evernoteをくふうしたい:いきなり自動アップロード(☆☆☆)
リンク: いきなり自動アップロード|定番のwebサービスへ自動でアップロードできるソフト|ソースネクスト総合サイト.
一応使ってみてはいるものの、まだまだ活用の余地がいくらでもありそうなevernoteさん。
もっと活用度を上げて見るべく、こちらのソフトを試しに導入してみました。
痒いところに手を伸ばすソースネクストさん製のラインナップの通り、こちらもちょっと便利なソフトであります。インストールするとタスクトレイに常駐して、指定したフォルダを監視。そこにファイルが入ると、自動でevernoteなどのクラウドサービスに転送してくれます。
ことevernoteでは、公式のクライアントでも同じような同期、もしくは自動アップロードフォルダ機能がありますが、ちょっとした使い勝手でだいぶん違うところがあります。
機能的にはもちろんこちらのソフトのほうが多機能なんですが、特にevernoteの公式クライアントと比べると、
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evernoteのインポートフォルダの場合:
取り込めるノートブックを選べる/タグは選べない/インポートしたファイルは、そのまま残すか、削除できる。
いきなり自動アップロードの場合:
取り込めるノートブックを選べる/タグも指定できる/インポートしたファイルは、そのまま残すか、指定フォルダに移動させるか、コピーできる。削除はできない。
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そう、削除ができないのです。公式クライアントだとできるんですけども、うーん。ちょっと不便。
多少強引ですが、インポートしたファイルをそのままゴミ箱へ移動する形で設定してやれば、取り込みと同時に削除する事もできます。ちょっと不整合な使い方だとは思いますが。
さて、自動アップロードのタスクはもちろん複数用意することができ、ファイルタイプや拡張子、容量ごとにアップロードする対象を切り替える事ができます。で、二つ以上のタスクで一つのフォルダを監視する事がもちろんできるので、同じフォルダに放り込んだテキストファイルは「下書き」タグをつけてevernoteへ、同じフォルダに放り込んだ動画ファイルはyoutubeへ、みたいな真似もできるようになっています。タスクを実行する順番も変えられるので、最後のタスクのときに別のフォルダへ移動させてしまうこともできるわけですね。
ちなみに細かい事ですが、公式クライアントだとまずローカルのノートブックにインポートしますけど、いきなり自動アップロードの方は直接web上のノートブックにアップロードします。なので、ネットに接続できる環境がないと、ローカルのノートブックだけに自動で取り込む、と言う事がたぶんできません。このへんはちょっと注意がいるかも知れません。
さて概念がわかったところで、活用法をどうするか。
目下evernoteは公式クライアントを使っており、IEからのwebクリッパーでだいたい用が足りています。テキストやpdfなどは都度、コピペでクライアントに流し込み、そのあと順次タグ付けをしているような恰好。もともとデータをあんまり気合い入れて収集していないせいもありますが、余り効率がいいとも言えません。
ひとつだけ困っていたのが写真の自動アップロード処理だったので。これに関しては転送専用のフォルダを作って、中に入ったファイルは片っ端から「写真」タグをつけてアップロードして、そのままゴミ箱に転送するようにしておき、デジカメから取り込んだファイルはそっちに「送る」して、ワンアクションで自動転送するようにしています。
さしあたってはこれで少し手間を省いて、本格的な改良はそのあとあと、ですねー。見ていると世の中にはすごい活用をしている人もいっぱいいるわけですし、少しは見習って頭良さそうなことしたいものです。はい。
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追記。
常時監視フォルダを作っておいた場合、同じファイルを更新しても別ファイルと見なしてアップロードするみたいです。テキストファイルなんかを入れておくと、保存する度にファイルがもりもり増えていっちゃうみたいですね。細かい差分を遺したい場合は便利ですけど、ちょこちょこ書き加えるケースなんかではちょっと考えたほうがよさそう。
あと、これはevernote自体のほうの癖なのかも知れませんが、テキストファイルを上げるとファイル名ではなく、テキストファイルの一行目がノートのタイトルになってしまうみたいですね。
文頭のスペースなんかも削られちゃうんですけど、これはどうにもならないのかなあ。
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