拝啓、フランク・ドレビン様

リンク: レスリー・ニールセン - Wikipedia.

　『裸の銃を持つ男』シリーズのフランク・ドレビン警部で有名なコメディ俳優、レスリー・ニールセンさんがお亡くなりになりました。84歳だったとの由。

　肺炎による合併症って、うちのおばあちゃんと一緒だなあ。と思うと、長く患われていたのかも知れません。
　ご家族や友人に看取られながらという最期が、満たされたものであったことを祈るばかりです。

　裸の銃を持つ男もそうなんですが、元になったテレビシリーズの「フライングコップ」がもう滅茶苦茶好きでした。当時はVHSのテープだった時代ですが、兄貴がどっかから手に入れてきたコレをすり切れかねないほど一緒に見たものです。
　当時は「海外のコメディに比べて、日本のコメディはテンポが悪くて思い切りが足りない」なんて生意気なことを考えていましたが、今にして思えばフライングコップのが特殊なわけでした。それにしても、僕がなにを「面白い」と思うか、笑えると思うかを決めた基準ラインになった作品の確実にひとつです。
　もう手に入らないのかなあ……　とうすぼんやりと思っていたら、なんと春先にDVDになっていたのだそう。全然知らなかった。

　せめて追悼の念を込めて、このフライングコップを探して買ってこよう、と思った次第。あなたが笑わせてくれたから、きっと僕はあの年頃を生きてこられたんだと思うのです。
　こんな日も、いつも人生の明るいほうを見て生きようよ。