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2011.05.03

それではお話変わって、SMASHを見に行きました。(☆☆☆)

リンク: SMASH(スマッシュ) OFFICIAL WEBSITE.

 というわけで。プロレスを見に行く時は必ずそうなんですが、ロボットプロレス総帥のお誘いを受けてプロレスを見に言ってきました。今回は後楽園、SMASH!17と言う大会です。

 プロレスを見に行くと(それほど機会があるわけでもなく、見に行っている団体も偏っていると思うのですが)いつも感じるのは、運営と選手とファンがごったになった熱気と言うか電圧の高さみたいなものと、クオリティの出来不出来と関係無く同居する手作り感。チケットに手書きのサインが何気なく入っていたり、試合を終えたばかりの選手が物販コーナーで普通に売り子さんをやってたりする、空間気分と言うところ。
 試合そのものはpomeraで一生懸命メモを取っていたのですが、手元が全く見えない上に慣れないメモ取りだったので、完全に何が起きているのか後からたどれませんでした……。というわけで、メモを見ながら軽くまとめ。

 最初に教えて貰った通り、長く続いている続きもののストーリーの一話として捕らえたほうがいい、と言う心構えで観戦開始。というわけでなのかどうか、いきなり「前回のあらすじ」からスタートです。色々あって男子と女子のチャンピオンベルトを得た(今まで団体になかったらしい)SMASHの皆さん。じゃあこのチャンピオンベルトを賭けて大トーナメントをやろう、と思ったら、悪の外人さんの乱入でベルトのケースを奪われてしまう。しかし幸いにもケースの鍵は無事だったので、じゃあ鍵とケースを賭けて、さらなる乱入者も交えて三つどもえの決着戦を行おう…… と言うのが、前回までのあらすじ。
 試合の前のオープニングで、運営会社の代表が外人さんに詰め寄られて技をかけられたりするものの、色々あってケースと鍵を奪還。試合可能な状態となります。体はってるなあ。

 最初の試合は三対三のチーム戦。力、軽功、技巧と言う感じで、それぞれの選手に違う切れ味が出ていて、その組み合わせで展開を見せていく感じ。しかしヒールの皆さんと言うか外人チームの皆さんというか、全力でキャラを立てています。ヒゲに革ジャンのパワーファイター、倒した相手の上に乗ってサーフィンのポーズ(それがフォール)とかはいいとして、クーフィーヤ被った人が中東っぽい旗を持って出てくるのは、なんかこう、色々大丈夫なんだろうかと心配になります。

 次の試合は児玉vsウルティモ・ドラゴン。売り出し中の若手が大師匠に挑む、と言う雰囲気。ウルティモ・ドラゴン、素人の目で見ても入場がかっこいい。と言うか場をがっちり掴んで入っている。大物ってすごいなあ……。なんだかマスクを持っていていましたが、リングに上がってから観客のお子さんにプレゼントしてました。かわいい。
 首など間接などひたすら固めにいって、脱出を許さずペースを手放さないウルティモ・ドラゴンに対し、圧倒されたまま児玉選手がタップしたような感じ。最後は近日でのメキシコでの大会にSMASHの選手が参戦するのと、呼ばれた選手の一人が「悪いけど自腹で来てくれ」みたいな話に。

 続いて、これは見ておくべき、と言われたレザーフェイスvs矢郷。レザーフェイス、と言うのはエプロン覆面チェーンソー肉屋みたいな、ジェイソン&フレディ陽気なふたりみたいな感じのキャラクタ-。なんですが、観客席のうしろのほうから火花散らして乱入してきて、おまけに前の方の席をさんざん暴れ回って観客を逃げ惑わせた後、ようやくリングに入ります。すごいなあ好き勝手やってるなあ! とすっかり感動していたら、総統いますこし物足りなかったみたいです。普段はどんだけなんだ。試合は、いままでかぶりものとかコスプレとかしてる印象のあった矢郷選手が軽快に動き回り、レザーフェイスはロープに振られてもゆっくり戻ってきたりと、ゾンビっぽい感じのオーバーパワー対決。リングの上にいる時間のほうが短いんじゃないかってくらい走り回って、一瞬観客席のかなり上のほうまで両選手が上がってきたりもしました。結構近かった!
 矢郷選手が勝利し、「それ持って帰れよ! ……(スイッチ)入れたらだめだよ」と、チェーンソーを持って帰るよう促したら、案の定火花散らしながら、退場門と反対のほうに、観客席を無双して帰っていきました。火薬くさい観客席を前に、これからも参戦し続ける、と言った矢郷選手に地鳴りのような自腹コール、「この社長はさっき見たように洒落が通じないんだ!」と理解を訴える矢郷選手でした。

 続いては女子タッグ対決、朱里&志田光vs紫雷美央&紫雷イオ。こういう世界なので、姉妹って言うのはキャラ設定なのかと思っていたら、本当にご姉妹みたいです。
 この試合を見ていてほんと面白いと言うか細かいと思ったのは、レフェリーアピール。紫雷チームがヒールと言う位置づけ(なんですよね)で、自分のコーナーに相手を誘い込んだりして、二対一で戦う態勢にどんどん持っていくのですが、レフェリーに対してアピールや、相手のパートナーへのクレームなどを細かく飛ばして、注意をそちらへ逸らす、と言うアクションを、きちんと行っており、レフェリーもそれにきちんと答えているところが興味深い。試合は朱里組の勝利となり、リング上で公約というダンスパフォーマンスを見せておりました。勝ったら踊る、と言うのは、若干逆罰ゲームっぽい感じがしなくもなく。一試合やったあと踊るって辛そうだなあ……。

 つづいて、またまた若手vs大物というかんじのカード。石川選手に対するのは北欧の神(なんですよ、ととなりの総統から教えてもらった)スターバック選手。大物の選手は入場から空気があるんだなあ、とひとしきり感心。人差し指をリズミカルにつきつける、この人のお約束の動作に、入場曲にあわせて歌いながら(少なくとも口パクしながら)入場してくる感じ、掴みがうまい。
 アピールしている最中に石川選手がいきなりケリ入れて試合開始。会場からの石川コールになぜか「イシカワサン!」とサン付けを要求するスターバック選手。そして横で小声で「はーい」と返事をするいしかわさん。試合は最終的に、派手なパイルドライバーでどすんと落っこちて、石川選手がぴくりとも動かない状態に。スターバック選手が派手にアピールしながら堂々花道を退場していきました。

 セミファイナルは女子対決、セリーナ選手vs華名選手。因縁の対決らしく、観客席からも声援と言うか罵声と言うかすごい声援が飛んできます。長い睨み合いから低い姿勢での力比べ、グラウンドに持っていっての間接の取り合いと言う風に展開。セリーナ選手はあんまり派手には動いていかない印象ですね。実は会場の熱気と若干の寝不足で、この頃朦朧としていた自分です……。試合はセリーナ選手の勝利。

 最後はタッグ3チームが三つどもえとなるファイナルマッチ。さっき出てきた鍵とケースを巡り、3カウントやリングアウトはとらずに「鍵をとってケースを開いたら勝利」と言う試合形式となります。リングのずっと上にはロープから鍵がぶら下げられ、リングの中央にはそこまで手が届く脚立が。一方、リングサイドの机には酒井代表がケースを持って座っています。
 TAJIRI&真琴、大原はじめ&ジェシカ・ラブ、マイケル・コバック&リン"ビッチ"バイロン、と言う組み合わせ。ちなみにTAJIRI&真琴チームがSMASHの代表、コバックとバイロンがケースもってった悪い外人の人、あと大原選手とジェシカ選手は別口みたいなんですがよくわかりません。手の甲を骨折しているのに、ギプスで固めたままリングに上がってくる大原選手、そして空飛ぶオカマレスラーことジェシカ・ラブ選手です。事前に教えて貰わなきゃ女子レスラーだと思ってましたよ実際。他のタッグはみんな男女コンビなんだし。びっくりした。
 誰かが脚立を登ろうとするとチームメイトや他のメンバーが妨害に入り、リングの外でもロープ際でもそれぞれに対決が繰り広げられると言う運び。脚立の両側から登ったジェシカと大原が、鍵はともかく脚立の上でキスをはじめてまとめて薙ぎ倒されたり、コバックが脚立を奪って風車に振り回し、つぎつぎと薙ぎ倒していく様は圧巻でした。最後にはパートナーのバイロンまで殴り倒しそうになって制止され、「スイマセーン」とか言ってたり。そしてコバックが鍵を確保したあと、鞄を抱えて逃げる酒井代表も。
 最終的には奥の手の毒霧を吹いた真琴選手がけん制し、その隙にTAJIRI選手が鍵を開けてベルトを確保。このベルトを巡って次回以降、大トーナメントを開く事を宣言して、大会終了となりました。

 ……開始からここまで、3時間強くらい。途中適宜休憩もあったはずなのですが、とにかく濃い、そしてあっと言う間に時間が過ぎていく、プロレスの興業ってこういう密度なんだなあ、と思い知った、そんな会でありました。出て外が明るいのが、ほとんど信じられなかったくらいですからね。そのあと遅い昼食を食べつつあれこれしていたんですが、そこから出ても四時前とか、かなり信じられないような、そんな時間密度でありました。

 それにしても、レポートを書く方法と言うかメモ取りの方法をもうちょっと考えないといかんなあとか。そんなことを考えつつ、堪能させていただきましたプロレス観戦でありました。以上。

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コメント

なぜSMASH!?と思っていましたがお友達のお誘いでしたか。

中東スタイルは伝統的なヒールギミックですので、プロレスファンからすると「古き良き」でもあるのです。

投稿: じゅんた | 2011.05.06 12:05

 そうなんですよー。あまり良く解らずに見に行ったのですが、「SMASHと、あと蛍光灯の破片とか飛んでくるのと二択」と言われて、じゃあこちら、と選択した次第で(笑)。

 なるほど、あれは昔からあるスタイルなんですね。若干中東じゃないかも知れませんけど、タイガージェット・シン辺りのフレーバーを汲んでる感じなんでしょうか。
 タイミングと言うかご時世がたまたままずい感じだったので、色々心配になってしまったのです(笑)。

投稿: sn@散財 | 2011.05.07 09:21

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