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2011.09.03

ホビーロボットコロッセオ観戦記【サンライズヒーローロボットバトル】

 さあ、続いて、いよいよ本日の目玉! サンライズヒーローロボットバトルが行われます。特別解説はもちろんサンライズの井上さんです。
 サンライズデザインのロボットだけが参加できる、というか、参加するサンライズヒーローロボットバトル。さて、ルールは一応バトルではありますが、これはなんでもありのガチバトル。「番組を愛している気持ちを表すこと!」と言う事だけが参加条件。
 ジャッジはDJしばたさんが行います。ということで、レフェリーのしばたさんが呼び込まれておりました。

「ちなみに、しばたさんの恰好はなにかのコスプレなんですか?」
「……。私は唯一無二です。誰の真似もしません!」

 さてそんなしばたさんから競技の説明。競技の説明。試合は3分間、3ダウン先取。あとはしばさんが適当にさばいていく、と言う運びとなります。

一回戦第1試合
No.7-2 ザク くぱぱバージョン(くぱぱ) vs No.17-1 オートモガンダム(holypong)

 さあ、0083のテーマとともにくぱぱさんが登場。機体はクロムキッドをベースにザクの外装を被せた、銀色のザクとして登場。くぱぱさん本人はポケットの中の戦争風のジオン軍兵シャツでの登場。
 一方の青コーナーはオートモガンダム。もちろん初代ガンダムのOPの共に登場。ほりぽんさんの服は第一話のアムロの私服を再現です。
 さて、まずはオートモガンダムのデモンストレーションから。原作第一話を再現するデモ、カバーを取り払って立ち上がり、ビームサーベルを掴んで抜いた、後付ですがビームを付け、この姿勢から袈裟斬り、さらに構えて突き刺す、と言う動作。手のひらの動作や、突きにもう一本手を添えるなど、可動と再現性のすごさは健在です。
 さらに、「首がついたままですが」と断りつつ今度は最終話。大きなビームライフルをつけて、腕を肩ごと持ちあげ、ラストシューティングポーズを披露。
 さらにもうひとネタ、なんでしょう。しゃがんだ。やかんだ。やかんを掴んで立ち上がる。見上げている角度にご注目を。

 「試合しなくても結果は見えているじゃないですか」とあれこれ応酬はありつつも、そんなこんなで、巻きも入って試合開始。
 まず横に飛んだザク、オートモが踏み込んだ、ザクはしゃがんで下から突き上げる攻撃の構え。正面に来た。横に捕まえた、しかしオートモが追い詰めて行った、手が出ない。引き倒すか、いや大丈夫だ。ザクのケーブルに手がかかってしまうが、ここは大丈夫だった。肩から短いタックル気味にぶちかましを打ち込んでいくガンダム、ちょっと指が変なほうに曲がったが大丈夫でしょうか。あ、崩れた。これはダウンじゃない。
 0-0、真横に捉えた。撃ち合い、ザクが転倒した。ちょっと肩のシールドが取れてぶらさがっている感じ。なおも下から突き上げたザク、背後を取ったガンダムはケーブルを狙っていくか、押した、投げを打ったところを崩しにいった、ザクが滑った、これもスリップ。あー、肩が大丈夫か。
 試合時間が残り少なくなってきたため、サドンデスルールを宣告するしばさん。さあ、横にどんどん押して行くガンダム、しかしザクが投げを打った! 機体が絡まった、だが胴体の外装に絡めて引き倒していた。
 ガンダムを引き倒して1-0、第一試合はザクの勝利となりました。

一回戦第2試合
No.12-2 AeroBattler GとZ(なぐ) vs No.6-2 アッガイ くままバージョン(くまま)

 続いて第二試合、とはいえ、さっきから整備スペース方面で、ちらちら見えていたのがすごい気になるんですけど…… なぐさん親子はお二人で登場。機体も二機、ガンダムとザクでGとZ、というわけで。ぜんぶ正しい。
 なぐさんが「太い彗星」とか言われている一方、お子さんのアムロが「かわいいー!」と井上さん大絶賛。機体は両方とも、1/48のプラモデルに機体を押し込んだと言う逸品です。
 一方のくままさんはZZのテーマに乗って、銀ピカのアッガイが登場。アルミでアッガイボディを鍛造した、これも立派な代物ですです。2対1なんですが、これは一体どういう判定になるんでしょうか。
 さあ開始、いきなりザクマシンガンを撃つ構えのシャアザク、そしてビームライフルを捨てたガンダム。ヒートホークをぶんぶん振るザクにアッガイ真横から近づいた、突き上げる攻撃、どうしようかなー、とくままさんが迷っている、両腕をぶんぶん振ってぶつけるザクですが、「アッガイさん、やっちゃっていいから」と言う井上さんの声。突き上げる攻撃で吹っ飛んだシャアザク、後ろに倒れた。シャアザク、起き上がれない。角も取れてしまいました。「お父さん三倍早くやられないでください」。
 一機となったガンダム、アッガイに挑む。交錯、あー、腕が! 腕が取れてしまった! アッガイと中央のぶつけ合いで腕が肘から取れてしまうものの、それでも折れた腕で叩くガンダム。反撃、股の間に腕を突っ込んで相手を持ち上げたアッガイ、ガンダム、完全に持ち上がって叩きつけられた、腕が両方取れてしまった、散乱する部品。
「ガンダムばらばらですね」。つまりこないだまで展示されていたような。さすがにもう、両腕がないと立ち上がることすらできません。このままテンカウント、情け容赦ない攻撃でアッガイ完全制覇、ガンダム必死に起き上がろうとしますが起き上がれません。
 敗因として「(機体に)スミ入れしなかったのが問題でしょうね」と井上さんのコメント。いつのまにか操縦が交替していた事については、「途中で入れ替わったんですよ」としれっとしたなぐさんでした。

一回戦第3試合
No.2-1 SDジェネシックガオガイガー(あるば~と) vs No.9-1 キュベ零(浜 杏)

 SDジェネシックガオガイガー…… なのですが、頭がマイトガインになっております。クロスオーバーニコイチなこの機体。これを井上さん、「マイトガイガー」と命名。「混ぜちゃっていいんでしょうかね、いいでしょうね。デザイナーも一緒ですしね」とのコメント。
 しかし惜しい事に、対戦相手、今大会の台風の目と黙された浜杏さんは、機体未完成による棄権すなわちリタイア。この試合はマイトガイガーの不戦勝となります。

一回戦第4試合
No.10-1 SDエルガイム(いしかわ) vs No.5-1 MK-09(まこ)

 この試合、まこさんは棄権。いしかわさんのエルガイムは、未完成の上に車に詰めなかったので置いてきた、つまりは棄権。と言う状況で、なんとまさかのダブルノックアウト。両者棄権と言う決着でした。

一回戦第5試合
No.43-2 Einhorn(u-hirohito) vs No.24-1 で・か~る(道楽、)

 さあ、ひさびさにして一回戦最後の試合は、アインホルンとでかーるの対決です。
 アインホルンはガンダムUC、角の開いていないユニコーンモード。赤いサイコフレームなど雰囲気はありますが、現状デストロイモードに変形はしないそうです。
 一方ので・かーる、まりんとメランのメラン・ブルーで登場。いつものでかーると一緒のはずなのに、外装を被せるだけで立派に見えるというのは、いつ見ても不思議な出来事。今回の外装はかなり綺麗なメタリックブルー。なのですが、しかし脚がぶらぶらしています、これは明らかにおかしい。ここで動けないのは惜しい。惜しすぎる。
 あと10秒で復帰出来るか。なんかあやしい、立ち上がれない。おお、立ち上がった。と言うか絶妙なバランスで立ち止まった。あー、派手にリングアウト。一回転して落ちていった。

「ぜひ次回はガンダム組に一矢報いて下さい」と言われつつ、でかーる、リングアウト負け。これで一歩も動かないままにアインホルンの勝利となります。

 さあ、ここから二回戦となります。

準決勝第1試合
No.7-2 ザク くぱぱバージョン(くぱぱ) vs No.6-2 アッガイ くままバージョン(くまま)

 「ザクです。ボルジャーノンじゃありません。ザクです」と、ザクが二回戦登場。そしてくままさんのアッガイが二回戦に登場。ザクとアッガイの夫婦対決と言う、なんだかどこか納得のゆくような対決です。
 開始、さあ、中央に寄った。ザクが崩れた、背後向けに倒れた。大丈夫か、立ち上がれない、まさかの開始直後のタイム申告、1-0。なんだったんでしょうか、電源入れ直して復帰です。
 試合再開、アッガイが突き上げる。ザクが持ち上がりかかった、腕先を捉えようとするアッガイ、ザクがあぶない、腰を狙っていった。ザクは横を取ろうと狙う、正面を取った、真横に体を向けた、攻撃、両者同時に腕先をぶつけあう。
 アッガイが持ち上げにかかる、真横からの打ち合い、ポジションを嫌ったザク、アッガイは近寄ったがこれはスリップ。起き上がった。
 攻撃を引っかけた、肩のケーブルにひっかけて引き倒した、アッガイからダウンを奪う、これで1-1。
 真横、突き上げる、若干追い詰めていったザク、アッガイはやや攻撃レンジが狭い感じ、だが攻撃がちょっと起き上がりに重なった、ザク浮いた、危なかった。真横、膝の間を丁度抜けて行く。
 時間少ない、ここからまたサドンデスルールになった、転んだ拍子にザク、また脱力してしまった。起き上がれない、カウントが加速する、10カウント。ザクがそのまま復帰できず、アッガイの勝利となりました。

準決勝第2試合
No.2-1 SDジェネシックガオガイガー(あるば~と) vs No.43-2 Einhorn(u-hirohito)

 さて、組み合わせが若干変わって、マイトガイガーとアインホルンの対決です。マイトガイガー、何か鍵みたいな小さなものを腕に持ってますけど、あれ一体なんでしょう。
試合開始、腕を組んで、つまり操縦しないでアインホルンを見守るうっちーさん、そして後ろ向きに転倒してしまったマイトガイガー、どうした、立ち上がれない。タイムだ、タイムを申請する。1-0、どうしたんでしょうか。
 さあ、立ち上がった。「今のはなかったことにします」と試合再開です。しかし動こうとして、また後ろに倒れた、大丈夫なのか。えらいことになってしまった。大きなハンマーが出されたりしつつ、再びのタイムで2-0。
 さあ、特殊ルールが委員長から発動されました。背中あわせに立った両者。このまま崩れれば巻き込んで倒れるはずですが、なんと後ろに倒れたマイトガイガーが、アインホルンを押し崩せず、押し戻されて前に倒れてしまった。
 これで復帰不能3ダウン、アインホルン、なんと一歩も動く事なく2試合を勝ち抜きました! 決勝へと進んでいきます。

「認定大会になってるはずですよ」とここで井上さんから爆弾発言。このままではアインホルンが認定権を取ってしまいます。どうなってしまうのでしょう。

決勝
No.6-2 アッガイ くままバージョン(くまま) vs No.43-2 Einhorn(u-hirohito)

 さて、決勝戦です。動かない、というか動けないアインホルンの様子を見るアッガイ、密着して、頭突きだ。まずは小さく頭突きを繰り出した。アッガイ頭突き、しかしアインホルン崩れない。
 真横に向けて、胸をつついてみますアッガイ。「動かないですか?」と、くままさんが念のため確認。立ったままのアインホルンにアッガイが攻撃、なかなか倒れない。
「耐えてます。というか立っているだけなんですが」
「なんと卑怯な、動けない相手の背後から」
 意外にアッガイの攻撃に耐えている、アインホルンが倒れない、一寸崩れた、バランスを崩したぞ。股の間に挟んで攻撃したが、それでも崩れていかない。
 時間はすでに2分経過。しかしまだ倒れない、どうなっているんだ。抱え込んだ、このまま投げられるか、投げ倒した。引っ張り倒して、アインホルンがアッガイを引き倒した。
「フォールで片付けていいですかこれ。あ、外しちゃった」
 そんなわけで、最後はアッガイがアインホルンをフォールして、というかフォールさせて、「すいません時間もう3分過ぎちゃってますんで……」と言う事で、アッガイが優勝となりました。

 賞品はお台場で販売されていました、ガンダムのクッキーでした。
 機体とガンダムクッキーがリング上に並べられ、優勝のくままさんにはサプライズプレゼント入り袋。そして優勝の缶バッジが渡されました。

 ……そしてこれは、後で発表になったのですが、このサンライズヒーローロボットバトルはROBO-ONE認定大会。そして優勝したアッガイのくままさんはすでに認定権を持っているため、認定権はうっちーさんのアインホルンの手に渡る事になりました。
 井上さんからは「角が開いてデストロイモードになること」と言う、ただし、が提示された上での認定権授与。うっちーさんの戦いはまだ始まったばかりです。

 さてさて。つづいては、わんだほーろぼっとか~にばる!です。

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