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2011.08.21

ROBOT JAPAN 2nd観戦記【バンタム級・一回戦~準決勝】

 さて、続いてはバンタム級。重量は最大3kg以下と、さきほどより大型。重量のあるロボット同士の対決となります。

一回戦 第1試合
ガルー vs 流血仮面

 「前回も参加して頂きましたが…… 女性でしたっけ?」と、いきなりくままさんがいじられ倒しております、ガルー登場。「負け方をよく考えた戦い方をされているじゃないですか」と流血仮面&総統。「努力は必ず報われる」と一言先に断った総統です。
 さて、いきなり流血仮面に首を横に振られている総統。それはともかく試合開始。なぜかフットワークの軽い総統です。
 リング中央へ向かった流血仮面。腰を振っています。どうなっているんでしょう。ガルーは豪快なフックの構え、回り込んだ、ガルーが正面を取りに行く、蹴りを入れる流血仮面、すねを蹴られてガルーが怯んだ、ひたすらローキックです。ガルーがスリップ、後ろ向きに倒れた。動かない、大丈夫でしょうか、立ち上がらない、片足を上げて肘を…… エルボーだ、倒れたガルーに流血仮面、倒れ込みざまエルボーを入れた!
 ガルーが倒れたところにエルボー、起き上がれないところに、もう一発流血仮面がエルボーを入れる。ガルーが起き上がった、若干狙ったがガルー起き上がり、マットを叩いた、これは自爆だ、堪えつつカウント7で流血仮面、立ち上がった。頭をかかえている。ガルー、背後を取ってがっちがっちと爪をぶつけて狙っている。
 抱えこんだ、綺麗に決まった! 一回転してブリッジのような恰好で落下し止まった流血仮面、タオルを構えて観客席に拍手を求める総統、しかし流血仮面、復帰出来ず10カウント。これで試合終了。流血仮面がタンカで運ばれていって終了となりました。
 「私の事は嫌いになっても流血仮面は嫌いにならないでください」「打ち合わせ通りにできましたか?」「……?」「急に日本語わからなくなりましたね」

一回戦 第2試合
サアガ vs で・か~る

 さあ、続いては、これも沸き立つ対決です。なんでも投げるサアガ登場、やや小型化した、長いフックのようになった腕のサアガ。そして拉致された宇宙人みたいに連れてこられたで・か~るの登場です。写真撮影も釣られた魚みたいにぶら下げられてます。
 フットワークがますます軽いサアガがリング上で走り廻る。試合開始、いきなり折れ曲がって突撃したでかーる、その場で旋回しつつ、スリップ。
 サアガが間合いを求めて位置を取る構え、勢いが有りすぎて走る最中にスリップしてしまうでかーる。
 掴みに行った、真正面から掴んだ! 暴れる魚をつかみ取るように、ふんづかまえて強引に投げ飛ばした。サアガが1-0。
 やや膝の調子が悪いか、走り出すと進路が曲がってしまうでかーる、折れ曲がったままでパンチを繰り出す、脚を掴んでいった、これは崩していったが投げとはならず、スリップ扱いに。
 姿勢を戻し、吹っ飛びようにガルーが位置を取りに行った、頭を掴んで崩した、これで2ダウン。でかーる、足の裏かなにかでしょうか、部品が取れてしまった。無線が効かないのか、道楽、さんが必死にアンテナを近づけていきます。
 パンチの撃ち合い、ちょっとサアガが距離を変えた。さっき取れたのは背中のフタのようです。立ち上がったでかーる。ダッシュの構え、サアガを押し戻すが、これはスリップ。変な恰好で吹っ飛んで言ってしまうでかーる、妙になめらかな動きで、くちゃっと置き上がります。
 最後は曲がって走り出したところを、両足をまとめてサアガが抱え込み、反対側に頭からどすーんと叩きつけて3ダウン。
 でかーる、アンテナ線が切れちゃってたとのこと、これで試合終了となりました。

一回戦 第3試合
Cavalier vs 黒鵜

 この試合はキャバリエのキャンセルと言う事で、黒鵜選手の不戦勝となります。

一回戦 第4試合
フロスティ vs フェルナンド

 さあ登場、軽快な運動性が光る跳躍ロボット・フロスティ。脚部のフレームが非常に大きく張り出ているのが特徴的であります。対するは千葉工大チームのフェルナンド。足裏が非常に小さい機体ですね。腕はシールド状ですが、ちょっとリーチが短そうな感じ。

 試合開始、軽々としたフットワークでジャンプして近寄るフロスティ…… おっと、ちょっと中断。フェルナンド、再度調整に入る。これで試合は最初から仕切り直しとなります。
 軽快なジャンプで近寄っていくフロスティ、フェルナンドは慎重な足取りで近づいていく。近寄った、ちょっと間合いを取った。ずっとジャンプしていて止まらないフェルナンド、足下から大きく伸びる一撃、フロスティがダウンを奪った、真横を向いたフェルナンド、ダウン中ながら、起き上がり中にリングから転落、1-0のカウントで試合再開となります。
 あー、これはまずい。腕がぶらさがっている、片腕が肩からもげてしまっている。ダウンしたらもう立ち上がれない状況だ。間合いを計るフロスティ、フェルナンドは左右に迷っている状況、真正面からフロスティ、足下を強襲する攻撃、片腕がもげたフェルナンド、さすがに立ち上がることができず、そのままテンカウント。フロスティが圧倒しての勝利となりました。

 さて、ここからは先程の試合で勝ち上がってきた選手と、シード選手との対決となります。

一回戦 第5試合
ティンペット君 vs ガルー

 さて、非常に手足の長い、スマートなロボット・ティンペット君。いずれ外装がつくロボットの素体なのだそう。TDUヒュー研は20人強ほどのメンバーなのだそうですよ。このティンペット君がガルーに挑みます。
 さてスタンバイ。いい動きですねティンペット君。なんか背中から落ちましたが。さあ試合開始、上体をユニークな動きでひねって角度をつけるティンペット君、どうした、曲がっている最中に倒れてしまい、無線を受け付けなくなった、タイム。
 1-0で再開、慎重に近づいていくガルー、ティンペット君はしゃがんで両腕を振り回す攻撃。お互い背中をあわせた上体でコード絡み、分けた。
 ガルーの腕の攻撃の戻りに巻き込まれ、両者スリップ。起き上がれるか、またちょっと不調のようだ。レフェリーが分けて再開。大きな腕を振りかざすティンペット君の攻撃、間合いがなかなか広い。ガルーが駆け寄りざまに足下からすくいあげる攻撃、ティンペット君が倒れた所にぶつけて、これで2-0。倒れた、ティンペット君、復帰できない。おもしろいポーズのまま固まってしまったティンペット君、そのまま復帰できず試合終了となりました。

 途中のタイムは電源が切れてしまっていたのだそう。部品がいきなり取れてしまったりと、残念ながらトラブルに見舞われてしまったていのティンペット君でした。

一回戦 第6試合
ヱクセリヲン vs サアガ

 続いての登場は、これはまたずいぶん大きい、エクセリオンの登場です。サアガとはかなりの体格差がありますが、これはどうなるでしょう。「同門のティンペット君とは違います」と自信を覗かせます。
 試合開始、いきなり最初の挙動でスピンしたところで、脚が妙な方向にねじれてリング上でへたれてしまったエクセリオン、ギアがガチガチと音がしている、開始12秒でのタイム申請。
 だいぶ大がかりに調子を見ているようです。大丈夫でしょうか。イガアさんと一緒に調整が。だいぶ手間取ってましたが、お、動きそうでしょうか。あー、続行不可能とのこと。
 ヱクセリヲン、残念ながら復帰不能からリタイア。
 配線が千切れてしまったとのことでした。

一回戦 第7試合
クロムキッド vs 黒鵜

 さて、準決勝最後の対決! さきほど黒鵜は不戦勝なので、両チーム初顔見せと言う事になります。きつつき師匠がくままさんを男性と勘違いしていた原因が、だいたい明らかに。続いて千葉工大チームの黒鵜選手登場。こちらも黒いフレームの手足が非常に長いロボットです。チームNTの秘密が、お二人のすごい名字にあることが明らかに。
 さて、試合開始。軽快な動きで横を向き、接近する黒鵜。一方でクロムも周りこんで両者が位置を入れ替えた。黒鵜が詰め、クロムが離れる展開。両者非常によく動いている。止まった、近づいた、掴んでの腕のぶつけ合い、先に攻撃を出したクロムが腕先をつかまれて 弾き返されてしまう。これでクロムが1ダウン。
 どうした、クロムが調子が悪い、起き上がれない。足首が若干弱いか。起き上がれないうちに10カウント、クロムキッドが復帰できず、残念ながらこれで試合終了。黒鵜が準決勝へと進みました。

 さて、ここから準決勝。二試合が行われます。この準決勝が午前中、最後の二試合となります。

準決勝 第1試合
フロスティ vs ガルー

 やっぱりフロスティ飛ぶなあ…… 試合開始、軽快にもほどがある動きで近づくフロスティ、リング中央でようやく攻撃圏内、両者足下への攻撃が交錯する。
 分けて両者、同時にスリップ。腕を設置させ立ち上がるフロスティ、かっこいい起き上がりです。中距離から横へ大きく伸びるパンチの撃ち合い、ガルーはめくる攻撃を連打し、しゃがんだフロスティの姿勢を強引に崩しに行く。1回、2回は崩しきれないが、3回目が入ってダウン。1-0、この段階でコードが絡み、レフェリーが分けた。
 ちょっと調整して再開。するっと起き上がる。再び寄った、足下を狙ったガルー、フロスティが引っかけられて、完全に一回転した。これでフロスティ、2ダウン。
 2-0。再開、膝への攻撃をなんとかガルーがスリップで凌ぐ、もう一撃、しゃがんだスネにはいった、これは完全に崩した。
 2-1、フロスティ、しゃがんでガルーの攻撃を凌いでいく。姿勢を低くしての叩き合い、絡んだ。レフェリーが分ける。ガルーが脚のプレートが半分外れている状態。再開、ちょっと距離を開いた。足下を狙うガルー、僅差で避けた、めくるフロスティの攻撃、これも崩しきれない。ガルーの攻撃と絡んで掴みに行った恰好に。尻への攻撃はかわした、リング際を歩き回るガルー、パンチの撃ち合い、掴みに行ったガルー、これは掴めるか、ちょっと距離を開いた。
 カウントはガルーが有利のまま。足下を攻めに行くフロスティ、両者崩れた。なかなかしょっちゅうケーブルが絡んでしまう展開です。両者パンチ、ガルーがパンチ、引っかかった、絡んだかと思いましたが、そのままの姿勢で投げ崩し、これで3ダウン。
 3-1、激しい叩き合いとなりましたが、ガルーの勝利となりました。

準決勝 第2試合
サアガ vs 黒鵜

 さて、先程はヱクセリヲンの不調で不戦勝状態となったサアガ、黒鵜も相手のキャンセル、クロムキッドのトラブルと、ここが初試合のような状態です。
 さあ開始、まずはいきなり足下を狙いに行ったサアガ、黒鵜も足下を大きく狙う攻撃でサアガを待ち構える、引っかけて転がし、ダウンを奪う。カウンターで迎え撃ち2ダウン、サアガ追い詰められた。
 真っ正面から突っ込んで膝を掴みに行く、これは掴みに行けない。突っ込んでいったサアガ、黒鵜の腕に引っかけられ持ち上げられる、そのまま落下、これはスリップになった、近寄っていくサアガ、背後をとった、胴体を掴んだがすっぽ抜けてしまった。
 サアガの突撃は止まらない。片足を掴んで投げかけるが、黒鵜が前にスリップしてしまい、諸共にスリップになってしまった。掴めるか、掴むモーションで突っ込むサアガ、しかし黒鵜の脚が太すぎるのか、掴み切れていかない、苦戦しています。
 脚一本を掴む作戦、しかしこれもすっぽ抜けてしまう。どうも相性が良くない、突っ込んだ、これはタックルで膝に突っ込んで崩すような構え。ダウンを奪った。
 2-1、掴みに行くサアガ、これは掴みきれない、抜けて起き上がったところに黒鵜が足下を狙う一撃、ヒット。
 これが3ダウン目となり、黒鵜がサアガを押し切って、決勝進出となりました。

 これで、決勝戦はガルーvs黒鵜、三位決定戦はフロスティvsサアガとなります。
 さてさて、これにて第一部は一旦終了。このあとは14時より、ダンスや落語などを含めた第二部となります。

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