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2011.09.03

ホビーロボットコロッセオ観戦記【コロッセオバトルトーナメント】

 さて、転じて今度はガチバトル。力こそパワー、技こそ勝利。バトル自慢同士が公式ルールでぶつかり合う、日本トップレベルの選手同士がぶつかり合う、コロッセオバトルトーナメントの開幕です。
 いしかわさんの大会紹介のあと、いきなりだしぬけにミステル・タマオ総統が登場。どういうことかと思ったら、ジャッジなのだそうです。
 ルールを確認され、「ルールですか……!」と若干狼狽える総統。大丈夫でしょうか。
 ともあれ、第一試合から順次、試合開始です。

一回戦第1試合
No.17-3 automo 05(Go-Wan)(holypong) vs No.40-1 ガッテンダー(sima)

 さあ開幕の第一試合、対決はオートモとガッテンダー、パワー自慢の大型機体同士の勝負です。
 激突、ガッテンダーの腕に絡んでオートモがもろともに飛ぶ、これはスリップ。オートモの攻撃でガッテンダーが背後から崩れる、復帰直後に同じパターンで背後から攻撃が飛んだ、ガッテンダー連続でダウン。
 両者共に、大きく踏み込んで横突きを攻撃が目立つ。力強い攻撃、しかしオートモ、突きの拍子にガッテンダーの足首に乗っかってしまった、スリップ、起き上がれない。これはピンチ。カウントを取られるが、起き上がりを繰り返し這うようにリングアウト。執念で繋いでリングに復帰します。
 2-1で再開、そのまま再開直後に真横へと吹っ飛ぶオートモ、速攻でガッテンダーから3ダウン目を奪って終了となりました。

一回戦第2試合
No.12-1 AeroBattler(なぐ) vs No.6-1 ガルー(くまま)

 続いては真っ黒なアエロバトラーとガルーの対決。アエロバトラーは真横に両腕を揃えて突く独特の構えです。
 腕の戻りに巻き込んでガルーが引っ張り倒される、これはスリップ。ちょっとねじれてしまったアエロバトラー、ケーブルを繋ぎ直した。大丈夫か、再開。真横から詰めていく、ガルーのツメを捉えめくり倒そうとする、詰めていった、スリップしたところにガルーが横へ回り込んだ、どうした、立ち上がれない。アエロバトラー起き上がれない、あ、起き上がった。背後を見せた、ガルー回り込んだ。足首へと放つ攻撃にフレームを巻き込み、ダウンを奪う。これで1-0。
 若干待って、起き上がり、ちょっと時間をかけての起き上がりだ。リング脇、あぶない、ガルー追い詰める。あぶない、ツメの先が出て仕舞った、スリップ。起き上がれない、これは、あー、これは起き上がり中、転落してリングアウト。2-0。
 再開、中央でぶつかる両者、重心の股間に攻撃する構えで一気に突き崩して3-0、ガルーがアエロバトラーを薙ぎ倒し、これでストレートの勝利となりました。

一回戦第3試合
No.24-1 で・か~る(道楽、) vs No.1-1 レグホーン(NAKAYAN)

 さあ先程の不調から復活したでかーる、今日もアロハがまぶしいレグホーンがリングに登場です。いきます! とレフェリーが言った瞬間に転がるでかーる。いきません! と宣言されつつ。さあ開始。
 折れ曲がったでかーる、転がろうとした瞬間をレグホーンに弾き返される、立ったまま、と言うか、しゃがんだままの姿勢の所を突き倒され、でかーるダウン。
 復帰、ファイトの前に駆け寄ってしまったでかーる、動作の出がかりをファイトの声と同時に叩かれ、斜めに伸びつつ吹っ飛んで倒れた、これで2ダウン。
 密着を狙うでかーるに、レグホーンは前後に投げの構え。後ろへの投げ、これはスリップ。折れ曲がっての攻撃、手羽スラッシュだがこれはスリップになる。姿勢が低い、一気に腕を広げて突きかかったでかーる、しかし攻撃で重心が浮いた瞬間をレグホーンに叩かれ、一回転しながらでかーるがリングに落下。これでレグホーン、ストレートでの勝利となりました。

一回戦第4試合
No.32-2 サイコログレート(ガル) vs No.19-1 赤風(まつしろ)

 続いての勝負、戦う直方体サイコログレートに対するのは、非常に大きな脚を持ったロボット、六文銭も眩しい赤風です。
 開始、慎重に構えるグレートに対し、横から接近する赤風。しゃがみこんでの大きな突き、グレートしゃがんで回避しているあいだに、勢い余って赤風、起き上がりでリングアウトしてしまう。これで1-0。
 胸元へ大きく崩す突きを連打する赤風、サイコロ間合いの外で凌いだものの、押し着られて一発貰い、そのままダウン。1-1。
 大きく肩を揺する、サイコログレートのパンチ、大きく肩を揺すっているところに赤風の攻撃が飛ぶが、これを外装に巻き込んだかのように一本背負い、赤風が飛んで場外に放り出され、2-1。しかし再開直後、赤風が踏み込む突き、胸元を崩してダウンを奪い、2-2。
 最後は叩き合いになる、サイコログレート、体を折りたたんで回避したところに赤風、攻撃の勢い余ってリング外へ、まさかの自爆でリングアウト。3-2でサイコログレートの勝利となります。

二回戦第1試合
No.17-3 automo 05(Go-Wan)(holypong) vs No.13-1 サアガ(イガア)

 ここからは二回戦、一回戦勝者とシードの三選手が対決します。
 開始、サアガとオートモ。大きくリングを使って走り回るサアガ、オートモも機敏にリングを広く駆け回ります。サアガどうしたんでしょうか、投げを空振りしたところで起き上がりできず、リング脇でもがいて落下。足裏が取れてしまった。1-0。
 再開、オートモ大きく踏み込んだ突きを、ぎりぎりでかわしたサアガ、脚を組み付くにいきますが投げ落としていけない、あっと、まずい、サアガ起き上がれない。投げの構えなどを繰り出して立ち上がろうとしますが、腕をついた、ゆっくりとモーションを再生して立ち上がろうするものの、うまくいかない。
 立ち上がりモーションを連打してリングから落下し、2-0で復帰。試合再開、しかし間合いが若干近かった、再開直後にオートモが打撃を打ち込み、躱しきれず3-0。サアガ、不調を弾き返せず、残念なストレート負けとなりました。

二回戦第2試合
No.6-1 ガルー(くまま) vs No.7-1 クロムキッド(くぱぱ)

 ここで実現しました、クロムキッドとガルー、同系列機対決、夫婦対決です。両者、クッションを広げて落下に備える。詰め寄った、中央でのパンチの撃ち合い、横を向き背中を向いた、両者同時の攻撃、これはガルー崩れたが、スリップ。真横、同時のタイミングで攻撃を打ち合うような同時タイミングの攻撃、これはガルーが早かった、クロムキッドの足首を捉えて軽く半回転、これで1-0。
 再開、クロムの攻撃を、ガルーがやや遅らせた攻撃で叩く。クロムの攻撃が続く、ガルーが前に出て躱した。立ち上がれるか。クロムキッド、起き上がった。
 再開、やや距離は離れた、真横、後ろからの攻撃、クロムの腰を下から持ち上げかけるが、ガルーが支えず崩れた。先に崩れてスリップ、今度はクロムの投げ、これも同じようなパターンだ。持ち上げきれずに崩れてしまう。
 再開。真横を向いた、これはどうだ。クロムの攻撃のツメ先がガルーの背中に引っかかって、自分が半回転してしまう。同時攻撃、腕先同士がぶつかる、反動でクロムキッドの足裏が出かかる。連打、クロムキッドがリング脇に押し込まれる。引きよせられたクロムがガルーにのしかかる恰好、引っかかって何か部品が取れてしまう。移動しながらの早いぶつけあい、今度はクロムキッド、ガルーの腕をぶつけて引き上げた。これで1-1。同点となった。
 3分です! の声と共に、同時攻撃の腕先がぶつかりあい、両者転倒。これで時間切れ、そのまま延長戦となります。

 延長戦は1分のサドンデス。開始、股下を掴んで持ち上げるガルー、しかし持ち上げきれない。再開直後から攻めるが、クロム、若干浮くものの崩れない。移動しながら横向きからの撃ち合い。
 しかし最後は同時攻撃からクロムが先に崩れ、これでサドンデス、ガルーが延長戦勝者となりました。

二回戦第3試合
No.1-1 レグホーン(NAKAYAN) vs No.45-1 Cavaiier(やすみ)

 あさあ、かなり横へのリーチが大きな機体同士の戦いだ。両腕突きの撃ち合いから、キャバリアが先に崩れる。
 同時攻撃、2回、若干タイミングを遅らせたレグホーンの突きが、まだ攻撃を放っている最中のキャバリアの腕を崩してダウン。間断無い撃ち合い、レグホーンも1回崩れるものの、これはレフェリー、悩んだ末スリップ。
 最後はレグホーンの攻撃がややそれてキャバリアの膝下に入り、そのまま崩してダウン。3ダウン、一瞬も止まらないスピード勝負は、レグホーンの勝利となりました。

 さて、ここからは準決勝です。

準決勝第1試合
No.17-3 automo 05(Go-Wan)(holypong) vs No.6-1 ガルー(くまま)

 続いての勝負は、オートモとガルー。
 背後を取ったオートモ、投げの構えを見せるが、これは空転。オートモの大きく伸びる突きをガルーが崩し欠けるが、これはオートモ踏みとどまる。しかしガルーの攻撃、オートモがくずれた、大きなオートモの突きが伸びきったところを、待ち構えてガルーが崩す、これで2ダウン。
 再開、再びオートモ大きな突き、これは若干遅かったか、ガルーの突きに絡まって一回転するが、これはスリップ。離れた所から踏み込み、大きく突き込むガルー、踏み込みざまにオートモの膝の辺りに突き込まんで、バランスを崩してこれでダウン。
 3-0でこれも非常にスピーディーな試合、ガルーがオートモを破り決勝に進みました。

準決勝第2試合
No.1-1 レグホーン(NAKAYAN) vs No.32-2 サイコログレート(ガル)

 これはどういう勝負になるんでしょうか、レグホーンとサイコログレートと言う、予期せぬビジュアル的に実に濃い同士の対決です。
 開始、まずは突きで近づくサイコロ、レグホーンは腰に手を当てたまままったく動きません。余裕の構えです。お、動いた。えー、まさか、リング脇で引っ繰り返る動きで構えた、ちょっとどうしたんでしょう、なかやんさんが慌てています。復帰。
 さあ、試合再開。レグホーンようやく動いた。何気なく真横への突き、ごく普通に倒れてダウンを奪う。サイコログレート、立ったままの姿勢で耐えようとしますが、ものともせずに倒された。
 2ダウン目、完全に上下さかさまになった姿勢でサイコロになってしまうグレート。引っ繰り返った亀みたいな状態から復帰しようと試みるサイコログレートでしたが、電源が切れてしまって復帰ならず。最後はレグホーン、余裕の寝っ転がったポーズで〆。試合終了でありました。

「レグホーンからまさかダウンを奪えるとは思いませんでした」と、ガルさんでした。

 さて、このあと、ちょっとインターバルを挟んで決勝戦です。

決勝
No.6-1 ガルー(くまま) vs No.1-1 レグホーン(NAKAYAN)

 さあ、最後の勝負はガルーvsレグホーン、今日は投げと言うより打撃戦メインの試合が続いています、最後も激しい叩き合いになるでしょうか。
 開始、両者同時に激しい突き、さらに二回目の交錯で吹っ飛ぶガルー、これでそのままリングアウトしダウン、壮絶なぶつかり合いだ、再開直後のぶつかり合いで再びガルーは吹っ飛びリングの外まで、これで2-0。
 再開、ガルーの攻撃がぶつかり合い、これはレグホーンのスリップ。ガルー起き上がれるか、なにか嫌な音がしている。腕で立ち上がろうとするが、がちっと何か変な音がしてガルー、崩れてしまう。復帰出来ないまま10カウント、ここで試合終了。
 レグホーン、ガルーを下して勝利を収め、コロッセオバトルの最終勝者はレグホーンとなりました。

「10月(のROBO-ONE)に向けて、いい練習になりました!」とNAKAYANさんでした。勝者のバッジはNMAKAYANさんに贈られます。

 さて、コロッセオバトルトーナメントはこれで終了。
 このあとはチロルチョコロボット大会、チョコゲッタープラスとなります。

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