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2011.04.13

【09/70】 #ROBOXERO

 さーて今週のROBOXEROは? フネです(ウソTM)。
 と言うわけで、あんまり間が空いてしまわないように。ROBO-XEROの8号と9号、とりかかってみたいと思います。
 9号を先に開いたら部品がぼろっと。今回もサーボなんですね……。電池また持ってこないと。

 まずは本誌の内容から。8月のロボット最新情報は、アイロボット社と、アングルCEOについて。お掃除ロボット・ルンバの開発元ですね。最初はクールなロボットを作ったけれど、ビジネスにならないと言われて実用的なものを作る方に舵を切ったと言うアングルさん。やっぱりこう、本当にそういう転換ってなかなか意識がついてこないと思いますから、本当にできちゃうところってすごいですよね……。写真でぎょっとしたのは、アイロボット社の作った色々な、本当に色々なロボットのうちの「雨樋掃除ロボット」。かなりニッチな市場を狙った…… と解説に書いてあるくらいのものです。
 語られる内容は、技術のデモンストレーションだけではなく、ロボットでどんな新しい価値を提供できるのかをもっと考えなくてはいけない、そのためには「ロボットらしくないロボット」が最適解になることもある、と言うお話。なかなかにロボット好きを自認する身にとっては、耳の痛い話ではあります……。そしてはやぶさに搭載されていた、ぴょんぴょん跳ねる宇宙用探査ロボットの話について。底重力環境下だけで使うつもりなら、車輪より跳ねたほうが効率がいい、との由。確かに、生物がその住んでいる場所に最適になるように、ロボットも使う環境下に、むしろ環境下だけに、最適化するべきだ、と言われたら、確かにそうですよね。うーんむ。

 ロボット解説はマニピュレーター。よくマニュピレーターって書いちゃうアレです。関係有りませんが、シミュレーションとシュミレーションもよく間違えます。
 産業用ロボットではそれ自体が本体であるケースも多く、ヒューマノイドロボットにとっては、ヒューマノイドであるがゆえに重要なパーツとなるマニュピレーター。著名な大型ロボット、そして人間と、ROBO-XEROの腕構造を比較しつつのお話。特に指先の話が顕著。リンク構造を活用する事で、指の開閉は弱いサーボでも、腕で体を支えられるくらいの力を、見かけ上出す事が出来るというわけですね。なるほどなあ。
 ちなみにロボット紹介では鬼丸が写真入りで! おおお! ……この指のことよくしらなかった……(今更)。こ、この調子で皆さんのロボットがどんどん出てくるといいと思います。

 ロボット映画劇場は「WALL・E」。いやこれはどういうお話なのか知らなかったんですが、あらすじを読んでなんとなく納得。マンアフターマンみたいな話だったんですね。
 日本で言えばアトムに顕著ですが、個人的にはジェイデッカーあたりを引き合いに出したいのですが。ロボットの主人公が、まさに人間ではないがゆえに、純粋な人間性を持ち得る存在となる…… と言う筋立ては、洋の東西問わず人気のあるものなのかなあ、と思いました。ロボットにはロボットとしての知性体系があるべきだと思う反面でもこういうお話も嫌いじゃないです僕。どっちでもいいのか。

 続く9号は腕の組み立てと…… おっと! ROBO-ONE西村代表のインタビュー! 関係者の皆さんからはビッグボスと呼ばれている、ROBO-ONEを支える大黒柱です。
 ROBO-ONE以前の個人としての活躍から、二足歩行ロボットを自力で開発するまで。ROBO-ONE開催時と今の状況の予想と実際のギャップについて。そしてサッカーやお手伝いロボットプロジェクトなどの関連大会について。写真が知り合いの皆さんが多くて嬉しいです。ドカはるみが! THKR-4が! 投げのシーンの写真はさすがに多いですな。
 今回は機構解説は無しで、ロボット映画劇場は「アバター」です。機械的な意味合いではロボットではないですけど、サロゲートと同じ、と考えれば、確かにロボットのシステムですね。終盤にロボットがちょっと出てきましたけど、あれはなかなかにバトルテックっぽい雰囲気でした。

 さてさて。読み物に満足しましたので、次は組み立てですよ。
 8号の腰のフレームは三枚重ね。途中で浮くんじゃないかと思ってついリキを入れてしまいます。M2x4mmネジはなにげに初見ですね。
 引き続き、腕をつなげる作業になる9号です。まずはいつものようにサーボを組み立て&テスト。よしテストOK。
 ここからはネジの数からして、かなり根気の入った組み立てっぽい。まずは作り置きの肘から下と、肘にあたるサーボをつなげる作業。えー、今回は細長いネジが二種類ついてますけど、まず使うのはやや長いほうですね。
 サーボホーンの位置の調整、と言うのを、力こめてやればいい、と書いてありましたが、なかなかこれが固くて動かない。ということで、今使ったばかりのテストボードを使ってみることに。つなげれば最初は原点まで戻って、そのあと左右にふれだすので、うまいこといったところでスイッチを切ればいいわけですね。これで難なくクリアだ。そしていよいよ、フリーホーンをかぶせて関節をつなげると言う塩梅。

 というわけで、ぼちぼち組み立てることしばし…… できました!

2011041301

 胴体と腰につづいて、片腕がかなり形になってきた感じ。今まではフレームだけを組み立てている事も多かったのですが、腕のところはサーボとフレームを組み合わせる感じで、かなりロボット感が上がってきましたね-。
 さあーどんどんいこうぜー。と言う事で、次も楽しみにしたいと思います。今回はここまで。

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