ロボットプロレスできんのか!7観戦記【公開リハーサル】
さてなんというこの快晴。本日は草加ふささら祭り会場にて、ロボットプロレス・できんのか7が行われます。
広い広い会場に特設リングがセットされ、スピーカーが混線するトラブルなどもありつつ。やや遅れて第一回の公演、公開リハーサルが行われます。
ネタバレ満載と言うガチ公開具合。11試合全てが行われますが、どうなりますことか。まずは番外、第0試合からスタートです。
~ 第0試合 ワールドトライアウトマッチ 10分1本勝負 ~
デュミナス VS ヴィットレーザー
まず第0試合はワールドトライアウトマッチ、ベルギーから来たと言うトライアウト参加選手・ヴィットレーザーの挑戦を、現役最強の一角デュナミスが胸を貸して迎え撃つ、と言う展開です。レフェリーは、できんのか!6に続いてファントムが務めます。
あっといきなり、開始直後に正面から掴まれてヴィット宙を飛んだ、頭から叩きつけられたヴィットレーザー、一撃を食らって頭からマットへ、外装が欠けて吹っ飛ぶと言う初撃。いきなりの投げの猛烈さに、投げたデュナミスも電源が切れてしまい、手で修正が入ります。
リング中央で小競り合いを行うデュナミスとヴィットレーザー、ヴィットレーザーも投げを撃ちに入りますが、これは手が届いていかない。デュナミスが無線の調子が今ひとつなのか、時折暴走が入ってしまう。デュナミスがリングアウトしてしまいますが、これは落ちていなかったと言う処理になります。ヴィットレーザーがリングアウト、しかし本来はリングアウトは一発アウトのルール、とのこと。これで第0試合は終了となります。
このあとオープニングデモが出た後、本番ではキョンキョン仮面が空飛ぶデモをやるらしいですよ。
ここから本編、第一試合は、併設の天下ネジ武闘界の一回戦。なんと前回のメインイベントが第一試合で実現です。
~ 第1試合 天下ネジ武道会第1回戦 10分1本勝負 ~
ナガレゴールド VS サンダーボルト
さあ試合開始、挑発のポーズを繰り出しながら接近するナガレゴールド、そして両腕を突き出しながら接近するナガレゴールド、密着した状態からアッパーを繰り出すナガレゴールド、サンダーボルトは中距離から間合いを計りつつ、体当たりで突っ込んでいく。これはまだ倒し切れ、あっと、また両腕を上げてアピール。
そんなことをしているうちにゴールドがアッパーを決めてダウンを奪う。しかしプロレスルールはフリーカウント、これでは倒せない。両腕モンゴリアンチョップから前に倒れてフォールに入るナガレゴールド、しかしカウントが盛り上がるところに「フォールはなしです」と言う声が。
復帰、兎跳びから斜め上に突っ込む体当たり、スピアーでナガレゴールドに逆襲を決めるサンダーボルト。横へ躱したゴールド、後ろを取られた、膝の裏に腕を絡めて沈めるサンダーボルト。
サンダーボルトとナガレゴールド、どっちが呪術師でどっちが魔術師かでちょっと実況席ですり合わせが行われます。しかし今回は魔術抜きだそうです。武闘会は魔術抜きルールだそうです。僕は今ロボットプロレスの話をしていますよ。相手を見失い見回すサンダーボルトに、背後からモンゴリアンチョップを打ち込むナガレゴールド。間合いを計っているゴールド、肩で息をしているサンダーボルト。横突きの打ち合いになった。やや離れたゴールド、リング脇に追い詰められてきたサンダーボルト。じわじわ追い詰めてモンゴリアンチョップ、しかし倒れない、リング脇のサンダーボルト、モンゴリアンチョップから転落、背中のフタが空いてしまう転落で、第一試合はナガレゴールドの勝利となりました。
勝者は敗者のネジを勝ち取り、それをまた賭けて次の試合に臨む事になります。ネジの入った小瓶はリング脇に並べられていました。
~ 第2試合 天下ネジ武道会第1回戦 10分1本勝負 ~
ゼルファー VS ワンダー・フォー
続いては一回戦第二試合、氣志團のテーマを背にゼルファーが登場。続いては胸の赤いW字も眩しいワンダー・フォーがリングに登場。中量級のロボット同士の対決です。
まず中央に詰めていく、ワンダーが攻めて行った、ゼルファーはくるくると廻って攻撃ポジションを狙っていく。リング脇ぎりぎりで牽制の打ちあい、ゼルファーが両腕を広げ、ワンダーも腕を広げて横突きを中心に組み立てますが、お互いちょっと間合いが短めなのか有効打を出せてはいけません。
ゼルファーがややリング脇に立っていて危険なポジション、中央に戻した。リング中央での小競り合いに移った。中距離から詰めたゼルファー、ダウンは奪いますが、これはダウンルールではないので有効打とはなりません。中央での打ち合い、スピンしたものの踏みとどまったゼルファー。打撃の打ち合い。おっと、ゼルファーが相手の肩を両脇で掴んで横に崩しますが、腕が抜けた、倒せなかった。ワンダーフォー、スリップ。
リングコーナーで交戦、両者スリップ。おっと、ゼルファーの打とうとした腕を、逆に掴んでいなしたワンダーフォー、逆に投げて崩した。リングコーナーでの投げの打ち合い、間合いを空けて、ハンマーフックだ。今度は蹴り。こまめに技を繰り出すワンダー。あっと、これは屈んでのにじり寄り、これはサアガの寄り方だ。モーションを作ったのはサアガのイガアさんらしいです。なるほど納得。
詰めて技を繰り出すワンダー、離れていくゼルファー、フォール無しマッチはどうか、と言う声が飛ぶ中、倒れたワンダーフォーにレフェリーがチェック。立ち上がった。まだ戦える。ゼルファーの連打にバッテリがダウンしてきたワンダーフォー、ちょっとスタミナが切れてきたか、ゼルファーはまだまだ動けます。背後を取ったワンダー、攻撃力はワンダーフォーが勝る、離れ際の一撃でゼルファーを沈める。リング脇に位置を映してゼルファーが投げを打ちかけますが、二度目のトライを、打撃で強引に間を空けてワンダーが躱す。
徐々に試合の主戦場がリング脇へ。ゼルファー下がった、誘いの構えだ。背水に構えたゼルファー、レフェリーの実力に注目が集まる中、今度は背水にkまえたのはワンダー、しかしゼルファーが真正面まで寄った。後進で寄ってそのまま押し切った、ゼルファーが勝利を収めました。
~ 第3試合 天下ネジ武道会第1回戦 10分1本勝負 ~
キョンキョン仮面 VS ナガレブラックタイガー
さあ登場、なんの誇張もありません、空飛ぶ暴れん坊キョンキョン仮面。いきなり入場で転んで頭ぶつけてますが大丈夫でしょうか。そして、うお渋い。必殺仕事人のテーマに載せてナガレブラックタイガーが登場。今日は有線操縦みたいです。
いきなりファンを回して風を起こしたキョンキョン仮面、姿勢を落として構えた、ちょっとだけスライディング、しかしちょっと危ない、後退してしまっています。前進方向が間違っている気がします。風を出しかけたところに攻撃を貰って、ありえない方向に斜めに飛んで落ちた。そのまま復帰出来るのか、起き上がりのときに、そのままあらぬ方向に吹っ飛んでリングアウト。
ナガレブラックタイガー、紹介される間もなく、ある種一方的な勝利を収めました。
~ 第4試合 天下ネジ武道会第1回戦 10分1本勝負 ~
ワルー VS ワン美
続いてはガ、ええと。なにもかもが謎の黒いロボット、ワルーの登場。相対するのはまた極端にキュートな、サングラスをかけた女の子なロボット、ワン美です。
なめねこなんてなんという懐かしい。そんなことを言われているうち、ワン美は間合いを広げて構え、寄っていったところに何気なくワルーが一撃。若干起き上がりに苦労しますがワン美が起きた、サングラスがなにやらぴこぴこ動いています。短いキックのあと、背中を向けたワン美、ワルーが背後から投げに掴みかけますが、投げを打たずに外した、ワン美が倒れ、躓いて転んだワルーが一緒に転がる。
さあ、背後から寄るワルー。サングラスがまたぴこぴこ動いてアピール、誰に何をかよくわかりませんが、足下から転がしに行ったガルー。背後を狙ってすっぽぬけた腕が、スカートをめくるような構えに。色々風紀的にまずい行為は失格というか通報になるそうです。なにやらよくわからない打ち合いになっている、背後から肩を掴みに行ったワルー、しかし衣装で腕のホールドが引っこ抜けてしまった、今度は正面、掴みに行った、叩きつけられる寸前に横に転がった、サイドスロー、これは抜けた。服のせいかなかなか体を掴ませない、あっと、どうした。動かなくなった。ダウンカウントが入る、ワルーが落としに行こうとするが、ワン美が藻掻いている。レフェリーストップだ。レフェリーストップが入ってワン美がリタイア、ワルーの勝利となりました。
~ 第5試合 マスカラコントラ改名 キャプテンフォールイリミネーションマッチ 時間無制限 ~
関東支部 VS ロボッ娘
さて次の試合は因縁を抱えた両者同士の対戦カード。フラワー戦隊ナガレンジャー関東支部と、ロボットユニット・ロボッ娘。
まずはビデオでこれまでの経緯が流れます。つまるところ、映画ブラックリスターでのPR対決でナガレンジャーが敗北した事が遠因となり、その時の恨みを晴らすべき、言いがかり的に対戦することに。
色々あってしばさんがロボッ娘の皆さんをロボスポに連れて行く事に。つまりキャスト違い(一部モデルになった本人が出演)で、ブラックリスターの該当場面をそのまま地で行く展開になっているようですが。この台詞はこういう時に使うんでしょう。誰得。
その後、当然っぽい突っ込みを受け、若干素に返ったタマオ総統。押し切られた雰囲気でマスク脱ぎマッチになることに。なかなか謎の展開です。
ルールはキャプテンフォール・エリミネーションマッチ。2vs2のタッグマッチで、キャプテンがフォールされてカウントを取られるところだけが勝利条件に絡み、それ以外はそのまま試合を続行する、と言うルールです。
青コーナーなロボッ娘チーム。赤コーナーは関東支部、タマオ総統とケンタさんがチームを組みます。ロボットは流血仮面と…… 足首のフレームが赤いKHR? ええと、あれはなんでしょうか。ロボッ娘チームは、あれはウンコキングでしたが、今回のロボット名は、ロボッ娘1号、パートナーは2号なんだそうです。
試合開始、まずは両者、それぞれリーダーとパートナーに絡んで行った、ぜえかチームメイトに攻撃してしまう。中央で絡まった後に分け、1vs1が二組と言う状況。流血仮面、いきなり倒れてダメージを受けています。二対一、ロボッ娘チームの二号機がちょっと離れていましたが戦線に復帰、変なポーズで流血仮面が麻痺している。リング脇に追い詰められている。流血仮面、リング脇ぎりぎりで倒れた、落とせコールが煽られた観客席から飛ぶ、パートナーが落としに行くが、これは絡んでいけなかった、流血仮面、リング脇ぎりぎり、戻れるか、そのまま戻れない、リングアウト、試合終了となりました。
1分40秒と言う短い試合内容と、マスクを取るよう詰め寄られる総統。なぜかケンタさんがコメントのあと、正座してマスクを取られるミステルタマオ総統。そして大人しくマスクを取られたかと思ったら、
その下からもう一枚マスクが。まさかのネプチューンキング的展開。
観客席から順調にヤジの飛ぶ中、「これで終わりだと思うなよー!」とフォーマット通りの捨て台詞で去っていく総統。ロボッ娘の皆さんのご挨拶で修了となりました。
~ 第6試合 天下ネジ武道会準決勝戦 10分1本勝負 ~
ナガレゴールド VS ゼルファー
さて、天下ネジ武闘会も後半戦、準決勝2カードが続けて行われます。一回戦の勝者、ナガレゴールドとゼルファーの対決です。……あれ、ゼルファーが出てこない。どうしたんでしょう。ウホッじゃないでしょう。今日も実況席は小ネタ満載です。
まずはナガレゴールド、そして引き続いてゼルファーが登場。まずはコーナーに詰め、両腕を振り上げて打ち込んでいくゴールド、ゼルファーは横へ回避、まずは投げを打ちにかかるゼルファー、ゴールドの方が大きく間合いが広い、遠くから打ち込む横突き、スピンして倒れたゼルファー、リング脇から腕がこぼれ出たところで運命は決まった。起き上がりで姿勢が崩れそのまま転落、スピード決着でナガレゴールドの勝利となりました。
~ 第7試合 天下ネジ武道会準決勝戦 10分1本勝負 ~
ナガレブラックタイガー VS ワルー
さあ続いては、キョンキョン仮面の自爆で一方的な勝利を収めたブラックタイガーと、コメディキャラクターもいけることが判ってしまったワルーの対決。今度はブラックタイガー、ちゃんと紹介してもらえるんでしょうか。レフェリーのコールまで「ナガレブラックゴールド~」と紹介されてしまう扱いです。そしてワルーが入ってきた。
あっと、ブラックが転んだ。脚の調子があんまり良くはないか。間を空けて睨み合う両者、間合いの睨み合い、あっと、ワルーの投げはなんだかレフェリーを掴みかけた。大丈夫なんでしょうか。真下から打ち上げ、これは両者同じ角度でのパンチ、ワルー、抱え込む動きを繰り出しますが、タイガー微妙なところで躱している。スリップしたタイガー、ちょっと絡んだか、いや外した。起き上がった。再開。ワルーがタイガーの胸板に腕を引っかけて、リング脇で転倒させる。引き戻した、起き上がりが危険だったが復帰。
ワルーの投げがブラックタイガーの腕先に絡む、これは投げきれるか。ワルーの体が浮いた、両者分ける。真横に互いをつけて前後、足下からめくり倒すタイガー。正面突き、圧力をかけてリング脇に追い詰めて行く、ワルーが追い詰める、打出したか、いやまだタイガーはコーナー、攻撃範囲に捉えて離さないワルー。しゃがんでパンチをくぐるタイガー。腕先を下から持ち上げ、ひっくり返すワルー。
組み付いてワルー、半回転しながらタイガーを豪快に引き倒す、これはどうだ、小手投げを打ち込んだワルー、両者リングサイドぎりぎりで絡んだ、足先がリングから出てしまったブラックタイガー、そのままリングの外へ転がり出てリングアウト。この試合はワルーの勝利となります。
決勝、最終試合は、ナガレゴールドとワルーの対決となります。
~ 第8試合 ロボット楽団「ひけんのか!」スペシャルマッチ ~
ミャノイ VS キノピー
続いては、ちょっと、というか、だいぶ毛色の違った演出。格闘でもプロレスでもなく、演奏とダンスで、キノピーとミャノイがパフォーマンスを競う、と言う恰好になります。
まずはミャノイのデモから開始となります。プリキュアのテーマに合わせてミャノイが踊りますよ。おお、ノーミスで演技終了。今日は好調です。
続いてはキノピーのデモ。3曲を続けて演奏します。まずは安兵衛太鼓から。バチを持たせて太鼓の前に立たせ、と言うかむしろ太鼓ユニットと合体した恰好のキノピー。マイク無しでもいける感じです。次に太鼓のバチをスティックに持ち替えて木琴をセット。なんと、ここにフルート奏者さんがキノピーと合奏、あっと訂正。今日はピッコロでした。屋外ですものね。ロボットと人間の楽器奏者の競演となります。
曲目は「ふるさと」。終わった瞬間にばくだんあられが爆発したあたりはなんという間の悪さ。そしてもう一曲、「さんぽ」。となりのトトロの曲ですね。
……ちょっとキノピーがテンポ感が若干悩んでいるというか考えている感じ。いきなり動き出すから、アンサンブルするのはかなり大変でしょうね……。なにがなし色々と息詰まるパフォーマンスで第八試合終了となりました。
さて、第九試合に先立ってリングが再整備。楽器が片付けられ、これまでなかったロープが貼られます。
~ 第9試合 関東ロボットヘビー級選手権試合 3分3R ~
<チャンピオン>
サアガ VS レグホーン <チャレンジャー>
さすがの太陽の厳しさで、ほとんど解説ビデオが見られなかったのですが、どうやらレグホーンは負けたら即座にえらいことになるみたいです。その大北京プロレスの刺客レグホーンがリングに登場。続いてチャンピオンベルトを巻いたサアガがリングに登場します。
まずはチャンピオンベルトの返還から。この試合、午前のこの試合はリハーサルですが、負けたら王座は移動するそうです。なんていうかハードコアルール。
試合開始、猛烈な勢いで突きを繰りfだすレグホーン、サアガは反撃でコーナーにのしかける、膝の裏に打ち込んだ一撃を、反撃を無理やり腕を打ち込んで打撃を浅くするサアガ。距離を置いての打ち合い、不要に近づいたところに、掴みかかって真正面からロープに投げ込んだ、これで1カウント、派手な投げで1-0。
続いての試合、背後へ繰り出す打撃、前にめくる投げを打ち込む。胴体を横から抱えて投げ転がしますが、これはダウンとは見なされず。首が若干変な方を向いたままのレグホーン、突きでサアガを崩す、ノーカウント。ロープに転がって絡みついたレグホーン。伸ばした腕を掴んで転がすサアガ、アロハを引き延ばしての攻防、これはダウンとならず。残りラウンドは10秒を切った。ここで時間切れ、1-0で1ラウンド目が修了となります。
インターバルを置いて、カウントは戻る。2分後に0-0で試合再開となります。
それにしてもレグホーン、負けたら手羽先になるそうなんですが、そのへんどう処理されるんでしょうか。
さあ2ラウンド、いきなり打撃を打ち込む両者、サアガは姿勢を落として詰めていく、しかしレグホーンの逆襲にダウン、サアガは直後に掴み返し、ロープの真上から天地逆さまに落とす一撃。1ダウンを奪い返す。
1-1、サアガがスリップで一回転する、掴みに行ったサアガ、今度はなんだ、レグホーンの足首を掴んでそのまま持ち上げ、ほとんど立ったままの相手を空中に持ち上げて叩きつけた、空中投げで2-1、サアガ有利のカウント。
レグホーンは手羽クラッシュで前方へ効力射、めくり上げて倒そうとする、しかし手羽スラッシュにカウンター気味に突っ込んだサアガ、腕を頭に引っかけて転がした、これはスリップ。手羽クラッシュの猛攻、サアガがダウンを奪われる。真正面から突っ込んできた腕を掴んで投げ返す、さらに横から図鑑で落としたが、これはスリップ。猛攻、掴んで持ち上げ、レグホーンの脳天がマットに叩きつけられ………… あっと、ゴング? ゴングでした。3カウントの決着の直前に時間切れのゴング、これで2Rが修了。ぎりぎりまで行った攻防ですが、決着は最終ラウンドに持ち込まれます。
両選手バッテリの交換と、クーリングが行われます。さあセコンドアウト。最終ラウンドのはじまりです。
さあファイト、乱打しつつ突っ込んでいくレグホーン、いきなり両腕の叩き合い、これはスリップ、いきなり投げにかかったサアガ、伸ばした腕を掴んで崩しましたが、これも両者スリップ。カウントはつかない。手羽スラッシュを掴んだまま離さないサアガ、投げられるか、停止した。ブレイク、審判が分ける。
さあ、試合再開。仕掛けたレグホーンがロープに絡んだ、そこに仕掛けたサアガ、レグホーンが肩から転がって落ちた、これで1-0。さらに掴むサアガ、手羽を繰り出して投げのホールドを躱したレグホーン、カウンターで躱そうとするレグホーン、しかしその繰り出した腕を、肩口を掴んで一気に投げ落とす。弛まない、そのままサアガの猛攻は続く、抱え上げられて叩きつけられたレグホーン。首が変な角度に曲がったままでグロッキーとなったレグホーン、最終ラウンドでの圧倒的な猛攻で一気に崩れ、サアガが圧勝でチャンピオンベルトを奪い返しました。
なんだか運命をBGMに、バックヤードで調理されている音が。高温で調理されている音が流れています。そして入場門からリングに手羽先が入場し、追悼のテンゴングが鳴らされて試合終了となりました。……あれー…… 若干以上の置いてけぼり感が……。
再びリングの整備が行われ、メインイベント、天下ネジ武闘会の決勝戦となります。時間無制限の一本勝負。
~ 第10試合 天下ネジ武道会決勝戦 時間無制限1本勝負 ~
ナガレゴールド VS ワルー
まずはいつものテーマ曲と一緒に入場してきましたナガレゴールド。決めポーズまでやらせてもらえるか。ああ、よかった。やらせてもらえました。続いてはワルーが青コーナーへ登場です。
試合開始、両者様子を伺いつつ近づく、足首への一撃でめくられるワルー。アッパーは同じようなタイミング。腕先を崩されるゴールド。両者中央での打撃の打ち合い、チョップを繰り出すゴールド。バックドロップ、これはすっぽ抜けた。股間を捉えてのひっくり返し、しかしこれは当たらない。
ワルー、離れては間合いを取りに行く、逃げるゴールドを逃がさないワルー、投げの間合いを逃そうとしません。離れたゴールド、両者まだ小競り合いの段階が続く。背後を取ったままのワルー、ワンツーから正面に変わった、パンチの打ち合い、腕先の打ち合い、巻き込んで倒れた、挑発をするゴールド、一礼するワルー。パンチを横にかわしたワルー、打ち合いから前に倒れた、スリップ気味。あっと、コーナーで崩れたゴールド、腕が半分はみ出ていたが起き上がりで復帰した、そして関係ないところでレフェリーが落ちた。油断大敵です色々と。
起き上がりを待ち、ゴールドをまた崩すワルー。ワルーの手数が多い、ゴールドを押して倒して行く、パンチ連打で崩しに行くゴールド。またゴールドはリング際ぎりぎり、危ない、ワルーが追ってきた、中央に戻らないと危ない。腕を弾いたゴールド、しかし腕先で突き転がしてひっくり返した。ワルー、倒れたゴールドの脚を掴んだものの離した、ちょっと絡んだか。分けた。
ゴールド、押しに行った、掴んでゴールドを投げ、投げた姿勢のままリングサイド、これは分けた。一気にサイドから投げおとさんばかりの構えでした。復帰、さらに足下を狙って崩しに行くワルー。分けた、ワルー、立ち位置がちょっと危ない。ゴールド中央、ちょっと投げが抜けたか。背後を取った、離れた。
位置の取り合いから、ワルーはワンチャンスの投げを狙っていく構え。倒されたゴールド、押されている。おっと、繰り出した腕を脚の間に引っかけて、強引にひっくり返した。ゴールド押されている。何かパーツが、ああ、外装がちょっとはがれてしまった。リングサイドへかわしにゆくゴールド、ワルーは追い詰めてきた、リング際だ。肩に担いだような恰好から、レフェリー分けた、外装が剥がれていくゴールド。
あっと、倒れた。体が半分出た状態で倒れてしまった。ここでそのまま起き上がりに失敗しリングアウト、これで決着。リングアウト、ナガレゴールドが決勝戦で消え、ワルーの勝利。ワルーの優勝となりました。
さて趣旨と言うか設定を忘れそうになりましたが、そういえばネジが8本揃いました。
トーナメントに登場した全てのロボットがリング上に勢揃いします。この全選手でネジロンを呼び出す呪文を唱えるとのこと。
……あ、全選手って言ってましたけどくままさんでした。……そして、えー、リングの後ろから、マスクを被って胸に「ねじなめんなよ」って書いてあるTシャツの、いわゆるネジロンさんが登場した。
「じゃあ今日一生懸命頑張って戦ったレグホーンを元に戻してあげて下さい」 あー、なるほど! そういうことですか。途中しか見ていなかった人達が若干きょとんとしている感じがしますが。
全選手がリング上でてんで勝手に動き出し、小瓶に入ったネジが転がって飛び散って行く。選手達がリング上で暴れ回る中、できんのか7リハーサル、修了となりました。
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