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2010.12.05

罪と罰と呪いの子~ ガフールの勇者たち 11(☆☆☆)

ガフールの勇者たち 11 (「ガフール伝説」と真実の王)

 というわけで、ガフールの勇者たち11巻。だんだん読んでない本が積み上がってきたので、頑張って読まなくては。
 そんなわけで世界唯一、フクロウファンタジー小説の11巻を読了です。このぶんだと無事に12巻以降も出てくれそうです。よきかなよきかな。

 この11巻は、いわば第三部の最終刊。ちなみに1巻~6巻くらいが、映画「ガフールの伝説」のストーリーにもなった第一部。7~8巻が第二部で、9巻以降が第三部。話は古代に遡り、伝説の王であり神木の創始者フールの遍歴となります。

 この神話編三部作、もちろん主人公はフールとその母である王妃シブ、そしてフールの師グランク、と言った人々なんですが、裏の主人公はプリークとイグリクのつがいのような気がずっとしていたわけです。
 言わば悪人サイドであるこの二羽、プリークは普通のフクロウ、一方のイグリクは、魔術を操る忌むべき存在、黒フクロウと言うカップル。タッグを組む刺客であり、強く愛し合っていながらも、周囲には白眼視され、種族が違うため、産まれた卵が孵化する事もない…… と言う存在なのですが。この二人の切実な願望とそこから出る行動が、王フールとその周囲の運命を、本人の気付かぬところで動かしている結果になっているのです。

 本編もさることながら、この二羽の物語をどう畳むのかと思ったこの11巻。まさかの展開に持ち込まれておりました。ええええ、これこの展開、一巻で片付けちゃうの!? みたいな。
 うー。この流れ、PBMとかでいつか自分で使いたいな……。うーん。

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