ROBOT JAPAN ZERO観戦記【バンタム級・準決勝~決勝】
休憩のあとは、シード選手との対決となる二回戦です。
二回戦 第1試合
ヨコヅナグレート不知火二代目 vs 鎧騎
さあ、久々に登場してまいりましたYG不知火、対決するのは、一回戦を不戦勝で勝ち上がってきた鎧騎です。打撃上等の不知火、いきなりの床パンチ。鎧騎の人が恐れをなしている状況です。
さあ、浅めに構えた両者。大きさもかなり違いますね。試合開始、横歩きで軽快に近づいて、ちょっと距離を開いた両者。不知火が挑発する、やや屈んだ姿勢で横歩きで躱していく鎧騎、強烈なフックを屈んでかわす、不知火、猛烈な連打を出しますが、微妙に鎧騎は攻撃レンジを外れていく、回り込んで進路を塞いだ不知火、横に突き、やや躱した、鎧騎、横突き。しかし不知火は崩せない、パンチを繰り出しますが、勢いで転倒してしまう不知火。タイムだ。
1-0。不知火、タイムを取って不利に、と再開の瞬間、横突きで吹き飛ばしてダウンを奪う、さらにさらに再開直後、前進からの連打で吹き飛ばして2ダウン、さらに追い打ちまで入れそうになりますが、これはぎりぎり鎧騎は躱して行った。最後は絡み合っての移動中、後ろに回り込んだ不知火が移動中に崩して3ダウン。ストレートで一気に倒し、不知火が準決勝へ進みました。
二回戦 第2試合
ガーゴイル ミニ vs G・サアガ
続いての登場は健在、死神ガーゴイルミニ。そしてシードで登場してきたのは、これはサアガですが、脚が長くなってきているG・サアガ、やはり投げを狙ってきています。かなり頭身上がってますね。これは楽しみ。
さあ開始、軽快な横突きでリング中央に陣取ったサアガ、いきなりガーゴイルが伸ばしてきた腕を掴んで捻り倒した、これはスリップ、早い展開だ。
腕を広げて低い位置から狙っていくサアガ、これは! 腕を広げて突っ込んで行ったサアガ、ガーゴイルの脚に爪を引っかけて軽く持ち上げて投げた、これは1ダウン。ガーゴイルはは腕先を伸ばしての攻撃、サアガが出会い頭に沈められて1ダウン、今度はどうだ、前に構えたサアガ、後ろを取られたガーゴイル、後ろに投げを掴みに行った、これは掴めない、投げきれない。
しかし分けた直後に再開、接近し前から掴みに行ったサアガ、ガーゴイルの胴を抱え込んで持ち上げ、そのまま背中を大きく反らしてホールドに持ち込んだ。そのまま固めて、大技認定いらっしゃった、2ダウン確保。
3-1、G・サアガ、デビュー戦を見事に飾っての勝利となりました。
二回戦 第3試合
クロムキッド vs ぺんと
次なる試合は、最後のシード選手・クロムキッドと、怪生物ぺんとの対決です。トリッキーな動きのぺんとと、打撃も投げもいける正当派クロムの対決。
真横からスピーディに駈け寄ったクロムキッド、迎え撃つぺんとの振り上げた腕と絡んで両者スリップ。さあ再開、正面に構え直したクロム、ぺんとはスリップ、真横に倒れてしまった、これはいけない。真横に倒れた上にコントローラーが外れてしまったか、コネクタが外れてしまいタイムとなります。
1-0から、試合再開…… なにやら調子が悪いような感じ。ぺんとがおかしな動きをしています。流血仮面病とか言われています。突っ込んで行ったクロムキッド、前にずれてしまった、ぺんと、前向きに胴体を捻っての突きですが、スリップしてしまう。腕を使って体をひねる、一回ひねって転がる、もう一回ひねって転がる。カウント7、ここでレフェリーがタイムを入れさせて、復帰させます。ぺんと、再び調整。やっぱり調子が良くないみたい。かなり頑張って調整していますが、操縦者が早く帰りたがっているのを察知しているのでは、とか言われています。
再開、両者中央で腕を取りに行った、両者腕先を絡めた、両者スリップ。分けた、ぺんとがクロムの胴体を掴んで投げにかかりますが、逆にクロムもぺんとの胴体をホールド、両者抱え込んだ姿勢のまま崩れた、これもスリップ。レフェリーが分け、再開です。激しい投げの打ち合いになっている。横から近づくぺんと、やや距離を空けたクロム、横から突きを貰ったがかわした、クロムキッド、ぺんとを崩しに行きますが、ぺんとが先に崩れて不発に終わる。
クロムキッド、下段からのめくり、背後を譲った、ぺんと、左右に突きをクリアし続ける、クロムキッドは離れて好きを取りたい、ぺんとはまた前に突きを繰り出し、つつき合いになった、クロムキッド、起き上がっての叩き合い、起き上がって安定するまでのところに突きを貰い、崩れた、これは2-1。
最後は接近ざま、これは! 足裏に腕先を突っ込むような動きで、強引に90度真横にひっくり返し、これが3ダウン目。見事な構成で3-1。最後は投げで配線が抜けてしまったとのことでした。
さて、すぐに引き続いて準決勝です。
準決勝 第1試合
ヨコヅナグレート不知火二代目 vs G・サアガ
4強対決、最初に出てきたのはYG不知火。対するのはG・サアガ、これは面白いカードです。打撃上等の不知火と、投げ技中心のサアガの対決、これは楽しい面白い。まずは旋回しながら接近の不知火、旋回して、あえて背中を見せてからの裏拳、しかしサアガがぎりぎりで外して打撃を躱した、一瞬後に打撃を奪い返して1-0。
再開直後。すれ違いざまに、逆に後方へ打ち上げる裏拳返し、不知火を吹き飛ばし2ダウン。さらに再開、掴みの姿勢で突っ込んで行ったサアガ、不知火を掴んだ。若干軽い掴み、途中で不知火を引き倒す恰好に変わりますが、レフェリーのジャッジはこれでダウン認定。3-0、36秒の秒殺でサアガが勝利を収めました。
「最後の投げは決まってなかったんですけど……」とイガアさんでした。
準決勝 第2試合
クロムキッド vs ガルー
準決勝のここで夫婦対決、クロムキッドとガルーの対決です。夫婦対決で司会の方が若干テンション上がっております。
開始、まずはクロムキッドが寄せていった、ガルーが引いた。中央で構えた、ガルーの打撃、しかしこれは掴めなかった。両者分けて、近づいた、場所のと里合い、ガルーの投げを歩を躱して逃げたクロムキッド、掴んだ、ガルー、クロムキッドを掴んで、ややソフトタッチで倒した、これで1-0。
再開、背中得早生の体勢から再開、さらに足下から掬い上げるパンチを放つ両者。ぶつかってクロムはスリップ。足下からのパンチをお互い放つ、が、これはどうだ、ガルーの打撃が立っているクロムの腕先に引っかかり、そのまま倒した、これで2ダウン、両者、リング中央で駈け寄りざまに同時に投げ、これはクロムが倒しきった、2-1で1カウントを返し2-1。両者同時にすくあいあげるパンチ、めくりガルーのパンチ、今度はクロムが凌いだ。クロムのパンチ、しかしガルーが凌ぎ切った。最後はしゃがんだ状態から腕先を引っかけるパンチで、相手を引っかけて倒し、3-1、ガルーがクロムキッドを沈めて勝利となりました。
「酒を断ってたのが良かったのかなと」と、くままさんでした。
さて、このまま三位決定戦に入っていきます。
三位決定戦
ヨコヅナグレート不知火二代目 vs クロムキッド
三位決定戦は不知火とクロムキッド、打撃の打ち合いと言う展開になるでしょうか。開始、まずは真横に構えたクロムキッド、接近していった、背後を取った不知火、背後方向への突きを繰り出しますが、両者分けた。クロムの腕先が絡みましたが、これはスリップ。やや開いた、不知火、旋回しながら詰めていく、クロムの膝に打撃を当てますが、これもスリップ。両者有効な打撃を繰り出しきれない。すくい上げた。クロム、腕先を不知火の脚の間に突っ込んで持ち上げた、これで1ダウン。背中合わせで睨み合い、動いて足首からの打撃を繰り出すクロム、正拳を打ち込む不知火、ワンツーから横突きで御詰めていくが、クロムキッドはワンチャンスを狙って足下を攻めて行く、不知火近い、しかし狙いきれない、逆方向に投げを打ってしまったクロム、チャンスだったが不知火は攻めきれないか。中距離リング脇ぎりぎりで様子をうかがうクロム、不知火をリング脇から崩しかけますが、中央での打ち合い、移動しかかったところの足下を狙って2ダウン。直後、クロムが絡んで投げを打ちに行き、転がった両者がリング際ぎりぎりにもつれ込む決着の投げで3ダウン。ダウンの判定で試合終了直後、不知火もろともクロムキッドもリング下に落下。激しい叩き合いとなった試合は、クロムキッドの勝利となりました。
そんなこんなで、三位となったクロムキッド。楽しい賞品タイムとなりました。さっきへちまとか出てきましたけど、今度は何が出てくるんでしょう。……線香でした! いえーい!
というわけで、いよいよやって参りました決勝戦。ガルーとサアガの対決となります。早い時間に投げてしまいたい、とイガアさん。目の離せない勝負になりそうです。
決勝戦
G・サアガ vs ガルー
さあ開始、いきなり詰めていったサアガ、両者中距離で睨み合い。いきなり投げに行ったサアガ、低く構えたガルーの足首、ガードの上から掴んでひっくり返して叩きつけ、2ダウン。いきなり2-0となります。
さあ両者離れた、間合いを計るサアガ、接近していく、ガルー、腕を出したのにサアガの腕がフックした、両者倒れたがこれはスリップ、投げの構えで横にスライドしていったサアガ、しかしその腕を崩され、これでダウン。
ガルー、カバーが取れてしまっている、バッテリが投げられて、スリップから絡みで分けられた拍子にカバーが外れて電池が出てしまった。レフェリー権限で止めて、調整が入ります。
ぱちッとはまりました。再起で2-1、試合再開です。さあ、寄っていって横にめくるサアガ、下から煽るガルー、投げに掴みに行くが、ガルーがスリップで回避した、背中から近寄った、打撃が重なりますがサアガがスリップ。距離を置いた。掴みに行った、膝を掴んだが、これは判定とならず、レフェリー悩んだがスリップ、中距離、サアガ、ガルーが投げて来た腕をつかみ取った、腕を挟んだ恰好で両者もつれあう、サアガがガルーを巻き込んで横に引き倒し、これがガルーの3ダウン目。出会い頭のダウン投げを生かし、3-1、G・サアガ、ガルーを相手に優位に試合を進め、決勝を収めました。
「やっぱり最後、投げが中途半端かなと……。勝ち負けよりも投げが決まった方が嬉しいので」とイガアさんでした。繰り出せなかった新技があったのだそうです。
さあ、優勝の賞品はスパークリングワイン。第二位は…… ひょっとしてアレでしょうか。やっぱりアレでしょうか。期待が高まります。へちまだー! へちまいらっしゃったー! まさかのへちま第二波登場。
へちまでまとまって、バンタム級も終了となりました。
さてさて、バトル関係はこれで全て終了。このあとはダンス競技の表彰となります。
| 固定リンク
「ロボット」カテゴリの記事
- 【ロボットイベントレポート】第42回ROBO-ONE観戦記【結果速報】(2023.09.24)
- 【ロボットイベントレポート】第25回ROBO-ONE Light観戦記【結果速報】(2023.03.12)
- 【ロボットイベントレポート】第41回ROBO-ONE観戦記インデックス(2022.10.02)
- 【ロボットイベントレポート】第41回ROBO-ONE観戦記【バトル部門表彰式】(2022.10.02)
- 【ロボットイベントレポート】第41回ROBO-ONE観戦記【エキシビジョンマッチ~ランブル(学生)】(2022.10.02)
コメント