第1回KONDOランド障害物レース観戦記【タイムトライアル2回目】
さて、休憩と体験操縦のあとは、第二試走となります。
ガルさんが操縦しているカメロボが、なぜか猛烈な好タイムで進んだ後、ぐるぐる海峡にきっちり嵌っていました。このあとも体験操縦のカメロボは絶好調。デイビーさんが操縦している時には、突破の一歩手前まで行ってましたよ。正確に言うと二歩手前くらいまで。
一方で参加する選手の調整も進み、磯工チームはぐらぐらブリッジを突破するモーションの開発に成功。なんの危なげもなく突破してのけました。
さあ、お時間になりました。二度目のトライアルの開始、の前に、再度ステージの説明が行われます。第一競技はがったんシーソー。第二競技は動く壁二つの間を突破していくマジックウォール。二つのロボットは、進路に対して真横と斜めに向いた二つの線の上を進んでいきます。
ちなみにマジックウォールのロボット、今度からは一度落としてからはコースに復帰しなくなったそうですよ。第三アトラクション、モーターはウスは、操縦者からは見えない落とし穴つきのコース。
ここで落とし穴で落ちるかどうかで、コースが上下に分岐します。上コースは真ん中から回転するぐらぐらブリッジ。下コースは、スポンジの海の真ん中にターンテーブルがあるぐるぐる海峡です。ちなみにぐらぐらブリッジから落下すると、そのまま真下のぐるぐる海峡にご招待です。ぐらぐらからぐるぐるです。ぐりぐりはありません。ぐりとぐら。
そして最後はベルトコンベア、結構早いコンベアを逆送してゴール、と言う仕組みとなります。これら全てを3分以内にクリアする、と言うコース取り。
さあ、改良を重ねた第二走者による試走となります。
No.3 磯工レスキュー(尾花健司)
まずは練習で、改良モーションを披露した磯工レスキュー。「ブリッジを抜けたら行けるんじゃないかな」と行けるんじゃないかな発言。まずはシーソーに。じわじわと脚を動かして進んでいく、落とした。続いてはマジックウォール、かなりの早さで突破。
続いてもう一つのウォールも何気なく突破。落とし穴コースに入った。モーターハウスで先制の誘導が入ります。先制の誘導で前進、ここは問題なくクリア、さあブリッジに入ってきた。
ここが勝負どころだ。角度を調整してきた、練習ではクリアできたがどうか、位置を慎重に調整していった、水平に変形して、胴体と全ての脚を設置させて突破。坂道を下がっていきます、残り1分を切った、コンベアまで辿り着けるか、ここもずるずると落下していった、あとはコンベアだ、しかし残り20秒を切っている、歩いている、頑張ってる頑張ってる、前脚で踏ん張って前進、ちょっとずつ進んでいる、ここでタイムアップ! ノーペナルティでベルトコンベアに突入したところで時間修了、しかしここまでの最高トライでした。
No.6 H.A.R.P.00”YASHIGANI"(梓みきお)
次の人やりにくいだろうな、とか言われつつ登場したのは、梓さんのヤシガニ。あずさ2号ネタであちこち盛り上がっているうちに競技開始、まずはシーソー。慎重にのしのっしと登っていきます。坂道の途中でちょっと迷ったか、コースが横にそれた。一気に行った、滑り落ちてクリア、やや曲がっています。脚が引っかかっているのか、シーソーを抜け切れていない、あ、抜けました。
方向を変えて、マジックウォールへ、なんと一気に抜けて行った、さあ続いて第三アトラクション、モーターハウスへ。ヤシガニ、穴の位置がさっきと違いますが、カメラを覗いて操縦を行います。まっすぐ進んだ、橋に入った、半分以上まで進みきりましたが、ここで惜しい、落下してしまう! 残り20秒強でぐるぐる海峡へ。「おなかの下になにかいますね」「鮫がいますね」 なんかちっちゃい鮫がターンテーブルと胴体の間に挟まっているみたいです。ここで動けない、さりとて回転もしない状態のままで時間切れ、競技終了となりました。
……あれ、どうしたんでしょう。なにかマシントラブルみたいです。ターンテーブルが大活躍しすぎて回らなくなった様子、設備のチェックに入ります。
No.7 スタローン(登坂)
続いてのトライは、遠隔操縦で挑むスタローン。開発者の意地としてはカメラだけしか見ない(意訳)とのこと。さあ、二度目のトライです。まずはシーソーにまっすぐ突進、途中でいったん止まった後、がたんと落として突破。マジックウォール、一気に抜けた、一気に走りきった。さあ次はモーターハウス。カメラがあるスタローンの真骨頂です。 「これで落ちたら恥ずかしいですね」とプレッシャーがかかります。様子を見ながらアーノルド前進、モーターハウスを突破してぐらぐらブリッジに。いったん乗って、下がって様子を、おっと行った、一気に行った。突っ込んで突破したスタローン、ぐらぐらブリッジを一気に抜けた!
坂道を降りていく、下が見えるんでしょうか、カメラのみで操縦のスタローンです。残り15秒を切ってコンベアに入った、行った、かなり進んでいる、パワー負けはしていないが、残念ながらここで時間切れ! 惜しいところで完走寸前、スタローン時間切れとなりました。
No.9 メタリックバイオ(森永英一郎)
大きく脚を広げて、なんだか手裏剣か雪の結晶みたいになっていたメタリックバイオ。「また挟まるところまでいきたいと思います」と森永さん。
さあ、競技開始。慎重な足運びでまずはシーソーに、大きく足を出して一気に越して行った。続いてマジックウォール、押されて落下した、しかしマジックウォールも落下したので、これで2ペナルティ。これで壁が一個無くなったところで、大きく足を踏み出して、大きな勢いで突進していった。また慎重な動きに切り替えて、壁を突破した。
次は網野さんの誘導でモーターハウスに、しかし勢い余って落下してしまった。下コースに入ったバイオ、脚が絡まってしまった。ヘルプが入って復帰、あっと、電波が入らなくなってしまった。動いたが壁のほうに歩いて行ってしまう。「しまった、もうどうにもならない」と森永さん。15秒を残して、ここでリタイアとなりました。「違うところにはさまっちゃいました」と森永さんでした。
No.4 プチ・カニカン(神矢みのる)
続いての登場はプチ・カニカン。「我が道を行こうと」とマジックウォール突破を目指します。
開始、まずはシーソーを登っていく。登り切れない、コースに脚が引っかかって仰向けに引っかかってしまった、これは1ペナルティ。小刻みな歩行に切り替えて登っていった、中央を突破してこれでシーソーはクリア。続いてはマジックウォール。さあ、ここは越えて行きたい。猛烈な勢いで一個目をクリア、二個目にぶつかれるか、押し戻された、手前に戻ってしまった。さあ再挑戦、一個目とぶつかり、こえはクリア。脚が落ちた状態で二個との勝負、しかし壁も落ちたのでこれは嬉しい、引っかかって落としてしまい、2個を落としつつもクリア。
さあ、モーターハウスに挑みます。イガアさんが急遽ガイドにつきます。まっすぐ誘導、皆さんで誘導していきます。ちょっと左、と指示が出たところでタイムアップとなりました。目標となったマジックウォールは突破していきました。
No.5 流鏑馬(mota)
前回はシーソーで苦戦してしまった流鏑馬、二度目のトライです。小刻みな歩行から、脚を体の前と後ろに揃えるフォームを一瞬取った、ある程度登ったらその恰好でのしかかる構えか、しかし滑り落ちて行ってしまう。にじり寄るような動きでちょっとずつは登っていくのですが、あ、そのまま進むようです。ゆっくりと登っていって、坂の上まで辿り着いた。バランスを崩させ、落ちた、ブリッジをクリア。
マジックウォールに入った。慎重によく見て一気に、あっと、横殴りにやられた、落ちました。再開、同じタイミングで押されてしまった。残り1分を切った、横歩きでうまく突破して見せた二個目、こっちは綺麗に突破した。さあ、モーターハウスに入った。端っこを進む流鏑馬、残り10秒を切った。あっと、落下してしまった、なんか脚が変な角度に曲がっている。ここで時間切れ、
脚の軸が折れるダメージを受けてしまい、修了となってしまいました。
No.2 BLACK TIGER L45(IKETOM)
鼻先の長いブラックタイガーのトライ。あっ、っと!? 後ろに動いてしまい、一気に転落してワンペナルティ、今度はどうした、シーソーに挑戦したところで後ろにごろんと転がり落ちてしまいます。
姿勢を落として突入をはかりますが、前足が空転してしまい、坂道に登っていけない。前後逆にして登ろうとしますが、鼻と足二本で着地すると、どうしても残りの足2本が浮いてしまいます。なんとかシーソーに載っていこうとしますが、どうにも足が空転していってしまう。登った登った、大股な歩行に切り替えて前進し、転がりつつもシーソーをクリア。
マジックウォールに突入したところで残り40秒、巨体にものを言わせて壁を一個落としますが、自分もつられて落下、二個目のマジックウォールに挑んでいる最中、二回のペナルティのあと時間切れ、試合終了。ペナルティ10のトライでした。
No.8 Tic-Tac(網野梓)
さあさあ、先程巧みな動きでゴール一歩手前までこぎ着けたチクタク。今度は完走を目指しての挑戦となります。まずはシーソーに突入、あっと、コースアウトしてしまった。1ペナ入ってしまう。再開、脚をすべらせてなかなか登っていけない、どうしてしまった、機体が左右にぶれてしまっているか、クリアした。
続いてウォール。一気に駆け抜けて途中へ、さらにもう一つの壁も突破した。森永さんの誘導で壁へ、落下中に壁に引っかかってしまいますが、自分で機体を振って脱出を測った、1ペナ追加、しかしなにか直立してジャンプします。これ一体なんだったんでしょう。生っぽいと言うか変わった生き物みたいなジャンプっぷり、一気にターンテーブルを突破していく、足場を取られつつも猛烈な勢いで突破を測る、引き戻される。柱が邪魔でなかなか海峡を、抜けた! 残り10秒、コンベアに突入したところで時間修了!
完走寸前、惜しいところで修了となりました。
ここで5分程度、休憩が入ります。
No.1 ワニワニ(KENTA)
再開。ワニワニのトライで再開です。次はグラグラブリッジを通過して欲しい、と言うところ。「操縦を落ち着いてやろうかと思います」とのこと。開始、まずは坂道を登っていく。シーソーをやや滑りながらも、バランスをうまく取って突破。
尻尾で地面を叩いて前進し、マジックウォールに。壁に真正面から突っ込んでいきます、割と互角の押し合い、しかし位置がまずくなった。押されて落下するワニワニ。真ん中まで辿り着いた、もう一個を超していきたい。中央で動けない、押されて落ちてしまう。マジックウォールは避けていきたいが、どうしたわけか一番手前まで戻されてしまった。今度はウォールを一個落として開始し、残り30秒強でモーターハウスへ、カメラで位置を確認しつつ、尻尾で地面を叩き前進、しかし落下してしまう。四足で綺麗な着地を見せた、ものの、方向感覚を狂わせて場外に出てしまったところで時間切れ。マジックウォールまで突破しての修了となりました。
No.10 RT磯工(鈴木聡)
さあ、20走目、最後の機体です。「体重が軽いのでどうしようもないですね」と語りますが、マジックウォールを突破していけるか。あっと、最初のシーソーで脚がいきなりコースから外れてしまった、一旦下がって戻し、調整した。登っていった、乗り越えた。
シーソーを傾けてマジックウォールへ、慎重な入りで進んだ、ウォールを押していく、コースアウト。再度のチャレンジ、ぶつかり負けてしまうせいで、ウォールの進路上に止めっていると、押されて落ちてしまう。一方のウォールは押し負けないので落ちる事がなく、突破していくことができません。残り30秒、突破できるのか。あっと、ウォール同士が干渉している、一個落ちてしまった、自分も落ちてしまいましたが、残り10秒を切って突破できるか、しかしコースアウトしてしまう。ペナルティ9個で二度目の挑戦修了、これで10機、20トライが全て修了しました。
このあとは二度目の体験操縦…… の予定でしたが、急遽、希望者による第三トライが行われる事となります。
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