第6回U1K in ダイビル観戦記【ロボメイズ】
さて話を戻しまして。U1K大会はその名の通り、1kg以下の軽量級ロボットだけを集めた大会。本日はロボットをはじめ諸事なべてコンパクト。なにしろ14時30に始まり、17時には完全撤収、と言う実にスピーディな大会でありますよ。
競技は二つ。最初はマイクロマウスのコースを1/8にした特別コースを、1kg以下級の小型二足歩行ロボットが走破すると言うロボメイズ。迷路と言いつつ、通路はまたいでもいいと言うミラクルルール。制限時間は一機あたま3分以内で完走を目指します。
No.1 フォスフォラス(あまるだ)
まずは最初のプレイヤー、フォスフォラス。普通の歩行で走破を目指します。狭い通路の中での方向転換に苦しみますが、横歩きを上手く繰り出してコースを中盤まで進む。ゴール寸前の角で旋回をしすぎながらも、ゴールの方向へうまく体を滑り込ませる。転倒しつつのゴール、1分06秒40。
No.2 TKU-01(イノウエ)
続いてはTKU-01、最初の角で転倒してしまい手で起き上がりを入れる、robobie-nanoです。大きさが小さい、特に足裏が小さいので、角で廻る事にこだわらず後ろ歩きをうまく使ってゴール、38秒60の好タイムでのゴールとなりました。
No.3 TO(KEG)
三番手は同じくTO、カスタマイズヘッドの機体です。二つめの角を廻ったところで転倒してしまい、仕切り直して再スタート。角で廻ったところで後ろ歩きに切り替え、後進を大めに使っていく展開で41秒80。最初の転倒が響きましたがこれも好タイムです。
No.4 梅小鉢(c4crono)
続いての登場はかなり大型の梅小鉢。後ろ歩きを多く使って直線を抜けていく、角ぎりぎりの脚の大きさをスラローム気味にS字を曲がっていく。通路を柔軟に擦り抜けて危なげなくゴール、51秒75でした。
No.5 ダンプティ(少佐)
いきなりの横歩きから前進に切り替え、旋回を最小限に留める展開、しかしS字にはまったところで脚が迷路を挟んでしまう、S字でやや減速、途中でしゃがんでしまうのを二度三度、脚が大きすぎてうまく回れないか、バッテリーが弱ってきているようです。パワーが落ちているようだ。最後の角で苦しんでいる。両手を挙げたりもするものの、歩いているだけでぎりぎりの状態、あー、倒れてしまった。電池切れのようです。
まだ3分経っていない、と言う事で、電池を交換して続行となります。まさかの電池交換タイムになった。ああ早い早い、もう交換した。先程とは打って変わった勢いのいい動きで一気に最終コーナーまで乗り込んだ、突入にちょっと苦しんだものの、横歩きで最後のコースに突入、一気に突破してクリア。苦戦したもの2分34秒でクリアでした。
No.6 うに(めぐもぐ)
一本角の長身のロボット、うに。いきなり転倒してしまいリスタート、軽快な動きを見せるものおん、勢い余ってコースをまたいで倒れてしまう。この勢いで乗り越えても、と言う声も出るものの、ここはリスタートに。うっちーさんの誘導でコースを調整しつつ、後半は慎重な前進。最終コーナーに入って、あっと脚が入らず向こうに行ってしまった。いい位置につけた、横歩き、入った。もうちょい。入れるか、苦しんでいる。お、入った。綺麗に抜けた。1分46秒70のタイムでした。
No.7 ソウガ(イガア)
さあ、ソウガ、慣れない迷路はどうなるでしょう。脚の裏がかなり大きな機体ですが…… あーっ、乗り越えた! まさか前転で壁を乗り越えて一気にゴールを狙ってきた! まさかの裏技フルパワーで一気にゴールまで駆け込んで、16秒30! 仰天の好タイムでありました。
No.9 ザウラー・FS(KENTA)
一機飛ばして、ザウラーシリーズの最新作・ザウラーFSがメイズに登場。……あれ、どうしたんでしょう。ザウラー調子が悪いみたいです。ちょっと調子を見つつ、二足のロボメイズへの自律挑戦の可能性について議論されております。
さて、二体が調子が悪く調整中なので、記録とは関係なくリベンジトライが行われます。
No.5 ダンプティ(少佐)
ダンプティの再トライ、一個目のコーナーで苦戦してしまう、脚を広げたまま壁を挟んで、思うように動けなくなってしまう…… あっと、リタイア。本協議に戻ります。
No.9 ザウラー・FS(KENTA)
というわけで、回復したザウラーによる、トライ、いい音がしている、跳ねるような軽快な足運びで飛ぶように前進、角度を綺麗に調整しつつ、大きな足裏にも関わらず引っかかり無く前進。普通に走って11秒68と言うトップのタイムで、予選競技を終えてきました。
このあとはフォスフォラスの再挑戦です。
No.1 フォスフォラス(あまるだ)
前進から横コースへ、ちょっと面白い、腕を振っての踊るような旋回と横歩きを組みあわせてきた、最終コーナーへの突入にかなり手間取ったものの、すぽっと体を入れてそのまま走破。38秒59でした。
No.3 TO(KEG)
続いてTO、左周りコース。脚をきびきび使っての危なげない前進、そのままスムーズに一機にゴール、23秒65でした。
No.2 TKU-01(イノウエ)
プチロボの演技が続きます。TDU-01の再トライ、横に転んで再スタートをしたあとは、慎重な足運びでちょっと廻りすぎたりしつつ前進、体が乗り出してコースアウトしてしまい、スタートラインから再スタート、横歩きを上手く使ってスムーズにゴール、最終1分07秒60でした。
No.7 ソウガ(イガア)
再挑戦のソウガ、横歩きで引っかかったもの前転一発、綺麗に越えて転がった。そのまま横歩きで一気に突破してゴール、11秒05でした。10秒を切れるかも知れない、と、自信を見せるイガアさんでした。
さて、最後のチームのGが動かないと言う事で、飛ばして15時20分よりバトルとなります。
……と思ったら、休憩中に調整が終了した様子。というわけで、最後のチームの挑戦が行われます。
No.8 G(white)
調子を見た結果参加できるようになったようですG。のしかかる恰好で最初の壁にのりかかりますが、乗り越えはできず最初に戻る。慎重な足取りから横移動を繰り出してずりずりと着実に前進していく、起き上がれないか、コースの変なところに填り込んでしまい起き上がれなくなってしまった、さあ最初にまた戻ったぞ、慎重に横歩きから前進、コーナーに辿り着いた。下がって最終コーナーにかかった、2分39秒40のタイムでした。
さあ、これでロボメイズは終了。一位はザウラーFSの11秒となります。
このあとは後半戦、バトルトーナメントとなります。
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