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2010.12.23

第1回KONDOランド障害物レース観戦記【タイムトライアル1回目】

 クリスマスムードの町並みに、空もすっきりと晴れた冬晴れの秋葉原。
 ここロボスポットのサッカーコートには、ものものしい立体コースが建造されております。本日は第一回、初の試みとなるKONDO LAND多脚ロボット大会が行われます。

 つねには二足ロボットが主に稼働していますロボスポットと近藤科学さんですが、今日は趣向を変えた新イベント。四足、六足、あるいはそれ以上と言う多脚型のロボットを使い、特別に建造された障害物コースを突破するタイムを競う大会となります。
 
 近藤社長よりご挨拶。「何が起こるか判りません! 皆さんと一日楽しみたいと思います」と言うご挨拶の後、競技開始となります。
持ち時間は、各自3分。コースはコの字型のコースとなっており、順番に障害物を突破しながら進む形となります。

No.3 磯工レスキュー(尾花健司)

 第一走者は、背の低い赤い六脚のレスキュー。第一障害はシーソー、シーソーの上を通過して進んで行かなくてはいけません。これは難なくクリア。第二障害は動く壁二つの間を通過するマジックウォール。これは動く壁の方を落としてもいけないルールです。真ん中で若干考えますが、一気に突破。
 第三の障害は、操縦者からコースが見えない道を突破すると言う競技。真ん中には落とし穴があるのですが、操縦者からはそこは見えません。
 落下してもレースは続きます。ここからは二階建てのコース。下を通るロボットはぐるぐる海峡を通過するコースとなります。ターンテーブルを隠すスポンジの山を突破を測ります。ぐるぐる廻って進めない様は、解説の通り、海峡と言うよりもまさに蟻地獄。ここで廻っているうちに時間切れ、これで3分の持ち時間が修了し、残念ながら未完走で、第一試走は修了となりました。

No.6 H.A.R.P.00”YASHIGANI"(梓みきお)

 続いての機体は、梓さんのヤシガニ。六足型で18軸、重量1.8kgのロボット。肉厚な脚が印象的な、これぞ多脚と言うロボットです。シーソーを安定した動きでのしのしと登っていく、真ん中まできたところでちょっと悩んでいる、シーソーを登り切っていくのに時間を使ってしまっています。傾きました。シーソーから降りるか、降りた。ここで突破。残りは2分。マジックウォールに入りました。慎重に待って前進、一個は突破、二個目、あー、壁に押されて落ちてしまった。落下はペナルティとなります。
 二回目、壁をがんがん押しながら前進。押し合いになった。壁を押して二個横に並べてしまった。押し合いでモーターの音が大きく異様に響きます。2分経過、壁が一個落ちてしまった。ペナルティはこれで2つ目。ペナルティは終了時にタイムに加算される恰好となります。
 なかなか壁を通過できない、そうこうしているうちに壁が落ちてしまった。これはペナルティ三つ目。しかしその間に通過した。そこのところで時間切れ、タイムアップ。

No.7 スタローン(登坂)

 続いてはスタローンの登場、カメラを使って遠隔操縦でのトライです。シーソーに突進、順調にバランスを傾けて突破。ウォールへ入った、一個目、押されて落ちてしまった。1ペナルティ、再開。一個目を突破、二個目行けるか、一気に突破した。そして第三モーターハウス、これは最大の利点を生かして一気に突破。、続いて第四コース、上コースは初めてですね。グラグラブリッジに挑みます。真ん中に軸が入った、回転する床です。少しでも右か左にバランスを崩すと、くるりと回転して落下の憂き目。ここで下に落ちると、直下にあるさきほどのぐるぐる海峡に落ちてしまいます…… と言っているうちに、綺麗に落下。もがいていますが前に進まない、脚を一生懸命動かしていますが、スポンジに脚を取られてなかなか前進することが出来ない、かき分けてだんだんと横にずれていきますが、前には進んでいけません。それにしてもさっきから、なんだかすごいキシキシと軋む音がしています。そうこう言っているうちに試合修了、ぐるぐる海峡での修了となりました。

No.9 メタリックバイオ(森永英一郎)

 続いての登場はメタリックバイオ、前に三脚、後ろに三脚と言う特殊な形状の六足ロボットです。いや、普通の左右六脚が横歩きしてるのかな? シーソーを難なく突破、マジックウォールも足下をしっかりグリップして、壁の押しに対抗して強引にコースを突破します。しかし押していった壁が邪魔で次のコースに入れない、どうしたんでしょう。横歩きに切り替えて横に避け、コースの奥側に移動して、網野さんの誘導で、見えないコースを越していきます。
 お、突破した。一週間前に出来たばかりだそうです。さあ、モーターハウスを突破。さきほど落っこちたぐらぐらブリッジにかかります。真ん中に位置取った、いや、踏み込んだ瞬間に傾いて、体が半分ブリッジと床に挟まってしまった。「こういうのはどうしたらいいんですかね」「戻して下さい、とスタッフに伝えて下さい」「戻して下さい」「時間切れです」 そんな感じで修了となりました。ノーペナルティです。

No.4 プチ・カニカン(神矢みのる)

 続いては神矢先生のプチ・カニカン、脚が短く車高の低いタイプの六脚です。素早い足運びでシーソーに挑みますが、引っ繰り返ってしまってワンペナルティ。シーソーの端まで歩いていってひっくり返し、まず一個突破。マジックウォール、幅広のロボットはこのマジックウォールが鬼門です。引っかかって落とされてしまった。幅広で軽いので難しいですね。壁が落っこちてしまい、これで2ペナルティ。さらには、ええと、壁とカニカンが一気に落っこちて計4ペナ。あああ、脚が2本ほど落っこちてしまった。さらに追加、1ペナで5ペナ。「多脚では自分が主人公で」みたいな話をしているうちに、落下を重ねてしまい7ペナ目に。残り30秒、やや下がった。起き上がった、ところで真横に落ちてしまった、これで8ペナルティ。一気に突破をかかる、壁に引っかかって踏みとどまるも、諸共に落下してしまい、これで10ペナルティ。タイムアップで試合終了となりました。

No.5 流鏑馬(mota)

 さあ、続いてはガンシューティングでもおなじみ流鏑馬です。銃のモジュールがついてないとすっきりして見えますが、あるいは違う機体なのかも知れません。まずはシーソーに乗った、一回滑り落ちてしまった、かりかりと登っていきます。うーん、なにか引っかかる音がしていますが、登っていけません。慎重な登にかかりますが、滑り落ちてしまう。なかなか突破できあmせん。後ろ脚を持ち上げて、前屈気味に進もうとしますが、どうしても滑ってしまう。足先がとがっている形がだいぶ悪い影響を与えてしまっているようです。1分30秒を経過。シーソーへの苦戦が続いています。残り1分、大股な慎重な歩きに切り替えた、登って行けた。さあ、シーソーはしかし、自重がないと傾いてくれない、残り35秒でシーソークリア。さあ、二つめのマジックウォールにかかった、一個目の壁十試合、押し合いになっている、引っかかりました、突破、二つめ、押し合いになっている、ややバックして距離を開いた。一気に行くが、引っかかって落下。これと同時にタイムアウト、試走修了となりました。

No.2 BLACK TIGER L45(IKETOM)

 続いての登場はブラックタイガー、唯一無二の五脚メカです。首から脚が映えたような独特のロボット。さあ、まずはシーソー。大きな脚の運びで一気にシーソーにのしかかっていった、やすやすと突破。マジックウォール、填り込んでしまったが、一瞬バックして脱出、しかし続いての突入でマジックウォールに横から突っ込まれ、真横に落下してしまう。再度落下、一気に突破した、一個突破、二個目も引っかかって回転しながらも、スムーズに突破。
 これで二つめを突破しました。さあ、三つめのコース。危なげなしに進みましたが、途中で穴に脚が落ちて落ちてしまった、起き上がった後、ジャンプを繰り返して脱出を測る、しかし転んで起き上がったところで脚が一本取られてしまい、これはアウト。3ペナ。柱に引っかかりましたが三つめのアトラクション、ぐるぐる快挙うへ。一気に突っ込んでいくブラックタイガー、強引に大股な動きで突破を測る、支柱に引っかかって戻ってしまう、ここでタイムアップ。惜しかった! 突破寸前のところで時間切れとなってしまいました。

No.8 Tic-Tac(網野梓)

 続いての登場は、非常に特徴的な恰好のチクタク。六足でサーボ6つと言う仕組みです。まずはシーソーを一気に突破、一瞬止まったものの、あっと、落下でずいぶん先のコースにワープしてしまう。これはさすがに無し、と言う事で戻されます。落下二回で2ペナ、マジックウォールに挑みます。落下を重ねてしまいます。二個目は落としてしまいますが、これは突破となります。
 森永さんの誘導でモーターハウス突破を測る、しかし真ん中から落下してしまう、電波の都合で網野さんが一瞬寄って、なんと上下さかさまのままでモーターハウスを突破、そのままぐるぐる海峡へ。ここは猛烈な勢いで突っ込んでいった、いったんひっくり返して貰い、再び脚を生かして猛烈な勢いで突撃する、柱に突っ込んでしまった、向きが良くない、角度を調整している、しかし斜めに進んでしまう、角度を調整して猛加速する、一気に突破した! 突破した先で落下し1ペナルティ、最後のアトラクションであるベルトコンベアに突っ込んだところで、残り1秒、試合終了となりました。しかしぐるぐる海峡の初の突破者となりました。

No.1 ワニワニ(KENTA)

 続いてはケンタさんのワニワニ。顔にしっぽにカメラまでついた、かわいらしい4脚のロボットです。シーソーを突破し、段差を尻尾を使って乗り越えた。尻尾で地面を叩く事で小刻みに前に進めるんですね。
 マジックウォールへ突入、しかし押し負けて手前に落ちてしまう。二度目のトライ、壁と押し合い、尻尾で地面を叩く仕組みでうまいこと進んでいきます、二つめ、突っ込んでいった、今度はモーターハウスに入った。カメラの映像を見ながら、尻尾を使ってまっすぐに軸をずらさずに移動していきます。これはうまい、続いてはぐらぐらブリッジ、真ん中の軸を尻尾を使って突破していきますが、途中で落下してしまった! 引き続いて真下のぐるぐる海峡、ここでぐるぐると廻っている最中、抜けるに抜けきれないままで時間切れとなりました。

No.10 RT磯工(鈴木聡)

 最後の挑戦は、磯工のRT。今大会最軽量の六足です。幅広の蜘蛛型ですね。シーソーは難なく突破、しかしマジックウォールに引っかかって落下してしまう。これで1ペナルティ、慎重に位置を調整していく、一気に突っ込んでいった、コースの横に貼ってある紙が剥がれてしまいつつ、落っこちて1ペナルティ。ぐるぐるとウォールがその場で回転しています。再び引っかかって落下、ウォールがなんか邪魔な感じですね。残り1分、なんとかなるか。慎重に位置を取り、突っ込んだ、ウォールはまだ道の真ん中で回転している。脚が2本出てしまった、戻れない、もがいている、真横を向いた、落下してしまう。これは戻せない。残り30秒、マジックウォールの入り口で苦戦している。ここでそのまま時間切れとなりました。

 さて、第一試走が全て修了しました。ここまでの一位は網野さんのTic-Tac。
 皆さんの二回目のトライに期待がかかります。

 このあとは体験操縦と調整のタイムとなります。

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