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2010.10.31

ROBOT-BATTLE in 法政小金井 観戦記【バトル:三回戦~決勝】

 続いてベスト8、三回戦です。

三回戦 第1試合
NO.6 ファントムⅡ(ブラック)
vs
NO.8 サアガ(イガア)

 まずはサアガが詰めていき、両者絡んでの投げの打ち合い、分けたところで一気に詰めていくサアガ、ファントムは姿勢を落として凌ぐ。
 絡みつくものの躱しきれない、しゃがんで脚を掴ませないファントム。隙を見せないファントム、隙を逃すまいとするサアガ。スリップ、しかしリング際に追い込まれてしまうちょっと危ないファントム。中央から打撃、捕まれた、胴体を背中から掴んだが投げきれなかった、しゃがんだファントムに蹴りを繰り出すサアガ。絡まったか。レフェリーが分けた。
 両者やや間を空けた、ファントムが大降りな投げを打つが、サアガの頭上に打点がある。両者譲らない打ち合い、ファントムの部品が何か取れて抜けかかっている、スリップ、リングアウトの危機から復帰するファントム。
 サアガの背中に回り込んだ、膝で押していく、このまま押し出しに行く構えか、周囲を回るファントムを中央で旋回して捉えるサアガ、ファントムを掴んで横に崩した。これで1ダウン。
 サアガの肩を掴んだファントム、サアガも投げを出すが崩しきれない、ファントム、リングアウト。これで2ダウン目、2-0。
 再開、ファントムの攻撃がサアガを捉えたかと見えましたが、同時に試合終了。2-0でサアガの勝利となりました。

三回戦 第2試合
NO.11 ガルー(くまま)
vs
NO.18 で・か~る(道楽、)

 さあ、豪腕ガルーと、ガンビットでかーるの対決。いきなり折れ曲がったでかーる、しかし脚に腕を引っかけて、転がったままのでかーるを無理やりひっくり返すガルー、1-0。
 変な音を立てながらも起き上がるでかーる、ガルーに突っ込んでいく。中央で猛烈な交錯、両者崩れた。アンテナを自分で踏んで、起き上がれないでかーる。あ、さっきのはで・かーるのダウンだったようです。2-0。
 逆向きに折れ曲がったでかーる、ここから逆襲に出るかと思いましたが、いきなり明後日の方向に猛ダッシュ。リングの外へまっしぐらに飛び出して、これで3ダウン。3-0でガルーの勝利となりました。

三回戦 第3試合
NO.12 クロムキッド(くぱぱ)
vs
NO.7 デュナミス(ビスコ)

 まずは積極的に攻めて行ったクロムキッド、デュナミス、勢い余ってリングの外に出てしまう。まさかのリングアウトで1-0、試合再開、しかし直後にクロムキッドがデュナミスを掴みあげる、そのまま崩して2-0。
 デュナミスどうした、調子がおかしい。ばき、と言う音とともに、「ブラケットが折れた!?」と言う声が。
 至急でブラックさんが確認に入り、ともかくもこれはデュナミス試合続行不可能。リタイアでクロムキッドの勝利となりました。

三回戦 第4試合
NO.10 デンダイン(TDUヒューマノイド研究会)
vs
NO.19 Variant-F(東京理科大学I部無線研究部)

 今度こそパイルバンカーもばっちり充填澄みのヴァリアントに対し、デンダインが挑む。リング中央での打ち合い、パイルバンカーがばちっと打ち出されるか、当たりはしなかった。ややヴァリアント側のリングで小競り合いが続く。両者離れて様子をうかがう、デンダイン、突っ込んで崩しに行く、半分体がリングから出てしまったヴァリアント、起き上がりで転落し、これは1ダウン。
 腰がねじ曲がってしまったヴァリアント、なんとか捻って再開。直後、デンダインが腰を後ろから掴んで持ち上げるような吹き飛ばし。これで2-0。
 再開、胴体がぶらぶらしているヴァリアント、上半身が変な方を向いている。デンダインが様子をうかがう構え、翼まで使って投げを打とうとするデンダイン、後ろから翼を繰り出して牽制する。前に倒されるものの、これはスリップ。投げを打ちにかかるデンダイン、残り5秒を切った、くるりと廻るデンダイン、ぎりぎりでヴァリアント、1ダウンを奪い返すものの、カウントは1-2。デンダインの勝利となりました。

 引き続き、準決勝二試合が行われます。

準決勝 第1試合
NO.8 サアガ(イガア)
vs
NO.11 ガルー(くまま)

 準決勝、まずはサアガとガルーの対決。一気に攻め込んでガルーの側に寄ったサアガ、腕は空転した、サアガ、投げを打ちにいった力で自分の体が持ち上がり、浴びせ蹴りの恰好に。ガルーの攻撃レンジをぎりぎりで避けていくサアガ、突撃して攻めて行くが、膝の裏に入っていってしまう、前にスリップし、ガルーの掴みを躱すサアガ、ガルーは打ち込んでは離れる構え、ガルーの伸ばした腕が、サアガの腕先を、胴体を掴むものの崩しきれない、リング際に入ったガルー、しかし中央に戻す。ガルーの脚を掴んだサアガ、しかしこれもすっぽ抜けた。下がった所を叩かれたサアガ、ガルーに1ダウンを奪われる。
 両者投げの打ち合い、腕を絡めて叩き合い、ガルーがサアガを掴んで投げたと見なされた、これは2ダウン。
 ガルーの投げの構えからサアガが掴みかかる、これはガルーがサアガを持ち上げて立ち上がった…… が、もろともに崩れた。これはサアガの投げ、ダウンを奪い2-1。
 サアガ、距離を開いたところから腕を開いて突撃するが、待ち構えていたガルーのカウンターが沈めにかかる、これで3-1、ガルーの勝利となりました。

準決勝 第2試合
NO.12 クロムキッド(くぱぱ)
vs
NO.10 デンダイン(TDUヒューマノイド研究会)

 さて準決勝第二試合は、クロムキッドとデンダインの対決。かなりの身長差がある両者です。中央でのぶつかりあい、大きな腕で振り下ろすように掴みにかかるクロムキッド、デンダイン巻き込まれて倒れますがこれはスリップ。あっと、両者攻撃が交錯したとのこと。これはダブルノックダウン扱いで1-1。
 クロムキッドがデンダインを追いかける。巻き込まれて崩れるが、これはダウンにはならない。真横に捉える、腕が頭上を通り抜けた、掴みに行った攻撃も抜けた、あっと、デンダインダウン。
 2-1、さらに回り込みかけたところにクロムキッドが肩先から一撃、振り下ろして前のめりに沈め3-1。クロムキッドが決勝へと進みました。

 ここでちょっとインターバル。連戦となるデンダインの調整のあと、最終の決勝戦まで一気に行われます。

三位決定戦
NO.8 サアガ(イガア)
vs
NO.10 デンダイン(TDUヒューマノイド研究会)

 さて、ひさびさにサイズが合ったロボット同士の対決な気がします、デンダインvsサアガの対決。
 まずは慎重に構えた両者、背中合わせの姿勢から、サアガが離れては接近する猛烈な攻め、デンダインは翼でいなしに行くが、これはスリップ。猛烈な勢いで押し切ったサアガ、デンダインは起き上がりでリングの外に出てしまう、これは1-0。
 今度はサアガ、突っ込みざまに投げを打ちにかかるものの、そのまま腕をひっつかみかけたまま、サアガは自分の勢いでそのままリングの外へ、いなされた恰好で1-1。
 再開、横薙ぎに投げを決めて、サアガ2-1に。
 再開、猛烈な勢いで駆け寄ったサアガ、デンダインの下半身をがっちりホールドした。あ、これはだめだ。デンダインをひっつかんで持ち上げ、くるりと半回転して頭から叩きつける。これでサアガ、3-1での勝利となりました。

決勝戦
NO.11 ガルー(くまま)
vs
NO.12 クロムキッド(くぱぱ)

 さて、いよいよ残った決勝戦は同系列機対決。クロムキッドとガルーの勝負です。
 まずは横向きの構えたクロムキッド、ガルーは打撃で攻めて行く、投げの間合いのやや外で構えるクロムキッド、ガルーは足下から投げを打ちに行く。助走をつけて掴みに行くガルー、躱したクロムキッド。おっとあぶない、オーバーランしかけたガルー。
 正面で睨み合った、掴んだ、クロムの脚を掴んだが投げきれなかった。やや離れた、クロムキッドが横突きからのしかかる、これはスリップ。位置の取り合い、睨み合いに近い状態だ、ガルー、クロムキッドに組み付いて投げにかかるが、自分の体が持ち上がってしまい投げきれない。位置を取りつつの投げの打ち合い、足下からすくいあげるガルーの攻撃、しかしクロムキッドが絡めて凌ぐ。
 打撃を打撃で躱す勢い、1分を切って0-0。アッパーカット、躱した。また絡まってしまったか。レフェリーが分けた、再開、背後に回ったクロムキッド、ガルーがアッパー。脚の間にひっかけて倒し1ダウンを奪う、1-0、残り30秒。
 しかしここから再開、クロムがガルーを掴み、サイドスルーに投げ落とした。これで1-1。
 残り時間僅か。打ち合い、これで時間切れ。1-1のままで延長戦となります。

 さあさあ、決勝にして一回戦以来の延長戦です。真横に構えて開始、クロムが背後を取った、ガルーが打撃で攻めて生き、投げの構えに掴みに行く、真横から攻めるガルー、足首を掴みに行く。
 ガルーが積極的に攻めて行く、クロムキッドは狙っている構え、何かを狙っているか。正面から突っ込んでいった、しかし勢い余ってスリップ。試合再開、クロムキッド、位置を取っている。ガルーの掴みが空振って、一気に詰めた、ガルー、リング脇に。
 残り1分を切った。ガルーの打撃を別方向への突きで躱す。正面から睨み合い、同時に投げを打ち、同時に立ち上がった。クロムキッド、手が出ていかない。大丈夫か。投げ、空ぶった。クロムキッド、一瞬遅れて倒れましたが、これはスリップ。
 残り10秒を切った。クロムキッド、ガルー、一気に詰めていくが攻めきれない。延長戦も時間切れとなりました。

 なんと再延長戦に突入です。今度ももちろんサドンデスマッチ。開始、正面から左右に機体を振りながらの攻撃、最後は両者が屈んだところに、ガルーの投げの腕がクロムキッドに引っかかってひっくり返し、これがダウンの有効打。
 再延長までもつれ込んだ試合は、ガルーの勝利、そしてガルーの優勝となりました。

 さて、このあとは得点の集計、そして表彰式となります。

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