ロボットプロレス「できんのか!10」観戦記【第一試合~第四試合】
第1試合
ワンダーフォー vs 雪風
さあ、軽快なテーマが流れてきた。実況松田さんと解説TOBBYさんの自己紹介のあと、レフェリー・ファントムの待つリングの上にまずは雪風が上がってきた。雑伎団出身と言うプロファイルとともに軽快な登場。そして続いてワンダーフォーが、ビートを伴いリングに上がって入って来ました。
できんのか初挑戦の雪風を、ワンダーフォーが迎え撃つ、と言うスタイルのこの試合。コーナーに背を預けた雪風が立ち上がり、試合開始。
1ラウンド3ノックダウン選手の格闘技ルール。まずは挑発するワンダー、いきなり雪風、距離を取って腕を下についた、両腕倒立だ、逆立ちした。脚を広げて開脚倒立、着地して綺麗に立ち上がった。ワンダーが待ち構えるところに、また逆立ちを見せる。寄ってきたところに着地。パンチを繰り出すワンダー、雪風、距離を取ったところにワンダーが突っ込む、掴みに入る、詰め寄り、しかしこれは外れた。雪風も姿勢を下げてからの打ち上げ、両腕を連打しながらワンダーが詰める、スリップで転倒。雪風は様子を見ている構え。
さあ、雪風の背後を取りに行ったワンダーフォー、掴みに行った、雪風が腕を繰り出して止まる、これはダウンだ。絡めた腕を引きよせて両者倒れた。引き倒された恰好で、雪風のダウンとなった。これで1-0。
再開、正面から詰める、大技が出た。駆け寄りざまに前転浴びせ蹴り、ワンダーが吹き飛んで倒れ、頭がロープに引っかかった。ちょっとバランスが崩れたか、ワンダーがスリップし、また首がロープに絡んでしまう。
さあ分けた、起き上がるワンダー。さあファイト、詰め寄るワンダー、雪風がしゃがんで突撃を食い止め、カウンターで突きを入れてダウンを奪い返す。これで1-2。
雪風有利のカウント、横突きを繰り出すワンダー、これは凌いだ。雪風、正面に捉える、両者投げともにを狙っていく。詰め寄る雪風、これはワンダー凌いだ、しかし再度詰め寄り。ワンツーで躱そうとするワンダー、しかし逃げ切れなかった。
胴体をがっちりと抱え込んだ。低い軌道ながらも持ち上げた、頭の上を回して落とした。これで3-1、打撃、投げ、浴びせ蹴りと、多彩な攻撃を繰り出した雪風、これで見事な初戦の勝利を飾りました!
堂々花道から退場し、雪風が退場致します。
第2試合
ワルー vs ワン美
えー、なんだ。この第二試合なんですが、ワン美選手、仕事の都合で来られなくなったのだそうで…… なんでも、レスラーとモデル業を兼業しているのだそうで、モデル業が忙しいので来られないのだそうです。
というわけで、急遽、近藤科学ロボスポットで試合を行い、そこから中継試合を行う、と言う事に。生中継となっております、と何度か言われております。
ありがとう近藤科学! と実況席に言われている中、近藤科学からの中継映像が………… なにやら、なんだかテロップの画質がなんだかよろしくない生中継の映像が…… はい、映像ですね。映像が入りました。
まずは選手の紹介画像。「極悪非道と言われているが、とくに悪い事をしたことがない」とたびたび言われるワルーの紹介に、続いてワン美の紹介が。「去年最高試合に選ばれて…… どこで紹介されたんですかそれ」。グラビアレスラーと紹介されました。最近は若干多いそうです。
さあ、まずは両選手の紹介、ワルーとワン美の紹介、ここではソウガがレフェリーです。いい音してるなあ。
さあ、試合開始。と言うか、ライブって書いてますがこれ……。おっと、ワン美がいきなりレフェリーに絡んでいく、ワルーがちょっと浮いている感じ、ワルーがレフェリーに積極的に絡んで行きます。そっちにずっと絡んでいます。割り込んだワルーに背後を見せてしまう。
ソウガが狙われている、背後から薙ぎ倒された、ワン美が後頭部を殴り倒される、そのままバックへ、後ろにつけていますが、これはワルーが掴んで…… スカートめくり! 長い! そのままホールドの姿勢。「やっと悪い事しましたよ!」そういう評価なんでしょうか。
さあワルー長い爪を打ち出しての突き、これはワン美、若干遠いか。距離を調整する、ワルー棒立ち。蹴られた。ワンツーで反撃するワルー、当たった。当たるとさすがに重い、ワン美が倒れた。プロレスルールなのでダウンは取られない。
倒れて、と言うか、もたれかかりつつキックを入れるワン美、またのしかかった。あ、掴んだ、ワルーが横倒しに倒した。
ここで解説。ワン美がサングラスを外すと動体視力が上がるけど、体力を消耗する…… とか言われている内に、フォールするワルー、ワン美、2カウントそこそこで躱した。なんか一瞬画面が飛びましたが、気のせいですよね。ライブですし。
さあのしかかった、脚を開いた恰好で起き上がるワルー、左右に躱して行く、ワルーのパンチ、今度は側頭部に入った、ワン美が倒れた、サングラスを震わせながら起き上がった。歩くとサングラスが揺れているぞ、フックを貰って倒れた。
リーチの長いワルーのパンチ、連続して貰うワン美。ぴきーん、と言う効果音とともにワン美のサングラスが上がった。ワルーのワンツーを左右にかわしていくワン美、躱す、躱す、躱す、あ、当たった。真正面から貰ってワン美が倒れた。
また移動しざまに貰って後ろにダウン、ワン美スリップ。大丈夫なんでしょうか。左右にかわす、ワルーが詰めていった、後ろを取った、真後ろを取って掴んだ。ワン美後方に後ろ蹴り、真後ろに股間キックを入れて、ワルーから離れる。リプレイが出ました。金的蹴りです。
復帰したワルー、後頭部を突き、起きたところをさらに薙ぎ倒す。ワン美が起き上がるところを狙われ、つぎつぎ叩き倒されています。ちょっとサングラスがずれてしまっています、ワルーが背後に入った、再び背後を取った。持ち上がった、ぶんと振り回して頭から落とした!
完全に投げきった、ワン美が頭からマットに突き刺さってそのまま止まった。くの字に折れ曲がって安定したワン美、あ、これはだめだ。立ち上がったもののダウン、ワルーが踵落としをぶつけて沈める、痙攣したワン美。ワルーがのしかかっていった。フォール、カウントが入る、これはさすがに弾き返せない。
このまま3カウント、試合終了。再びリプレイが入る中、第二試合、これにて終了となりました。
事情のわからない方の為に補足しておきますと、つまりその、これって録…… まあ、わかりますよね。うん。リプレイとか入ってますし。
第3試合
ゼルファー vs おさる
さあ、第三試合はバチバチの格闘技ルールに戻りますよ。
オレンジ色のフレームがライトにまばゆい、おさるがまずはリングに登場。続いて青く輝くゼルファーも、軽快にリングに登場だ。最近勝ち星に恵まれないと言うゼルファー、どういう戦いを見せるでしょうか。
まずは横向きに突き、そして引き落としの掴みを繰り出すおさる。ゼルファーは足下に打撃を貰う、これはスリップ。ちょっと距離を取って、両者詰めた、立ったままの連打から、しゃがんでの引き寄せに変えたおさる、テンポのいい攻撃、後ろに回り込んだゼルファー、ワンチャンスに打撃を入れて1ダウン。1-0。
さあ再開、引き寄せに行った、ゼルファーの腕に引っかかりかけるがこれは抜けた、ゼルファー、横歩きでおさるの攻撃を抜けていく、ひたすら旋回して大きく動いていくゼルファーにおさるが掴みかかりに行く。投げが崩れた攻撃ながら、引っかけて倒し、これで1-1。
さあ、まっすぐに押して行くおさる、ゼルファーは躱して行きつつカウンターに賭ける構えか。おさる旋回して詰めていく、ゼルファー腕を繰り出した、これは投げか、伸ばした腕が引っかかって崩した、ダウンか。カウントに入った。あー、倒れたまま手をふってもがくゼルファー、客席からのゼルファーコールで起き上がった。さあ、突っ込んで行った、これはおさるからダウンを奪った。2-2。
左に右に旋回しつつ、距離を詰めていくゼルファー、のしかかった、これは膝に引っかかりかけますが、抜けた。堪えた。左右にスライドして距離を伺う、おさるが近くに寄った、攻撃、これはスリップ、なにかちょっと落ちたぞ。
ロープに突っ込んで戻ったおさる、ここで待ち構えていたゼルファーと激突、これをゼルファーがのしかかって倒し、これが3ダウン目!
ゼルファー、おさるを下し、不振に光明を抱く待望の勝利。
第三試合終了となりました。
第4試合
時間差バトルロイヤルマッチ
さて続いては第四試合! この試合、これまでの試合とは形式が異なり、時間差の勝ち抜き戦。2体からスタートして徐々に徐々に選手が追加されつつ、リングから転落するまで落とし合いを行い、最後に1体が残るまで続ける、と言うランブルルールとなります。
ちなみにこのランブル、多脚ロボットも参戦するとのこと。ひっくるめて7体のロボットが登場するのだそうです。リングからロープが取り外され、いよいよ試合開始です。
オリエンタルなミュージックとともに、最初の選手が登場。……なんでしょう、これは。黒髪の日本人形がリングに上がってきました! 選手名はカズゴン…… カズゴン……? しばらく見ないうちに、なにやら大変なことに……。
さて、続いては…… 来た来た来ました、できんのか!のアイドル、流血仮面がやってきた! いきなりあおむけに倒れた! さすが!
さあ、まずはこの2機で試合開始。いきなり至近距離から、首を横に振る流血仮面、なにか嫌がってますけど、カズゴンは着物を翻してのパンチ、流血仮面が倒れた、バランスを崩してカズゴンも仰向けに、なにやら頭がちょっと上を向いてて恐いんですが、両腕を繰り出す両者、背中合わせに踊っているような恰好ですが、残り3秒。続いての選手が登場。3番手、ブラックタイガー45!
来ました、多脚も多脚、五本脚の変則機体が登場。頭と言うか脚と言うか、そういう器官を繰り出しながら、流血仮面に絡んでいった。仰向けに倒れた、大変だ。カズゴン、仰向けに倒れて首が。あわてて被せる、首が取れてしまった。首がない状態になってしまったカズゴン、起き上がった。
ここで続いての登場は…… ポキポキ? え? 巨大なクローと車輪で起動するかわロボ、ポキポキが登場!
ブルドーザーのような猛烈な突進で流血仮面を突き落とした、首が取れたカズゴンが倒れて動かなくなってしまった、レフェリーがチェックに入るところに、ブラックタイガーが突き落としに入る、さあ、動きが止まって待ち構える。
今度は誰だ。あー、キョンキョン仮面だ!
そうこうしているうちにカズゴン落下、さあキョンキョン仮面、横を向いた状態で跳ねながらリングへ向かう、中央では多脚同士の試合、ポキポキ猛烈な勢いで押し切って、ブラックタイガーが落ちてしまった。
さあ、リングの上にキョンキョン仮面が上がって来た、両腕のダクトファンが激しく回る。しゃがんで風を吹かす、観客席まで風が飛んできた、猛烈な回転でポキポキを若干後退させつつ、その場で高速スピン。
そしてさあ、音楽というかナレーションとともに、列車が入線…… あれ、垂れ幕が下がってしまった。山手線が入れない! 車両の整備不良で発車できないって! BGMに流れた曲にやりどころは。いや大丈夫か、入って…… こなかった。山手線、花道で落ちてしまった。
さあ続いての選手、いやその前に、あーっ、猛烈な勢いで風を起こしたキョンキョン仮面、リング際ぎりぎりでエアブレーキ立ち止まる。そして最後の選手も登場! これは! 六脚に車輪装備、多脚ヴァンガが登場だ! エアスライディングで稲妻を描き、リングを飛びかうキョンキョン仮面、押し合い、ポキポキとヴァンガの押し合いだ。これは、向きを変えられたポキポキ、後退させられてしまい、落ちてしまった。
キョンキョン仮面とヴァンガが中央でぶつかり合い…… あ、あれ!? リングに再び選手登場の合図が。もう打ち止めのはずですが。
流血仮面がピンク色になってまたリングに上がってきた、腰振ってますけど、どうなってるんでしょうか。背中から高速スピンを繰り出される、流血仮面はさすが崩れないか、体当たりに行ったキョンキョン仮面、ジェットを噴射していく、これは効いた! くるくるっと回って流血仮面が崩れ、スピンしたキョンキョン仮面もねじ切れるように倒れてしまう。
ヴァンガにぶつかっていくキョンキョン仮面、またなんか曲が! またカウントダウンが入って、えーっ、また流血仮面!? もう一機流血仮面が上がってきました! 赤い流血仮面がリングに登場だ、いますごい風がきた、流血ピンクが薙ぎ倒される、滑りつつ、なぎ倒しに入るキョンキョン仮面。そのわきで流血仮面と流血仮面がなにやら打ち合わせを…… 二機で腰振りダンス。首を横に振ってます。蹴られている、なんでしょう、なんの打ち合わせだったんでしょう。ヴァンガはコーナー、動けなくなってしまっていたか、レフェリーの指示でヴァンガが退場。
キョンキョン、その場旋回で高速スピン、勢いに押されて流血レッドとピンクが倒れる。スライディングで突っ込んで、流血レッドが位置を狙われ倒される、ピンク起き上がれない、そこに突っ込んで行ったキョンキョン仮面。「なんていうことでしょう、手元の資料が飛ばされました!」と松田さんまで吹っ飛んで動揺しているうちに、流血ピンクもリングがら転落。持ち出された担架で運び出されていく。
「あ? あれ? これで終了でしょうか……?」と言う事で、これにて試合終了。
この変則マッチを制したのはキョンキョン仮面。早すぎるがゆえの自爆の危機を克服し、ランブルの最終勝者となりました!
ここでちょっと長めの休憩が入ります。
30分の休憩のあと、後半戦は18時50分からの開始となります。
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