Kinoppyを入れてみました(成功編)(☆☆)
先日インストールに失敗してしまった、紀伊國屋書店の電子書籍ソフト、Kinoppy for PC。
もう一回挑戦したらきちんとインストールできました。
電子書籍はハードもソフトも、リーダーが乱立してよくわからない状況が続いていますが、このKinoppyは紀伊国屋書店が主体となって運営しているもの。
ハードメーカーでも流通でも出版元でもなく書店、と言うところがミソで、このサービスには面白い特徴が二つあります。一つは、電子書籍がハードではなくユーザIDに紐着いていること、もう一つは、紙と電子で持っている本を、同一の管理メニューで管理できること、です。
まずはユーザIDのほうから。Kinoppyを使うには紀伊国屋bookwebへの登録が必要で、それを行うとbookweb IDが貰えるのですが、このbookwebのIDさえあれば、ハードは問わない、と言うのもkinoppyの売り。手元にないのでまだ試していませんが、PCだけではなくAndroidでも同期ができるので、同じ本をPCとAndroidで読み回す事ができる、と言うわけですね。そんなことする人いるのか、と思われそうですけど、調べ物をしながら書き物をするには、ちょっと便利だと思うのですよ。
bookwebを立ち上げると、まずbookweb IDを登録する画面が出てきます。すると、まず立ち上がるのは、言わばライブラリ管理ソフト。本棚のような画面が出てきて、購入した電子書籍や本が、同列にだーっと並んでいる。
そしてそこからダブルクリックして本を選んでやると、ブンコビューアのような実際のビューアが立ち上がり、電子書籍が読める、と言うわけです。
もちろん紙の書籍に関しては、電子化されていないから紙なので、ダウンロードできるわけではありません。また、いわゆるライブラリサービスのように、手持ちの本を登録できるわけでもありません。単純に紀伊国屋bookwebで購入した書籍が、紙と電子とを問わず一つの棚に管理できる、と言うだけなのですが。この、紙だろうが電子だろうが、コンテンツを同列で管理しよう、と言うありようは、なるほど書店的な考え方だな、と思いますよ。今後、ライブラリサービスのように、「手持ちの本を登録できる」サービスが追加される目も、十分にあると思います。
この仕組みで面白いと思うのは、先日発表になったi読との連携の可能性でしょう。紙が先行して、のちに電子も登録できる、となれば、bookwebとはかなり器用に連携できるサービスになりそう。顧客対象からはずれている気はしますが、この連携は見てみたい気がします。
i読はそれにしても面白そうなサービスなんですよね。愛読者カード、って言う、すでにあるものを使うってところがうまいキモだな、と。活用されてほしいものです。
さて、そんなKinoppyですが、今のところの泣き所はストアでしょうか。Kinoppyではなく、bookwebのサイト側の問題だと思うのですが、電子書籍の一覧性が悪く、なかなか探しにくいものがあります。目当ての本があれば検索する事はできますが、たとえば出版社別にだーっとリストを見て、あ、この本がある、あ、この本もある、みたいな見方をすることが出来ないんですよね。本屋の本棚で背表紙をなぞって見ていく、みたいな。
ことに電子版はラインナップがまだらなので、本を探すのにもなかなか執念がいります。お気に入りの作家の名前を片っ端から(それも毎回)入力するわけにもいきませんし。
試しに「小説」のカテゴリを開いて見たところ、途中から女性向けの恋愛と言うかハーレクイン系の小説が延々と20ページ近く続いてしまい、探すのを途中でめげてしまいました。
こりゃあいかん、と試しに「創元」で入れてみると、山口雅也の「日本殺人事件」など、未読で気になる本が折々出てきます。130件程度の本が12冊ずつ表示され、ページをめくること10回以上。なんと最後の最後の130冊目で、未読で気になっていた「漂流巌流島」が!
というわけで、早速最初の一冊で購入させて頂きました。ちなみにハヤカワは一件もありませんでした。
……とはいえ、本屋に行けば、ヘタをすれば平積みで「あっ」と目に入るような本が、検索しない限りはなかなか出会えない仕組みになっているわけで。
なんていうか、検索システムではなく、「陳列の仕方」のアルゴリズムみたいなものがもっとしっかりすれば(あと一覧表示の件数がどーんと増えてくれれば)、もっと使い勝手がよくなるのになあ。と思う次第。
もっと利便性がよくなってくれるといいなあ。と思いつつ、Androidが手に入ったら、もっと活用したいなあ。とも思っております。
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