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2011.12.01

11月読んだ本メモ(☆)

 まいどおなじみ、月末締めの読書録です。
 今月は月末に買いたい本がばったばった出たので、買ったのはいいけどまだほとんど読んでない感じ。というわけで、とりあえず。

11月 の読書記録

【読書状況】 5 冊読了 / 9 冊購入 【購入費】 17450 円

「KEYMAN 1(リュウコミックス)」
わらいなく 徳間書店 620 円
読了(2011-11-30) ☆☆☆☆★
なにこれおもしろい! 空を飛び銃弾を跳ね返す、無敵のヒーロー・キーマン惨殺さる! 事件を調べる恐竜警部アレックス、死体に刻まれた名を持つ少女の正体は! ポップでマッチョなアメコミ風の絵柄が目映い快作。つづき読みたい!

「マギカロギア リプレイ 幻惑のノスタルジア (Role&Roll Books)」
河嶋 陶一朗,冒険企画局 新紀元社 1470 円
読了(2011-11-12) ☆☆☆☆★
マギカロギアの続刊。まだ人の姿を留めていた頃の大夢と、明治大正を駆け抜けた仲間達の物語。ああなるんだろうなあと漠然と思っていた通りに流れ落ちていく切ない物語もさることながら、八戒先生のキャラ造詣には新しい可能性を見開かされました。そうかああいう方向性もありなのか。

「咸陽の闇 (講談社ノベルス)」
丸山 天寿 講談社 945 円
読了(2011-11-10) ☆☆☆☆
秦王に拝謁を求められ、徐福と弟子達は都へ。しかし滞在した郊外の里で、みたび不可解な事件に巻き込まれる。消えていく村人、蘇る女、そしてすべてを飲み込む巨大な奈落、死者の宮殿・始皇帝陵。超絶ミステリにいよいよ動き出した歴史のうねりも加えて、伝奇方面に一層舵を切ってきた一作です。このシリーズはどこに着地するんだろう……。

「琅邪の虎 (講談社ノベルス)」
丸山 天寿 講談社 945 円
読了(2011-11-07) ☆☆☆☆
「琅邪の鬼」の続刊です! 古代中国、始皇帝の御代、琅邪の街に人虎現る。人を喰らい成り代わる人虎、一体誰が虎なのか? 再び次々と巻き起こる超絶無比の怪事件を、徐福の弟子達が解き明かす歴史推理ミステリ。前作の関係者が顔を出すのも嬉しい相変わらずの超絶トリックですが、最後の最後、結びの一文で盛大に吹きました。あの、ちょっと……!

「人名の世界地図 (文春新書)」
文藝春秋 819 円
読了(2011-11-03) ☆☆☆☆★
かなり読み返した本。主にPBMのネタに使うつもりで買ってきたのですが、有名な人名の各言語系の変形、名前の由来やそこから掘り起こされる歴史の出来事など、なるほど名前は意味の凝縮であると納得できる一冊。「世界人名ものがたり」も合わせてどうぞ。


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