J:COM : ブルーレイHDRでDLNAができるようになってた!(☆☆☆☆)
できるようになってた! 知らないうちに! それも半年くらい前に……!
うわあなんでこんなこと気がつかないの自分。惜しい悔しい口惜しい。とほほほほほ。
さて。さっそく自分で試してみて大成功したので、上機嫌で得々と解説したいと思います。
そもそもj:comはケーブルテレビの会社で、ブルーレイHDRって言うのは、そのjcomのサービスの一つ。テレビを録画したりブルーレイに焼き込んだりできるSTBをレンタルしてくれる、って、まあフランクに言えば、J:comカスタムに改造したブルーレイDIGAを、月いくらでレンタルしてくれるって言うサービスです。
このジェイコムDIGA。最新モデルに比べると若干型落ちで、HDD容量が500GBとかちょっと寂しい感じはしますが、ブルーレイの再生やダビングも可能、MPEG-4への圧縮録画も可能。モバイル機器への持ち出しも可能、もちろんCATV直結ならではの多チャンネル対応と、なかなかご機嫌な性能を持っています。
ただ機能には制限がかかっている部分もあり、市販品で出来ることができなかったりもします。その最たるものがDLNA機能- すなわち、ネットワーク上にある別の機器から、ブルーレイHDRに録画した番組を再生する機能でした。これができるようになれば、同一ネットワーク上にある機械、つまりまあ、同じ家の中にあるマシンからであれば、いつでもどこからでも録画した映像が再生出来るっていう機能です。さらにこれが無線LAN経由での接続であれば、もう一段自由度が上がると言う寸法ですね。
ただ、今までは、恐らく契約上の関係もあると思うのですが、ブルーレイHDRのDLNA機能はグレーアウトしてオフになっており、使用する事ができなくなっていました。
で。今まで全然気付いていなかったんですが。半年前にバージョンアップ&通知が出されていて、ファームの更新でDLNA機能が使用できるようになっていたんですね。で。今日、偶然それに気付いて、あわーこりゃ大変だ、とあわてて有線LANで接続してみたわけです。
説明書を引っ張り出して操作メニューを開いてみると、なるほど、今まで開けなかったLAN関係のメニューが開いています。もちろんDHCPに対応していますから、LANで繋いだ段階でIPアドレスが降りてきています。
下のメニューにはMACアドレスを登録する欄が並んでいます。説明書を読むと、機器にMACアドレスを5つまで登録する事ができ、その登録したMACアドレス経由からだけ再生できるようになるみたいですね。なるほど。
さて、どこからでも再生できるとはいえ、再生するには機器が必要です。それもDTCP-IPに対応したDLNAクライアントでなくてはなりません。そんなものあったっけ? ありました。PS3です。
優先接続でブルーレイHDRと同じ部屋にあるので、あんまりありがたみはないですが、実験には上々でしょう。というわけで、接続して試してみる事に。……認識させるまでちょっと待つと…… 出ました!
若干わかりにくいですが、「ケーブルテレビ」と言う名前のサーバが出ています。ああああああ成功だああ!
録画したファイルがいっぱいあったせいか、ライブラリができるまでちょっと時間がかかりましたが、少し待ったらインデックスの作成も終了。再生したところ、生のDRだろうが高圧縮のAVCだろうが、お構いなしで再生できました。おおー。
さて、ここまででいったんは成功。次なる段階は無線LAN経由で、PCで再生出来るようにすることです。
ここのところでちょっと現在つまづいていて、X61Tに体験版のDiXiM Digital TVを入れていまして。ライブラリを認識させるところまではうまく行っていますが、再生がうまくいっていない、と言う、現状そんなかんじ。Thinkpadの売りは設計が若干古いところなので、グラボのセキュリティ的なところでうまくいってないのかも知れませんね。とほほ。
とはいえとはいえ、DLNA対応のタブレットやスマートフォンが手に入れば、この問題も解決するかもであります。
思わぬところで問題が解決していたことに気付いたと言うすてきな状況。もうしばらく調べてみて、活用の余地を探してみたいと思います-。
| 固定リンク
「日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事
- 振り返り2023年(博物館&美術館巡り)(2023.12.31)
- 振り返り2023年(ゲーム)(2023.12.31)
- 振り返り2023年(読書)(2023.12.31)
- 振り返り2023年(映画)(2023.12.31)
- 振り返り2023年(飲食/運動)(2023.12.31)
コメント