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2011.10.11

第19回ROBO-ONE観戦記【三回戦】

 さあ、投げロボに引き続いて、ベスト16による三回戦8試合が行われます。

三回戦第1試合
No.40 automo 05(Go-Wan)(holypong) vs No.47 へいるらいと(RobotFactory)

 日韓豪腕対決、オートモとへいるらいとの対決だ。またあの気合の入った雄叫びが聞けるでしょうか。
 開始、まずは横向きにリング中央へと突っ込むへいるらいと、オートモは若干引いたところから突っ込む構え、これは攻撃を出したところにぶつけた、1ダウンを奪う。
 再開、早合い動きで左右に体を振り、攻撃の的を絞らせないかオートモ、後ろに周り込む、大きく沈む突き、これは若干外れた、逆襲、これはスリップ、攻撃、しかし崩れかけた姿勢を、咄嗟にしゃがんでオートモ凌いだ。
 さあ再開、へいるらいと、構える、オートモはちょっと慎重に間合いを狙っている、ちょっと遠いか、へいるあいとの間合いの外から、ちょっとさらに長い、攻撃の伸びきったところから手首をぐりぐりとコントロールするオートモ、へいうらいとは鎌のようなツメ先を振り回すが、オートモ、間合いのわずか外で構えて狙わせない。
 近づいた、打ち合い、離れた、二体離れたところ、へいるらいと、踏み込みすぎてスリップ、オートモも攻撃がスリップした。打ち合い、手首で引っかける攻撃、のしかかったオートモ、ツメを振られるが、先にスリップしてしまう。
 これは打ち合い、手首がぶつかった。へいるらいとの攻撃をしゃがんで凌いだ、パンチ、これは奪い返した、背中からの一撃でリング脇まで薙ぎ倒し、ダウンを奪い返した。
 1-1で残り30秒、延長戦にいくか、密着から投げに入った、オートモ、密着から膝がついてダウンを奪われる。
 1-2、残り11秒、再開、オートモ、突っ込んでのパンチ、これはスリップ、残り2秒、へいるらいとチーム、ガッツポーズで…… ちょっと待って、のあと、レフェリーから「やめ」の声。
 オートモ鋭い動きで押して行きましたが、僅差の勝負を制し、へいるらいとが勝利を収めました。

三回戦第2試合
No.11 EXA(大阪産業大学ロボットプロジェクト) vs No.10 HammerHead(大阪産業大学ロボットプロジェクト)

 これは面白い、大阪産業大チーム同士の対決だ。EXAとハンマーヘッド、がっちり握手しての同門対決の実現です。ちなみにハンマーヘッドのが先輩だそうです。セコンドのはっしーさんとがっちり肩を組む。
 それにしてもハンマーヘッド、ものすごい音がきゅぴーんきゅぴーんと響いています。さあ、横を向いて接近、EXAの足下を突きに行く、ハンマーヘッドと腕先同士がぶつかりあった、両者胴体が持ち上がって胴体で落ちる、これはEXAのダウン。
 打ち合い、がちんがちんと打ち合いになった、EXAの足下がめくられる、これは脚から落ちた、倒れてはいない、連打。EXAが押されている、これは強烈だ、ハンマーヘッドの突っ込みからの攻撃で、一回転するEXA、これはダウン。
 リング脇ぎりぎりに追い込まれたEXA、逆襲でハンマーヘッドを薙ぎ倒した、2-1に戻した。ハンマーヘッド踏み込んでの攻撃、低い姿勢での叩き合いで掴んで引き倒し、これで3-1。
 同門対決を制して、ハンマーヘッドが勝利を収めました。

三回戦第3試合
No.60 Aerobattler(なぐ) vs No.15 スーパーディガーⅢ(ひろのっち)

 さあ、これも面白い勝負。前回優勝者と前々回優勝者の対決だ。なぐさんはお子さんが操縦したがっていますが。試合準備はOK、試合開始です。
 中央、横向きに接近するアエロ、ぶつかった、横向きのパンチを打ち込むアエロ。背中から近付いたディガーのパンチ、これは凌いでいった。上から叩く攻撃、アエロ揺るがない。横向きのアエロ、一瞬浮いたが、脚から落ちた。
 再開直後、腕で引っ張り上げて落とすような構え。ちょっと離れた、背中を取る、これは行った、股の間から持ちあげて崩す構え、2ダウン。
 2-0、さあ、ちょっと間が空いた、睨み合い。小刻みに動くが仕掛けを様子、近づいた、ディガー、パンチ、しゃがんで構える、横パンチ、スピンするが倒れないアエロ、これはどうだ、アエロの攻撃がディガーに引っかかり、パンチの戻りで引き寄せられたディガー、その勢いまでも載せてアエロへとパンチを放ち、突っ込みざまにアエロを叩き崩した。
 3-0、スーパーディガーの勝利となりました。

三回戦第4試合
No.66 Frosty(FrostyDesign) vs No.7 D2(GR2)

 これも面白そうだ、フロスティとD2、機動性とパワーの対決といった風情の勝負です。D2慎重な調整、準備が進んでいます。フロスティのダメージは修復終了だそうです。、ちょっとトラブルっぽかったですが、D2はそのまま行くようです。
 立ち上がった、フロスティも準備完了。のしのしとリング中央へ、試合開始です。さあ、横に構えた両者、中央にD2が寄っていった、中央での交錯、これはD2が一発引っかけてダウンを奪った、1-0。
 さあ再開、横に大きく伸びるパンチ、これをがくんと沈んでいく攻撃を連打する、下から大きく伸びるパンチ、これをぶつけていってフロスティがダウンを奪い返した、1-1。
 再開、相手のパンとを同じ方へパンチを出す事で攻撃から逃れるフロスティ、同一方向への叩き合いになった、これはダウン、低い位置から狙っていって押し崩した、2-1。
 フロスティが押して行く構え、これは絡んだ、ちょっと絡んでいた所を分けた。さあ、再開、中央。押し戻したフロスティ、もう一撃、さらに押していた、リング脇まで押されたD2。立ったフロスティが、戻したところから横にぐんと伸び、リング脇ぎりぎりのD2をリングの脇から強引に外へ押し出した、これで3ダウン、3-1でフロスティの勝利となりました。

三回戦第5試合
No.41 クロムキッド(kupapa) vs No.30 Chakra(ROBIT)

 折り返しの第五試合。サアガを破ったクロムキッドが、チャクラとの対決です。
 開始、まずは横を向いて構えたクロム、リング中央でまちかまえる、チャクラは動き回ってチャンスを伺う構え、交錯、倒れるチャクラ、だがこれは入っていない、前に伸びる攻撃、鎌のような腕でクロムの胸板を捉えるが、これは有効にならない。
 今度は、これはすごい。クロムのツメ先がチャクラに引っかかり、空中で半回転させるような構え、吹っ飛んでチャクラがダウン、1-0。
 レフェリーが分けて再開、突っ込んで行ったチャクラ、今度はクロムキッド、屈んでチャクラの足下に爪を引っかけ、そのまま横へと捻り倒した。これで2-0。
 再開、クロムが圧力をかけていく、チャクラが離れる。チャクラどんどん距離を置く、クロムキッドは慎重に近づいた、レンジ内。腕を伸ばしてツメを引っかけ、チャクラを引っかけて、腰のあたりから倒す。
 これで3ダウン、クロムキッドの勝利となりました。

三回戦第6試合
No.16 レグホーン(NAKAYAN) vs No.73 ガーゴイル リベンジ(吉田ファミリア)

 これも面白い、実に実にキャラの濃い対決です。レグホーンvsガーゴイル、何と比べても大きいガーゴイルです。
 開始、まずは中央へ、レグホーンちょっと距離を置いて構えた、リング中央に陣取ったのはガーゴイル、引き倒す横に伸びるパンチ、これは低い、打点の低いパンチだ、まるで足裏にまで突っ込むように攻撃が入った、これで1ダウン。
 レグホーン、長いパンチを生かしている、攻撃に入ったところを巧みにかわしていくレグホーン、おっと、背中に立ってしまった、後ろから突き倒されますが、これは有効にはならない。
 真横を微妙に外すレグホーン、突きの叩き合い、うまい、真横からちょっと前に立つ事で、ガーゴイルのしゃがみきった膝を狙うレグホーン、うまく狙っていく、これは入った。
 最後は股下に腕を突っ込んで持ち上げ、膝をリングにつけさせたレグホーン、姿勢を崩して接地させ、これでレグホーン、ガーゴイルを押し切っての勝利となりました。

三回戦第7試合
No.42 ガルー(kumama) vs No.19 Neutrino-MEGA(飛騨神岡高校)

 今日はちょっと圧倒的な押しが見られていない気がしますが、ガルー、ニュートリノメガとの対決です。
 さあ、開始。まずは真横に構えたガルー、中央に先にメガが待ち構える、横に大きく伸びる攻撃、これはどうだ、投げにかかるべくのしかかったところを、ガルーがカウンターの腕先で突き上げ、片腕で持ち上げられた恰好のメガが、そのままリングに落ちた! 見事な攻撃、ダウンを奪い1-0。
 叩き合い、近い所での攻撃、先にメガに攻撃をさせて、反撃に入る構えか、ガルーは近い距離で様子を見ている感じ、さあ、向きの取り合いになった、背後に行った、ガルー、足下からのパンチ、メガが投げにゆく、今度は綺麗に入った。メガの攻撃が胴体に入り、ガルーが引き落とされた。これで1-1。
 さあ、逆にパンチを打ってしまったメガ、もう1回行った、投げに入った攻撃、これが伸びきったところに腕をぶつけ、これで投げ返した、持ち上がったニュートリノが落ちて2ダウン。
 最後はニュートリノ、歩行で近づいた足首あたりをツメで引っかけられ、そのまま持ち上げられて仰向けにダウン。青い眼を明滅させながらの3ダウン目。
 ガルー、ニュートリノメガの投げ技を鮮やかなカウンターで封じ、貫禄の勝利となりました。

三回戦第8試合
No.31 コルテージュ(芝浦工業大学SRDCチームコルテージュ) vs No.25 エクセリオン(はっしー)

 さあ、三回戦も最後の試合です。先程見事な勝利への執念を見せたコルテージュ、対するエクセリオンはこれまで軽快なスピード対決を制して勝ち上がってきました。バッテリを入れるのを忘れていて、ちょっとトラブっていたみたいですが。さあ動いた、いい動きだ。
 開始、横を向いて、まずは中央にすご勢いで突っ込んだエクセリオン、パンチの打ち合い、打撃が同じタイミング、これは正面からの打ち合い、パンチをさらに持ち上げて、エクセリオンが崩す、1-1。
 突きあいから反撃に出るコルテージュ、コルテージュが浮くが耐える、エクセリオンも浮きかけるが、これも脚から落ちる、これはスリップ。早い手数の早いぶつけあい、止めを刺す所まではいかない攻撃が続く。
 後ろへの攻撃を出すコルテージュ、これを先端から突き崩したエクセリオン、2ダウンを奪う。
 これはどうだ、肘下にひっかけた攻撃、崩しきれなかったコルテージュ、両者起き上がれるか、起きた、離れた。
 膝への攻撃を放つエクセリオン、攻撃をガチガチ削り合う、腕に攻撃が当たったが、ルテージュ崩れなかった、これはうまい、追いついての連撃、エクセリオンがコルテージュの背中から崩し3-1。
 高速対決はエクセリオンの勝利となりました。

 さあ、これでベスト8が出そろいました!
 次は4時から準々決勝、4試合です。

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