法政大学ロボットバトル観戦記【トーナメント・一回戦】
さて、最終競技バトルトーナメント、14時30分より開始となります。
トーナメントは人数調整により、若干変形した恰好に。都合23試合が行われる事になります。最初は8試合、これを勝った選手がシード選手と対戦し、そこから準々決勝となっていきます。
さて、早速第一試合からです。
一回戦第1試合
No.22 セプタキン vs No.1 くろりん。
最初の勝負はセプタキンとくろりん。開始、まずは左右に躱した、慎重に左に右に攻めて行くくろりん、詰めていった、セプタキンが前にスリップ、起き上がれるか、ちょっと離れて起き上がった。セプタキン復帰、若干矢張り前後の安定がよくないか。、くろりんは足首がちょっと危ないか、しかし移動しつづけてバランスを吸収している感じ。
背後に割り込もうとしている、手を出していきたい、セプタキンもまだ攻撃を出していけないか、攻撃、まず攻撃の隙に重ねてくろりんがダウンを烏合った、両腕突き、これはセプタキンのカウンター、これはスリップ。
立ち止まった、用腕を突き出す構えのくろりん、凌ぎかけたが逆に倒れて、くろりんを巻き込んだ、セプタキン、ダウン。これで2-0。
再開、真横を取りに行ったくろりん、ダウンを奪い返された。2-1。左右に大きく体を振りながら攻撃のチャンスを伺う、セプタキンは一歩一歩着実に踏む構え、真横、これは体当たり。スリップになった。真横を取りに行くくろりん、セプタキンどうした、無線の調子が良くないか。前を横切ったくろりん、背後に回り込んだ、横、パンチ、くるりと回って背後を見せてしまった、セプタキン、背後に回り込まれた。両腕突きを突きだし、これはダウン。3-1、くろりんの勝利となりました。
一回戦第2試合
No.2 ドリラー vs No.18 雪風
続いての対決、ドリラーと雪風。開始、真横を向いたドリラー、雪風はちょっと離れた、近付いた。横突き、スピンしながら横突きを繰り出し、ドリラーは小刻みな移動で若干間合いを外していくか、ドリラー、横突きを繰り出したところに、回り込んだ雪風が背後から。ダウンを失う、1-0。
雪風は攻撃のあと素早く移動し続ける構え、あっと、投げだ。雪風、掴みモーションを繰り出した、起き上がれなくなってしまったか、これはタイムの申請ということになったか。1-1、いや違うか。1-0。
再開から駆け寄っての一撃でドリラーを倒し、2-0。
再開、離れて足を掴んだが、これは投げきれなかった。2-0のまま再開、分けた。激しい音を立ててドリラーが起き上がる。狙ってきた、投げの構え。これはそのまま落ちた、投げられなかった構え、突き、ドリラーの近い突きは雪風を崩せずスリップ、真正面、なおも投げにかかる雪風、正面でしゃがんだドリラー、膝でブロック。腰を掴みかけますが、これもすっぽ抜けてしまった。雪風、今度はタイム申請、2-1になった。
雪風、調整して復帰。背後から両腕パンチ、ドリラー崩れなかった、リング際までいったん追い詰めますが、すぐに中央に移動して戻った。
離れての指示のあと、ファイト、残り30秒、ドリラー、ちょっと安定が悪くなったか。もう時間がない。横突き、ドリラーの攻撃を間合いの外に置く雪風、これは時間切れ。やめ、と同時に突きで倒すが、これは時間のあと。2-1で雪風の勝利となります。
一回戦第3試合
No.19 フェルナンド vs No.16 バルト
続いてはバルトとフェルナンドの対決。いきなり横を抜いたバルト、スピーディな横突きの連打でフェルナンドを崩した。二度目でダウンを奪う、1-0。
フェルナンド、立てるか、足をばたつかせるが復帰できない、腰をひねるが、これはだめか。カウント10と同時にネジが落ちてしまった、復帰不能により、フェルナンド、これで試合終了となります。
持ち上げた拍子にまたネジが落ちてしまった。大丈夫なんでしょうか……。ともあれ、バルトの勝利となります。
一回戦第4試合
No.15 黒鵜弐式 vs No.4 クロムキッド
さあ、これは最大クラスの機体同士の対決。黒鵜は早稲田の時にも、クロムキッドをかなり苦戦に追い込んでいます。どうなるか。
真横を向き合った両者、突っ込んだ、同時にパンチ、先にクロムが手数を多めに出すか、これは大きい一撃。黒鵜の打撃を爪先に引っかけて、クロムキッドを持ち上げて巻き上げてしまった。
レフェリーが分けて再開、攻撃を外させて詰め寄る、伸びた腰に後ろから一撃、リングの外まで突きだして、クロムキッドがダウンを奪い返した、1-1。
クロムキッドの腕に引っかける、ワイヤーに引っかけるようにして、下から大きくめくるパンチを連打する。クロムキッドの肩あたりからネジが落ちてしまったか、しかし連打をくりかえす黒鵜の方が、だんだんとリング脇に追い詰められていく。
スリップで分けてしまい、再開からの攻撃、少し黒鵜が浮きかけたが、絡んだ、これで分けた。
再開、爪先がぶつかりあった、大きく後ろへすっ飛んだ黒鵜、突き合いで後方へ、黒鵜、リングの外に片足が出てしまった。リングアウト、2ダウン。クロムキッドの爪も欠けてしまった。
再開、ぶつかり合いから真横へ踏み込む、爪先が絡みかけたが黒鵜スリップ。倒れて上体が半分はみ出ているが、レフェリーが戻した。再開、突き上げを外した、クロムキッドが完全に背後を取った、スピンして後方への攻撃、逆にクロムキッドはリング脇に追い詰められた、中央に戻していった、ちょっと間合いを外した、後ろからの一撃、これは粘った。しかしリング際だ、なんだか変な音がした、大丈夫か、クロムキッドがぎゃーっと言うすごい音を立てながら引っ繰り返った。これはダウンだ。
中央での交錯でクロムキッドが崩れた、これで2-2か、背中側へとの移動しつつのリング脇。クロムキッド、スリップ、起き上がれるか、腕が半分リングから出てしまっている、復帰出きるか、だめだ、転落してしまった。
これで時間切れ、なのですが。さきほどの判定の影響もあり、これは復帰扱いとなり、延長戦に入る事になります。
クロムキッドがバッテリの交換に入ります。黒鵜はそのまま座ったままで待つ構え。このあとは2分缶の延長戦。ダウンは一打決着のサドンデスルールにあんります。
再開、横を向いた、これは両者同時に仕掛けた、両腕がぶつかって、黒鵜が倒れた。
一瞬間があったあと「……ダウンです」のせんっく。これでクロムキッドの勝利となりました。
一回戦第5試合
No.23 JOKER vs No.5 ガルー
続いては、ガルーとジョーカーの対決。早稲田では本領を発揮しきれなかった感のあるジョーカー、どう見せてくれるでしょうか。
まずは真横に移動したジョーカー、相手の裏に移動する構え、ガルーの爪先がいきなり絡まってしまった、ジョーカー、そのままリングの外まで御落っこちてしまう。分けた。
再開、復帰、再び裏側に、ガルーの反対に回ろうとするジョーカー、盾で押し戻す、ガルーは爪を繰り出していきますが、まだ引っかかっていかない。咄嗟にしゃがんだジョーカー、しかしめくり倒され、ダウンを奪われる、
1-0、再開、これは激しいぶつかりあいだ。足に絡んだガルーの爪、ジョーカー、これはダウンか。しかしガルーの爪もがりっと欠けてしまった。これで2-0。
再開、ジョーカー、盾で押して崩そうとしますがガルーは崩れない、逆に真横に位置取ったガルーが、盾の上からもろともに押す。ガルーが押し飛ばして、これで3-0。スピード決着でガルーの勝利となりました。
一回戦第6試合
No.7 で・か~る vs No.10 黒カジJr
さあ第六試合、でかーると黒カジの勝負です。今はまっすぐ立っていますがすぐに曲がった、いきなりネジを飛ばしながら突っ込んだ。黒カジ迎撃、小脇に抱えるような恰好ででかーるに絡んだ、しかし分けた瞬間になにか飛んでしまった、でかーる、またどんどん部品が飛んでいます。角度をつけながら回転する、横突きで復帰する黒カジ、これはぶつかった。ダウンになた。1-0。
起き上がった黒カジ、再開、スリップした黒カジ。横向き、ばたばたしてしまいますが、起き上がった。再開。後ろにつけているでかーる、ちょっと黒カジ、安定がよくないか、ひょいひょい飛びながら接近するでかーる、黒カジスリップ、ちょっと離れて復帰した。足がやや弱まっている感じ。前に出てきた、真横に取ったでかーる、黒カジを横突き、崩してリングの外へ。これで2-0。
再開、リング脇ぎりぎり、突っ込んで行ったでかーる、スリップだが、黒カジきちんと起き上がった。足が変な方をむいてしまっている、これは…… あー、抜けてしまっている。いや、フレームが折れてしまっています。
これは復帰できない。10カウント、復帰不能でTKO。でかーるの勝利となりました。
一回戦第7試合
No.6 モンギローニ vs No.8 G・サアガ
さあ、第七試合。やってきましたGサアガ。対戦相手のモンギローニとの間に重量差があることから、モンギローニのみスリップありのルールとなります。「この勝負、ハンデいらない気もしますけども……」と解説されつつ。
開始、突っ込んでいったサアガ、ちょっと下がった。リング脇ぎりぎり、飛ぶような移動、掴んだ、モンギローニの足をがしっと掴んだ、これで一気に持ち上げ、モンギローニが宙を舞って落ちた。
なんと空中に完全に浮かせた技は2ダウン扱い、と言うことで、一撃2ダウン、2-0となります。
再開、飛ぶようにリングを奔り、モンギローニの腕先を掴んだサアガ。すさまじい勢いで持ち上げて大回転、リングに斜めに突き刺さったモンギローニ、そのままの姿勢で安定してしまう。
サアガ二発で決めて、一気に勝利を分捕りました。
一回戦第8試合
No.24 ツェアスト vs No.13 紅
さて、一回戦最後の勝負はツェアストと紅。この対決のみ、勝者は一回とばして準々決勝に進むかたちになります。
さあ、開始。真横を御向いたツェアスト、屈んでの両腕パンチの応酬、これは紅が先に取った、吹っ飛ばされてリングの外へ。ツェアストがダウンを失う。
1-0、今度はツェアストが詰めていった。両腕を振り回す大きなパンチが絡んで、両者スリップ、紅、立ち上がった。ツェアストもゆっくりとした立ち上がりで、いま復帰。
再開、横から突っ込むが後ろを取られる、大丈夫か、ツェアスト、安定がよくなくなった、真横向きに倒れてしまった、あおー、置き上がれないか、足をばたばたさせるが、真横から倒れられない。リングアウトに舵を切り、自ら転落。2-0で復帰。
あー、やはり調子がよくないか、しゃがんでからの仕掛け、立ち上がったところで勢いがありすぎて反対へ吹っ飛んでしまう、リングの外へと立ち上がりで飛んでいってしまい、これでリングアウト。3-0で紅、勝利となりました。
このあとは二回戦となります。
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