ミュシャと井の頭(☆)
今日は気分をちょっと変えて、三鷹のほうへ出撃。
玉川上水ぞいを歩いていたら、思いのほか紫陽花成分が補充できました。

花ではいちばん紫陽花が好きなんですが、梅雨の季節、雨の中に咲く風情もさることながら、このなんだか植物っぽくないような、金属のつやのあるブルーや紫の色合いが好きなのかな。とかとも、ちょっと思ったり。ともあれ、もう少し前に気付いていればもっと綺麗だったんでしょうが、ここのところの暑さのせいで、だいぶへたれてしまっておりました。

駅からてくてく歩くと井の頭公園。で、ジブリ美術館が見えてきます。なるほどこれは変わった建物である。目的地ではなかったのと、当日券はもうないヨみたいな事が書いてあったので、外からだけ見て満足し、ついでにコミュニティバスに乗って駅に戻ります。

ロボット兵は、さすがに守護神様だけあってデカかった。
今日の目当ては、駅前でやっていたアルフォンス・ミュシャ展。前に東京都美術館でやっていたときも見に行きましたが、どうにも好きなんですよね。ミュシャ。
しかし実物を目の当たりに出来て嬉しい、と思う半面、クッキーやゴーフルの空き箱がガラスケースに入って陳列されていて、それを興味深く眺めている自分、って言う情景を考えると、なんともいえないおかしみのある光景です。この箱ってたぶん当時はものすごく一杯あって、ほとんどは捨てられちゃってたんでしょうけど。残った箱は、こうして美術品として展示されるくらいになっている。これがミュシャと言う人の実力であって、作品の魅力なんでしょうなあ。作品そのものはもちろん、そこにある作品と、それを見る自分自身との関係が、しみじみおもしろい。
晩年に辿り着いた作品の傾向、チェコスロバキアとミュシャが辿る運命のことを考えると、この人自身はひとつどころじゃ足りない、どれほどのドラマなんだろうなあ。などと思ったり。
小さな展覧会場だったので、開催終了も近いのに、かなり人がいっぱいでした。でも前のときに買い逃した図版も買ってきたので、かなり満足。
そんなこんなの、彷徨いの日曜日でした。
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