パイは投げられた!(☆☆)
英下院の公聴会でルパート・マードック会長が襲撃されたと言う事件。
いや笑っちゃいけないし、当事者(とくに警備関係の皆さん)にとってはとても笑えないんでしょうけど、よくよく見比べると、なんだか愉快なことになっていたらしい、というお話。
まずはロイターの記事から。
タイトルは非常にまじめですが、中身もある意味非常にまじめで、実際何が起きたのかは、この記事でほぼ説明しつくされています。
マードック氏が英議会で盗聴関与否定、男に襲われるハプニングも=ロイター
次に時事ドットコムの記事。写真に注目。
なんだか本当にコメディみたいな情景です。というかこの人どうやってこれ持って入ったの。
マードック会長、襲われる=英議会で証言中、傍聴の男に=時事ドットコム
つづいて読売の記事。時事ドットコムと同じ写真のあとに、さらにつづきの写真があります。パイ男意外な反撃に遭う。
ひそかに「白いクリーム状のもの」の答えが書いてあるのもポイントが高いです。当たりはしたらしい。
マードック氏に皿投げた男、夫人が平手打ち=YOMIURI ONLINE
起承転結で言えば、結に持ってきたいのが毎日jpの記事。まあ当然こうなりますよね、というかんじ。ですけど、秀逸な写真と真剣味に欠けた文章がじつにすばらしい。
英紙盗聴:マードック氏に男襲いかかる 証人喚問一時中断=毎日jp
まあそんな顛末だったらしいですが、いかにもイギリスらしいと言わば言えるこの記事。たとえばアメリカで類似のことを考えていた人間がいたら、果たしてどのようなことになっていたか。
もちろん、悪いことは悪い。どちらもどちらも。でも、ユーモアの力みたいなもののことを、ちょっと考えたくなった。そんな記事読み比べでありました。
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