第三回ニソコンmini観戦記【サイコロホイホイ】
さてさて、お昼休みを挟んで次の競技はサイコロホイホイ。
3機~4機で1ゲームを行い、四等分されたリングのそれぞれコーナーにある自陣まで、フィールド上に配置されているサイコロを持ち帰る、と言うゲームです。
サイコロは白と赤の二種類。赤は白の三倍のスコアですが、真ん中に一個だけある回転棒の支配下から持ち帰らないといけません。かつ、コーナーのさらに先にある狭いエリアまで運べば得点は二倍となりますが、しくじって落とせば点数は0でありますよ。
制限時間は5分。3機マッチと4機マッチの、計4試合が行われます。
第1試合
ファントム
で・か~る
紅
さて、最初の第1試合は大型三機の勝負となるカード。
まずはでかーるが突っ込んで山を崩した、しかし突っ込みすぎた、山を紅の方に譲ってしまった。ファントムも中央エリアに入りますが、吹っ飛ばされてでかーるに絡んでしまう。紅は紅で転んで起き上がれない、やっと起き上がった。ひたすら山を崩すのに徹するでかーる、その間にファントムは一個を確保、まず1点。
でかーるは走り回って確保を試みますが、サイコロを落としてしまう、自陣に徐々に徐々に持ってきていますが、まだ入っていかない。紅は着実に崩れた3点の赤サイコロを取りに行く。でかーる、ようやく一個を入れたが、また足が変な方に絡まってしまった、足がおかしいか、大丈夫か。スタッフの手で戻した、しかし足首が変な調子で起き上がれない。
ファントムは地道に確保を重ね、紅も赤サイコロを取りに行く、でかーる、調子を戻して立ち上がるが、勢い余ってサイコロを転がして、紅の方に提供してしまう。でかーる、中央でごろんごろごろ転がってまた足が変な方に。ファントムは確保済みのサイコロを、高得点エリアに持っていった。
ファントム、回転棒に絡みながら中央へ。でかーるも調子を戻してきた、紅はちょっと調子をおかしくしたか、手動で起き上がる。蹴ってサイコロを入れていったでかーる、あ、また腕からなんか取れた。大きなクッションが取れてしまった。
ファントムは高得点ゾーンに確保済みサイコロを運んで、更にポイントを稼いでいく構え。確保に行く、紅、なにげに赤いサイコロを三つ確保して高得点。でかーる、横歩きで中央に行った、ファントムは一個ずつ着実に確保。残り4秒、ここで時間切れ。でかーる、中央でまた変な転がり方をしたところで時間切れ。
紅が13点。ちっちゃいお子さんがガン見している前で、転倒して頭が飛んでしまうと言うショッキングな展開を見せつつ、トップを確保。ファントムは11点、でかーるは5点でした。
第2試合
ヱクセリヲン
ゴルドサンダー
ひかる
第二試合、大型二機にひかるが挟まれる構えの組み合わせです。しかし大型であれば有利と言うわけでもなさそうなのがこの競技。二機は準備、あれ、エクセリオン動けないようです。
あー、エクセリオン、リタイア。一対一の対決となりました。回転棒が回り始めた、開始。まずは中央に寄るゴルド、ひかるも中央ににじり寄る。ゴルドがまず一個目を運び始めた、ひかるも慎重に三つ。リングの逆側にいるナビゲーターの指示に従い、運んで持ってきました。
ゴルドサンダーは明後日の方に押してしまっている、なにしてるんでしょうか、腕先を伸ばして、なぜか自ら回転棒にひっかけてもらいに行くひかる。引っかかって転びましたが、起き上がった。ゴルドはその間転倒しつづけている構え、赤を運びに入ったひかる。弾いて手元まで持ってきた。ゴルドは中央エリアまで持ってきた、あれ、ひかる、ちょっと動きが悪くなったか。それでも誘導されて慎重に運んでいく、ゴルドは弾かれざまに赤を二つ引きよせてきた。ひかる、うまい操縦だ。赤を高得点エリアに運んできた。
またアームに手を出して、吹っ飛ぶひかる、ゴルドは自コーナーで転倒してしまう。確保済みのサイコロを誤って落としそうになるかと思ったが、これはなんとか切り抜けた。ゴルド、起き上がれないか、一方のひかるは倒れたままでサイコロを転がしていく、ゴルド、転んだ状態で足を動かし、サイコロを弾き飛ばして自陣まで一回弾き飛ばす構え。ひかる、飛び散ったサイコロを確保にかかる。ゴルドは転んだまま上体を捻っているが大丈夫か、ひかる、出ている分の確保にかかる。
残り1分。ゴルドは審判の手で起き上がる、飛び散った分を確保にかかる構え、ぎりぎりに転がった、大丈夫か。残り30秒、一個ずつ、着実に確保しに行く構えの両者。ゴルド転倒、場外。ひかるはもう一個入れたい所、無線がおかしいか、あー、ゴルド、時間ぎりぎりで自陣確保済みを押し出してしまった。
最終的な集計はゴルドは7点、ひかるは12点でした。
第3試合
雷姫
蒼焔
PASTA
VORG
重量順に選んでいるので、各選手がぐっと小型化した次のマッチ。ボルグが棄権につき、第一試合同様、三機での勝負となります。
開始、まずは踏み込んでいった蒼焔、雷姫、出るなり転んでしまった、パスタも一歩遅れて中央陣地へ、ちょっと動きが悪いか、慎重に狙うパスタ。
蒼焔はまずは白いサイコロを崩して蹴り、自陣に確保していく構え。全機、それぞれ一個ずつ、堅実に確保を目指していきます。
蒼焔は回転棒に突っ込んで吹き飛ばされ、その反動を利用して赤い山を崩していった。確保しドリブル、蒼焔が綺麗に蹴り進めて自陣に赤サイコロを入れた。これで二個目。この間にパスタも一個をキープ。
さきほど崩した赤いサイコロを、着実にキープに行く蒼焔。パスタは二個目をキープ、サイコロ付近での起き上がりのピンチを乗り切り、雷姫も一個目をキープした。二個目をぎりぎりから入れていった雷姫、その間に蒼焔も危なげなく赤二つめをキープ。パスタも三つめを入れ、安定の良さでそれぞれ着実に稼いでいく。
蒼焔が赤をキープしている間に、雷姫とパスタもそれぞれ確実に確保した。蒼焔は転倒しながらの押しで着実にサイコロをキープ。パスタは高得点ゾーンにサイコロを入れていく。
パスタと蒼焔は高得点ゾーンを目指し、雷姫はその間に点数の確保を着実に押さえていく。蒼焔、キックで高得点ゾーンにもう一個赤を追加。着実な操縦です。各自ひたすら確保を行う構え、ここで時間終了。
パスタは8点。蒼焔はなんと23点。雷姫は4点。蒼焔、操縦の細やかさが光る、ここまででトップに躍り出ます。
第4試合
ライデン
サイコロ一号
斑鳩
ULK
さて、最後の試合。ようやく勢揃いの四機編成勝負。小型機ばかりが並んでいるので、かなりリングがひろーく見える光景です。
開始。さあ、四機が同時に中央に突っ込んで行った。あ、突っ込んで行ったライデン、かすりつつも山を崩して赤を持っていた、ウルクもちょっと危ないか。サイコロは一気に走って相手陣地まで走り込んでいく。山を着実に崩している斑鳩、ウルクは回転棒陣地の下に、抜けられないか、山を崩して持っていきたいが。
ぐるっと向こうに飛んでいったサイコロ1号が走って戻ってきた。斑鳩とライデンは着実に点数を入れていきますが、サイコロ一号とウルクはまだスコアを決められていない。ライデン、転倒しつつもサイコロを運んでいった、一号はサイコロの山を崩して、徐々に自分の陣地へと寄せる、ライデンも押し込む。一瞬出してしまうが、うまく戻して入れ直した。ウルクも一個確保、まだサイコロだけ点数がない状況。
足の間に挟んで運んだ斑鳩、そのまま持っていった、サイコロ一号、復帰できないか。起き上がった。斑鳩が赤3点をうまくキープ。サイコロ一号も四個をいっぺんに運んでの確保を目指す。ウルクも赤を自陣近くまで二つほど持って行っている。
斑鳩、赤をさらに追加して1点を追加。サイコロ1号、二個をキープ、三倍エリアに入れていった。
さらに手近に転がっているサイコロをキープしにかかるサイコロ1号、ウルクは高得点エリアに赤サイコロを移した。残り30秒、サイコロ一号、三つめを入れた。高得点ゾーンに運んでいったライデン、サイコロ一号は自陣の高得点エリアに入ったところで、しれっと変形してサイコロに戻った。これで時間切れ。
まずはウルク、10点。続いてライデン、すべて赤。高得点に1個を入れて18点。斑鳩はキープ数トップ、12点。えー、それでですね。サイコロ1号なんですけど、高得点エリアに6点と通常サイコロ1点。
このものすごくわかりやすい反則を、お客様の拍手でどうすんだこれした結果、サイコロはありと言う評価に。「大きいから90点くらいで」と言うガルさんの意見がスルーされた結果、合計16点となりました。
この試合は、ライデンが一位。二位が16点(特別ルール)のサイコロ一号。三位と四位は斑鳩とウルクとなりました。
最後に野球板の魔球並の反則が綺麗に決まった後、第三競技終了となりました。
このあとは時間をちょっと繰り上げて、14時30分より、最終競技ランブルとなります。
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