第三回ニソコンmini観戦記【アスリート】
さあまず、最初の競技はアスリート。ここからスタートです。
アスリートは、S字コースの両端から二機が同時にスタート。それぞれコースを逆向きに周り、相手のスタート地点を目指す競技。中央には三つの回転バーがあり、それが障害物となっています。
No.1 ファントム vs ひかる
最初の登場、ファントムとひかるの勝負。バーの回転の勢いを利用して、巨体を押してもらって進んでいくファントム。ひかるは立ち上がるところから、横殴りを貰って転ぶのを繰り返しながらもバー地帯を突破、最後の直線に入る。一足先にファントムはゴール。横歩きでコースを修正しながらの直進、最後は横突きで一回転側転しながらゴールを決めました。
ファントム1分16秒88、ひかるが1分57秒34でした。
No.2 紅 vs Pasta
続いての対決は、頭部の無い小型のロボット。胸がイタリアの国旗風のデザインのパスタと、かなり上背のある外骨格女子型の紅の勝負です。
さあ、まず順調に出たのはパスタ。このパスタ、面白い足の付け根の恰好してますね。横歩きに適した形と言うか。最初のコーナーで転倒しつつ、パスタは回転ゾーンに。バーに押される恰好で倒れつつも前進。紅も中央のコースに入る。うまくバーに押されて、前に飛ばされる恰好で進んでいく紅。パスタにここで逆転していった、紅、かなり転んだ時の音が痛そうだ。
パスタは中央のバーにぎりぎり頭が引っかかってしまう恰好、最後のバーに横殴りに倒される。紅、最後のバーを引っかかって止めた、かなり粘ったものの吹っ飛ばされ倒れる。電源が切れてしまったようだ、スタッフが入り、電源を再投入。立ち上がる…… いや、立ち上がれない、どうなってしまったんでしょう。
その間にパスタが安定の横歩きでゴール。紅の不調は無線だったようですね、復帰。そのあいだにパスタはゴール。紅、最後の直線に。横歩きで直線を、ちょっと曲がりつつ進んでいく。もうちょっと。ゴール。
パスタは2分28秒78、紅は2分55秒82でした。
No.3 斑鳩 vs ライデン
続いてはTDU同士の対決、斑鳩とライデン。どちらもフレームが綺麗に肉抜きされた機体です。ライデンの腕はユニークですね、完全にくりぬいてあると言うか。レザリオン風と言うか。
いきなりそのライデン、スタート直後にうつぶせにダウン。起き上がれるか、置き上がった。震動しているのがちょっと気になる。斑鳩、直線をその間に抜けて行った、回転バーのエリアに入っていく、これはいいサイズ感だ、斑鳩、バーが引っかからない、背が低すぎて回転棒に引っかかりません。ものともせずに斑鳩前進、バーを抜けて行った。
一方のライデンはちょっとだけ大きい様子、立ち上がると引っかかってしまうため、素早くかがんで回避する。立ち止まり、回転してバーがくるたびに、しゃきんしゃきんと素早く座って回避するライデン。しかしこのままでは動けない、倒されてしまった。
ライデン、しゃがんだままで横に進んでいく。薙ぎ倒されたが立ち上がった、逆方向に進んでしまったが、大丈夫か、横歩きで抜けて行く、二本目は一気に抜けたが、三本目で転落した。逆回転を乗り切って一気に抜けて行った、最後の直線。ゆるやかなカーブを描き、コースを修正しつつライデンゴール寸前。いけるか、立ち止まった、前進に切り替えた、ゴール。
斑鳩は1分28秒34、ライデンが2分47秒47でした。
No.4 VORG vs ヱクセリヲン
続いての勝負はボルグとエクセリオン。エクセリオン、かなり巨大です。もともとが大きい機体なんですが、さらに飾りがいろいろついています。……あれは遠目に見ると、なんだかハーロックのトリさんみたいに見えるんですが、なんでしょうか。頭みたいです。
体をゆらしつつ前進するエクセリオン、ちょっと進路が左右にぶれてしまっているか。機体が大きいだけに心配です。ボルグは横歩き、慎重に、と言うか、一歩一歩進んでいる感じ。エクセリオンが薙ぎ倒された。逆方向に回り込んでしまった、薙ぎ倒されて吹っ飛ぶエクセリオン。ボルグは電波の不調だったようです、操縦者が移動して回り込んだ事でスムーズに動き出した。
連続で張り倒され、1本目と2本目の間で立ち上がったエクセリオン、一気に仕掛けていったが、バーに引っかかって押し戻された、これは突破したと言う扱いに。ここでボルグと交錯、ボルグはバーに引っかかって頭がすぽーんと飛ばされてしまった、ぶつかって転ぶ、エクセリオン転倒の際にバッテリが飛んでしまった。ボルグも近所で抜けられない、まだ歩いていけない、回転棒地帯で立ち上がりに入ってしまったエクセリオン、回転棒が止まってしまった。回転棒を壊してしまったか。
起き上がりに巻き込まれたボルグ、まだ苦しんでいる。エクセリオンは後ろ歩きに切り替えて最終直線に。片足がはみ出るなどしつつ、ゴールを目指す。回転の向きに押されてボルグ押し戻される、横歩きでコースを取った、エクセリオンはゴール。ボルグは横歩きで中央へ、そこで押されて吹っ飛ばされる。最後の一本もいうまいこと後押しの恰好に持っていって突破、残り20秒で最終直線に入った。
ゴールできるか、横歩きに入った、足がやや空転しているか、時間切れと同時にコースの横へ転がり出て、これで終了となりました。
エクセリオンが3分56秒68、ボルグは時間切れでした。
ここで回転棒のメンテナンスに入ります。ギアが欠けてパワーが出なくなっちゃったようですが……。
No.5 サイコロ一号 vs 蒼焔
続いて登場、ニソコン名物・サイコロ一号。赤いサイコロキャラメル風サイコロに変形を遂げるサイコロロボットです。
一号スムーズに進んでいきますが、蒼焔も安定した動きで一気に直線を抜けた。サイコロが起き上がりに苦労している間に、回転棒を押す形で利用し一気に突破していった。
サイコロを隘路で押しのけつつ、蒼焔は一気にゴールへ。これはいいタイムだ。ゴール。
サイコロ一号、立ち上がってもまったく回転棒に関わり合いを持たない構え。背が低すぎる。ところどころ変形しつつ、横歩きでダッシュし勢い余って転倒、横倒しになると起き上がれないので人の手で復帰しつつ、回転棒ゾーンはぽてぽてと抜けて行った。
最後の直線、なんだか転んでますが大丈夫でしょうか、最終直線に入った瞬間に猛ダッシュ、途中で止まった。なにか機体から落ちたようですが、そのまままた勢いに乗ってダッシュ、ゴール! 直線は非常に早かったサイコロ一号。蒼焔は1分16秒97、サイコロ一号は2分53秒29でした。
蒼焔、危なげのない快速でゴール。これはこのあとの競技も楽しみです。
No.6 で・か~る vs ゴルドサンダー
アスリートの妖怪で・か~るがコースに登場、ゴルドサンダーも準備をしています。回転棒はエクセリオンとの衝突で一本破損してしまったようですが、そのまま使うようです。ああ、ちゃんと回ってますね。
後方に半身を降り曲げた恰好で一気にダッシュするでかーる、直線を一気に突破して回転棒ゾーンへ、折れ曲がった状態ではアンテナくらいしか引っかからないでかーる、ダッシュで一気に超えていった。ゴルドサンダーが直線を突破しかけたところで、S字の首で交錯。でかーる、器用にコースをそれて抜けていった、曲がりつつダッシュ、でかーる一気にゴール。
ゴルドサンダーはS字の最初の口で苦労している感じ。小刻みな足運びで、たたらを踏むように横へ、後ろ歩きに切り替えながら回転棒エリアに入った、これはなんだ、回転棒に腕が引っかかりますが、腰がくにゃっと回って受け流してしまう。腕を引っかけてうまく前進、棒に押して貰って前進していった、二本目の棒にも同じように引っかかるが、腕が筆禍かったっままで振り回されてしまう、そのまま綺麗に抜けないで、回転棒に引っかかったままでぐるんと振り回され、くるりと見事に一回転。あわてて駆けつける運営の皆さんを横目にバーの真横に倒れて落ちる。
そのまま最後の回転棒も勢いを利用して抜けて行く、最後の直線。腰がぐらぐらしています。小刻みに足を振るわせて慎重に慎重に前進していく、あー、ほんと体の上半分がぐらぐらしていますね……。ゴールは間近、しかし時間は残り30秒強。いけるか、もうちょっと、ネジを落としながらもゴール!
でかーるのタイムは1分33秒69、ゴルドサンダーは4分31秒40でした。
No.7 ULK vs 雷姫
さて、これが第位置競技、最後の勝負となります。ウルクと雷姫の対決。雷姫はKHRベースの青い外装、ウルクはかなり小型のオリジナル機体です。うしろで無線の受信機みたいなものがぶらぶらしてるのがちょっと気になります。
雷姫、ちょっと左にぶれつつも直線を突破。回転棒に入っていく、ばちんと薙ぎ倒された。横歩き、これは綺麗に越えた。しかし二本目の回転エリアに入ってしまい押し戻される。二本目、これも綺麗に一発で抜けて行った、三本目は逆コースを越えたが綺麗に擦り抜けた。最終コーナーに入っていった、ここでウルクと交錯した。コースアウトしつつも雷姫は最終直線を抜けて行った、ゴール! いいタイムだ。
さて、回転エリアに入ったウルク。最初の一本目のところでダウンしてしまう。無線が入っていないか、操縦者が近くに寄った。起き上がれない、補助が入る。バーがぎりぎり頭上を受ける、ウルクが綺麗に抜けた、あっと、ちょっと引っかかったか、棒の勢いが止まった、二本目に入る、これは動力線がぎりぎり引っかかってしまった、2回3回と転がされる、ケーブルが引っかかったせいで、倒れた拍子にバッテリが飛び出てしまった。バッテリが抜けたせいでケーブルのぶんだけ背が低くなり、三本目の回転棒は回転に逆に突っ込んでもそのまま突破していった。最終ストレート、一瞬止まったが、大丈夫か。操縦関連のようです。通常歩行で前進、普通の歩行が早いのは好印象ですね。横歩きから真後ろに、時間が残り乏しい。30秒弱、ゴールできるのか。直進、これは早い。行ってほしい、あと1歩、残り5秒。ここでウルク、ゴールを果たしました。
タイムはそれぞれ、1分47秒50、4分56秒00でした。
さて、これで第一競技が終了。
続いては11時30分より、第二競技のサッカーとなります。
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