました」と、横投げのデモ。前に後ろに、さらに投げを繰り出すと、ぺんとの上半身が前に倒れたままぐるりと180度廻ります。すごい投げのポーズに大喝采の観客席でした。

1回戦 第18試合
black warrior(Park Dong Ho) vs クロムキッド(kupapa)

 さて韓国チームのブラックウォリアーと対戦するのは、長い長い腕と足、投げてよし殴ってよしのクロムキッド。なんだかそれにしても、また今度は随分足が伸びています。
 さあ試合開始、ひょいひょいと跳ねるような動きで接近していくクロムキッド、ファーストタッチでブラックを巻き込んでいきなりダウンを奪った、上背で見ると、やはりかなり大きさが違います。ひょこっと派手に浮き上がるような動きで起き上がるクロム、いきなりばたんと脱力して落ちてしまいますが、これはスリップ。
 ブラック、ちょっと攻めにくいか、横突きを繰り出しますが、これは有効とならず、掴むモーションを出してしまったクロム、一回戦は打撃のみ、と言うことから、これはワンイエロー。ちょっと離れたところで突き合いの体勢、巻き上げるような一撃を当てて、膝から崩しクロムが2ダウン目を奪う。
 左右、横向きで睨みあい、両者突きの打ち合いとなります、ブラック突いているのですが、クロムの重心のあたりまで届ききってていかないか、クロムは足下から巻き上げるような攻撃、しかしぎりぎりでブラックも崩れない、肘の下に腕先をすべりこませますが、これも崩せず。しゃがんでのクロムの攻撃、これは持ち上げきれない、下から腰を突き上げるような格好、これでも崩れず。最後はしかし、横移動の最中に突きを下から重ねて崩し、これで3ダウン。大きな爪先を生かし切り、射程の長い持ち上げを万全に繰り出しての戦いぶり、3-0でクロムキッドの勝利となりました。

 black warriorの選手さんは日本では始めての試合。ロボットは中学生の頃から取りかかりとのことです。ヒューマノイドロボットに挑戦し始めたのは高校生になってから。重心を合わせるのが大変だった、とのことでした。

1回戦 第19試合
Metallic Fighter(森永英一郎) vs シャフトグラム(芝浦工業大学SRDCチームシャフトグ
ラム)

 続いての試合は渋く輝くメタリックファイター、ROBO-ONEの生ける伝説の登場です。対するのは「はしご付き」シャフトグラム。メタリックファイターは腕にアクリルのパーツもついていて、何かしてきそうな雰囲気です。
 さあ試合開始、リング中央に陣取るファイターに対し、グラムはやや攻めを溜めて、攻めにかかった、離れては近づきパンチを繰り出すグラム、ちょっと距離を嫌ったファイター、正面に構えてグラムの攻撃を凌ぎ切る、グラムのネジが落ちた。ファイター、背中を向けて接近、両腕を大きく広げての体重を乗せたメタリックパンチ、グラムをどすんと飛ばして1ダウン、これで1-0。
 さあまた接近してきた、後方に攻撃を繰り出したメタリックファイターですが、後ろ向きに背中から落ちスリップ、正面を向けた、パンチを繰り出すが姿勢を崩したファイター、ちょっと離れた、背中に攻めてきたグラム、相手の攻撃にパンチを重ねてグラム凌いだ、離れ、ファイト。さあ、ちょっと距離を置いた両者。背後を取りにいったグラム、ファイターも横歩きで位置を躱していく、大きなパンチでスリップするメタリックファイター。パンチ、しかしメタリックがイターが凌ぐ。
 時間は1分を切った、メタリックファイター、攻撃をもうちょっと見てみたいが、近づく、追いかける、だんだんとリング際に圧力をかけていく、あっと、ここで油断、その場で旋回中のメタリックファイター、背中から突かれて浮いたところに一撃、しかし、この伸ばされた腕先をグラムの腕先を、メタリックファイターが上からリングに押さえつけるよいうにダウンを奪う、最後は自陣に下がったところを追いかけるグラム、走ってくるところをカウンターで沈め3ダウン、メタリックファイターの勝利となりました。

「スパーリングの時は叩いても倒れなかった。1ダウン取れて満足です。一勝できたのは始めてで、この成果を持って帰れる」とシャフトグラムチームの皆さんでした。

「殿堂入りって言う選手はもう終わってる選手かと思ったら、そうでもなかった」と、先川原先生でした。

1回戦 第20試合
トコトコ丸(ちーむトコトコ) vs 江海之星1号(中国江海之星)

 あれ、袴がなくなっちゃってますね。お着物がミニスカートみたいになっちゃってるトコトコ丸。対するのは江海之星のこんどは一号チーム。こちらも中学一年生と小学校六年生のチームです。
 さあ試合開始、なにやら普通ではない、すごい風切り音を立てながら走ってくるトコトコ丸、後頭部になにかついているみたいですが、ここからでは良く見えません、ロボビーである江海之星とは、基本的にかなり大きさが違います。いったん下がったトコトコ、あれは後頭部から風が出てるみたいですね。後ろ歩きで近づいた、トコトコ突きも、これは崩れましたがスリップ。ぶつかって体当たりから大きく落とす一撃、これは二発目で決めていった、大きく落とすチョップのような攻撃で、ダウンを奪い1-0。
 ファイトの前に寄せすぎたということでイエローが出ます。しかしトコトコ丸、スリップが目立ちます、あの頭のせいなんでしょうか、しばらく歩くと前に倒れる。大きく落とすような一撃に対し、ロボビーは足でぺしっとキック。前に回り込んだ、正面での睨みあいから、トコトコ丸が垂直落下式の一撃、これで2ダウン。
 トコトコ丸、このほうが安定しているのか、後進で相手に近づいていきます。スリップで江海之星の上にのっかってしまうトコトコ丸。真横へ近づいて攻める、江海之星は潰されるのを凌ぎ、しゃがんで攻撃を凌ぐ、巻き込まれますがこれはスリップ、残り15秒。詰めていった、残り10秒を切った、一撃のパンチ、これは外した、トコトコの最後の一撃は、わずかに江海之星から外れた所に落下してリングを打ちこれで時間切れ。試合終了となりました。

「まだ準備が整っていませんでしたが、たくさんのことを学ぶことができました」と、江海之星チームの皆さん。来週には中国にお帰りになるそう。明日は日本科学館に行って、そしてディズニーランドに行くそうですよ。かわいいコメントでした。

1回戦 第21試合
Summit(RobotFactory) vs エクセリオン(はっし~)

 さあ、続いては韓国チームのシュミット、対するのは不知火を破って二回戦へと進んだエクセリオンの対決です。
 大きさではシュミットの方がかなり大きい、ファイッティングポーズから柔軟な動きで構えたシュミット、エクセリオンは遠目に構えて、慎重に接近する。しかし近寄った所をシュミット、適確に崩して1ダウンを奪う。
 エクセリオンは位置を取って慎重に攻める、反対に抜けた、横歩きで両者移動しながらの攻防。エクセリオン、横へ。連続打撃を繰り出すシュミット、これはしかし倒れない。シュミット、リング中央を支配したまま旋回し、攻撃チャンスを伺います。
 相打ちから連打するエクセリオン、シュミット倒れない、しかし戻る前にシュミット、回り込んで後ろから頭に一撃、これで2ダウン。
 シュミット、ちょっと離れた距離から。移動しての牽制のし合い、両者同時にパンチ、今度はシュミットが離れてエクセリオンが追う、正面を向いた、いや横にかまえた、これはどっちのダウンだ、両者崩れるように同時に転んだ、これはシュミットのダウンとなる。
 両者絡んだ状態から分けた。あれ、どうした、シュミット後ろに転倒した、エクセリオン攻めにかかる。しゃがんで凌ぐ背後のシュミット、今度はシュミットをエクセリオンが追う展開。前に回り込んだ、シュミットの回転パンチをエクセリオンがしゃがんで避けた、1ダウン差、残り1-秒、稼ぎきれるか残り4秒、エクセリオンはもう一撃したい、ここで時間修了、2-1。シュミット、猛追をかわしきっての勝利、二回戦に進みました。

「功を焦ったところがあると思います」とはっしーさんでした。

1回戦 第22試合
Yohan(Yohan) vs Neutrino(飛騨神岡高校)

 さて続いて登場します韓国代表チーム、続いては胸に十字を刻んだヨハンが登場。対決するのは黒いボディに円弧のような腕を持つロボット、飛騨神岡高校チームのニュートリノの登場です。ひさびさに映像が出ました、これはニュートリノの映像。ヴィストンチャレンジカップの映像が流れますよ。
 さあ試合開始、まず中央へ素早くヨハンが詰める、先に中央を占めたのはニュートリノ、横に三連撃と横へのパンチ、これを引っかけたところを引き戻すような動きで崩し、1ダウンを奪う。再開、ニュートリノは引っかけ爪のついた扇状のをうまく使ってきています。パスタつかむやつにちょっと似てますね。
 今度は二つめのダウンを奪う、どうしたヨハン、起き上がれなくなってしまった、苦しんだが起き上がりました。ちょっと調子が良くないんでしょうか、横へのパンチを連打していくニュートリノ、ヨハン嫌ってかわす、腕を引っかけて倒しますが、これえはダウンとはならず。あれ、画面の表示ではダウン数1-1になっています。ええと? 画面ではそうなっています。リング際に追い詰めたニュートリノ、回避しようとしたヨハンの胸板を叩いた、リング際ぎりぎりで沈め、これで……、 あ、やっぱり3ダウン目みたいです今の。表示が違っていた様子。ニュートリノ、ヨハンを立て続けに沈めて3ダウン、ニュートリノがベスト16に名乗りを上げました。

「緊張して本調子が出なかった。40%くらいだった」とのことでした。

1回戦 第23試合
キングカイザー(マルファミリー) vs シンプルファイター(zeno)

 さて、いよいよ一回戦も最後の試合。最後の選手は、赤い!強い!鉄壁のキングカイザー、今回は軽量級ということで、いつものグレートではないキングカイザーが登場です。対するはシンプルファイター、先程よりもセコンドが増えての登場、しかし電源を入れた瞬間に「うわぁ!」と言う声が飛びます。心配です。
 さあ、一回戦最後も開始。まず両者横歩きで詰める、キングカイザー、今日は慎重な攻め口です。腕を突き出しますがカイザーが弾いた、横パンチを繰り出し、だんだんと詰め始めた、攻撃を弾き返されたカイザー、スピンはしますがこれは倒れない。横に薙ぐパンチを打ちおろし、シンプルファイター、の伸ばした腕が、キングカイザーの脇に引っかかった。、カイザーが下がったところで崩れますが、これはスリップ。カイザー慎重な攻めです。しゃがんでかわす、スピンはしても攻撃は凌ぎ切る、横突きの連打、腕を持ち上げた攻撃に絡まって、カイザーが一瞬浮いた! これは1ダウンとみなされます。
 そしてからみかけましたが分けた、真横に構えるシンプルファイター、引き倒すような攻撃を繰り出すカイザーですが、シンプルファイター、なかなか倒れません。カイザー、背中から打ち込んだ! シンプルファイターを背中から崩してダウンを奪う、分けた、残り1分を切っている、両者真横からの交戦、横からつかれても崩れないシンプルファイター、背後に入ったカイザー、腕先がシンプルファイターに絡んでしまった。もうそろそろ時間がない。両者なかなか動きが止まらない。そうこうしているうちに残り10秒、時間ぎりぎり最後に引っかけて倒しかけましたが、これは有効とならず、時間切れで延長戦となります。

 さあ、電池交換も修了して試合再開の準備は出来ました。延長戦始めです。
 裏に回り込みかけたカイザー、いったん引いた。シンプルファイターに突きを繰り出します。シンプルファイターは、一方のそりのそりと接近、スピンして回避。横突き、最後はファイターの横突き…… これはカイザーが浮いて…… そのまま落ちた、いや、あっと、なんとダウン! 膝が地面についた、とレフェリーの判断です!
 これでまさかのキングカイザーに一回戦で土! シンプルファイター、ヨゴローザとキングカイザーを次々と沈めて、次の対戦へと駒を進めました。

「リンク脚を止めて従来の脚に戻し、腕のパーツも外して投げ技に賭けてきた。一回戦から総合戦をやりたかった」とのことでした。
 これで一回戦はすべて終了。このあとは宇宙大会選抜競技のあと、二回戦となります。

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