第4回ロボでサバゲ!観戦記
迫り来る師走。今日はここ秋葉原で、同時多発的にいろいろなロボットイベントが行われる事になっています。Rデイです。
まず最初はここアソビットシティ7階。ロボでサバゲ! 新しいルール、攻城戦のテストが行われます。
今日の新しいトライはもうひとつ、無線操縦によるチャレンジが重なります。登坂さんのアーノルド・スタローンを、ロボスポに居るしろまさんがインターネット経由で無線コントロールして動かしていますよ。すげえ。ほんとに動いてる。
さて新しいルールの攻城戦。予め構築されたフィールドは、バリゲートと障害物で区切られています。攻撃側はそのバリゲードの外から攻め込んでフラッグを倒しに行き、防御側はバリゲードの後ろから反撃して迎え撃ちます。ミソは防御側の被弾センサーが切ってある、と言うことで、つまり防御側は撃破されることがない、無敵状態と言うわけです。
攻撃側は被弾を躱しながら三つのフラグを倒しに行き、防御側は無敵のメリットを生かしながら迎え撃ち、相手よりも先に攻撃を沈める、と言う戦いです。
最初はまず試験での試合となります。攻防どちらも一対一での挑戦。
攻撃側はオサルくん、防御側はたなかさんのガンローラーと言うトライ。ガンローラーがカメラの不調で迷走している間に、オサルくんが順調に倒していくも、最後にコーナーを1個倒した直後に、被弾センサーになぜか穴が空いて沈黙。自分の跳弾を浴びてしまったようです。ともあれ先に獲ったのはオサルくん、ということで、「やられ砲台だー!」と嘆いていたたなかさんが轟沈となりました。
続いては、遠隔操縦で参加するしろまさんが攻撃側、オサルくんが防御側で参加します。フィールドで歩行実験しているオサルくんの機体、後退モーションが入っていないそうですよ。
アーノルドはしろまさんと電話しつつの調整。調整スペースでいきなり火を噴いて、登坂さんをびっくりさせたりしてたりしておりましたよ。弾丸を詰めて登坂さん、「今撃ったら二度と口効かない」て。しろまさんが遠隔でロボットを操縦し、登坂さんがしろまさんを遠隔で操縦しているような塩梅です。
さあ二回戦。無線経由で順調に前進するアーノルド、障害物でちょっと引っかかりますが、さらに進んだ、照準を合わせ、猛烈に撃ちまくった。「撃ちすぎ撃ちすぎ」と注意されつつ、乱打するアーノルド。照準が高すぎる。残弾が無くなりました、「弾がなくなったから帰って」と給弾に戻るアーノルド。あら、どうやら弾は入っていたようです。一方の防御側もジャムっている様子。たなかさんのガンローラーは動いていますが、的に近づいていきません。給弾されて戻ってきたアーノルド、撃ちまくって、まずターゲットを一つ沈めた。第二のターゲットに近づくアーノルド、ターゲットに的を絞りますが、待ち構えていたオサルくんの機体が火を噴いた。
一回引き金を引くと、適当に的をぶれさせながら1秒バーストしっぱなし、と言うオサル砲。左正面から貰ったアーノルドが大穴を空けて沈み、第二回の試技は防御側の勝利となりました。
つづいてシマケンさんのシグマが登場。脚が全部伸びていると違う機体みたいです。攻めるのはオサルくん機とアーノルド、そしてgonsさんの流鏑馬とガンローラーが四機がかりで攻撃に回ります。止まったまま射撃を始める両者、まずは1個的が倒れた。前進しないで三機横並びで撃ちまくる、あっと言う間に修了となりました。
機体が前過ぎたのでは、と言うことで、各機が後ろに下がってもう一回行います。シグマがまた生き物っぽく沈みます。リトライ。
開始、角から並んで進む流鏑馬とアーノルド、アーノルドはがんがんと進んでいく、戦闘に立って的を狙った、まずターゲットが1個沈む、的をぶれささせながら撃ちまくるシグマ、しかし正面のアーノルドはまだ被弾していない。迷走していくガンローラー、操縦席に突っ込んでいきます。アーノルドは電池切れとなってしまったようです。ともあれ、三つの的は全て倒され、攻撃側は被弾ゼロ。これで二回目の試技は修了となりました。
ここでしまけんさんの提案で、ややルールを調整して再度挑戦。的がバリゲードの後ろに移動し、防御側のシグマがバリゲードの前に出ます。もちろん無敵ルールのまま。事情があり、アーノルドは登坂さんの通常操縦に戻ります。
攻撃はオサルくんと流鏑馬、防御はシグマと言う構えになります。
さて、設定修了、試合開始です。障害物の向こうから流鏑馬が、っと、シグマが沈んだ。ちょっと調子が良くないようです。調整している間にフィールドにガンローラーが入ります。調整修了、再開。
各機動かない、再開の合図で一斉に撃ちはじめる。障害物の向こうから遠距離での打ち合い、シグマが沈んだ、オサルくんの射撃だ。胴体に向こうまで貫通するほどの大穴が空いて、これで試技修了となります。
さて、防御はみんな一回ずつ担当する、と言う事で、今度はアーノルドが防御に廻ります。再びバリゲードの後ろに機体が下がる先程と同じルール。攻撃は流鏑馬、オサルくん機、ガンローラーの三機です。
開始、直進していくオサルくん機、シグマも端っこから反対の角のターゲットを狙う構え、ガンローラーはいい位置にいるのですが、さっきから弾が撃たれていない気がします。アーノルドはフィールドの後ろで乱射していますが、どうも跳弾がさっきから飛んでくるところを見ると、撃ってはいるようなんですが。当たってはいるものの、的は回転するばかりで倒れない様子。射撃音が猛烈に響いてきています。的が後ろに下がって倒れないようです。
スタローンを倒してもいいんだよ? と言われて、接近の構えを見せるオサルくん機。だんだん距離を詰めての打ち合いになった、じわりとシグマが寄ってくる。あっと、シグマが沈んだ。流鏑馬は陣地ぎりぎりまで寄っている。遮蔽に隠れたアーノルドが出て至近距離での打ち合いが……
あっと、時間が切れていました。すでに試合終了しておりました。とりあえずは防御側の勝利となります。
BB弾と言えども至近弾はなかなかの威力、流鏑馬のアルミフレームはところどころ凹んでおりました。
そして次の試合。motaさんの流鏑馬が防御側に周り、オサルくん機、シグマが攻撃側につきます。二対一での試技。
スタート、背キンしていくシグマ、まずは的を1個倒す、真正面から乱打を貰うシグマ、かなり穴が空いているが、すごい大穴、まだ動いている。センサーがオフになっていたようです。倒れた。離れたところにいたオサルくん機も角に貰って沈み、防御側の圧勝となりました。
やはりこのルールだと防御側が有利っぽいかも。と言う話をよそに、もう匂い立つような死んじゃった感を漂わせるシグマに、圧倒的なまでにカメラが集まります。
この次が最終トライ。オサルくんの機体が防御を担当します。またちょっとルールを調整し、防御バリゲードが小型のものに置き換えられます。
開始、いきなりシグマが沈んだ。センサーが動いていないかなにか、まだ調子がおかしいようです。遠距離から流鏑馬を狙うオサルくん機。流鏑馬もかなりの距離から離れての打ち合い、オサル君機の射撃を正面から貰い沈みました。超長距離での打ち合いをオサル君が制し、これで防御側の勝利となりました。
これで最終試合終了となりました。お片付け、の前に、記念撮影となります。これでロボでサバゲ!は修了となりました。
遮蔽物から出たところを沈められたアーノルド。
このあとは秋葉原ダイビルに移動。アールティさん主催のロボットサッカー大会観戦に移行します。
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