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2011.01.23

スコープドッグファンミーティング見学記【2/3】

2011012202

 参加者の方が持ってきていたヘルメット! 滅茶苦茶良く出来ています。
 下のなんだかちょっと棺桶っぽく見えるのは、このあと出てくるマガジン(これは第二部終了後の写真なので)。
 というわけで、休憩を挟んで、第二部です。

 こちらは設定の検証を踏まえ、再構成する段階、立体の話をメインに進めているとのこと。井上さんが「飛び道具のもと」を用意されてきたそうですが…… 画像に出たのはさきほどの機体のアップ、……そして出てきた音楽に、観客席大喜び。

 立体物として1/1を把握したい、ということで、1/1を用意しましたと言う井上産。出てきたのは…… マガジン? 佐脇さん作成のダンボール製マガジン。「どっかのメーカーさん、鞄で作りません?」「ソフトバンクの経済力で……」 小松原さんがぼそっと無茶言ってます。そしてなかから出てきて、片貝さんに渡されたのは、細長いケース。これは……? 腰の横? アームパンチのマガジンだそう。お、中から薬莢が。アムパンチの薬莢、拳で握りこむくらいの大きさです。思ったより小さい、かな? 工具箱くらいの大きさのケースです。C21の履帯では、1個1個ばらばらに出来ていて…… あっと、アップが。マガジン、なんと1個1個のカートリッジのモールドまで入っています。すっげえ。「これもなんか作れませんかね…… コショウ入れとか」「ドリンク剤のビン?」「単一電池」「トイレットペーパーの芯が近い」「昔あったハエトリガミみたいな感じですね」と言われてます、アームパンチのカートリッジ。

 続いて出てきたのはドラムスティック。45cm…… あー、スコープドッグの耳から生えているアンテナ。あれがドラムスティックより若干長いくらいなのだそうです。
 そして、あっと、レンズ! 井上さんの顔くらいある大きなレンズ、これは三つあるボトムズのメインレンズの実物大サイズ。デリバリー専門の中華料理屋さんの容器だそう。ちなみにC21版は、レンジにかけられる容器くらいのサイズ。20cmと18cmくらいで、C21版のほうが若干小さいそうです。
 ちなみに厚みは10cmくらい。ペールゼンファイルズの時の話で、レンズが汚れたときどうするの? と言う話になり、これだけ大きければ入る、と言う事で、ワイパーみたいに水を出す洗浄システムが組み込まれている、と言う事になったそうです。サイドにある溝はこだわりがあり、防弾レンズをつけるところがあってレンズが二重になる、水がきちんと流れるように、溝の深さが後ろに行くに従って深くなっている、視角に関してはきちんとコストをかけているのではないか、と言う発想でこだわってるとのこと。ディテールをやたらと細かくする事ばかりではない、と言うお話でした。

 井上さんのお話に出てきたのは、スコープドッグの首のつけねの径はどのくらい? と言う話。ところが実は椅子がとても大きく、考えたらフラフープより大きくなる、とのこと。ホースで径を表現されています。フラフープ70cmに対し、なんと80cmもある。ATの首はかなり太く、普通に肩から出入りできるので、頭を吹き飛ばせばハッチが開かなくても脱出が可能である、とのことでした。水平に飛ばさなければ、自分の頭が飛んでしまうのですが、とのことでした。
 ……しまった、すごい間の悪いタイミングで注文してしまった(壁に貼ってある紙のローラーダッシュのところが、ちょうど僕の体の陰になっているのです)。ローラーダッシュのホイール、バームクーヘンみたいな形だそうですが、14インチくらいのタイヤが入っている恰好になっているのだそうです。これ以上大きくなると脚に入らなくなる、と言う事。

 プロジェクタの入力の電池があったりなかったりで若干井上さんが困ってましたが、話は1/24スケールの話に。1/35では小さいし、このくらいがレギュラースケールじゃないか、と言う事で1/24になったのだそうです。元々設定物として作ったので商品として作ったわけではないですよね、と言う質問に、無謀なパーツ数と言うか、商品化と言う前提で作ったものではないので、パーツ数は増えていくし、必ずしも絵が先に出来たわけではなく、検証立体が先にあった。ということで、出てきたのは、色々ばらばらになったスコープドッグのパーツ。なんでも資料として借りてきたもの(イベント限定バージョン)を、検証の過程で切り刻んで改造してしまったとのことです。
 元々フレーム構造ではないものを、フレームだけにしてしまったのだそう。というわけで、切り刻まれちゃったり追加されちゃたりしたパーツが展開されます。改造された股関節のパーツが表示さています。さらに、股関節に加えて、膝関節部分が二重関節に変更され、さらにボトムズおなじみ降着ポーズまで再現可能なフレームまで出てきています。軸がかなりこう、膝じゃなくて、膝の下あたりに入ってるんですね。かっこいい……! 一部このへんの構造は、ちょっと簡略化されているものの、キットにも入っているそう。片貝さんと小松原さんがわりとそれぞれ作っていて、すり合わせで作り直すので大変だったそうです。そんなこんなで、パーツが出そろったのは2007年11月ごろのこと。なんと4年前のこと。

 あッ。カメラが一瞬、なぜだかわんだほーの画像に。操作ミスのようです。

 背中のフレームナンバーのアップになります。こんなところにシリアルナンバーっぽいものが……。
 「手彫りでアストラギウス文字を掘りました」と小松原さん。アップで映った画像に、皆さん大喝采。これ、「どのくらいまで使ったら廃棄なのか?」と言う廃棄基準まで話が達し、例えば生産拠点、本星とライセンス生産とで工作精度が違う、フレームナンバーで生産地とかが判ったら面白いね、みたいな話になり、議論の後、最終的に背中に掘る、と言う事で落ち着いたのだそうです。当時のことで手彫りで掘る事になったとのこと。

「掘れ、って言う事になって」
「それ、掘れ、って、小松原さんに脳内の小松原さんが命令したんですよね」

 なんで1/20じゃなくて1/24にこだわったのか? 商品じゃないのに? と言う事に、これは単純な理由で、1/20は大きすぎていじりづらい、1/35は小さすぎて表現できるものに限りがある、と言う事で、既存のキットにリスペクトする意味合いもあり、また見せ方として一番うまく見せられるのが1/24ではないかな、と言う事で、1/24にした、と。画面には上半身と下半身をつなぐパーツのアップ。回転する腰の台座、回転しやすくするためのベアリングまでモールドしてあります、と言うところが。ベアリングは下半身側についているのは、接続して設置するため。

 そして出てきたのは、腰の装甲板の裏側。くぼみとでっぱりがありますね。アーマー類の裏になんにもなくて、鉄の板がガタガタぶつかってたらおかしい、と言うことで、でっぱりのところがバンパーというか、クッションになっているということ。サイドアーマーや手の甲などにも、裏側にでっぱりがあって、カマボコっぽいものがついているそう。「柔らかい金属」だそうです。……ゴムにしなかった理由は、「大気圏外ではゴムの弾性が失われるから」だそうです。へー……! と言うわけで、アストラギウス銀河には弾性金属があることよ、と言う事になったのだそうです。

「女性金属があるわけじゃありませんが」
「男の世界です」

 とのこと。ちなみに腕とかローラーダッシュのホイールも、弾性金属で出来ているのでは、とのこと。首のすえつける基部のところは、内側にパッドみたいなものがついています。これは中の人が頭ぶっつけないように、と言うためについた、内部バンパーみたいなもの。モールドに意味を持たせたい、と言う意味で、いい独自性を持たせたくて作ったもの、とのこと。前面装甲も、ちょっとくらい潰れてもレバーが動けるようにしていた、とのことでした。

 ともあれ、個人で改造できるのがATの面白いところで、色んな遊びをやってみよう、と思ってやってみたものの一つだそうです。
 フレームナンバーが出ているところや、先程出ていた肩フック、それに腹のところはフレーム、装甲板ではないところになっていて、ハッチなどは装甲番になっているそうです。片貝さんが指摘したもう一つのネタは、脇の下の四つの穴。ありますね、これがネジ穴? 小さいな…… あ、これは増設火器の取り付け箇所だそう。作中でキリコが火器をよくぶら下げているところに、火器をぶさげるための穴を開けたのだそう。

「ここに火器をぶらさげる穴が空いていたら…… 皆が幸せだよね」と片貝さん。「幸せ幸せ」と井上さん。
 さて、ここで再びの休憩。10分休憩のあと、第三部となります。

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