早稲田理工展ロボットコンテスト観戦記【ロボットバトル・二回戦】
さて、ここで16機出そろいました。
ここからは通常のトーナメントとなります。
二回戦第1試合
No.9 ガルー vs No.5 セプタキン
二回戦最初の試合は、剛侠ガルーと、バトル初挑戦となると言うセプタキン選手との対決となります。ソフトは徹夜して仕上げたものなのだそうです。
慎重に調整しているセプタキン、コントロールチェック。試合開始、コーナーでスピンしかかるセプタキン、安定していないか、ガルーが詰めた、これはぶつかってしまい、セプタキンリングアウト、ダウンとなってしまいます。
1-0、起き上がれるか、立ち上がったセプタキン。ファイト、真横で様子をうかがう、ガルーのパンチ、セプタキン棒立ちだ。貰ってしまってリングの外へ、これで2-0。
再開、立ち上がれるか。リングの真ん中へ戻して、と言う指示が。起き上がれるか、動かなくなってしまった。セプタキンどうした、電源か。うんとも言わない感じです。あ、足は動いていますね。起き上がりモーションが不完全にしか出てこない。大丈夫でしょうか。あー、申告です。レフェリーに申告が。これはいけません。
セプタキン選手、危険により、ガルーの勝利となりました。
二回戦第2試合
No.20 小竜 vs No.10 オーバース
さて、この試合はオーバース棄権により、竜鬼Ⅱの代理として登場の小竜の勝利となります。
二回戦第3試合
No.8 クロムキッド vs No.2 ファントム
この勝負も同じですね。むしろ、ファントム棄権により試合そのものが消滅した感じです。
二回戦第4試合
No.3 黒鵜弐号 vs No.17 JOKER
さあ、黒いぞデカいぞ黒鵜に対し、巨大なシールドを操るジョーカーの対決。常日頃、強豪ジョーカーですが、今日は代行と言う事でチームの違う方が操縦しているとのこと。大丈夫でしょうか。
開始、まずは中央でコンタクト、どちらもかなり大きな機体です。最初の交錯で倒れたジョーカー、リングから半分飛び出てしまう。なんとかリング中央に戻したいジョーカー、転がりつつ、中央、横向きでの構え、叩き合いになった。両者スリップ、黒鵜が仕掛けていく。これはダウンだ。シールドの下の端を引っかけて、ジョーカーを持ち上げて倒した。黒鵜がダウンを奪う、これで1-0。
中央で再開、睨み合い、詰めていく、ジョーカーの攻撃を、腕を突き出して迎撃し、 ダウンを返した。これで2-0。
黒鵜が押しながらの打ち合い、これは絡まってしまった。分けて再…… あれ、どうしたんでしょう。黒鵜の調子がおかしいのか? 固まってしまった様子ですが、再開。
真横でのつかみ合い、盾を妙なポー図で繰り出して、倒れてしまうジョーカー。睨み合った、しゃがんだ、真横への戦いになった。これは入った、先にしゃがみこみ、黒鵜、姿勢を落とそうとするジョーカーの尻を持ち上げるような構え。これで黒鵜、3ダウンでの勝利となりました。
天井へと突きを繰り出してどよめきを呼びつつ、黒鵜、退場します。
二回戦第5試合
No.16 ツェアスト vs No.19 サイコロ一号
さて、続いての試合は、今大会唯一のハンデキャップマッチ。ツェアストとサイコロ一号の対戦です。サイコロ一号との試合のみ、対戦相手は1ダウンを失った状態で開始。また、スリップした場合も0.5ダウンとして勘定する恰好となります。
重量差三倍とはいえ、サイコロ一号、大丈夫でしょうか。あー、ご挨拶したりわきわきしたりして、場を暖めて試合開始。
さあ、両者近付いていった、詰めていくツェアスト、大丈夫でしょうか、リング中央がちょっと凹んでいるのか、素早く横へと移動して、ツェアストの攻撃をぎりぎりかわしたサイコロ一号。
リング脇ぎりぎりまで、本当にぎりぎりまで走って行って、ツェアストの自爆を誘う構え、しゃがんでの攻撃で下から突き上げようとするツェアスト、追いかけていった、下がっていく、下がっていった、あ、大丈夫か、ちょっと変な構えというか姿勢でしたが、翼を折りたたんで復帰した。横へ突っ込んで行く、ツェアスト、スリップした! しかもリングアウト、これで1ダウン。ガッツポーズはどうかと思いますが、これで累計2-0。
サイコロ一号、下がる、ぎりぎりを移動してツェアストを誘う、ツェアストも若干足首画不安な感じを受ける、追いかける、あー、リングぎりぎり。これはちょっと動きすぎた。サイコロ自分がリングアウト、これで2-1。
睨み合い、近付いた、離れた。ツェアスト、スリップ。攻撃が……、あっと、起き上がりで一回転しまった。くるっと一回転してしまい、そのまま肩車状にリングアウト! これで3-1、なんとサイコロ一号、徹底的に逃げに徹して、勝利を収めました。
二回戦第6試合
No.14 コルテージュ vs No.4 バルト
さきほどの競技で圧倒的なタイムを叩き出した芝浦工大のコルテージュ、対するは、千葉工大の軽量級バルトの対決です。いいクラス同士の勝負ですね。
開始、中央、追い詰めて行くコルテージュ、バルトが裏に回った、取れるか、移動中を狙うコルテージュ、引っかけたい、隙を寝てて詰めていく、これはどうだ、入った、いや、スリップだ。後ろから突き倒されるがスリップ、勢い余った、リングから飛び出かけるが戻ったバルト、コルテージュ、股間から突き上げる攻撃、しかし持ち上げられても倒れなかったバルト、そのまま両足で着地、バルトが倒れたがこれはさすがにスリップ。
横から近付いていた所をカウンター、バルト、これはダウン。1-0。
再開直後の交錯、打ち合いで腕が絡み、持ち上げられたバルトが立ったままの姿勢で中空へ、回った、90度、これで2ダウン。2-0。打ち合いになった、横向きの叩き合い、後ろを取ったバルト、これは綺麗に決まった。のしかかるような突きで、後ろから崩し、スコアは2-1。
背後を取り続けるバルト、攻撃の間合いを絶妙にかわす、うまく躱していった、これはどうだ、突っ込んでの攻撃が絡んで、崩れたが両者スリップ、再開、バルト中央に、行った、間合いの少し外、うまいところでかわした。これはどうだ。バルトの攻撃の戻りに、コルテージュが巻き込まれててのしかかる恰好。しかしこれはスリップ。
有効打が出て行っていないが、いい打ち合いだ、素早い勝負、これはかわした、コルテージュの攻撃を上手く躱すバルト、正面からの突き、横突きでリング脇ぎりぎりまで追い詰める。危なかったが戻した、ぶつける、反撃、かわす、間合いのぎりぎり外、凌いでいく。これはどうだ、バルトの繰り出した腕を、コルテージュ小脇に抱えるように崩した、これはしかしスリップだ。難しい。
再開、リング脇ぎいぎり、躱して行くバルト、横へと躱して攻撃のチャンスを伺う、真後ろを取った、追いかける。スリップ。
大丈夫でしょうか。置き上がった。ここで試合時間終了、時間切れ。高速のスピード対決、コルテージュが凌ぎ切り、バルト健闘するも、惜しくも敗北となりました。
「普段より動きが遅かったので」とバルトチーム。あれだけ動いてて遅かったんだ……。
二回戦第7試合
No.7 G・サアガ vs No.22 Frosty
お客さんの熱気で会場も暑くなってきました。サアガとフロスティ、このカードがいきなり両者初対戦ってどんだけなんでしょう。
さあ、軽快に飛ぶフロスティ、試合開始。軽快なジャンプで様子をうかがうフロスティ、いきなりサアガは投げの掴みで突っ込んで行った,諸共に突っ込んで吹っ飛んだ、豪快に持ち上げて一気にリングの外まで放り投げた! サアガ自身もつられて吹っ飛ぶとんでもない投げで、これで1-0。フロスティ大丈夫でしょうか、大丈夫そうだ。
再開、 突き合い、大きく横に伸びるパンチの打ち合い、両者ぶつかって、大きく横に滑るも崩れない。今度はどうだ、伸ばした腕を掴みに行ったサアガ、腕をがっしりホールドして諸共に転がる。
ジャンプで隙をうかがう、低い姿勢からぐうっと伸びる突きで、攻撃を仕掛けるフロスティ、さらに真横にずろっとすべる動作で躱して行く。サアガも両腕を広げる攻撃で躱していく、これは入った、これはとんでもなく綺麗に行った! 胴体をがっしりホールドして、半回転してフロスティ、頭からリングに叩きつけられた。
2-0、再開、後ろへの攻撃、再開直後、後方へ三日月に突き上げる切り上げ突きがクリーンヒット、これで3ダウン。とんでもない勝負でしたが、一気加勢にG・サアガが押し切っての勝利となりました。
二回戦第8試合
No.1 モンギローニ vs No.21 C28
さあ、二回戦最後の試合は、モンギローニとC28。C28は初登場、青いフレーム、あれはRB2000ですね。改造モデルのようです。関東で珍しいRB使いの登場だ。
試合開始、まず中央へ詰めていくモンギローニ。後ろを向いてスピンしつつ、中央を目指すC28。スピンしてしまった、転んだ。大丈夫か。起き上がれますでしょうか。もがいている、これはあー、転落してしまった。リングアウトと言う事で、1ダウンに。
立ち上がってリスタート、真横を向いて、ゆらりゆらりしながら慎重に寄ろうとするC28。モンギローニは様子を伺っていましたが、一気に詰めた、位置を取る。ちょっと位置を考えたか、慎重に立った後で横突き。強烈だ、くるくるくるとスピンしながらリング下へと落ちるC28。これで2ダウン。
スリップして復帰に苦労していたC28、再開、コーナーにいるところにモンギローニが突っ込んで行く、中央で待っている、フックを繰り出すC28、ひょいっと反撃、軽く引っかけたようなパンチですが、C28が一回転してころりと倒れ、これで3ダウン。
モンギローニの勝利、これで二回戦8試合が全て終了となりました。
このあとは準々決勝です。
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