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2010.11.13

アールティU1K大会inダイビル観戦記

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2010/11/13 13:38

 さあさあ、珍しくやってまいりましたのは秋葉原、ダイビルのほう。こっちに入る事は結構あんまりないんですよね。
 今日はここダイビル特設リングにて、アールティ主催のU1K大会が行われます。ちょっと個人的に時間に限りはありますが、出来る限り様子をお伝えしたいと思います。

 お時間は1時45分、会場は絶賛設営中。大会は14時30分からのスタートです。
 いろいろ都合があって、本日はpomeraでのレポート。さすが取り回しが軽い。いつもは不安定な場所での操作ですけど、安定した平面があれば操作は実に快適です。

 さて、大会に先立ちましてトーナメント表が発表されました。
 本日は全11体による変則トーナメント大会。通常のダウンだけではなく、スリップも問答無用でダウンとなるスピードダウンルールです。今回は時間の制約があるので総当たりのリーグ戦は行わず、代わりに一回戦敗者によるトーナメントがもう一系列行われます。つごう併せて14試合と言う寸法です。
 そろそろ10分前。試合開始寸前ですよ。

一回戦第一試合 ソウガ vs 梅小鉢

 さあ、開催の挨拶もそこそこに第一試合の開始ですよ。いきなりの優勝候補ソウガと、芸術品梅小鉢の対決。仕掛けた梅小鉢、パンチが失敗し絡んで転倒、1ダウン。転落の危機のものの、カウント7で復帰。再開直後、掴んで投げ落としたソウガ。ソウガも転んだ格好でこれは両者ダウンとなるのですが、2ー1から掴んでいったソウガ。梅小鉢、かわそうとしてリングの外へ体が出た。これでリングアウト、ソウガが二回戦へ進みました。

一回戦第二試合 春嵐 vs たかろぼZERO

 第二試合、JO-ZEROと相対するのは、ヘッドレスデザインの春嵐。大阪からのエントリーです。試合開始、横向きに構えた春嵐、カウンターでたかろぼを沈めて1ダウン。続いてカウンターに追い込んで倒した、2ダウンからコーナー、なんとか復帰したものの、逆方向に踏み出してしまいリングアウト。たかろぼZERO、リングアウトで敗北となりました。

一回戦第三試合 ザウラーnano vs アドニス

 続いて第三試合、KENTAさんのザウラはrobovie-nanoの改造機。アドニスは大きな両腕フレームを搭載したコナーファさんのロボットです。
 早めにお願いします! の声とともに試合開始、早くきて! と悲痛な声が飛ぶ。ザウラー接近、アドニスが真正面から沈んだ、起き上がりでそのまま背中向きにリングアウト、一撃でザウラーの勝利となりました。

一回戦第四試合 震雷 vs YAZ-06J "The Mask"

 続いて登場は「やむをえなかった」と言う肉抜きの震雷。続いては、これはスリムでかっこいいデザイン、Mask
の対決です。
 開始、まずは横向きに変えた両者、慎重によっていく。横向きに入った震雷、パンチが空振りして腕がついた、ダウン。起き上がりの最中にMaskを巻き込んで倒れるものの、そのまま起き上がりの勢いで震雷は外へ。……これはスコア的にはどうなるんだ? 震雷リングアウトで即終了、Maskが震雷を下して二回戦に進みました。

 さて、ここで一回戦終了。
 いったんインターバルとなり、一回戦で敗退した選手による第二トーナメントが二試合行われます。
 さあ、大会再開です。

敗者復活一回戦第一試合 梅小鉢 vs たかろぼZERO

 さて最初は梅小鉢とたかろぼZEROの対決から。開始、まずは寄っていったたかろぼ、梅小鉢が迎撃、背後を取った、ワンツーパンチで迫るが梅小鉢が背後に裏県、ダウンを奪う。1ー0からフックの連打、たかろぼZEROが崩れた、横突きに繰り出すたかろぼ、背後をとってのしかかったが、もろともに崩れて両者ダウン、3ー1で梅小鉢の勝利となりました。

敗者復活一回戦第二試合 アドニス vs 震雷

 続いては震雷とアドニスの対決。どうしたんでしょう、アドニスの調子がおかしいようです。ちょっと避けて調整、腕がおかしいみたいです。調整終了しリングに上がった。いきなり後ろにこけてリングアウトしてますが大丈夫でしょうか。
 なんだか昔のロボットのモーションを再生しているらしいと言うアドニス。全て押し流して試合開始です。震雷がよっていく、大きな爪をふりあげえ威嚇するアドニス、横突きでのしかかった震雷、ゆっくりアドニスが倒れた、起き上がりにかかりますが起きあがれなかった。そこで震雷リングアウト。震雷の勝利となりました。

 さて、ここから本戦に戻ります。ここからは一回戦の勝者と、シードとなる選手の対決です。

準々決勝第一試合 春嵐 vs ヴァールハイト

 さあ、まずは春嵐とヴァールハイトの対決です。四角いロボットが春嵐、対するはバランスのいいデザインのヴァールハイト。
 さあゲームスタート。横突きで攻める春嵐、ヴァールハイトを巻き込んで倒れ1ー1。真横に構えた両者、ヴァールハイトは横突きで攻める、移動しながらの攻防、ヴァールハイトは投げにつかまえに行く動きで前進後退、春嵐を巻き込んで倒れた。あっと、春嵐動かない、無線か、復帰した。しかし捕まえに行ったヴァールハイトが掴みきれず倒れてしまう。2ー2。横突きに入るヴァールハイト、春嵐動けない。しかし横突きに巻き込んで、春嵐がヴァールハイトを倒してしまう。両者ノックダウン、起き上がりが心配された春嵐も復帰、「動け!ばかやろうー!」と気合いをかける春嵐、操作が復帰するものの、狙っていたヴァールハイトの攻めが厳しかった。「この負けは納得いかねー!」と絶叫も、春嵐惜しくも敗退となりました。

準々決勝第二試合 ヴァイパー09 vs ザウラーnano

 続いては一回戦の勝者ザウラーと、ヴァイパーの対決。ヴァイパーはかなり大きな機体ですね。重量は最軽量の740g。時報モーションは入っていないそうです。
 開始、詰めていったヴァイパー、横突きでつっこんでザウラーを沈めてダウンを奪う、立ち上がった直後にものすごい勢いで突っ込んだヴァイパー、横突きで一気にザウラーを吹き飛ばしダウンを奪う。自分も腕先が巻き込まれて倒れますが、ザウラーはそのままリングアウト。パワー差を見せてヴァイパーの勝利となりました。

準々決勝第三試合 YAZ-06J "The Mask" vs ゴブリン

 なにやらゴブリンぽくない、肉抜き倶楽部所属のガンダムヘッドゴブリン。Maskとの対決。立ち止まって横突きで迎撃の構えのゴブリン、ワンツーフックで迎撃するMask、裏をとりに行くゴブリン、Maskの脇についた、掴んで相手の姿勢を崩し、自分は倒れない一撃、これで投げをきれいに決めた。1ー0、再開、ゴブリンが位置をうまく取りに行った、再び投げを決めて2ダウン。三度背後をねらいに行くゴブリン、回避に動くMask、しかし正面に逃げかけたところで前のめりに転倒してしまい、スリップで3ダウン。これで3ー0、ゴブリンがMaskを下して勝利となりました。
 インターバルのあと、試合再開です。

準決勝第一試合 ソウガ vs ヴァールハイト

 さあ二度目の登場、なんでも投げるソウガとヴァールハイトの対決です。まずいきなり投げで寄っていったソウガ、ヴァールハイトを投げの構えで攻めていく、ヴァールハイトも投げの構えで前後へ、ワンツーのあとソウガが掴むが離した、再開直後、ヴァールハイトを再び追いつめていくソウガ。ヴァールハイト、プレッシャーで後退する。後ろに下がりすぎたか、リングから足が出てしまった。ここでリングアウト、ヴァールハイトがリングの外へと出てしまい、サドンデスルールでソウガの勝利となりました。ソウガは腕の長さが足りなかったとのことで、投げきれなかった展開のようでした。

準決勝第二試合 ヴァイパー09 vs ゴブリン

 続いてはパワフルなヴァイパーと、先ほどきれいな投げを決めたゴブリンの対決。ゴブリンは打撃もメニューに入っている様子。素早い攻めで突撃していったゴブリン、移動しながらの突きを一発、二発。ゴブリンをリング脇に追いつめて一撃でリングの外へと転げだしてしまう。
 まだだ! 頑張れ! と、リング脇で転倒から復帰を試みるゴブリンでしたが、転がり回ってリングの外へと出てしまう。パワーで押し切ったヴァイパー、ゴブリンを下して決勝に進みました。

敗者復活決勝戦 梅小鉢 vs 震雷

 さて、Bリーグの決勝戦は同門対決。ろぼとまを本拠地とする軽量肉抜き派同士の対決です。
 お互い微妙に自信のないコメントの中、さあ、試合開始。両者中央、パンチの撃ち合い。震雷がパンチで攻めていく、両者中央で打撃の撃ち合い。震雷がだげきを空ぶって倒れ、再開直後に梅小鉢のカウンターで倒れた。リングアウトの危機、しかし自力で復帰して試合再開。
 しかし再開直後、一歩踏み出したところで震雷が転倒。これで梅小鉢の勝利となりました。

「勝因は」
「立っていたことでしょう」
「敗因は」
「立っていられなかったことですね」
「U1Kらしいコメントありがとうございました」

 そんな感じの決勝戦でした。

 このあとは30分から、三位決定戦、決勝戦となります。
 さあ、突発体験操縦会のあと大会再開ですよ。まずは三位決定戦からです。

三位決定戦 ヴァールハイト vs ゴブリン

 ブラックさんの説明した「作戦」が。まるっと放送事故的に扱われた後。さあ試合開始です。
 中央で交錯して打撃の撃ち合い、ゴブリンの打った突きから投げのコンボはヴァールハイトに絡まってダウンになってしまう。両者ダウンから、後ろ投げの構えからさらに投げに入るゴブリン、しかし空ぶった投げでゴブリンがダウンしてしまう、まさかの空振り、起き上がりに苦労しますが、なんとか復帰。2ー1、あっとヴァールハイトリングアウトしかかった、投げを背後に入れかかった、ヴァールハイトの出した突きはゴブリンの肩の上にのっかった、戻りの腕に巻き込んで引き倒す格好。これでゴブリンが前のめりに倒れ3ダウン、ヴァールハイトは戻りが大きすぎてあおむけに倒れ、コーナーから体が出かかりますが。ゴブリンの3ダウンで試合は終了、ヴァールハイトが第三位となりました。

 さあ、いよいよ決勝戦です。お二人ともあぐらをかいて座り、戦闘意欲十二分。「勝手に始めないでください」と注意されつつ、両者の説明が行われます。
 優勝狙いでしょうか、と聞かれ、「投げるだけです」と言うイガアさん。そして名古屋からやってきたかろとさん。狙いは打倒ソウガ。この温度差がどう試合に出るのか。

決勝戦 ソウガ vs ヴァイパー09

 いきなり投げに寄っていったソウガ、ヴァイパーにのしかかって倒し、これで両者1ダウン。倒しに行くヴァイパー、ソウガは一気に寄って投げに行く、横突きを繰り出してソウガを遠ざけるヴァイパー、しかしぶつかり合いではヴァイパーが微妙に押し負けている、リング際でのぶつかり合い、ヴァイパーの足がリングからはみ出てしまう。あーっ! と言う声が会場から飛ぶ中、ヴァイパー必死に復帰を試みるもそのままリングアウト。試合終了となりました。

 優勝のソウガ、優勝インタビューの最中、ヴァイパーを掴んでバックドロップに。これがやりたかったんですよー、と言う感じのイガアさんのコメント。「無理でしたー!」と、部のみなさんへのかろとさんのコメントでした。

 このあとは50分から表彰式となります。拡張されたリングでは皆さんが暴れまくり。なんだ皆さんバッテリ余裕あるなあ。

 さて表彰式です。
 優勝はソウガ、準優勝はヴァイパー09。第三位はヴァールハイトとなりました。Bリーグ優勝が梅小鉢。準々に表彰が行われ、特別賞がたかろぼZEROに贈られました。

「ルールは変えずそのままで行きたいと思います。殿堂入りのイガアさんを倒してくれる機体が現れてくれれば」と酉旦那さんのコメント。次回は三月ごろに開催の予定、とのことでした。

 最後は写真撮影で、大会終了となります。

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