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2010.07.28

DDT両国ピーターパン観戦記・その2

 俺のバッテリーはまだまだ戦えるぜ! と言う事で、後半戦突入。
 宇宙に行ったことになった人達のことも気になりますが、それより第6試合です。

 ……あれー、宇宙のほうが先みたいです。
 宇宙でヤゴウさんとマイケルの対決。肛門爆破の爆薬を残しておいた、と言う展開で、コロニーはなんか爆破が阻止されました。そんなことはさておいた感じで、凄まじい切り替えの早さで第六試合……。

○第6試合 

ケニー・オメガ
vs
丸藤正道

 さあ、第六試合は再びシングルマッチです。このあとはシングルマッチがわりと多いんですね。
 あれ? 飯伏選手がリングでマイクを。なるほど、本来、丸藤選手と試合をするのは飯伏選手だったんですね。助っ人として試合に乗り込むのがケニー選手である、と。なるほど。
 ケニー・オメガ選手入場、これはかっこいい。そして煌びやかなガウンとセットのマスクを被った選手がリングへ、この人が丸藤選手ですね。自らマスクを取って試合準備、観客席からは今までの試合とは全く違う雰囲気、ケニー、丸藤、両選手への熱いコールが飛びます。
 試合開始、ぐるぐると廻って様子を見る、リングの中央でいきなり組み合い、後ろを取ったケニー選手、さらに後を取りかえした丸藤選手、肩の上で腕を固めて力比べ、絡み合いから分ける、中央からの力比べ、丸藤の腕を取ったケニー、転がって起き上がる丸藤、手首を取られたままくるくると周り、さらに腕を取られかけたところを回避する、相手の腕を取りに行ったところを、先に狙うような攻防、相手の攻撃をずらすような居取りの展開。
 分けたあと頭を掴みに行ったケニー、丸藤を押さえたまま中央で耐える、腰を抱えて、丸藤ケニーを追う、そこからケニーーが丸藤を追い詰める、コーナーへ入るケニーを躱す丸藤、コーナートップから体を回しざま投げる、さらに投げた丸藤を躱すケニー、転がった脚の上に丸藤を載せて飛ばし、さらにリングの外に落ちた丸藤に、ロープで加速をつけてリング上から一撃。
 丸藤をリングの上に転がり戻し、ケニーが観客にアピールしながら、ロープから一気にコーナーへ、立った丸藤へ飛びかかる、キックとパンチのぶつけ合い、丸藤の攻撃で激しくスピンするケニー、丸藤が攻める構え、ケニーの体を挟んで押さえ込むが、後ろへフォール、ここは返される。丸藤、ケニーを抱えてボディスラム、そのままコーナーポストに登ったところにケニーが一撃、激しく打撃を貰うがそのまま耐える。丸藤をケニーが掴みに言った、しかし弾き落とされる、なおもコーナーに登る丸藤、サイド固めた、ケニー、そこから持ち上げられるか、動かない、睨み合いだ、ボディブローで外させヘッドバット。ソバットでコーナーの丸藤に攻撃、コーナーに乗ったままの丸藤に、トップロープに登り、さらにそこから飛び上がって上から一撃、フォールするが丸藤返す、捕まえて脚を固めた。めまぐるしい軽快な攻めだ、丸藤転がってロープへ、一旦ブレイク。
 両者分かれて、再び丸藤の腕を掴んだケニー。胸を張った後、抱え上げてそのまま待っていく、コーナーポストへ叩きつけた。落として脚を固める、複雑ですがケニーが攻めている構え、耐える丸藤、ロープまではあと少し、姿勢を変えた、胸を張る、外れた、フォールに持ち込むが丸藤2カウントで返す、両者リング中央で立ち上がった。顔を張るケニー、丸藤攻められている、腕を取られた、ロープに投げられた、そのまま半回転して場外へ、丸藤、ケニーめがけてロープからスライディングキック、リングの外に両者とも落ちて叩き合いに。両者、ロープの外に登った。まだリングには入っていない。リングの外から、関節技に丸藤の脚を固めて持ち上げたケニー、逆に上下逆にケニーの体を抱えた丸藤、そのままリングのフチにケニーの頭をぶつけて投げ捨てる。
 リングの上でぎりぎり転がっている丸藤、一方のケニーはリングの下で倒れている、スタッフが駆け寄るが大丈夫か、ケニー起き上がった。リングの上に掴み上がった、丸藤、ケニーの首を押さえて投げる、そのまま半回転して顔をこする、ケニーの首を押さえ込んだ丸藤、ギブアップか、ケニー苦しんでいる。丸藤固めを変えた、ケニーが弾き返しフリーに。

 中央での張り合い、蹴りから頭突き、ロープに振られたケニーに丸藤がラリアット。馬乗りになってケニーにパンチを入れる丸藤、再び首を固めた。転がって耐える、丸藤は離さない。半回転して抜け出した、いやロープに脚を引っかけていた。
 ロープに寄りかかり耐えるケニー、丸藤はなおも追い打ちの構え、しかし丸藤の投げを一回転して脚から着地、両者ロープに飛んでの攻防から捕まえて投げつけ、ダウンを奪う。両者ダウン、ケニー立ち上がった。再び中央での攻防、ケニー、ハンマーフックを打ち付ける。丸藤を抱え上げ、そのままリングに叩きつけ、さらに通り過ぎて半回転してフォール、しかしカウント2で返される。
 再び張り合い、捕まえようとする丸藤を二回擦り抜けてマットに沈める、後ろから飛びついて肩車するかのような投げ、そのままフォール、これも返される、丸藤を持ち上げて後ろに投げるが、丸藤脚から着地、今度は丸藤が攻める。ケニーをコーナーに追い詰めてのキック、逆コーナーからの追い打ち、中央で組み付いた、がっぷり4つ、しかし外れたところに丸藤がコーナーから追い打ち、助走をつけてのキック、押さえ込まれるもケニー返す。ゆっくりした攻め、ケニー、丸藤を投げつけ、ソバットの打ち合い、丸藤を一回転して躱し、飛びついて脚で首を押さえての投げ、さらにそこから、なんなんでしょうあれは、社交ダンスのスピンみたいな投げで沈めるも、これも決め手にならず。
 激しいケニーコール、両者コーナーに登った、ケニー、丸藤を固め、投げにかかるも外され打ち落とされる、ケニーの首を掴んだ丸藤、しかしケニー外して、そのまま丸藤をコーナーの上に、肩車してしまった構えの丸藤、これはなんだ、リングのきわから首投げで投げ落とした、両者リング下に叩きつけられる。
 朦朧としたさまで立ち上がる両者、まず丸藤、リングアウトのカウント、13、ケニーがリング際につかまった、倒れた拍子に血が飛んだ、カウント19でケニー、躍り上がってリングに復帰、羽交い締めの体勢から投げ落とす、もう一撃、あれが噂の波動拳か、しかしカットされてしまう、コーナーに丸藤を乗せ自分も追いかけるが、サイドに落とされる、コーナーに登ろうとする丸藤、あっと、股の下に体を入れた体勢、あそこからどうする、持ち上げて投げ落とした、リング中央に落ちる丸藤。コーナーに戻ったケニー、両腕を大きく引いての突き、なるほどあれが波動拳。起き上がるもケニー攻め続ける、あっと、丸藤がソバットで落としていった、そのまま首を持ち上げて抱え上げた、そのまま真下に頭から投げ落とす。そのままの姿勢のケニーを丸藤固め、長い対決、丸藤の勝利となりました。
 20分有余の対決はこれで終幕。腕をテーピングで固めた丸藤選手とケニー選手、そして飯伏選手ががっしり抱き合っての修了となりました。

 熱い正当派の勝負の後は、なんていうか、色々まずい感じのカードです。

 なぜかお子ちゃまな声での解説で、男色ディーノとHG、そしてRGの紹介。RGさんはプロレスする気ないそうです。まあそれはともかくとして、ゲイキャラクターNo.1決定戦だそうです。
 あ、そうかこれセミファイナルなのか。なんていうかもうえらいことになっている。

○第7試合

男色ディーノ
vs
HG&RG

 まずはRGがリングに登場。観客席からは散発的なブーイングが起こります。踊りながらリングイン。ブーイングとともに紫のリボンがちょっと飛びます。そして観客席からは猛烈な勢いで「帰れ」コールが!

「試合よりもあるある聞きたいんじゃないの?」
「ブー」
「OK! 恥ずかしがり屋さんだな」

 ええと、あるあるはプロレスとは別枠で先に行われるみたいですね。って、歌い出した所で入場曲だ。
 出てきた、ディーノ選手が入ってきた! 石井・佐藤選手を従えて、なんか霧っぽいものを吹きながら、観客を無差別に襲いながら移動していきます、無差別だ、交通事故みたいな感じだ! 一階席に移動したディーノ、なんか分捕った、ごめんなさーい! と観客席に付き添いの方の絶叫が飛ぶ。コーナーに行ったり寄り道したりしながら、ようやくリングに辿り着きました。コーナーポストで名乗りを受けて、ディーノが今リングに入りました。

 ネタを邪魔された、とRGが襲いかかり、あっと言う間に放り出されて。「学生プロレスであんたとやりたいと思って15年…… HG、出てこいや!」と、ディーノ選手が大音声で呼ばわれば。入場門から、腰振ったりM字開脚したりしながらHGがリングに登場。脚には、でも、かなりごついプロテクターつけています。
 「住谷-!」「ハッスルしろよー!」「RGごくろうさーん!」と観客席からいろんな声が飛ぶ中、試合開始。睨み合い、ゆっくりと寄っていく、睨み合いからゆっくりと寄っていく、なんだこれ、いきなり肩を抱き合ってのキスから試合開始だ!
 紫の光とムーディーな音楽とともにまだ続いている長いキス。攻撃なのかこれ。そこへいきなりRGが介入、椅子を持ってディーノに襲いかかる、猛烈な帰れコールだが展開はプロレスっぽくなった、コーナーにディーノを投げてぶつかり、赤フン姿になったかと思うとロープを二往復して尻をこすりつける。技をかけられているRGを、なんか間近で見物するHG、ディーノがパンツを二枚ほど脱いだところでチョップ、顔にもろに尻が乗っかった。RGは2カウントで返し、HGとディーノの対決に。
 HGがパンチを打つたびに「セイ!」の掛け声が飛ぶ。ディーノを関節技に捉え、さらにディーノの股間を捉えるHG。分けたところでディーノはコーナーへ。ぐりぐりと腰を動かしていたかと思うと、ディーノに激しく腰を押しつけるHG。どういう反撃かよくわからないものの、弾き返されたHG。あっと、しかし襲いかかろうとしたHGが転がって苦しんでいる、踵を押さえて転げ回る、プロテクターを外した。アイシングしているが、これ、本気かどうかよく判らない。痛そうです。
 ディーノが立ち上がって追い打ちを入れる。HG、コーナーでまだ苦しんでいる、脚に集中的に攻撃を加えるディーノ、これは見ていて難しい。RGはどこいっちゃったんでしょう。リング脇にいました。「RG、今しかないぞ!」と観客席からまさかのRGコール。
 躊躇しつつもRGリングに上がった、ディーノはロープに登って一撃、しかしRGロープから落ちてしまう。リング上ではHGがディーノに反撃、迫力のない椅子の一撃、次は重い、椅子で乱打を入れるRG、レフェリーを跳ね返して椅子の上からヒップアタック、乱打でキックを入れてディーノを抱え上げた、その体勢のままHGに寄っていく、HG、ディーノをよけてRGの方を叩き、ここからディーノがパンツに頭を突っ込ませたパイルドライバー、RGは脚をロープに絡ませたままの姿勢でぶら下がるが、HGが脚を外して落っことした。RGリングアウト。

 さあ仕切り直し、中央出の睨み合い、パンチの叩き合い、パンチを打つたび「セイ!」の掛け声が飛ぶ。ディーノが叩くとこっちは「ゲイ!」 両者がパンチを打つたび、「セイ!」「ゲイ!「セイ!」「ゲイ!」と観客席のレスポンス良好。なんだこの展開。ディーノ大の字になってしまう、HGフォールに入るが返される。ディーノ先に立ち上がり、HGに立ち上がれ、と気合い。HG、立ち上がれない、腰を後ろから掴んだディーノ、股間を蹴って横から飛びつく蹴り。両者転がって苦しんでいる。起き上がった、頭上へのキックをかわされ、HGの足首を固めるディーノ、頭を抱え得て苦しむHG、体を引きずってロープへ。これでブレイク。
 HG、まだ膝を抱えて苦しんでいる。うつぶせに倒れたHG、ディーノが立て! と気合いを入れる。膝立ちでパンチを入れるHG、しかしディーノは「まだまだ!」と気合いを飛ばす。膝にローキックのソバットを入れるディーノ、HGは膝を抱えたまま動けない。

 ……って、なんだ、何事だ。車椅子に乗った人です、大家選手だそうです、入場口から出てきてコーナー下につく。そうこうしているあいだに、起き上がったHG選手をディーノ選手が固め、これで試合終了。ディーノ選手の勝利となりました。
 RGはどうしたんでしょう。ああ、投げられた姿勢のまままだリングの下で倒れてますね。

 ディーノ選手のマイクパフォーマンス。
「どんな試合になるか判らなかったけど、今のアンタを受け止められた」
 デビューした頃には有名人になってしまっていたHGとの、望んでいた対戦、そして勝利を踏まえて。
「今の私には、アンタに対するコンプレックスは何一つなかった。そのことを確認できて良かった」
 そして天龍選手からのビデオメッセージ。大阪でやった試合は面白かったと。
 ディーノ、しゃがみこんだままのHGに。
「あんたいつまでその恰好でいるつもりなの。あんたプロレスラーでしょ、自分の脚で立ちなさいよ!」
「怪我で止めるんじゃなくて、怪我で自分の心が折れたから止めるんでしょう。あたしそんなのほんとにイヤ。あたしたち、いつでも待ってるから。……まだあんたの口から、プロレス止めて良かったって言う台詞を聞いてない」

 プロレスを離れプロレスファンとして支えたい、と言うHG選手のコメントで幕は降り。そして二人で肩を支え合っての退場で修了となりました。あああ、このへんの言葉はものすごい良かったのに、正確に拾い切れていない。ううう。
 それでRGさんはと、ああ、起きたみたいです。マイク持ってます。DDTあるある…… あ、やるんだ。歌い出したところでマイク切られました。そして画面はファイナルマッチの煽りへ。

 タイトルを堅守するチャンピオン関本選手と、DDTの選手としてベルトの奪回を誓うHARASHIMA選手の対決です。

○メインイベント

関本大介
vs
HARASHIMA

 まずは挑戦者HARASHIMA選手の登場。続いてチャンピオン関本選手の登場。チャンピオンベルトの変換、そして試合開始です。
 微動だにせず睨み合う両者、さあ、ゆっくりと寄っていた。周りながら戦機を伺う、近づいていく。距離が近くなった、先にHARASHIMA仕掛けた、ローキック。ローキックで牽制しながら魚田が追い腕を取ろうと言う構え。組みに行った、背後を取るめまぐるしい背後の取り合いから、首投げで転がる。
 両者別れて再び睨み合い。先に仕掛けた、首を掴んだ関本、そのままの姿勢で止まった。HARASHIMAが膝を落とす、持ち上げた、そのままコーナーへ、ロープに振るが攻撃したのはロープに飛んだ関本だ。頭を掴んで起き上がらせ、胸板を叩く関本。HARASHIMAがふらつく、頭へのパンチ、しかし関本がなおも押す、叩き合い、叩き合いが続く、ストレート、これは効いた、HARASHIMAがやや崩れた。パンチの打ち合いが続く、大振りな一撃でHARASHIMAが沈む、頭を掴んで起き上がらせた、ロープに投げて掴み、半回転した関本をHARASHIMAが投げた、そのまま肘を固める。うめき声を御上げる関本、脚がロープに。これでブレイク。
 リング中央で関本に攻めかかるHARASHIMA、まだ関本苦しんでいる。首を掴んで投げ飛ばし、直上から体を落とした、そのまま腕を掴んで決めにかかる、関本動かない。動けないか、離してエルボー、もう一度腕を固めに行った。腕を掴んで持ち上げ、立ち上がらせた関本にエルボーを一発、二発、コ-ナーに立たせて投げ、そこにドロップキック。
 掴んだ関本、HARASHIMAを頭からたたき落とした。いきなりに立ち上がれないHARASHIMA、関本、頭を掴んで起き上がらせ、そのまま首投げから背中に蹴りを一発。頭を掴んでの首投げからフォール、脚で弾いて弾き返す。しかしうつぶせになったままHARASHIMA苦しんでいる。転がってロープへ、リングの外に出た。のっそりと追いかける関本もリングの外へ。頭を掴んでコーナーへ叩きつけ、そのままリングの中へと転がり戻す。起き上がれないHARASHIMA、関本が頭を掴んで立ち上がらせ、コーナーに押しつけたかと思うと、そのまま腕を掴んで投げ落とし腕を固める、しかしHARASHIMAが体を入れ替えて腕を固め返す、関本、強引に勢いをつけてひっくり返し、腕を固められたままHARASHIMAを持ち上げた。コーナーに載せたHARASHIMAを抱え上げ、リングの中央に落っことす。
 苦しむHARASHIMA、しかし関本もコーナーによりかかって手首をかばっている。抱え上げてボディスラム、HARASHIMAがリングに落ちた。頭を掴んで、これはブレーンバスターか。2カウントで返す。
 HARASHIMA起き上がれない、関本が起き上がらせる、肩に担いだ姿勢のまま揺すり、あっと、腕を掴んで固めた、そのまま下ろした関本、しかしHARASHIMAの股間に腕を入れてそのまま持ち上げ投げ飛ばす。手首を攻めるHARASHIMA。脚を掴み関本、足首を固めた。HARASHIMA、ロープまではあと少しだ、持ち上げた、ブリッジの姿勢で移動する、ずるずると体を引きずってロープへ。
 ここで試合時間10分。
 試合は関本が優勢か、HARASHIMA選手はまだふらふらしている。コーナーに立たされたHARASHIMA選手、胸板を叩かれる。ロープに振られた関本選手はリングの外へ、ロープを挟んでの攻防、リングの縁から首だけを出していた恰好の関本選手、HARASHIMA選手はトップロープから体を投げ落とし、ギロチンのような蹴り下ろし。関本選手、リングにようやく戻ったところに、トップロープからHARASHIMA選手が強襲、フォールはカウント2で返される。
 攻守逆転し、HARASHIMA選手が攻める構え、頭上高く抱え上げて投げ落としそのまま固めるが、これは2カウント、ロープに絡まった関本選手、突っ込んできたHARASHIMA選手をすくってロープの向こう、入場門へ投げ落とす。入場路での闘い、投げを返すHARASHIMA選手、相手の首を脚で掴んで逆に投げ飛ばす、ロープからの突っ込んでの攻撃はカウンターされ、入場路で投げ落とされるHARASHIMA選手。関本選手は転がってリングに戻った、HARASHIMA選手はまだ入場路で苦しんでいる。会場からはHARASHIMAコール。HARASHIMAコールが飛ぶ。リングの外に出た関本選手、HARASHIMA選手の頭を掴んでリングの中へ連れ戻す。HARASHIMA選手、まだ起き上がれない。
 肩から掴んで投げ落とし、さらにトップロープに登った関本選手、ここから投石機みたいなエルボーを一撃。フォールを2カウントでなんとか返すも、HARASHIMA選手まだ頭を抱えている。パンチの打ち合い、しかし関本選手はまだスタミナ十分のてい。HARASHIMA選手ふらつく。パンチの感覚が短くなってきた。ジャンプから首に組み付いての投げ、しかし足首を捕まれてHARASHIMA選手仕掛けができない、そのままコーナーに押しつけられた後、捕まれて投げ落とされる。関本選手のペースだ。キャメルクラッチで固められるHARASHIMA選手。リングの中央、ロープも遠い。ずりずりと移動していく、ロープを目指す構えだ、移動している、届いた、ロープへ届いた。ここでブレイク。
 しかしHARASHIMA選手うつぶせのまま動かない。ようやく起き上がった、ふらふらだ。ロープに振られたHARASHIMA選手に追い打ちを入れる関本選手、リング脇にいるHARASHIMA選手を、そのままロープごしに抱え上げてリングの中へ、ロープで走ってパンチで沈めフォール、ぎりぎり返す。まだ決まっていない、HARASHIMAの腰を後ろから持ち上げるが、いったん下ろした。もう一度抱えようとする、顔を打って脱出を測るHARASHIMA、しかし関本離さない、足首をにストンピングだ。それでも離さない、片腕を離した、手首だ、HARASHIMA手首を固めている。そのまま手首を持ったまま落とした、ぐるりと一回転してかわそうとする関本を、なおもHARASHIMA固めてさらに中央へと引き戻す。関本耐える、体を持ち上げて回避を使用とする、反動をつけて脚をロープへ。関本逃れた。
 ロープ脇でHARASHIMA攻める、関本を抱え上げて頭にストンピング、投げたのか崩れたのか、関本落とした。コーナーからダッシュをかけて二回三回とキックを入れる、さらにもう一回、しかし2カウント、HARASHIMA押し切れない、コーナーに振ったHARASHIMAを関本が逆に掴んで投げ飛ばし、固めて押しつけるがこれは決まらない、とうとう背後を取った関本、流麗なバックドロップでHARASHIMAをリングに落とす、そのまま固めるも2カウントで返した、両者ダブルノックダウン、カウント8で試合続行。
 中央でのふらつきながらのパンチの打ち合い。頭を掴んだ、席も御にHARASHIMAが頭突き、ふらついている、両者かなりふらついている。ダッシュからの頭突き、関本の頭突きで答える。頭突きの打ち合いだ。HARASHIMA倒れた。後ろから掴んだ関本、この邪魔絵はもう一度バックドロップ。おとしたがぎりぎり体は外す、腕を振り回す関本、HARASHIMAようやく起き上がった、エルボーに逆襲のソバットを決める、コーナーに決めたところから掴んで投げ、2カウントで外されると、その姿はロープの上に。飛びかかって関本に強襲、そのまま3カウントまで関本を押さえ込み、HARASHIMAが勝利を収めました。

 これで王者は交替、HARASHIMAがKO-D無差別級のチャンピオンとなります。

 ここで重大発表! 来年も両国にて大会が行われる事が決定。2011年7月24日の開催となります。
 そしてなんとDDT総選挙が行われると言う発表も。どういうことかよくわかりませんが、行われる事になったみたいです。そんなわけらしいのですが、さらにリングの上では、勢揃いした選手達による、なぜかマイクパフォーマンスの〆の奪い合いに。

 最後は高木社長から振られたHARASHIMA選手の三本〆で修了となりました。

 そのあとすっかり存在を忘れられていた、宇宙に行きっぱなしのマイケル選手をみんなで形態を振って呼び戻す事に。両国に着地したマイケル選手が、高木社長から託された巻物を開くと、そこには……。

「おしまい」

 と言う事で、両国ピーターパン2010。全編の修了と言うわけでした。

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コメント

おお、お疲れさまです。
よくもこれだけの量のテキストを…。

関係者のつぶやき一覧、面白かったです。
http://togetter.com/li/37784

投稿: キャプテン | 2010.07.29 23:38

 いやはや、お恥ずかしいです。なんていうか、自動書記ってこんな感じなんだろうか、とか思うくらいで(汗。電波が快調に竹熊様に流れ込んでいると言うのに! みたいな。
 選手の名前は予習したんですが、技の名前が今度はわかりませんでした。まだまだですねー。

 そして面白いまとめありがとうございました(笑)。大会が始まってから終わるまで、一瞬で飛ぶあたりが、なんともこう、生々しいですね(笑)。

投稿: sn@散財 | 2010.07.30 22:02

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