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2011.11.01

最近出たマーブルの邦訳アメコミの時系列順を整理してみたいと思います・その1。(☆☆)

 先に断っておきますが、聞き書き抜き書きが多いので、いろいろ間違ってたらごめんなさいです。
 主に小学館プロダクションさんとヴィレッジブックスさんから、最近邦訳アメコミが出版される事が多くなってきて個人的には非常に嬉しい限り。
 また出ている本の中には、アメリカ本国では比較的近い時期に出版された作品が多い(つまり相互に関連性の高い内容が多い)気がするのですが、日本で出版される際に出版順と時間軸が前後している部分も少なくありません。ましていくつもの出版社から出ているわけですしね。
 というわけで、自分用整理と言う意味あいも込めて。邦訳されたアメコミの流れをちょっと整理してみたいと思います。

 とはいえ、まず前提として押さえておきたい、いくつかキーになる人物から。

 「ニューアベンジャーズ」から「ハウス・オブ・M」前後というこの時期の流れで、非常に重要な人物がひとりいます。スカーレットウィッチ、本名ワンダ・マキシモフであります。
 誰? って言われちゃいそうですが、この人、あのX-MEの宿敵であるマグニートーの娘。もちろん本人もミュータントであり、なおかつ、弟クイックシルバー(ピエトロ・マキシモフ)とともに、アベンジャーズの古参メンバーでもあります。X-MENとアベンジャーズの両方にまたがっているキャラクターなわけですね。
 この人の持つミュータントパワー、ヘックスパワーは「魔力」と言われているんですが、とにかくとんでもなく強力。暴走すると現実を書き換えてしまうほどのパワーを持っており、実際、この人のパワーは、冗談ではなく世界すべてを変えてしまいました。それも一度だけではなく。

 スカーレットウィッチは長年に渡ってアベンジャーズのメンバーでしたが、色々な事件で追い詰められた彼女は、とうとう精神の安定を失って、破滅的な方向にパワーを暴走させてしまいました。
 アベンジャーズ本部で引き起こされた大惨事により、彼女の夫ビジョンや古参メンバーのホークアイと言った犠牲者とともに、アベンジャーズ本部は壊滅。生き残ったキャプテンアメリカ達もあまりの出来事にショックを受け、アベンジャーズの解散と本部の閉鎖を決定します。
 これがアベンジャーズが解散した「アベンジャーズ・ディスアセンブルド」事件の一幕であり、かつまた、新たなアベンジャーズである「ニューアベンジャーズ」結成の、言わば前段階ともなります。

 アベンジャーズが解散の危機に陥るより、ちょっと遡った頃。メガネさんことサイクロップスや、ウルヴィーでおなじみX-MENの皆さんは。何しろメンバーが多いもので、あちこちでそれぞれ活動していたものの、サイクロップス達はミュータントの学校を運営していました。初登場時は生徒だった彼らが、今度は先生となってミュータントの子供達を指導していたわけです。しかしそんな教師生活も、さまざまな戦いと並行して行われていたのは言うまでもありません。
 ニューヨークを制圧し、人類に総攻撃を目論むマグニートーと、彼に与した生徒達との戦いで、X-MENは初代メンバー、フェニックスことジーン・グレイを失う事となります。同志にして妻を失った痛手を乗り越えて(と言いつつ、いつの間にかエマ・フロストとねんごろになっているのも、まあその、色々理由があるらしいんですが)。サイクロップスは学園の継続を決め、新入生を受け入れて新たなスタートを切った、と言うのが、ギフテッド寸前の情勢になります。

アストニッシングX‐MEN:ギフテッド

 ミュータント治療薬キュアの情報に翻弄されるX-MEN達。出所を追及するあたりで意外な事になります。

 さてさて、話はアベンジャーズに戻して。「ウィンターソルジャー」のキャプテンアメリカは、2004年11月からとのことなので、丁度、新旧アベンジャーズの解散と結成の時期のあたりに重なると思われます。

キャプテン・アメリカ:ウィンターソルジャー (ShoPro Books)

 この頃はシールドの指揮官は、映画でもおなじみニック・フューリー。キャプテンはニックや恋人シャロンと協力して、宿敵レッドスカルや伝説の暗殺者ウィンターソルジャーを巡る事件を追う事になります。

 そして2005年1月に出版されたのが、アベンジャーズ新結成編。ニューアベンジャーズ:ブレイクアウトです。

ニューアベンジャーズ:ブレイクアウト

 「ブレイクアウト」とは、まさしく脱獄の意。アベンジャーズのいない世界、超人刑務所ラフトから大規模な脱獄計画が発生。数十名もの名だたるヴィランが脱走すると言う事態に集まったヒーロー達。キャプテンやアイアンマンはその姿を見て、もう一度アベンジャーズを結成する事に踏み切る事になります。
 ニューアベンジャーズのどのへんがニューかと言うと、人気キャラクターながらも、これまでチームに参加した事のなかったスパイダーマンや、X-MENと言う一応別のくくりに入るウルヴァリンをチームに加えている点。もうひとつ付け加えると、一応は政府公認だったこれまでの立場と違い、アメリカ政府や諜報機関シールドとの関係に、ある種の緊張を孕んでいる点、でありましょうか。

 これには、シールドの長官であったニック・フューリーの不在も大きく関係しています。長年シールドの長官を務め、言わば政府とヒーロー達のまとめ役であり兄貴分だったニックは、色々とすごいことやっちゃったせいで、独断専行を追求され、シールドを去って姿をくらませていました。
 話が若干前後しますが、「ウィンターソルジャー」や「ギフテッド」ではシールドの矢面に立っていたフューリーが、「シビルウォー」や「デスオブドリーム」あたりだと、声だけで本人がほとんど出てこないのは、おおむねこういった事情に寄っています。
 ちなみに、シールドの指揮官はフューリーの部下だったマリア・ヒルが引継ぎ、「シビルウォー」の後は、意外な人物が新司令官になっています。

 ……結構書いたつもりなのに、まだたったの三冊とは。
 続きはまた後日書かせていただきます。

(内容はそれぞれの本の他、日刊X-MENヒストリーさんを参考にさせていただきました)。

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