撃つわ殴るわエクスペンダブルズ、オンデマンドでご家庭に。(☆☆☆)
今日はやや寝坊気味のあと、午前中から頼まれていた作業をぱりぱりと。
見直しはする必要があるものの、夕方には全部終了。カレーを拵えて食べる余裕もあったので、映画館で見逃して気になっていた「エクスペンダブルズ」を見てました。J-COMオンデマンドで。
実を言うとshowtimeでも見られてどっちでも良かったんですが、ノートパソコンのディスプレイで見る、又はATOMで若干再生が厳しい環境でテレビで見る、よりも、STB直でテレビで見た方がカクカクしないよな。と、そんな理由でCATV側をチョイスした次第。
ただ、映画館で映画を見るのは好きなんですが、家で映画を見るのとかはあまり好きではない…… と言うか、気が散ってしまって、あまり集中できない性分。はて、なぜだろう? と考えて、とりあえず携帯は手の届かないところに置き、もちろんノートも閉じ、さらに光源をテレビだけにして明かりも消して見てみました。
結果、これが大成功。幸い電話とかかかってこなかったこともあって、集中して楽しめました。次からはこの手でいこう、と意を強くした次第。……ただ画面に集中したせいか、なんていうか画像のノイズが目立ってしまったのは痛し痒し。最高画質と言うわけでもないので仕方ないんですが、作品が作品だけに、暗闇のシーンが多いと、画面の黒いところが結構激しいブロックノイズになっていて、割とあちゃー、とそっちが気になってしまう感じに。次からはなるべくHD画質の作品を選ぶなり、ブルーレイ借りてくるなりしたほうがよさそうですな。
映画本編は十二分に楽しませて頂きました。撃って殴って爆発して俺達の敵はノックアウト! 缶ビール片手にゲラゲラ笑いながら見る感じの映画ですな。たぶん嫌われる人には極限まで嫌われるタイプの映画でしょうけど、そういう人達は最初から見ようとも思わないでしょうから問題ないんじゃないかと。期待してたら期待どおりのものが出てくると言う、需要と供給がすげえ一致しそうな映画。
誰も彼も(あるいはかつての)主演級と言う豪華な取り合わせに、昔昔大流行したアクション映画そのまんまのストーリー。それ自体が一種セルフパロディである上に、そして作品の中にも、どうにもこうにも自虐的なジョークが織り込んであるのが、なんともはやな、ただバカって言うだけじゃなく「いい歳してバカ」な感じを剥き出しにしているのが、またたまらないですね。
そもそも、肉体派俳優を掻き集めて作ったドリームチームの名前が「消耗品野郎」って時点で、すでにもう膝叩きそうな自虐ジョークの世界じゃないですか。そしてそういういい年してバカ映画だからこそ、ものすごく真面目に肉体を酷使して、撃って殴って爆発させている。
若い頃と同じように。もう若くないのに。
いいものを見たけど、こういう爆発どかーんな映画こそ、劇場で見たかったなーと言う感じがひしひしする映画でした。どう考えても2もそれ以降も、オールスター隠し芸大会みたいに続きそうな感じなので。そのときはぜひ劇場に見に行きたいですねー。
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