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2011.02.06

亡骸狩人ジョン・ハンター(☆☆☆☆)

解剖医ハンター 1 (リュウコミックス)

 みっつけたー! と言う訳で、解剖医ハンターの一巻をようやく一冊みつけて確保! 猛烈な勢いで読破。

 2巻はまるまる一つの話でしたが、1巻の方は前半がジョン・ハンター登場編。後半はキャプテン・クック編。なんですけども、いきなり過去話になっていたりしております。
 主人公ハンターと語り手であるジェンナーが登場するのは勿論第一話だから当然として、レミやマッチョな神父さんも出てきたのにはちょっとびっくり。いやレミは確かになるほどと思うんですが、筋肉神父レギュラーキャラだったのか。
 そんなこんなでフォーマットが整ったあとの2話はいきなり過去の話、七年戦争に従軍していた頃のハンターとキャプテン・クックの話になります。反骨精神溢れる二人の姿と、当時の戦争と戦争における医学がどんなものか、と言う辺りが、海洋冒険的にも納得するしかない形で書いてあって、実に強烈でした。病院清掃……。

 七年戦争の描写を見て、またボライソーとかを久しぶりに読み返したくなった次第でした。
 それにしてもこの話の舞台になった1770年代頃って、日本では何をしてたんだろ? と思ったら、解体新書が発行された頃だったんですね(1774年)。なんだか面白い偶然を感じつつ。

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