« 第3回ニソコン観戦記【トーナメント・準々決勝】 | トップページ | 第3回ニソコン観戦記インデックス »

2011.06.11

第3回ニソコン観戦記【トーナメント・準決勝~三位決定線~決勝~表彰式】

 さあベスト4、いよいよ準決勝戦です。

準決勝第1試合
モンギローニ vs サアガ

 さあ準決勝、モンギローニとサアガの対決。ハンデはありません。
走り回ってポジションを伺うサアガ、対するモンギローニは非常に長いパンチを打ち込んでいった、サアガを離れた処から、パンチで飛ばして1ダウン。
 今度はサアガが逆襲、正面から掴みかかってモンギローニを掴み、もろともに浮かぶようにのしかかって投げ倒した、これで1-1。
 モンギローニの攻撃を掴んで、サアガが崩した、しかしこれは両者スリップ。サアガ、左右に体を振って攻撃のチャンスを伺う。モンギローニは大きく地面を突く攻撃、サアガ、掴んで突撃、モンギローニ、下がってコーナーまで逃げるが、サアガなおも掴みに行く、モンギローニはコーナーぎりぎりで凌いだ、サアガが下がった、しかし移動した隙を逃がすサアガではなかった、腰から掴んで頭越しに背中へ、バックドロップで投擲して2-1。
 中央での叩き合い、モンギローニの攻撃を紙一重で躱していくサアガ、ぎりぎりを流していく、打ち込んだ隙を狙うサアガ、足首を掴んだ、しかしモンギローニの足下を掴めなかった。崩せない、残り残り2秒、ここでモンギローニがサアガの足下への攻撃をぶつけ、これが有効となり2-2!
 この局面で、今大会初の延長戦となります。

 さあ、延長戦です。サアガはトンボ返しを披露するなど余裕十分。モンギローニはバッテリの交換を行います。さあ、再開です。
 さあ、慎重に睨み合う両者、モンギローニが詰めてかかった、サアガは慣れて様子をうかがう、離れた、間合いは遠目で待つ両者。モンギローニ、攻めて行く、サアガが移動しざまのところをモンギローニが攻撃に巻き込み、これでサドンデスのダウン。モンギローニが決勝へと進みます。
 
準決勝第2試合
クロムキッド vs バルト

 さて、今度はクロムキッドと、大学チーム最後の機体バルトの対決です。ちょっとコントローラーが間違っていたなどあったあと、試合開始。
 まずはのしかかって突っ込んでいったクロムキッド、バルトは中央で交錯したが躱していく。起き上がりは大丈夫か。真下から狙うクロムキッド、バルトは背中を向けたまま攻めて行く、体が交錯したところでバルト倒れるが、これはスリップ。
 バルト、クロムキッドが移動ざまにパンチを打ち込み、これでバランスを崩してクロムキッドがダウン。バルトは起き上がりでスリップするものの、カウントぎりぎりで復帰。クロムキッド、手数を繰り出しますが攻めきれない、一方のバルトも立ち上がりに難がある。起き上がれない、これで復帰できなかったバルト。さらに起き上がり中に苦しんでリングアウトしてしまい、一気に2ダウン。
 さらに起き上がれるか、起き上がった、今度はいけそうだ。投げの構えに出たクロムキッド、ゆやや足首に安定性がない感じのバルト、あっと、スリップ、しかしクロムキッド、若干身体がリングの外に出てしまった、復帰した。残り20秒弱、クロムキッド、コーナーに。起き上がりにバルトが苦労しているうちにタイムアウト、2-1でクロムキッドが決勝に進みました。

 さて、引き続いて三位決定戦が行われます。

三位決定戦
サアガ vs バルト

 大きさはかなり差がありますが、重量は互角の三位決定戦。
 いきなり投げに行ったサアガ、バルトの胴体を抱え込んでいきなりのバックドロップ。ダウンを奪う。バルト、攻撃をすりぬけられ、ちょっとやはり起き上がりが、大丈夫だ。起き上がった。
 中央に戻ったところでサアガが足を取り、まあ捻るように投げ飛ばした、これでダウンを奪い2カウント。
 すぐに掴んでいったサアガ、しかしこれはスリップ扱いに。「最後はかっこよく決めたい!」と言うコメントに頷くイガアさん。最後は再開、胴体を抱え込んで投げ、綺麗な決めで決着となりました。

 やや休憩のあと、決勝戦となります。

決勝戦
モンギローニ vs クロムキッド

 さて最終戦は、モンギローニとクロムキッドの対決。重量は2.95kgに対し2.99kg、ほぼ互角の勝負です。
 両者、真横に相手を陣取って距離を睨む、牽制に腕をぶつけあう両者、クロムキッドが大きくのけぞるものの、先にスリップしたのはモンギローニ。真横に倒れるモンギローニ、大きく突っ込んで巻き上げる攻撃を繰り出すモンギローニ、しかしクロムは倒れない、投げを空転したクロムに、背後からのしかかる構えのモンギローニ、これも攻めていけない、両腕から間合いぎりぎりの叩き合い、これは入った、クロムキッドがモンギローニの腕下から突っ込んで倒した、コレで1ダウン。
 1-0、お互い腕を繰り出して相手を近づけさせない、これはどうなった、両者交錯、モンギローニが引っ繰り返った。モンギローニ、ダウン。2ダウン、2-0。離れたところからカウンターを入れていくクロムキッド、モンギローニ、腕を連打しながら近付いていく、背後を取ったクロムキッド、投げを打ちかける、これは入らなかった、
 両者絡んでレフェリーが分けた。残り20秒、おお、これは大きな一撃だ。足裏からひっくり返して1ダウンを奪う、残り5秒、倒せるか、腕を掴んで倒しに行くか、これはスリップ判定で終わり、両者崩れたところでカウントゼロ、時間切れ。2-1、ぎりぎりの僅差ではありますが、クロムキッドがモンギローニを下して勝利となりました。

 これで全競技終了。優勝はクロムキッド、準優勝はモンギローニ。そして三位はサアガ
 さてさて、最後は表彰式です。

 予選アスリート、一位は酉旦那さんのGR-001クラフトワーク。
 バトルは三位サアガ、準優勝はモンギローニ、そして優勝はクロムキッドとなりました。

2011061108

|

« 第3回ニソコン観戦記【トーナメント・準々決勝】 | トップページ | 第3回ニソコン観戦記インデックス »

ロボット」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 第3回ニソコン観戦記【トーナメント・準決勝~三位決定線~決勝~表彰式】:

« 第3回ニソコン観戦記【トーナメント・準々決勝】 | トップページ | 第3回ニソコン観戦記インデックス »