ホビーロボットコロッセオ観戦記【ロボでサバゲ! ~要塞戦】
憎いあン畜生に怒りのBB弾を叩き込め! 多脚ロボットが撃ったり撃たれたりするわくわくガンスリンガー競技、ロボでサバゲ!。二日目のトライがこれから始まります。
二日目のテーマは「要塞戦」。基本的には相手チームのフラッグを倒すフラッグバトルなのですが、防御側が自由に地形を構築できる、というのがユニークなところ。防御側は地形(ビルなど)を自由に配置する事ができ、攻撃側は配置を見る事が競技開始までできません。もちろん見る事ができるのも機体経由で見るだけなので、何がどうなっているのか攻撃側からは判らない、と言う事なのです。
設営作業も解説の背後で終了いたしました。さあ試合開始です。
要塞戦A
■イガアさんチーム
No.39-1 流鏑馬(mota)
No.16-1 シグマ(しまけん)
No.8-2 ごんべいMk-Ⅱ(B作)
vs
■gonsさんチーム
No.36-1 Little Cat(ちば)
No.4-1 スタローン(ノボリサカ)
No.15-2 benkei(みっちー)
さあ開始、まずは様子をうかがう攻撃側gonsさんチームの三機。陣形は横長の部屋が細い隘路でつながったようなスタイル、ごんべいと流鏑馬が攻撃側の先頭を叩いて潰す、と言う迎撃スタイル。そんなわけで、最初の通路から入ったエリアでは、ごんべいが待ち構えて入ってきた機体を伺っています。
スタローンが入ってきた、ごんべいを発見した。慎重に後退するスタローン、不意打ちの有利を取られたごんべい、先にスタローンが打ち始めた、突破できるか。撃ち合い、ちょっとずれてるか、ごんべいを貫通、落ちた。攻撃側は健在です。
先頭がbenkei、三つめの通路に入った。最終エリアに流鏑馬が待ち構えている、見つけて猛烈に打ち始めた。弾幕の手前で待つスタローンとbenkei、しかしここで伏兵の登場だ。シグマが閉鎖されたエリアから、ビルを崩しながら攻撃側の背後へと出現した。シグマが背後から強襲し、リトルキャットが逆にビルを崩して前進、アーノルド、弾が出ていないか、目の前を通過しようとする流鏑馬ですが被弾していない。
シグマ、ビルを突破して奇襲をしかけたところで沈黙してしまいますが、攻撃側もフラッグを倒せないうちに時間切れ。これで要塞戦Aは防御側、イガアさんチームの勝利で終了となりました。
さて、攻守ところを変えて、今度はイガアさんチームが攻撃側。gonsさんチームが防御陣形を構築していきます。
要塞戦B
■イガアさんチーム
No.16-1 シグマ(しまけん)
No.33-1 パンツァー・カニカン(神矢☆)
No.8-2 ごんべいMk-Ⅱ(B作)
vs
■gonsさんチーム
No.21-1 電龍(gons)
No.3-1 ブタンク改(オサル)
No.15-2 benkei(みっちー)
さて、今度は逆V字型と言うか、攻撃側が攻め込む際には、漏斗の下に向かって絞られていくように進軍するしかない、と言う恰好。あ、ちょっと不調。カニカンがリタイアになります。
開始、電龍進軍、中途で様子をうかがう。地形を伺っています。シグマとごんべえは防御位置につける構え、長距離から撃たれた、電龍が地形の隙間から狙撃し、シグマに穴を開けて沈めます。進軍路を塞いだ恰好、電龍が突出しゴンベイと撃ち合いになる、後退してしまった、ビルに突っ込んだ電龍、ごんべいも電龍に撃たれ、これで沈没。完全に電龍一機でシグマとごんべいを沈め、攻撃側全滅、gonsさんチームの勝利となりました。
B作さんのごんべいの威力が強力すぎて、フィールドの掩いに穴が空いてしまう、と言うトラブルが。ちょうどそこにいたみっちーさん(本人)が、意図せずして撃たれておりました。
サバイバル戦(目視)
No.13-2 ソウガ(イガア)
No.39-1 流鏑馬(mota)
No.16-1 シグマ(しまけん)
No.33-1 パンツァー・カニカン(神矢☆)
No.3-1 ブタンク改(オサル)
No.36-1 Little Cat(ちば)
No.4-1 スタローン(ノボリサカ)
No.21-1 電龍(gons)
No.15-2 benkei(みっちー)
最後は目視による総力戦。自分以外は全て敵、目視ありのハードコアルールです。
弾丸が飛び交う状況ですが、開始直後すでに何が起きているのかわかりません。隅に陣取ったシグマと流鏑馬が自陣に構えて乱打し、電龍がやや進んだところにいるbenkeiを蜂の巣にしてしまう。スタート位置ですでにスタローンが沈黙、電龍も撃ち合いでやられていました、シグマも止まっています。気がつくと生き残りは三機。ブタンク、流鏑馬、カニカンのみ。
位置がよくないカニカン、流鏑馬とブタンクに挟まれて動き出したところを沈められ、ブタンクと流鏑馬の一対一の対決に。ビルを挟んでにらみ合いになった。ビルを押しながら位置を入れ替える、先に仕掛けた、ゼロ距離からの撃ち合いになった、銃口を上げたブタンクの乱打が早かった、流鏑馬が片側のセンサーを打ち抜かれ沈没。
なんと一機で4機撃墜したブタンク改、オサルさんが本競技の最優秀選手となりました。缶バッジがオサルさんに進呈されます。
さて、ここでちょっとインターバル。この次はYOKAロボのU1K大会となりますよ。
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