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2011.09.03

ホビーロボットコロッセオ観戦記【わんだほーろぼっとか~にばる ~ボトルトラクション】

 さてなんだか近年珍しい惨事になった気のするサンライズヒーローロボットバトルのあと、続いてはわんだほーより、ボトルトラクションとなります。
 毎度おなじみ、関東最緩を誇る競技会、わんだほーろぼっとか~にばる。その中でもサイコロシュートと並ぶ名物競技がこのボトルトラクション。カゴにペットボトルを入れてロボットが引く、と言うシンプルな競技ながら、本数を決め、さらに無理と判断したら途中で減らしていく、ロボットの性能と戦術が重要な競技です。

 さて、まずはサアガによる模範演技からスタートです。

第1試合
No.13-1 サアガ(イガア)

 まずは一番手、ルールの説明的にサアガがトライ。いきなり12本、カゴに詰めるだけの限界で積んできた。
 スキー板、クロスカントリーのような特製の脚部を使い、あぶなげなく完走、18秒65。本数を自分で調整できると言うところが、この競技のミソとなります。

第2試合
No.3-2 オサル5号(オサル) vs No.11-1 ミャノイ(Dr.GIY)

 続いてはオサル5号とミャノイの対決、ここからは二機ずつ同時の対決となります。
 両者カゴを引く構えでの挑戦。脚に引っかけて引いていくミャノイに対し、腕に引っかけて横向きに引いていくオサル5号。開始後、途中ミャノイは1本減らして2本に。オサル5号は5本のまま。
 本数を減らしてからはミャノイも安定して進んでおります。いい感じの本数、ミャノイゴール、続いてオサル5号もゴール。これはタイムとしては同格ですが、ミャノイは2x200、400。オサル5号は5本で200、1000となります。このように引いた本数x距離が、点数となるわけですね。

第3試合
No.39-2 鏃(mota) s No.33-2 ワンダー4(神矢☆)

 さて、続いては鏃とワンダー4もといワンダー3。脚に引っかけて、小刻みな横歩きでびしびしびしと引いていくワンダー3。本数は3本、鏃は2本。
 ワンダーは非常に安定した動きで、そのまま蛇行しつつも引いていく、時間をかなり余らせて余裕のゴール。2本x200で400p。一方の鏃は肩に引っかけた恰好でじわじわと引いていく、1分20秒。
 滑ってしまう、残り10秒。引ききれなかった。あとあずかのところで停止。4本x153cm、612pでした。

第4試合
No.37-1 ティンペット君(紅project/とりさんチーム@TDUヒュー研) vs No.27-1 ハマの鉄腕(エンドウ)

 続いてはティンペット君と、ハマの鉄腕の対決。エンドウさんチーム、慎重に作戦を立てています。ティンペット君は6本、ハマの鉄腕は2本でのスタート。ここで初登場のハマの鉄腕、赤い外装が目立つ機体ですね。
 開始、あおむけに倒れたハマの鉄腕、一本減らしたティンペット君は腕と腰のフックに紐を引っかけて、重心で引いていく作戦。ハマの鉄腕も腰に引っかけていこうとしますが、紐が固定しにくいのかなかなか進めません。ティンペット君、紐が外れてしまった。ハマの鉄腕、動き始めた。しかし徐々に横、ティンペット君のほうのコースにずれていってしまう。
 膝に引っかける作戦に変更し、さらに1本減らして4本としたティンペット君、しかし引き始めたところで中身をぶちまけてしまう。これはスタートからやり直し。ティンペット君、痛恨のミス。
 ここで残り10秒、終了。着実に進んでいたハマの鉄腕がスコアを残し、ティンペット君は0、ハマの鉄腕は2x80、160pでした。

第5試合
No.34-1 コーネリアス(HIDE) vs No.37-2 斑鳩(紅project/とりさんチーム@TDUヒュー研)

 続いての対決は、コーネリアスvs斑鳩。細身の斑鳩は1本。コーネリアスは3本での挑戦。背中向きに引こうとするコーネリアス、いきなり転倒してしまう。斑鳩は腕に結びつけて着実に引いていく。コーネリアス、一本減らした。お、急になにかにはまったかのようにコーネリアスが急加速。2本を引いたまま一気にゴールまで移動しクリア。
 残り1分、斑鳩も脚を空転させながらも引いていく。残り30秒、あとちょっと。引ききれるか、完走。
 斑鳩、1本x200、コーネリアスは2本x200で400p、と言うスコアでした。

第6試合
No.45-1 Cavaiier(やすみ) vs No.40-1 ガッテンダー(sima)

 さあ、続いての試合はキャバリアとガッテンダー。これはどちらも非常に大型の機体同士の対決です。足首で引く構えのキャバリア、対するガッテンダーは後ろから膝で押していく、と言う構え。
 キャバリアは大きな機体を生かして着実に引いていく、ガッテンダーはカゴが横を向いてしまい軌道修正。キャバリア止まらない、そのまままっすぐゴールまで突進、見事にゴールしました。一方のガッテンダーはカゴの向きを徐々に徐々に曲げてしまいつつ、軌道修正と前進を繰り返す。1分40秒でカゴを横向きにしつつゴール。
 キャバリアは6x200で1200、ガッテンダーは3x200で600pでした。

第7試合
No.38-1 ヱクセリヲン(TDUヒューマノイド研究会) vs No.24-1 で・か~る(道楽、)

 回復したでかーるとエクセリオンの対決、7本と8本。うつぶせになって足首に結びつけて引くエクセリオンと、なんというんでしょうか、腕で押さえて頭で押していく構えなんですが、異常な角度に膝が曲がってそのまま押して行くでかーる。エクセリオン、1本減らした。6本。
 そのままの姿勢で前進していくでかーる、エクセリオンは膝と肘で歩くような構えでゴールを目指す、でかーるも進んでいるが、残り20秒、なんとかなるのか、ホールドが弱いか曲がっていってしまう、エクセリオン、残り3秒ほどでゴール。でかーるはゴールできず、記録は163cm。6x200、163x8でした。でかーるは1304pです。

 これで七組み合わせ、全出走は終了となりました。結果発表。
 5位はオサル5号、4位は同率でキャバリアとエクセリオン。2位はでかーる。1位はぶっちぎりの勝利で、サアガの優勝でした。これでイガアさん、バッジは二つ目です。

 続いては、コロッセオバトルトーナメントとなります。

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