第19回ROBO-ONE観戦記・川崎あれこれ写真編(その2)
勇者達の訪れを、心静かにリングは待つ。
そんなわけで二日目決勝戦の写真。なのですが、実際キーボードばっか打ってて写真を撮る暇がほとんどなかったもので。試合以外の写真を主にお送りします。
いきなりROBO-ONEと関係なさそうな写真になってますが、もちろん関係無いわけがありません。むしろ、こちら立派にロボットです。
会場の入り口でデモをしていたこの機体は、ダイナマイザーで有名なスギウラさんの会社で作ったロボット・トルソ。展示されていたのは子供服用のものですが、既存のトルソを最小限改造する事で、腕がひとりでに、いや、ひとりでにって言うと語弊しかありませんが、そんな雰囲気で動くようになっています。
角度的にわかりにくいんですが、スカートの下あたりに距離センサーがついており、近付いて来た人間との距離を感知。無理のない速度と角度で、自動的に、かつ若干ランダム気味にゆっくりポーズを変えるようになっている、とのことです。ショーウィンドウにこちらのトルソが並んでいて、ちょっと通りの向こうに行って戻ってきたら、いつのまにかポーズが変わっている。そういうイメージだと伺いましたよ。
首からちゃんと名札を下げてるのとか、芸が細かくて楽しいですよねー。
動いていないとなんの写真なのか本当に判りづらいですが、これが松坂屋とかに並んでたら面白そう! かつ気がつかなさそう! と言う話で盛り上がっておりました。さりげなく現物と置き換えられて、気がついたら当たり前の光景になっていそうな。そんな日常埋め込み型の開発物であります。
と言う話をしばさんがしていたのに、僕は横で木人拳の真似をしていたわけでした。
トルソの横で募金を呼びかける軍曹さん(箱入り)。
おひかえなすって! 手前生国と発しますところはサイド7はグリーンノア、ってそうかνガンダムだからアナハイム製なのか。そうか。
そんなことはともかく、サンライズブースは有志の皆さんがてんで持ち寄ったロボットで今日も満載でした。
若干頭が偏平になっちゃってたアッガイ先生。
対戦相手の力も結果的に借りて、ノルマのフェイスオープンを成し遂げたアインホルンさん(デストロイモード)。
首の角度的にはデストロイされてしまった感のほうが漂っていますが。
さて、話は大きく飛んで。伝説たるべき決勝戦について。
総出で調整にかかるROBO-ONE技術陣。見守るくままさん。
そしてクロムキッドもリングの上に。このときはまだ事情が飲み込めておらず、「え? どうすんだろ?」と思っていたのですが……。
自らの脚を供し、ガルーの勝利の礎となったクロムキッド。審査員席に横たわり、試合の光景を見守っていました。
二枚目の写真には、取り外されたガルーの脚も。
そして決勝戦、決着直後の瞬間。
機体を気遣うくままさん、突っ伏すA4さん、駆けつけるNAKAYANさん。
仰向けに倒れたハンマーヘッドと、決着の瞬間にここまで滑ってきたコントローラー。
勇者のみ、ここに眠る。そんなフレーズが頭を過ぎった光景でした。
かくして、壮絶な決勝戦を経て、ROBO-ONEは全試合終了。機体の集合写真を皆さんでぱちり。
参加したチームの皆様お疲れ様でした。真剣勝負と真剣なパフォーマンス、今回もありがとうございました!
というわけで、写真で振り返ったROBO-ONEの二日間のことでありました。
次回もその間も、今回出た皆さんも出られていなかった皆さんも。ご活躍、楽しみにしております-。
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