東京湾遡上作戦(☆☆☆)
ひょんな気紛れに頼まれごとも重なりこの男、炎天直下のこの街中を、有明くんだりまで出掛けて参りました。
頼まれものも手に入れて、暑さと言うより酸素の薄さに自分の体力の限界をまざまざと感じたわけですが。それはさておき。
人が集まればまた散らばるのは世の習い。どうやって人間群生地の有明から脱出するかは一つ智恵の出し所なわけですが。今回はせっかく行ったし時間も詰まってるわけでもないし。と、趣向を変えて、一つ水上バスで脱出する事に相成りました。
前にも一回乗った事があるのですが、水上バスは文字通り、船で国際展示場と浜松町を結ぶルート。地図を見て判る通り、ほとんど北西方向への直線コースで、所要時間はだいたい20分ほど。
一時間に一回と云うスケジュールやコストパフォーマンス(片道400円)、穴場というほど空いていない事を考えるとベストな手段とは云いかねますが、湾の水上をすいすい移動する楽しさは、これはまた別種の楽しみと云っていいものです。
並ぶのはちょっと炎天下で厳しいですが、天気がよければなかなかの光景。飛行機が羽田に向けて降下していくのも次から次へと見られます。
前に乗った時は小さい船でしたが、さすがにこの時は座席が二階建てになっている大型船でした。船尾のデッキに陣取ります。
お客が乗り込み、ぶるんとひと揺れすると、いよいよ抜錨、進行開始。振り返ると、今まで待っていた桟橋の天井にかもめがいっぱい並んで、お見送りのていです。かわいい。
さらば有明、またくる日まで。あーばよーとっつぁーん。
お台場を北に抜けるまでの間は左右に構築物があり、橋とかがんがんかかっている下を通過するので、かなりダイナミックな光景が楽しめます。ゆりかもめと併走してみたり。船がまたこれ、結構早いんですよ。
高速道路の優美な曲線を楽しむ。
水の涼しさと船の震動にゆったりしていると、浜松町まであっと云う間。レインボーブリッジを遠く臨み、日の出桟橋の客船を眺めているうちに到着です。浅草ルートはここからさらに乗り継ぎとなる、と云う塩梅ですね。
そんなわけで、アメコミ関係資料をしこたま仕入れてにしししとなったこの男、浜松町で次の約束までぐったりゆっくりしよう、と、岡に向けて移動を開始した次第なのでした。そのすぐあと、仕事関係で電話がかかってくるとも知らずに……。
おまけ。浜松町で見かけた、たぶんラーメン屋。
どういう経緯でこんなことに。
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