第1回ROBO-ONE Light観戦記【2回戦】
思いのほかはかどった一回戦の後、二回戦の16(15)試合の前に、企業PRタイムが行われますよ。
近藤科学さんのKHRシリーズのアピールのあと、試合再開となります。
2回戦 第1試合
No.772 Neutrino-TW01(飛騨神岡高校) vs No.77 AerobattlerG(TEAM Aero)
さあ、二回戦最初の試合は、飛騨神岡工高のニュートリノに対し、ガンダムデザインのアエロバトラーの対決です。
横に詰めていくアエロ、ニュートリノの攻撃範囲に、ニュートリノ、腕を繰り出し攻めていく、アエロがちょっと離れた。ニュートリノも離れたところから襲いにかかりました。アエロ、かなりお開脚からの起き上がりです。あっとしかし、スリップから起き上がれなくなった、ここでタイムが入りました。さあ、再開です。
1-0、背後からニュートリノが迫る。しゃがんで一撃目は凌いだものの、凌いだままの姿勢で止まっているうちに、ニュートリノ一旦背後から離れてから近寄って重ねてもう一撃、これで2ダウン目、しかし攻撃の合間に背後を取ったアエロ、ニュートリノから1ダウンを奪い返す。
両者正面で最後は睨みあい、胸元から突き上げてダウン、アエロ、いろいろパーツをばらまきつつ3ダウン、これで3ダウン目、修了となりました。
「ガンダムって今までROBO-ONEで一度も優勝したことないんですよねー……」と井上さんのコメントでした。
2回戦 第2試合
No.813 DAVID3(Ha Kwang-jin) vs No.771 fruit(fruit)
先程から何回か出ているカードですね、ダブドはオレンジのバイオロイド、対するフルーツは青いタイニーです。
さあ詰めたのはダブド、しかしこれは跳ね返されスリップ、フルーツは待ち構えから押していく、リング中央で押し切ってまずダウンを奪う、離れて突っ込んで突く、の動きを繰り返すフルーツ、背後を取ったダヴド、ダウンを奪い返した。押し合いの状況から再開、ちょっとフルーツが下がって距離を取る、フルーツ、突きの拍子に倒れますがスリップ、一回転したダヴド、繰り出した腕をフルーツに押し戻されて崩れ、これで2ダウン。1-2、ダヴ度は投げを打ちかけますが、空振りに引っかかってフルーツがスリップ、最後は正面からフルーツが一撃、ダヴド3沈んだ、フルーツの勝利となりました。
2回戦 第3試合
No.790 セアル(零型) vs No.781 jooya(jooyarobot?)
セアルとジュウヤ、こんどはKHRとバイオロイドの対戦です。
横を向いて詰めていくセアル、背後を見せてしまった、突っ込んでいったジュウヤ、背後を取ります、前にのしかかるような攻撃を見せるジュウヤ、背後からセアルがのしかかって押すような動き、両者倒れますが、これはジュウヤのダウンとなります。ここでどうした、起き上がれない、ジュウヤが起き上がれない、腕の調子が起き上がれない、なぜかセラルが倒れかかっていますが、ジュウヤ復帰できず試合終了、セアルの勝者となりました。
2回戦 第4試合
No.777 たかろぼZERO (原毅 ) vs x
たかろぼZERO初登場なのですが…… この試合の相手は、さきほど両者棄権となった1回戦第6試合の勝者。もちろんいません。
そのためたかろぼ、なんとシードの上に不戦勝となります。一戦もしないままに、ベスト16に名乗りを上げました。
2回戦 第5試合
No.793 alone(alone) vs No.807 Dolyang(Do-lyang Kim)
黒い頭と透明頭、両方ともバイオロイドの対決です。
ドリラングが詰めていくのを、カウンター気味にアローンが迎え撃つ、止めて打っての、突きあいから、ドリラングがまず1ダウンを奪う。
ちょっと距離を置いた、間合いを嫌うアローン、両者お互い横突きの構えから、同時に起き上がり、逃げるアローンを背後を取ったドリラングが押した、崩れて戻りきらないうちに移動するも、そのまま歩きつつ倒れて2ダウン、最後は逃げかけたところに追いすがり、攻め続けて逃がさなかったドリラングの勝利となりました。
2回戦 第6試合
No.783 アルミン type normal(TDUヒューマノイド研究会) vs No.801 THKR-2(CAP-A)
さあ、先程不戦勝のアルミンとTKHRの対決。アルミンはここで初試合です。
後ろを積極的に取りに行くアルミン、背後にぴったりつけて止まって、背後から投げを決めてTKHRをまず沈めます。今度はちょっと離れた、TKHRの背後を取りに行くアルミン。TKHR、、ゆっくりとした動きで横突きで沈めようとしますが、アルミンは素早く躱していく、接近してすっと腕を繰り出し、姿勢を崩して2-0。最後は正面からひょこひょこ近づいて、大きな腕をTKHRに絡みつけて、そのままぐるっと崩して沈めた! 大きな腕を生かし多彩な攻撃を繰り出したアルミン、TKHRを沈めて勝利となりました。
2回戦 第7試合
No.810 ダイナスター1(せな) vs No.785 grade(grade)
さきほどは狩人のような動きで、あっと言う間に相手を沈めたダイナスター、対するは赤いタイニーウェーブのグレイドです。横に構えて接近したダイナスター、グレイドの背後を取ってたくみにバランスを崩し、1ダウンを奪う。正面からの攻撃、後ろに避けかけたタイニーですが、しかし背後へとそのまま崩れて2ダウン、素早いでは済まされない、適確な攻撃です。グレイドの攻撃を、めくられかけるものの凌ぎ、浮き掛けますが凌いだ、離れてからの仕掛けを掴まって、ダイナスター、カウンターで崩れますが、ここでまさかのマシントラブル、グレイドがコントロールアウトしてしまう!
すでにカウント数から言えばタイムも取れない、なすすべもなく棒立ちになってしまったところをダイナスターに沈められ、3ダウン。ダイナスターの勝利となりました。
2回戦 第8試合
No.811 ダイナスター2(しゅうせい) vs No.822 scp3(spc3)
ダイナスター2、こちらは銀色に青い眼のロボット。タイニーのscp3と猛烈な叩き合い、ダイナスターがダウンを奪われて両者絡んだのを分け、試合再開。動きが良くないか、どうなんでしょう。なにやらゆっくりした応酬から、試合再開。
相手の攻撃ポジションで棒立ちになってしまったダイナスター、scpの攻撃を胸に貰って倒れ2ダウン、ここでscpの攻撃にカウンターを決めてダウンを奪い返す、背後を取った、前に立ったscpに腕を繰り出して、これが投げのかたちで両者もろともに倒れて2-2に。最後はダイナスターの胸板に、scpが重さを載せた横突きを叩き込んで3-2、scp3が勝利を収めました。
ダイナスター1・2は、それぞれクラフトハウスさんのお子さんが操縦するロボット同士の対決だったのですが、次回線でありえた兄弟対決は残念ながらならず、でした。
2回戦 第9試合
No.688 ROBOBUILDER(東京理科大学I部無線研究部) vs No.321 ダブルハイパー・ギダイガー(岐阜大学ロボコンサークル)
さきほど予想外の接戦を制したロボビルダーと、さきほど不戦勝だったギダイガーの対決です。ギダイガー、赤と黒のかっこいいカラーリングはKHR3ベースみたいですね。
リモコン操作がなかなかきまらないロボビルダー、中央で交錯…… なんとビルダーのキックが当たらないのに、ギダイガーが飛んで綺麗に倒れた!
「これは達人の技でしょうか」「スリップですね」と言いつつ試合再開、横に構えた両者、ギダイガーが、横に連打を繰り出しますが、なぜだかビルダーは崩れません。後方に一回転したビルダー、ギダイガーは両腕を前に突き出して、首投げの構えは空振って倒れ背中を強打。倒れたまま動かない。起き上がれるか、まさかのコントロールアウトのピンチから復帰、ただちに攻撃を繰り出します。何度か出した攻撃が最後に一発横から崩し、これでダウンを奪います。1-0、残り時間は30秒ほど。首投げを繰り出そうとするのですが、倒れると置き上がるまでまた何秒かディレイが入ってしまう、なんとも心配していましたが、起き上がった。
残り10秒、最後はロボビルダーが後転を放ちかけ、丁度蹴りの格好でギダイガーに足が当たり、くるりとその場でスピン一回転。綺麗に決まったところで1-0時間切れ。ギダイガーの勝利となりました。
2回戦 第10試合
No.820 ROBOT POWER(ROBOT POWER) vs No.797 GANGA(あたろう)
銀色に赤い鉢巻きのようなカラーリングのバイオロイド、ロボットパワーと、KHRのガンガの対決です。まず積極的に仕掛けたのはロボットパワー、積極的に仕掛けていきます、横から隙を観てガンガを沈める、あっと、ロボットパワーが倒れた、これはダウンとなったようだ。セコンドの人が白熱して指示を飛ばします。
両腕をそれぞれ繰り出しての、至近距離からの打ち合い叩きあい、最後はロボットパワーが崩してダウンを奪う、しゃがんだ姿勢からの連打、ロボットパワーはちょっと明後日の方に攻撃をしてしまう、リング上を移動して攻撃レンジをかわすガンガ、ロボットパワーは追いかけ攻める。
最後は移動中のところを叩いて沈め3ダウン。ロボットパワー操縦とセコンドのお二人、思わずガッツポーズの決着でした。
2回戦 第11試合
No.566 Gボロット(機巧師団) vs No.814 this(cha joon yeob)
さあさあ、軽快軽量Gロボがここで初登場! 対するのは先程同型機対決を制したバイオロイドthisです。操縦が非常にいい印象でしたが、どういう勝負になるでしょうか。
this、いきなりスリップ。Gロボは慎重に位置を取っていきます。飛ぶような軽快な動き、背後をとりかけたthis、Gロボ、中距離から離れて睨む、thisの攻撃を、投げをしゃがんでかわし、頭上を攻撃の腕が通り抜けていく。大きく距離を取ったとこに、thsiが捨て身技を繰り出した。追って後ろへまでも攻撃を繰り出すthis。
Gロボ、真横に立ってしまった。thisに真横から攻撃を貰い、これで1ダウン。さらに立て続けにダウンを奪われる、真横からの突き、伸び切ったところにぶつかってしまいますが、これはスリップ。最後はのしかかられて投げをかけられた、一度はGロボ凌ぎますが、抱えられたような姿勢からそのまま脱出できず。再度打たれた投げに掴まって放り出され、これで修了となりました。
2回戦 第12試合
No.788 カルマ(カカ) vs No.786 christ-X(christ-X)
小さな三日月を額に頂くカルマ、二回戦はクライストエックスとの対戦です。
出会い頭に一撃貰い、カルマいきなり沈む。能動的に攻めていくクライスト、カルマは中央に寄せていく、スリップするクライストと、中央でパンチの打ち合いです、横から伸ばした攻撃にクライストの腕を貰い、スピンしつつ垂れたカルマ、これで2ダウン。
射程ギリギリの横突き、これは倒れない。両者同時に横突きを繰り出すカルマとクライスト、突っ込んでいったカルマ、クライストの腕に絡まって先に倒れ、これで3-0。カルマを下してクライストが駒を進めました。それにしてもタイニー強し、ときに軽く時に重い動きです。。
2回戦 第13試合
No.812 DAVID1(Ha ye-chan) vs No.2 TINYWAVE(スギウラファミリー)
さあ、そのタイニー・オブ・タイニー、タイニーウェーブと、ダブド1の対決です。ダブド1はお子さんの操縦。スギウラさんが「審査員に見えない」と座る位置を移動させられてしまいます。
試合開始、両者中央に駆け寄って攻撃の構え、リング脇にタイニーを追い詰めたのはダブド、しかし逆に押し戻してダウンを奪い返す、しかしタイニーも、リングぎりぎりで押されて、崩れてダウンしさらにリングアウト、これで1-1。背後を取りに行ったタイニーでしたが、横突きで奪われ2ダウンう、再開直後にダブドから攻撃を奪い戻して2-2、背後を取ったタイニー、まるで何かを塗るような腕の動きで、投げを打ち込みに行きますがこれは外れ、最後はダブドがもう一度押し、崩してこれで3-2。元祖のタイニーウェーブ、ここで沈みました。
2回戦 第14試合
No.792 KHR-3HV(TEPPROJECT) vs No.817 バンボー(大塚 実)
さあ、今度はKHR3同士の対決です。緑の鉢巻きのバンボーに対し、ノーマルの3HV。積極的に押していくのはバンボー、カウンター狙い気味に突きを繰り出していきます。突きの勢いでスリップしてしまいますが、隙をついて横に回り込んだバンボー、バックパックを突き上げて崩し、これで1-0。
背後から適確に攻撃のチャンスを伺うバンボー、3HV、再びめくられて崩れます。再開直後、同じ戦術をもう一度繰り出した3HV、みたび背後から崩し切り、これでバンボーの勝利となりました。
2回戦 第15試合
No.787 磯工GUARDIAN (磯子工業高校) vs No.808 Koropokkur(千葉工業大学文化会総合工学研究会htnk)
磯工ガーディアンとコロポックルの対決、コロポックルはここで初登場。コロポックル何やらくねくねとした動きで動いています。
ガーディアン、駆け寄っての一撃でなにげなくコロポックルを沈め、これで1ダウン。横ににじり寄るように距離を詰めていく、なにやらころんと転がったコロポックル、ガーディアンの足裏にちょっと引っかかって引きずられてしまいます。足下を狙ってすくいあげるガーディアンの攻撃で、再び軽くふわっと倒れるコロポックル、再開直後、芳賀さんが「ぽい、って言う感じで……」と言いかけたのと同時に、まさに軽く飛ばされて3ダウン目。これで3-0、磯工ガーディアン、先程に続いて巧みな勝利を収めました。
2回戦 第16試合
No.802 THKR-3(CAP-B) vs No.770 Twins(Twins)
さあ、二回戦最後の試合は、KHR3とタイニーウェーブの対決、TKHRとツインズの対決です。まず中央へ攻めていったTKHR、顔面へのチョップを凌ぎ切ってツインズを押し戻しますが、二発目は胸元に貰って崩れた、まずTKHR、1ダウンを失う。リング脇での睨みあいから、TKHRが星を戻して1-1。
またリング脇での攻防、ツインズが押し切って2ダウン、最後は股のあたりを押し崩すような連続攻撃、ツインズが試合運びを支配して、3ダウンで勝利となりました。
これで二回戦まで終了、64機中16機まで絞られました。
休憩のあと、三回戦に入ります。
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