マッスルハウス9観戦記!(第五~第六試合)
だんだん自分でも何書いてんだかよくわかんなくなってきた観戦記です。皆様いかがお過ごしですか。僕はわりとぎりぎりです。それはともかく第五試合。
第五試合:大谷晋二郎
続いて第五試合、大谷晋二郎選手の登場。この人はかなり真面目って言う化、ストロングな人ってことですよね下調べしたところでは。テーマはタイムスリップとのこと。
新日本時代に優勝できなかった大会を再現する、炎武続夢TAKE2、ザトップオブザスーパーランブル、との事。
重厚な音楽が会場をびりびりと震わせる、真っ赤な照明とともに大谷選手リングに登場。おおお、かっこいい、なんかむやみにかっこいい。ここでルールの説明。大谷選手が5人の選手と次々とシングルマッチを行う、と言うランブルで、選手をリングの外に放り出しても勝ちのオーバー・ザ・トップロープ形式。因みに勝敗に関わらず大谷選手は必ず五試合闘う、と言う形式だそうです。
まず最初の選手は、サンダー大家…… これはなんか、どうなんだ。耳がみょんみょん揺れてるマスクの獣神サンダー大家選手、白と赤でツノが生えてればなんでもライガー、とか言われてますが、あ、張り手でいきなりマスクが取れてしまった。
裏表がよく解んなくなったマスクを被り直した、ところで掴まった。パンチを擦り抜け戻ってきたところを沈めて、ライガーボム、と言った後…… 持ち上がらない、蹴られた拍子に綺麗にすぽーんとマスクが飛んで、ここで試合終了。
続いてはペドロ高石選手、保険会社に勤務してるらしいペドロ選手、カポエラっぽい動き、コーナーに追い詰めての大きなキックですが、いかんせん大谷さんが動かない。息子が来てる、と耳打ちアピール、なんか回転しますが、リングでアピールしたところをむんずと掴んで頭から放り投げ落とす、このまま固めて3カウント。
続いてはサムライTV、なんでしょうこれは。あー、カメラ持った人がリングに上がった。カメラで撮影されている、スクリーンに大谷選手アオリで撮られてます、スクリーンにカメラで撮ってるリアルタイムの映像が。変な光景です。コーナーにカメラ持ったまま追い詰められた、いやすいませんカメラが本体なんですね。37万円のカメラが全額弁償、と言われてキックが止まった。キングカイザー戦を見るようだ。サムライTV選手本人つまりカメラをまず置いて。撮影していたほうのサムライTV選手をトップから落とし、これで三人目修了。
続いてはケンドーマジン選手…… ええと? マスクの上からマスク被ってネクタイ巻いてる? 大谷選手なんかレフェリーに抗議が入ります。ネクタイを頭に巻いている、叩かれてものすごい苦しんでいるマジン選手、こんなに苦しそうなキャラでしたっけ、とか言われています。起き上がり、握手しようとするマジン、大家選手、かなり考えてから握手に応じます。握手から飛びついて腕に組み付く、しかしなんと腕一本で持ち上げて、そのまま落としてフォール。ここでもう4人抜きです。ペース早い早い。
最後の登場は金本ヒカル選手。……会場がどよめきますが、ええと、なんていうか、そっくりさんなんですかね。そうですね。中央でぐるぐると周りながら接近し、ローキックから転がして、顔面の張り合いからキックを取られる、空中で同時に蹴りのぶつけ合い、もう一丁、大喝采です。お客さん大喝采、カウンターから後ろを取ったのを崩して投げる、足首を掴んで固めた、背後を取ったが取り替えされ、そこから両腕捕まれて落とされた、足を落として決めました。
最後はマイクアピール。「8年連出場していて優勝できませんでした。やっと優勝できました! 金本ヒカルは強敵でした」と、大谷晋二郎選手でした。
合計は、これはいい得点です。90点台連発でなんと484点! 暫定一位になりました! これで暫定一位から転落した菊タロー選手が、どうしてか一位席でガッツポーズ。
「パーフェクトでしょう。いろんなとこに謝りにいかないといけないじゃないですか」と高木委員長でした。
ここで15分間の休憩。トイレに行こうと思うと、ホール入り口はもう埼京線もニヤリと笑うごった返し方でした。
プロレスってやっぱり関係者の高度なコミュニケーションだのだなあ、と思っている次第です。
さて、第六試合。猪熊裕介選手の試合です。
猪熊選手はプロレスラーですが、中野のお店でカレーを作られたりもしている人なんだそうです。長年対決を希望してきた諸橋選手と試合をする事になり、長年のシミュレートで、頭の中で一度だけ勝った試合をそのまま進める、と言う事なのですが……。
諸橋選手との対決、あ、復帰戦なんですね。お、リングに登ってきた人が……。いきなり泣きが入っています。どうしたんでしょう。試合の開始前に残念なお知らせがって。ええええええ、本日、復帰を予定しておりました猪熊選手が、試合前の練習中のアクシデントにより全ての記憶をなくしてしまいました! って! えええええー。
選手生命に関わる事で、試合中断するよう説得を試みたのですが、記憶さえ取り戻せば試合はできる、と言う事で。試合開始前に、猪熊選手の記憶を取り戻す、と言う、なんだろう、儀式が始まります。
リング上にはなにか変なものが上がってきました。続いて、きょとんとした様子の猪熊選手がリングに登ります。その前にあるのは四つの箱が乗った折りたたみテーブルが。「ファイトスタイル」「フィニッシュ前アピール」「必殺絵業」「張必殺技」と言う紙が、箱の前に張ってあります。……えー、つまり、これがプロレスラーを構成する四つの要素とのことで。これで猪熊選手をつまりエディットして、試合に臨むとのこと。
とりあえず御本人が一枚ずつ抜いて決める事になります。しかしエディットって。一枚引いて渡す、何も入っていませんね。それを読み上げて発表しますが、「ボクシングスタイルのプロレスラー」。いきなりええええ。次はフィニッシュ前アピール。フィニッシュ前アピールは、「首かっきりポーズ」。そして必殺技 ここでいいの引いとかないと、簡単なのでお願いします、と猪熊選手ですが、出てきたのは「逆さ押さえ込み」。首かっきりポーズからの逆さ押さえ込み、と言うつながりに、会場爆笑。大笑いが飛んでいます。ええと、つまり予告付き奇襲になるのでナンセンスって理解で良いでしょうか?
最後は超必殺技。「体力ゲージが真っ赤になってるときとかに、一回だけ使えるすごい必殺技」と言うその超必殺技。これは…… 「神様降臨」? 猪熊さんが首かしげます。皆さんが全員首を傾げます。
なにはともあれエディット終了、というわけで、入場からやりなおすことに。
リング上の折りたたみテーブルも撤収されます。時間は…… なんと1分1本勝負、短。ボクシンググラブをつけて、猪熊選手リングへ。中央でいきなり睨み合い。諸橋選手、なんでしょう、紐かなんかを引っ張ると、サングラスが上がるみたいです。さらに両紐をを引っ張るとあら尻が丸出しに。そんなポーズのまま試合開始、いきなり残り試合時間1分。ボクシングスタイルですが組み付いた、首を掴んで投げた、投げてからパンチ、ぐるぐる回してアッパー、もう残り30秒、首かっ切りポーズから、あれが逆さ押さえ込みなんですね、しかし押さえ込みきれず、パンチを取られて逆に押さえ込まれた、ここで止まった、暗転、スクリーンの映像に誰か出てきました、えー…………
……神様的な格好の人が映像に出てきて、自転車に乗ってバーに行って歌ってました………… あれは、ええと…… 唐突にビデオが終わってフォーカスがリングに戻ったら、なんと諸橋選手の首みたいなのを高く掲げて、猪熊選手がリング上ですごいポーズ。首を取られた設定の選手が、タンカに乗せられて運び出されていきます。まだずっとポーズを取ったままの猪腰熊選手を尻目に集計、点数出ました。これはお客さんがものすごい受けてたんですが、点数は444点でした。神様的な人については正直よくわからないので、詳しい人のコメントを貰いたいと思います。
さて、リング上でまだ猪熊選手がポーズ取ったまま、続いて第七試合です。
第七試合のことはまた続きにて。
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