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2011.11.08

最近出たマーブルの邦訳アメコミの時系列順を整理してみたいと思います・その3。(☆☆)

 さて、少し間が空いてしまいましたが、ハウス・オブ・M終了まで行ったので、あと少しやったあと。
 その後のざっくりしたストーリーラインや邦訳予定などをちょっと紹介して、終わりにしたいと思います。

 これまでの経緯はこちらから。

→その1
→その2

 ハウス・オブ・M事件、その余波であるMデイのミュータント消失。社会の最大の不安要素であるミュータント問題は事実所消滅してしまいました。そのことと関係があるかは判りませんが、ヒーローの活動を問題視する意見も、日ごとに高まっていきます。スタンフォード事件を引き金に、その緊張がヒーロー同士の内戦にまで勃発したのが、「シビルウォー」のストーリーとなります。

シビル・ウォー

 シビル・ウォーとは、その名もずばり「内戦」。
 リアリティTVと契約した若手ヒーローチーム・ニューウォリアーズが小学校近くの市街地でヴィランを急襲、相手の反撃で数百人もの住民を巻き込んで全滅。この悲惨な事件を最後の追い風にして、アメリカ国内で「超人登録法」が執行される事になる。
 アメリカ国内で活動する、無数のヒーロー達に対し、政府に本名と正体を登録するよう強制するこの法案の執行に、アイアンマンをリーダーとする、ハンク・ピムやMr.ファンタスティックといった一派は協力を表明。一方でキャプテンアメリカはこの法案に断固として反対。デアデビルやケーブル、ルーク・ケイジとアイアンフィストといった一派とともに地下へと潜伏。
 シールドを中心とするヒーロー狩り部隊が暗躍し、ふたつのアベンジャーズの衝突は(普段に増して猛烈な勢いで取り締まれれる悪人達を巻き込んで)激化していき、やがて繰り出される手段も途方もないものになっていく。際限なくエスカレートする戦いは、ついにヒーロー達の中に(ヒーロー同士の戦いで)犠牲者を生み、そして……。というところ。
 ちなみに先日もちょっと述べましたが、このころはX-MENはミュータントがほとんど消滅したのに加え、政府のミュータント監視部隊(装備は有人操縦型センチネルと言う、これまたいかす代物)の監視下にあり、行動を大きく制約されていました。ケーブルやウルヴァリンといった一部の例外を除いて、あんまりミュータント達が出てこないのは、このへんが理由になっています。
 ちなみに、今度ゲームのMvsC3に登場するノバと言う人。元々は冒頭で全滅しちゃうニューウォリアーズのメンバーだったのですが、この頃はチームを離れて宇宙で活動していたため、幸か不幸か不在でした。地球でヒーロー同士が内戦をしていた頃、宇宙は宇宙で、異次元からの侵略の脅威に宇宙全体が危機にさらされる「アニヒレーション」と言う大事件の最中だったのです。

 さて、それはともかく。この際限なく続くかと思われたシビルウォーは、キャプテンアメリカの決断によってようやく終わりを告げる事になります。
 そして、その直後にキャプテンを襲った事件を描くのが、「デス・オブ・ドリーム」となります。

デス・オブ・キャプテン・アメリカ:デス・オブ・ドリーム

 裁判を受けるべく護送されていた、キャプテンアメリカを銃弾が貫く。
 キャプテンアメリカ暗殺と言う大事件に、シビルウォーの余波さめやらぬ社会、いまだ分裂したままのアベンジャーズが動き出す。シビル・ウォー後、いまや社長とアイアンマンに加え、「シールド司令官」と言う新しい肩書きを得たトニー・スタークは、不安定な社会、敵となった友人達、そして裏切り者がどこかに潜む部下達に囲まれながら、姿なき敵を追い求める事になります。

 シビルウォーの勝利の功績のため、そして彼自身のプランであるイニシアティブ計画…… 全米五十州すべてに登録ヒーローのチームを配置する…… 推進のため、マリア・ヒルの後任のシールドの司令官として、ニック・フューリーが座っていた椅子に座ることになります。このときのトニーは、言わばアメリカの国防の影の最高責任者と言う立場。このことがのちのち、彼の運命に響いてくる事になります。

 さて、今のところ邦訳が出ているのはここまで。
 今後の刊行予定としては、今月、「デス・オブ・ドリーム」の下巻「バーデン・オブ・ドリーム」が出版。新たなキャプテン・アメリカが登場する事になる。みたいです。
 一方でひさびさにX-MENの続刊も登場。デッドリー・ジェネシス編では、話が過去に遡り、初代X-MEN結成前に存在した、消されたXチームが登場してきます。

 また刊行が検討中なものとしては、「シビル・ウォー クロスオーバー」があります。タイトルから想像するしかありませんが、恐らくシビル・ウォーのタイイン、即ちサイドストーリー集じゃないかと思います。タイインについては、ちょっと調べてみてから近日中にまた。
 あと近日といえば「マーヴルゾンビーズ」もありますけど…… まあ、違う次元の話ですし、これはいいですよね。

 さてさて。Mデイでミュータント消失、シビルウォーでのヒーロー同士の内戦、さらにはキャプテンアメリカ暗殺にトニースターク大出世と、どこを切っても大惨事のマーヴルユニバースですが、このあとどうなってしまうのでしょうか。大雑把に知っているところだけ、かいつまんで。

 まずはこの直後に「ワールドウォーハルク」が起こります。マーヴル世界の超有名キャラでありながら、なぜかシビルウォーにはまったく関わっていなかった超人ハルク。まあ出てこられても実際困るんですが、彼は一体、どこにいて何をしていたのか。そして彼が帰ってきた時、一体どんな事態が起きるのか。ハルクvs世界の看板に偽りなしのとんでもないことになるそうです。聞いた話ですけど。

 そしてそのあとに、さらなる大混乱。ずっと昔から地球侵略を狙っていた変身宇宙人スクラル。彼らの侵略はすでに最終段階に達しており、ヒーロー達の中にすら、本人でさえ気付かぬよう記憶を操作され、スクラルと入れ替わられていた事が明らかになる、と言う、とんでもない「シークレット・インベイション」編。
 そしてそのシークレットインベイションのさらにのち。復活したグリーンゴブリン、ノーマン・オズボーンが、ヒーローの地位を簒奪し、すべてを支配しようとする「ダークレイン」編に突入していく事になります。まさに暗黒時代。

 そしてX-MENのほうは、もう生まれないはずのミュータントの赤ん坊を巡る「メシア・コンプレックス」があります。こっちはあんまり詳しく知らないのですが、いろいろあって生き残りのミュータントを人工島に集めて、ミュータントの独立国家をこしらえる羽目になる、みたいです。

 そんなこんなで、簡単なまとめではありますが。これからの続刊予定にも思いを馳せつつ、とりあえずこれでひとまとめとさせていただきます。邦訳アメコミを読む際の、なにかの参考になればと。
 ついでなので、近日中。また余力があったら、それ以外系もちょっとまとめようかと思っております。そのへんはまた、ということで。

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コメント

時系列でどれから読むか迷っていた部分があったのでかなりたすかりました。
ありがとうございます。

投稿: | 2011.12.03 23:43

 コメントありがとうございます!
 お役に立てたようでしたら何よりです。お気に召しましたら、いろいろ読んで見て頂ければと思います。売れる数が増えれば、お値段の方も、もうちょい、こなれてくれるかな、と思いますので(笑)。宜しくお願い致します-。

投稿: sn@散財 | 2011.12.06 23:25

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